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パナソニックスタジアム吹田に初見参。サッカーJリーグ ガンバ大阪vs.名古屋戦を取材。

午前6時に起床。
メ~テレで「題名のない音楽会」を放送していた。
東京では土曜日の10時からの放送です(名古屋も昔は日曜の10時ころから放送していたと思います)。こうした教養番組を早朝放送する名古屋地方は、やはり文化程度が低いのか? まあ、放送しないよりはいいけど。

朝のルーティーンを済ませ、8時27分新川橋発の普通電車で名駅へ。
名古屋からJRの快速に乗り換え大垣へ。
「青春18きっぷ」最難関の大垣~米原は座れず。
米原から高槻までは座れて、乗り換えて茨木へ。
大阪のホームの安全扉が、ボクシングのリングロープのような紐が上がったり下がったりするのにはびっくり。

相変わらず茨木から吹田スタジアムへのアクセスは悪い。シャトルバスと名乗りながら満員になっても出発しない。1台まって座っても、乳母車の人のために席を変わってくれというバス会社の人。そして足の不自由なご婦人がが乗ってきたので、結局席を譲って立っていくというチグハグさ。
とりあえず、今日は試合当日という事でスタジアム真ん前までバスが行ってくれたのは良かったけど。

2年前にできたパナソニックスタジアム吹田。今日が初めての取材です。
報道受け付けの場所が不明で2度ばかりボランティアの人に道を尋ねる。
ADカードは001番でした。キックオフ3時間前到着ですから。
そこから記者室までの導線も分からず、さんざん迷って記者控室に。
無線ランへのアクセス方法は、受付で聞いてくれ、とあったので再び受付へ。ついでに外の屋台のようなお店で昼食を買おうとしたら、まあお昼ご飯になるようなものは鰻のひつまぶしと近江牛ステーキのカレーライスくらい。ウナギは最近食べたばかりだったので、近江牛ステーキのカレーライスを選んだのですが、長蛇の列で、結局それだけで1時間を費やしました。まあカレーライスが美味しかったので、それは良かったのですが……。

キックオフ1時間30分前にスタートリストを発見。
ガンバ大阪のスターティングラインアップは、GK東口(洛南)。DFオ・ジュソク(韓国)、三浦(大阪桐蔭)、金英權(韓国)、藤春(大阪仰星)。MF遠藤(鹿児島実)、今野(東北)のダブルボランチ、右翼が小野瀬(横浜FCユース)、左翼が倉田(ガンバ大阪ユース)。FWアデミウソン(ブラジル)、フォン・ウイジョ(韓国)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。外国人選手は国名。
対する名古屋部ランパスの先発は、GKランゲラック(オーストラリア)。DF宮原(広島ユース)、中谷(柏U-18)、丸山(國學院久我山)、吉田(静岡学園)。MF米本(伊丹)、ジョアン・シミッチ(ポルトガル)のダブルボランチ、右翼がガブリエル・シャビエール(ブラジル)、左翼が和泉(市立船橋)。FWジョー(ブラジル)、赤﨑(佐賀東)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。

午後3時3分、名古屋のキックオフで試合開始。
今季のJリーグ、2節終わって2連勝は名古屋と横浜F・マリノスの2チームだけ。2敗も鳥栖の1チームだけ。勝点5から1までに15チームが混在するという稀にみる混戦です。
その中でトップに立っている名古屋が主導権を握ります。キックオフから左サイドへボールを回し吉田がクロス、中央で米本が吉田にリターン、吉田のクロスを最後は赤﨑がシュート。先制しました。時計をみたら35秒(公式記録は1分)。見事な先制パンチでした。
両チームともDFラインからボールを繋ぎ、相手陣深くまで攻め込みますがスチールされてカウンターを食らうというシーンが続きます。まあ、見ていて面白い。ブンデスリーガみたいです。
初めての吹田スタジアム、小ぶりなベストファーレン・シュタディオン(ボルシア・ドルトムントのホーム)みたい。イングランドにも雰囲気はにているかも。ともかくサポーターの声援が屋根に跳ね返って反響、なかなか良い感じです。
12分、ガンバのアデミウソンが左45度からシュート。GKラングラックが止めました。
19分にもロングスルーを遠藤が折り返し中央の倉田がシュートしますが、これもラングラックがキャッチ。
26分には名古屋がカウンターアタック。ジョーが左からクロス、受けたシャビエールが中に持ち込んでシュートしますが左ポストに嫌われます。
36分、ガンバは右サイドから反撃、オ・ジュソクが小野瀬にパス、小野瀬はゴール前に絶妙なクロス。このボールをカットしようとした名古屋DF中谷の足に当たってオウンゴール。ガンバが追いつきました。
しかし、ガンバのリードは長く続きません。2分後、右中間からフリーキックを蹴ったシャビエールのボールにシミッチがファー側に走りこんでシュート。物の見事に決まりました。名古屋再び1-2とリード。
45+2分、名古屋はスルーパスに和泉がシュート。ガンバGK東口がセーブしてCKに逃れます。
アディショナルタイム2分36秒、今村義朗レフェリーがハーフタイムを宣しました。

ハーフタイムにトイレに行ったら、トイレが狭すぎ。今日はキャパの半分くらいの観客(2万6,865人。3万9,694人収容できるそうです)だったから、なんとか後半のキックオフに間に合ったけど満員だったら間に合わなかったでしょう。
大阪名物のたこ焼きを買おうとしましたが、10個入り800円というので止めました。だって実家の近くのたこ焼き屋は10個入り300円ですよ。がめつい大阪の人が、よくあんなに高いたこ焼きを買うものだとびっくり!

後半になっても、両チームガチンコ勝負のような消耗戦。
同じイレブンでスタートです。
4分、ガンバは中盤から大きなクロス、フォン・ウジョが走り込みますが、GKランゲラックが好捕。
22分、再びガンバは中盤からクロス、早めに走りこんだアデミウソンがマークに着いた中谷に引き倒されPKに。これをアデミウソンが決めて再び試合を振り出しに戻します。
26分、名古屋の風間八宏監督が先に動きます。殊勲の赤﨑に替えて長谷川(横浜FMユース)をピッチに送ります。
32分にはガンバ大阪の宮本恒靖監督(ガンバ大阪ユース)も動きます。MF遠藤を矢島(浦和ユース)に交代。
35分には名古屋が和泉を相馬(三菱養和SCユース)に替えます。
36分、ガンバはDFオ・ジェソクを米倉(八千代)に交代。虚々実々の駆け引き。
39分には宮本監督が最後の3枚目のカードを引きます。MF倉田を渡邊(国見)に交代。
お互いにチャンス直前まで行きますが、フィニッシュまでは行きません。
均衡を破ったのは、またしてもナイスクロスからのオウンゴールでした。交代して入った相馬が左サイドを疾走。絶好のクロスを送ります。ガンバGK東口がパンチしたボールがガンバDFに当たってゴールイン。外側を名古屋のジョーが詰めていたので仕方のないオウンゴールだったかもしれません。42分という時間帯も試合を決めるゴールにふさわしかったかもしれません。
44分、名古屋は長谷川が左45度からシュートしますが、これはGK東口がキャッチ。
45+3分、名古屋の風間カードは最後のカードを切りました。シャビエールを千葉(日生学園第二)に交代。これは時間稼ぎでしょう。
アディショナルタイム4分35秒、タイムアップを迎えました。
公式記録ではシュート数8-16。
「サッカーは3-2が面白い」というのが私の持論ですが]、まさにそうした試合でした。

記者会見、風間監督は相変わらずのマイペース。宮本監督は不機嫌でした。記者からの質問に丁寧に応えていましたが、
「そうじゃないんだ」と言いたそうなのを飲み込んでいた印象でした。とくに居たのか居ないのか分からなかった今野のコンディションに対する質問に対しては苦虫を噛み潰しているような感じでした。

公式記録をピックアップ。6時30分まで記者控室で仕事をして帰路に。
係の人に聞いたら、しでに茨木駅行きのシャトルは終わっていて、乗り合いバスは1時間に1本ほどしか無い。しかもスタジアム周辺は大渋滞。歩いてモノレールの万博記念公園駅まで行き、千里中央から地下鉄に乗って新大阪に出るのが一番早くて一番確実、と言われました。
とぼとぼと駅まで歩き「前に来た時みたいに滅茶苦茶混雑していたらどうしよう」と不安だったのですが、それほど混雑しておらず、助かりました。
新大阪で米原行の新快速を捕まえたのが20時5分。

米原着が21時28分。21時30分の快速・豊橋行に接続しており、それに乗って尾張一宮へ。22時30分について5分の接続で名鉄に乗り換え太田川行の普通電車で新川橋に帰ってきました。
午後11時すぎ実家に到着。
入浴後、夕食を摂り、1時過ぎに就寝したスポーツ三昧でした。

<了>

[結果]
ガンバ大阪 2-3 名古屋グランパス(前半1-2)


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