緊急事態宣言、月末まで延長。池江選手への心無い投稿に心を痛める。

GW明け2日目の週末の金曜日。
平常が戻っているとも言えるし、4月30日と昨日、今日とお休みを取れば11連休になると云う中途半端な期間です。
まあ、「毎日が日曜日」状態のフリーランスの私にとっては、今日もGWみたいなものです。

世の中、大きく自粛の方向に舵を切っています。
すでに緊急事態宣言発令中で、11日までのはずだった東京都、大阪府、京都府、兵庫県の1都、2府、1県の緊急事態は月末まで延長決定。
そして我が故郷の愛知県と福岡県の2県も緊急事態宣言が発令されます。福岡県はマンボウを望んでいたのに、突然の緊急事態。地元は焦りますよね。

世の中が大きく動いている中、私自身は今日も予定なし。
雨が降っているのにもかかわらず、洗濯したり、銀行に行ったり、買い物したりするぐらい。
不要不急の外出は避け、自粛ということで過ごしました。

ネットサーフィンなどしていると、嫌なニュースを目にします。
競泳の池江璃歌子選手のSNSに、
「オリンピックを辞退してください」
「オリンピック開催に反対を表明しなさい」みたいな投稿が多数届いているそうです。
白血病という病魔に打ち克ち、オリンピックの出場権を得た選手に、そんなコメントを出すもんだと驚いたような次第です。
川淵三郎村長に意見するのとは、まったく違う卑劣な投稿であると思います。
そりゃ、個人で何を考えようが、意見を発表するのは自由ですが、オリンピクを目指して頑張っている選手に対して「オリンピックは諦めて」みたいな事を意見するというのは、少々礼儀に欠けるのではないでしょうか。
世の中便利になって、選手の方や有名人の人に手軽にダイレクトに意見をぶつける事ができるようになりましたが、常識のない人が増えています。そして、ほとんどが匿名です。反対意見を述べるときは、実名が基本です。

大坂なおみさんや八村塁くんへのヘイト投稿も同じです。だいたい、日本人が差別発言なんかして恥ずかしくないのでしょうか。欧米に行ったら自分たちが差別の対象にされているんですよ。
最近は無くなりましたが、私が初めてイギリスに行った1978年頃は、
「俺は第2次対戦中に日本軍の捕虜収容所に入れられて酷い目にあった。どうしてくれる」とか道行く傷痍軍人みたいな人に言われたことがありました。パブに入れば、
「このパブはお前が来る店じゃない。あっちの店に行け」とも言われたことがありました。
差別は厳然として存在します。その一部の欧米人に見下されている日本人が、同じ国籍を持った人に対してヘイト発言なんかしたらアカンでしょ。一緒に戦わないといけません。
目を覚ましてください。

今日の東京都の新規感染者数は907人、大阪府は1005人、愛知県は445人。まだまだGW明けの検査数が少ないのに新規感染者は微増。不気味です。来週あたり検査数が増えたらパンデミックが起きるのではないかと心配しています。
今週末にアイスホッケーの関東大学選手権Aグループが閉幕します。今回の東京のミッションは、ほぼ終了。2週間ばかり名古屋に帰ろうかと思っているのですが、はっきり言って移動は少し怖い。
どんどん感染リスクは高まってきているような気もします。

そんな気分で週末を過ごしているスポーツ三昧です。