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サッカーJFL 東京武蔵野シティvs.奈良クラブ戦、アイスホッケーヒーローズ2019を取材。

桜開花宣言が出てから初の日曜日。
お花見に行きたいところですが、昨日に続き今日も少し寒い。
お花見は次の日曜日ですね。

スポーツ三昧は今日もまずDyDoアイスアリーナへ。
アイスホッケーヒーローズ2019の2日目を取材します。
ただし、第1試合の日本製紙クレインズvs.王子イーグルスの一戦は午後1時フェースオフ。サッカーJFLのキックオフと同時間。後ろ髪をひかれる思いで武蔵野陸上競技場に移動します。

開幕戦を流経大ドラゴン龍ヶ崎に1-0で辛勝した東京武蔵野シティFC。第2節もホームでの戦い。今日は武蔵野陸上競技場での初戦になります。
第4節までホームで戦えるというラッキーな開幕ですが、逆にここで躓くと大きなハンディを負ってしまいます。なんとしても王者Honda FCとの第4節までは全勝で行きたいところ。試練の3連戦2戦目の相手は昨シーズンそのHonda FCに土をつけた唯一のチーム奈良FCです。今季Jりーぐから5人補強、関西大学リーグから新卒2名を迎え戦力は充実している強豪です。初戦負けスタートですが、なかなかの難敵でした。

東京武蔵野シティFCのスターティングラインアップは、GK飯塚(静岡学園)。DF池田(麻布大渕野辺)、金守(四日市中央工)、守島(流経大柏)、金井(鹿島学園)。MF高(尚志)、岩田(川崎U-18)のダブルボランチ、右翼が鈴木(武南)、左翼が水谷(暁)、トップ下が澤野(横浜創英)、FW石原(市立船橋)。4:2:3:1の布陣。(カッコ内)はユース年代の所属先。池上監督(広島皆実)は開幕戦から先発を2人替えてきました。
対する奈良クラブ奈良クラブの先発は、GK藤吉(横河武蔵野FCユース)。DF中村(立正大湘南)、有薗(鹿児島城西)、山本(大津)、堀田(柏U-18)。MF山田(野洲)、向(桐光学園)のダブルボランチ、右翼が金久保(花咲徳栄)、左翼が菅野(成立学園)。FW島田(奈良育英)、藤井(広島ユース)。配布されたメンバー表では4:1:4:1になっていましたが、実際は3バック、山本がアンカー、藤井が1トップで島田と菅野が2シャドウといった婦人でした。
太田智寛レフェリーが午後1時キックオフの笛を吹きました。武蔵野のキックオフで試合開始。

開始早々、奈良の藤井が左サイドをドリブル、中に切れ込んでシュートを放ちますが、GK飯塚がキャッチ。
その後。徐々に武蔵野が守ってカウンターアタックを仕掛けるという展開になっていきます。奈良は、山本がアンカー気味に1列前に出て両翼の金久保と菅野がDFラインに下がってスペースを埋めて対策しました。
一進一退の展開で試合は進みますが、双方アタッキングサードまでは上手くボールが繋がりますがフィニッシュがいけません。
特に武蔵野は40分に中央のドリブル突進から一度右に振ってクロス、ファーサイドからシュートを放ちますがシュートがゴール枠に飛びません。
42分にも右サイドをワンツーで崩しクロス。奈良GK藤吉が元所属していた武蔵野のためにハンブルしてくれたのか(?)危ういプレーがありましたが、寸でのところでクリア。なかなか得点できない武蔵野。
前半のアディショナルタイムは2分39秒、ハーフタイムに入ります。シュート数は3-1。やや数では寂しい試合になってしまいました。

ハーフタイム、先に動いたのは奈良の杉山弘一監督でした。DF堀田を西村(兵庫)に、MF向を宇都木(佐野日大)に2枚替えします。
後半に入ると武蔵野の左サイドが機能しだします。たびたび奈良ゴール前にチャンスボールを配給しますが、シュートまでは行きません。
15分、武蔵野の高がバイタルエリアから思い切ってシュート。右に外れますが、ようやくバイタルエリアからのシュートに、奈良DFがリトリートだけに注意をはらっていたので徐々に対応に迷いが出てきます。
18分にも奈良のクリアボールをバイタルエリアから守島がシュート。GK藤吉の正面をつきキャッチされますが、ようやく得点の匂いがしだします。
31分、奈良はFW島田を遊馬(武南)に交代。3枚目のカードを切り終えました。
32分、ようやく武蔵野の池上監督が動きます。MF澤野を本田に交代。本田を右に据え右翼の鈴木を左に。左翼の水谷をトップ下にポジションチェンジします。
この交代、ポジションチェンジが決勝点を生みます。
33分、相手ボールをスチールした岩田がスルー、奈良DFに当たったボールを水谷が拾って奈良DFとすれ違いGK藤吉と1対1に。水谷は落ち着いて奈良ゴールにボールを流し込みました。
池上監督が選手交代してから僅か1分。あまりに見事な先制ゴール。唖然としました。
すでに3枚の交代カードを切り終えた奈良は打つ手がありません。なんとか1点を奪おうと攻勢に出ます。
武蔵野は、何度かピンチを迎えますが、堅い守備に齟齬が出ませんでした。
42分、殊勲の水谷を後藤(矢板中央)に、45+2分に石原を岩出(浦和東)に交代。ボールをコーナーに蹴りこんでコーナー付近で時間を潰すというセオリー通りの展開。
アディショナルタイムは3分表示。それよりも49秒過ぎたときタイムアップの笛が鳴りました。

試合後の会見で奈良の杉山監督は、
「選手は頑張ってくれました。武蔵野さんは、しっかり守ってカウンターアタックという戦術を守り切り、その通りに戦う強いチームでした。うちも良く守ったのですが、1回のピンチで失点して負けてしまった。連敗スタートですが、良い準備をして次戦に備えたい」と語りました。
東京武蔵野シティの池上監督は、
「奈良さんは個々の力があり、うちは守備から入ってゆっくり試合を進め、前半はスコアレスで行こう、という感じで試合に入りました。後半30分に選手交代して少し配置をいじったが、それが上手くいきました。上手くいきすぎて怖い気もします。危ない場面も多々あったけど失点していないので、ディフェンスは及第点。ただ、取られたときにどうなるかは少し心配です。2試合で2ゴールしか取れていませんが、目標とおり勝点6。次戦もホームですし、この調子でいきたいと思います」と語りました。

公式記録を拾ってDyDoアイスアリーナへ移動。午後4時30分開始のアジアリーグオールスター戦を取材します。
すでに第1試合の日本製紙クレインズvs.王子イーグルスの試合は完全に終わっており、5-5の引き分けの末、オーバータイムでも決着がつかずゲーム・ウイニング・ショットの結果5-6で王子が勝ったようです(この試合だけ唯一公式記録が出ていました)。

第2試合は、アジアリーグのオールスター戦ですが、まずショートトラックスケートのリレーを行い、そのあとドリブル競争などあり、その後に試合となりましたが、さすがに選手は何試合も戦っており、3 on 3(FP3人+GK)の試合になりました。

続く

[結果]
東京武蔵野シティーFC 1-0 奈良クラブ(前半0-0)

アイスホッケーヒーローズ2019
日本製紙クレインズ 5-6 王子イーグルス(3-1,2-2、0-2、OVT 0-0、GWS 0-1)
アジアリーグ ホワイト7-8 亜細亜リーグブラック(5-3、2-4、GWS 0-1)
(この試合は、3 on3で15分ハーフで行われた)
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