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アイスホッケー関東大学リーグ戦Div.Ⅳ東京学芸vs.武藏戦を取材。

サッカーとアイスホッケーのダブルヘッダー取材のためか、夜遅くの食事を摂ったせいなのか、朝が辛い。
良いお天気は2日と続きません。朝からドン曇り。お昼過ぎから本格的な雨が降り出し気温も低い。

自由民主郎の総裁選挙は、グレーな安部さんが大差で勝ちました。長いものには巻かれロ体質の自民党の体質は変わりません。さすがに保守本道ですね。救いは、石破さんの健闘、小泉進次郎の石破さんを支持したこと。あと3日早く石破支持を表明していれば、もっと接戦になったことでしょう。
これで3年も安部さんの政権が続くの? 聞くところによると、これで日本史上最長の総理大臣になるそうですよ。
情けない国です。

今宵も東大和スケートセンターでは関東大学アイスホッケーリーグが開催されました。
今日のカードはDiv.Ⅳの東京学芸vs.武蔵の一戦。東京学芸は初戦で東京理科に2-2と引き分け、成城に1-2と惜敗。3線目の今日は何としても勝ちたいところです。武蔵は初戦に埼玉医科に6-2と快勝。連勝を狙いたいところでした。
今日も広くない観覧席は、ほぼ埋まりました。

ランク32位、オールメンバー19人の東京学芸のスタメンは、GK釜田(淑徳3)。DF田中(駒場3)、渡邊(磐田南2)。FW増浪(熊本第二4)、藤村(宗像4)、金川(米子東3)。
対するランク34位、オールメンバー17人の武蔵の先発は、GK石川晧(隅田川3)。DF石川聰(検見川4)、細川(与野2)。FW石川和(渋川3)、高倉(石神井」2)、泉(駒場学園2)。
午後9時41分、フェースオフで試合開始。

昨夜もDiv.Ⅲの試合でしたが。ランク2位差の潮合でしたが、ワンサイドゲーム(13-0)になってしまいました。しかし、今日のランク2差は、1点を争う好試合になりました。フィジカル、タクティクスの面も重要ですが、いかにアイスホッケーではメンタル面が重要であるか分かる試合でした。
両チームとも実力的に拮抗していることは自明の理。まずはショートハンドになって、相手にパワープレーのチャンスを与えないことが大切と、両チームとも慎重な戦いぶり。
ここで負けられない東京学芸が押し気味に試合が進みます。
膠着した状態で、お互いに好守の反復が続きました。時おりアタッキングサードに入っても、なかなかチャンスは生まれません。
12分20秒、武蔵はメンバーオーバーの反則を犯します。ベンチマイナーペナルティーで2分間の退場。坂本(小金井北2)がペナルティーボックスに入ります。
東京学芸は先制のチャンスでしたが、ここでは得点することが出来ません。
スコアレスのまま第1ピリオッドが終了。シュート数は6-1と東京学芸がリードしました(わたしの隣で見ていた武蔵の女子マネが「1は無いよ。2ですよ」と言っていました)。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
均衡し膠着した試合が続きます。
こうした試合では、やはりパワープレーでの得点が勝敗を分けることが多い。
8分40秒、武蔵の堀口(城山4)がエルボーイングの反則で2分間退場。東京学芸は2度目のパワープレーのチャンス。
ここでも武蔵はショートハンドで耐えます。
お互いに伝統あるディシプリンのあるチームです。一時の部員数の減少という危機を乗り越え、上位進出を狙う両チーム。
「絶対に負けられない」という意地と意地のぶつかり合いは見ごたえがありました。
30分間が経過してもスコアレス。第2ピリオッドのシュート数は5-10と武蔵が盛り返していました。

12分間の整氷インターバルの後、最終ピリオッド開始。
武蔵のディフェンスの集中力が上がる前に、東京学芸の攻撃がさく裂しました。
1分7秒、菅原(盛岡中央4)、が放ったシュートがバックボードに当たり跳ね返ってきたところを増浪がゴール前に待つ金川に繋ぎ金川がシュート。先制ゴールが生まれました。少しラッキーな面もありましたが、t連動した見事なゴールでした。
しかし、この後に大チャンスが武蔵にやってきます。
3分4秒、東京学芸のGK釜田がデイレイド・オブ・ゲームスの反則(今シーズンはGKが取られるシーンが多いようです)で2分間退場。渡邊が代ってペナルティーボックスに入ります。武蔵はパワープレーのチャンス。
この後、3分59秒に東京学芸の菅原がクロスチェッキングの反則で2分間退場。武蔵は1分間以上も5 on 3、二人多く戦えるパワープレーのチャンス。絶好の同点機でした。
必死に攻める武蔵。必死に守る東京学芸。
東京学芸は、まず5分4秒に渡邊が氷上に戻り4 on 5。最大のピンチは逃れました。
ところが、ここで武蔵の高倉が5分38秒にフッキングの反則で2分間退場。4 on 4となりパワープレーは雲散霧消してしまいます。
逆に5分59秒からは、菅原が氷上に戻り東京学芸がパワープレーのチャンス。ここは深追いしなかった東京学芸。ともかく最大のピンチは逃れました。
ピンチの後にはチャンスあり。
12分57秒、東京学芸は鈴木(水戸第一3)がゴール裏を右から左に回り込みクロス、ゴール前に待ち構えていた斉藤(仙台声量)が押し込んで貴重な2点目を挙げました。
ここで武蔵ベンチはタイムアウトを取るべきでした。GKを氷上から上げ6人攻撃を仕掛けるなど、まだ打つ手はあったと思います。
14分45秒、東京学芸は渡邊がニーイングの反則で2分間退場。が、残り15秒では武蔵のパワープレーの反撃も功を奏しませんでした。
総シュート数は26-16。Div.Ⅳの試合で無料試合でしたが、もったいないほどの試合でした。
東京学芸は嬉しい初勝利。武蔵は1勝1敗。まだまだシーズンは続きます。両チームの今後の活躍を刮目して待ちたいと思います。

今日の試合も進行が速く、23k時12分の東大和市駅発の電車に悠々と乗れました。
遅い夕食を摂り、床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
東京学芸 2-0 武蔵(0-0、0-0、2-0)

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