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サッカーJFL第8節、東京武蔵野ユナイテッドFC vs.松江シティ−FC戦を取材。

こどもの日の水曜日。
GW最終日です。
お天気はくだり坂。

今日は味の素フィールド西が丘で行われたJFL東京武蔵野ユナイテッドFC vs.松江シティーFC戦を取材しました。
久しぶりに自転車に乗って西が丘まで片道1時間。電動アシストサイクルは、自然にペダルが回ってしまい速いこと。何か機械に足が動かされているような感覚。結構、いい運動になります。
途中、常磐台のマックでお昼ご飯を買い込み、味の素フィールド西が丘へ。

今日は、残念ながら緊急事態宣言発令中で無観客試合。関係者と報道陣しかスタジアムに入れません。事前申請がどうしても必要な取材です。
ここのところ、東京武蔵野のホームゲームは全て取材しているので、もうすっかり「顔」になってしまいました。取材が難しいJリーグは避けているので、こういう結果になっています。

東京武蔵野、新型コロナの陽性患者がチーム選手内に出たりして2試合延期になったり、新チームが合併してから時間が経っていいないので攻守ともにチグハグ。未だに勝ち星がありません。前節も、暫定首位のHonda FCとアウェーで対戦して3バックにして守備的布陣で戦ったようですが、結果が出ず0-2で敗戦。0勝3分2敗の勝点3で14位(16チーム中)と低迷しています。上昇のきっかけにしたい試合。
一方の松江シティ−FCは、ここまで2勝2分2敗の五分の星。勝点8の9位と言う成績。上位進出を狙うためにはアウェーと言え勝点は落としたくない試合でした。

メンバー表は、報道陣用に用意していなかったみたい。本部でお願いして出してもらいました。
東京武蔵野ユナイテッドFCのスターティングラインアップは、GK西岡(神戸科学技術)。DF香西(東京ヴェルディユース)、小松﨑(青森山田)、中川(浜松開誠館)、小野寺(修徳)。MF高(尚志)、金守(四日市中央工)のダブルボランチ、右翼が時里(浦和ユース)、左翼が伊藤光(柏U-18)、トップ下が飯島(武蔵工大二)。FW澤野()。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。
対する松江シティFCの先発は、GK井上(FC東京U-18)。DF筒井(葛飾野)、下村(下関中央工)、宮内(福岡U-18)。MFアンカーが垣内(京都U-18)、ダブルボランチが田平(大社)と高畑(滝川第二)、右翼が澤島(履正社)、左翼が菅木(桐光学園)。FW遊馬(武南)、堀田(金沢U-18)。3:1:4:2の布陣です。
小雨降る中、午後1時に瀬田貴仁レフェリーの笛で東京武蔵野がキックオフ、試合が始まります。

先手を取ったのは松江。高畑の蹴ったコーナーキックを田平がシュート。東京武蔵野がクリア。
ここのところ守りから試合に入るパターンが多いのですが、今日は積極的でした。
11分、野澤が素早く入れたスローインを松江DFがクリア。このこぼれ球を拾った野澤が右45度遠目からシュート。これが松江DFに当たってコースを変えゴールイン。先制します。
「シュートは打ってみるもの」というサッカーの格言がありますが、まさにその通りのゴールでした。
直後の13分にも同じような位置から時里がミドルシュート。低く抑えられたシュートは左ポスト僅か外を通過していきました。これが枠に入っていれば……。
24分、少し遅めの飲水タイムに。
徐々に松江がボールポゼッションを上げ、試合の主導権を握り始めます。
36分、堀田がバイタルエリアからシュート、上に外れます。
42分にも高畑がバイタルからシュート、右に外れます。東京武蔵野の中盤の守りに穴が見えました。
43分、松江の宮内がシュート。これは東京武蔵野GK西岡がキャッチ。
アディショナルタイムは「1分」表示。瀬田レフェリーが1分5秒にハーフタイムの笛を吹きました。
シュート数は5-5と互角でしたが、CKの数は0-4と松江がリード。松江の優勢が数字で表れていました。

東京武蔵野の池上監督(広島皆実)と松江の実靖監督がは0歩タイムに動きます。
東京武蔵野は、MF飯嶋に替えて西山(横川武蔵野FCユース)に、松江はFW堀田を川中(初芝橋本)に交代します。

後半、風上に回った東京武蔵野の優勢が続きます。
13分、松江はMF澤島を桃井(富山国際大付)に交代。
15分に伊藤光が遠目からシュートを放ちますが、上に外します。
その後、一進一退の展開が続きます。このまま東京武蔵は1点で逃げ切るのか、という感じすらしました。
22分飲水タイムが大きく試合が動くターニングポイントになります。
東京武蔵野はMF伊藤光主将に替えて小林(流経大柏)を、松江はMF高畑を伊能(瀬戸内)に、FW遊馬を那須(鳥取U-18)に二枚返します。
ここで東京武蔵野の集中力が一瞬切れました。
松江のスローインで試合は再開されます。桃井が投げ入れたボールを那須が川中につなぐと川中はワンツーリターン、那須に戻します。那須はオーバーラップしていた垣根にパス。垣根がシュートを放つと東京武蔵ゴールに吸い込まれていきました。同点ゴールが生まれます。
ホームの東京武蔵野、負けるわけにはいかないと、反撃に出ます。が、なかなかシュートを打つところまではいきません。
40分、ようやく東京武蔵野はコーナーキックのチャンス。小林の蹴ったボールを松江DFがヘディングででクリア、待っていた小野寺がシュートしますが松江GKいのうえがパンチング。事なきを得ます。
アディショナルタイムは「3分」表示。
45+4分、東京武蔵野は勝ち越しの最後のチャンス、小林の蹴ったコーナーキックがゴール前混戦になったこぼれ球を小野寺がシュートしますが左に外れます。直後にタイムアップの笛が鳴りました。
アディショナルタイム3分27秒でした。総シュート数は10-8、CK数は2-6でした。
お互いに勝点1を加える妥当な結果に終わりました。

東京武蔵野の池上監督は、
「うちにはチャンスもあったし勝つチャンスも十分あったが、力不足でゴール一つが奪えませんでした。失点は、ちょっと油断といううか、やってはいけないミスでした。ただ、チャンスは作っているし、守りもよくなっていると思います。やはり二つのチームが合同して選手の駒は増えたtのですが、やはりJFLでやっているサッカーと関東リーグのサッカーは違うわけで、そこの意識のズレをなくしてチーム全員の意思を統一する時間が欲しいですね。そこが今後の課題です。まだ先は長いので、やっぱり池上は持ってるな、と言われるような運も味方につける試合ができるように頑張りたいと思います」と語っていました。

雨が降りそうだったので公式記録も拾わずに帰ってきました。
買い物を済ませて5時に帰宅した瞬間、雨がザッと降ってきました。
これでGWも終わりになりました。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
東京武蔵野ユナイテッドFC 1-1 松江シティFC(前半1-0)

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