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フィギュアスケート世界選手権とサッカー日本代表vs.コロンギア代表戦をTV観戦。

週末の金曜日ではありますが、二つのビッグイベントが重なった贅沢な週末です。

フィギュアスケート世界選手権は、女子シングルスフリー。
やはり単なる親善試合のサッカーはVTR観戦とし、フィギュアの世界選手権を優先します。
ショートプログラムで大きく出遅れた紀平と宮原。今日の滑りは健闘したと思いますが、メダルに届きませんでした。

回転不足に泣いたSPの宮原。今日はほぼ完璧な演技を見せてくれましたが、得点が思ったように伸びません。プログラム構成で高得点が望めない状態。これからトリプルアクセルや4回転がとべるようになるのは年齢的にも難しい。昨シーズンの世界選手権あたりが彼女のキャリアのピークだったかもしれません。

紀平は冒頭のコンビネーションのトリプルアクセルは決めましたが、直後の単独のトリプルアクセルで転倒。世界チャンピオンになるためには、SPで1回トリプル、フリーで2回トリプルアクセルを成功することが必要最低限の条件と言われてきましたが、それが成功は1回だけ。僅差でメダルも逃しました。今季シニアに昇格して6戦全勝でここまで来ましたが、一番肝心な大会で表彰台に上がれないという残念な結果に終わりました。

SP2位の坂本もトリプルアクセルが跳べないだけに自分の持ち技を完璧にこなさないと得点が伸びません。ジャンプを1回失敗しただけで4位に沈みました。
平昌オリンピック銀メダリストのメドベージェワ(ロシア)は、坂本の失敗の轍を踏まず、持ち技を完璧にこなして223.80と僅差で紀平を上回り3位に。やはりミスをしないことが需要です。

優勝したのはザギトワでした。ぶっちぎりの237.50。不調を伝えられながら世界一の座にカムバック。2位を12点離しての完勝でした。
最終滑走のトゥルシンバエワ(カザフスタン)が世界選手権初の4回転ジャンプを成功させ224.76、SP3位から順位を一つ上げました。彼女もSPでは4回転を封印。確実にできる技でSPを凌いでメダルにたどり着けました。

1位から3位までのコーチは、全員ロシアのエテリ・トゥートベリーゼ女史。一貫した戦い方がメダル独占に繋がりました。それに反して日本の3人はチーム意識は全くなく戦い方が個人任せのバラバラ。せっかく世界最高峰のレベルを誇りながら開催地なのにメダル0とい結果。来年の世界選手権の出場枠三つを確保したのが唯一の成果でした。

それにしても放送局のフジテレビ、日本選手を応援したいのはわかりますが、順位予想などがあまりにも楽観的。一つの成功よりも一つの失敗が大きく順位に影響することを視聴者にきちんと説明してほしいものです。
明日の男子シングルスは、どうなりますやら。SPの10点差は、そんなに簡単にひっくり返せませんよ。

続く



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