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アイスホッケー関東大学リーグDiv.Ⅳ成城vs.獨協医科戦を取材。

ジャカルタから帰国して1週間が経ちました。
ジャカルタで失くしたもの。ヴィトンの名刺入れ、双眼鏡の皮ケース。
手に入れたものは、たくさんの思い出とアジア競技大会の資料。
そんなところでしょうか。

今日も午前中はのんびり。というか朝食を食べ忘れ、投薬も昼近くになってしまいました。

午後は自宅で作業。

午後7時すぎ、新生・日本代表の初戦(札幌の試合が中止になったため)大阪吹田スタジアムでありました。ジャカルタでU-21日本代表での森保監督の采配を見ましたが、はっきり言って期待外れでした。最初の2戦は見られなかったのですが、ベトナム戦は0-1で敗れ、決勝トーナメント1回戦はマレーシアに1-0,準々決勝はサウジアラビアに2-1、準決勝はUAEに1-0と勝ったものの、決勝は韓国に延長戦までもつれながら1-2と敗戦とパッとしない成績でした。森保采配は不合格と見ていました。
今日の日本代表のスターティングラインアップは、GK東口(洛南)。DF室屋(青森山田)、三浦(大阪桐蔭)、槙野(広島ユース)、佐々木(城山)。MF青山(作陽)、遠藤(湘南ユース)のダブルボランチ、右翼が堂安(ガンバ大坂ユース)、左翼が中島(東京ヴェルディユース)。FW南野(セレッソ大阪U-18)、小林(麻布大渕野辺)。4:4:2の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。高体連出身者が6人、クラブ出身者が5人でした。

前半のオウンゴールまではテレビで見ましたが、2点目、3点目は電車で東大和市に向かっている最中にラジオの音声で聞きkました。コスタリカが相手とはいえ、門出の試合を3-0の勝利で飾れたのはよかったと思います。
まあ、ジャカルタで取材費が枯渇してしまい大坂には行けませんでした。まだ1度も吹田スタジアムに行ったことがないので行きたかったんですけど。姪っ子も大阪で働いていて久しぶりに逢えあたら良かったのですが……。残念です。

さて、今宵の関東大学アイスホッケーリーグの試合は、Diov.Ⅳ成城vs.獨協医科戦です。Div.Ⅳの試合を取材するのは今季2度目。マッチNo.5です。
成城は、昨季DCiv.Ⅲで戦いましたが7位で入れ替え戦に。東京医科に2-3に惜敗しⅢに降格しました。もちろんⅢ復帰が今季最大の目標の伝統校です。
対する獨協医科は、昨季から関東大学リーグに参戦。圧倒的なちからで全勝優勝。Div.Ⅳに昇格しました。もちろん、この勢いでⅢ昇格をを目指しています。
ランクは成城が29位、獨協医科は35。オールメンバーは成城が15人、獨協医科は16人です。
成城はGK伊藤(浜松西3)、獨協医科は國重(獨協1)が先発でスタートします。

午後9時42分、フェースオフで試合開始。
立ち上がりは相手の出方を見ながら激しい攻守を繰り返します。
ただ、あたっキングサードには入るものの、なかなか良い形を作れず、シュートも打てません。伊藤、國重の両GKも好調です。
8分9秒、成城の加藤(滝1)が2分間退場。獨協医科はパワープレーのチャンスでしたが、生かすことが出来ません。
そのままスコアレスで最初の15分間は終了するかとも思われましたが、14分37秒、独居医科は松山(慶応義塾4)がノーアシストでゴール、先制しました。
第1ピリオッドは0-1で終了。シュート数は5-11で獨協医科がリードしました。

第2ピリオッドは、両チームともアクティブに戦いました。
まず成城が1分40秒、成城は磯部(井草4)のアシストで宮本(東京農大一」2)がゴール。試合を振り出しに戻します。
しかし、獨協医科も7分14秒、清水(川越4)のパスを受けた松山がゴール。再び2-1とリードします。
が、成城もすぐ反撃。8分13秒には納富(豊島学院3)のパスを受けた宮本がゴール。試合は再び振り出しに。獨協医科が先行すれば成城が追いつくという面白い展開になりました。
10分17秒、獨協医科の中村(開智5)と成城の松澤(桐蔭学園3)が同時にペナルティーボックスに。4 on4の状態に。両チーム、攻撃の力が弱まわります。
が、この状態で12分に成城の納富がバイタルエリアを右から左に移動しながらシュート。ものの見事に決まり、3-2。成城は、この試合初めてリードを奪います。
ところが成城のリードは長く続きませんでした。
14分25秒、獨協医科の旭(佐野日大2)が左サイドから中に切れ込み成城ゴール前に混戦を作ると、その中から松山が押し込みゴール。試合は再び3-3の同点に。
両者、まったく譲らず第2ピリオッドは終了します。シュート数は9-9の互角でした。

この試合、ここまでオフィシャル、審判団の運営は素晴らしかったのですが、ここで初めて若干の齟齬を生じました。
第3ピリオッド、成城がショートハンドスタート?
2ピりの15分、宮本がチャージングで2分間退場、というアナウンスがフェースオフ後にありました。
観覧席は「なぜ獨協医科が1人多いの?」という感じです。
これは正しくは2ピりの14分59秒の反則です。アナウンスも2ピり終了直後か、インターバルの間、遅くとも3ピりのフェースオフ前にするべきでした。
このパワープレーを生かして獨協医科は52秒、松山がシュートを決め4-5。再びリードを奪います。
ところが、5分37秒、獨協医科の飯島がトリッピングの販促で2分間退場。成城は同点のチャンスとばかりにパワープレー前がかりになります。
そこを逆手に取ったのは獨協医科のエース松山。自陣でパックを拾うや、ヒラリひらりと成城DFを躱してGK佐藤と1対1、見事に決め切りました。5-3。
医科系大学アイスホッケー部には、時々飛びぬけたエースプレーヤーが出現します。昭和の橋本翔太郎、埼玉医科の釜田などが好例なのですが、ある時「天才」という表現を使ったら、関係者の方から
「かれは別に天才ではなく、ただ幼少期からアイスホッケーをやっているだけですよ」とお叱りをうけたことがありました。しかし、わたしは小さい時からアイスホッケーをはじめ、医学部に入るだけの難関も突破しなおもアイスホッケーを続ける彼らに対し「天才」という称号を与えたいとおもったのです。アイスホッケーで培った気力、体力を医者の道に進んでからも生かしてもらいたいと祈るのみです。

ともかく、獨協医科の松山がゲットした5点目が勝負の明暗を分けました。この後、成城は13分13秒、添谷(浦和実2)のアシストで納富がゴール、4-5として1点差に追いすがります。タイムアウトも取り、最後まで勝負をあきらめませんでしたが、試合はそのままタイムアップを迎えます。
シュート数は19-32と獨協医科がリード。順当な結果ともいえますが、最後の最後まで手に汗握る好試合。Div.Ⅳにしては見ごたえあるしあいでした。いわゆる「銭の取れる潮合」であsったと思いましす。

23時12分東大和市発の電車で帰ってきました。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
成城 4-5 獨協医科(0-1、3-2、1-2)

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