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MGCをTV観戦した後、アイスホッケー関東大学リーグとサッカーJFLを取材。

なぜか早朝からソワソワして起きてしまいました。

1発のレースでオリンピック代表選手を2人決めてしまおうというマラソン・グランド・チャンピオンシップ(MGC)。その開催の日がきました。
今日は、神宮外苑に出向かず、レース全般をくまなく見るため自宅のテレビ桟敷に陣取ります。
聞くところによると、メディアセンターはマラソンのスタート・ゴール地点から歩いて10分ほどの日本青年館だそうです。どうせ、そこでテレビを見ているだけですから。

男子は8時50分に30名でスタート。女子は20分後に10人でスタートします。
テレビは、男子がTBS、女子はNHKが地上波で放送。しかもレース前には同じ画面をNHK・TBSが流すという画期的なもの。ただし、男子が女子どちらかしか実況中継は見られません。
4年に一度のオリンピック代表を選ぶレースという緊張感。しかも史上初の試みということで、いやがうえにも期待は高まります。ところが、男子スタートが1分半ほど遅れます。オメガ社製のスタート用ピストルに不具合、予備のものを使用したためです。ちょっと緊張感が薄れます。
オリンピックでメダルを獲得したような偉い解説者たちは、
「ペースメイカーが居ないので30km付近までは遅いペースで集団で行き勝負はそこから」と予想していましたが、男子は設楽悠太が、女子は麻緒が飛び出し、レースを引っ張ります。
もちろん、最初はTBSを見ていたのですが、最後の勝負ところでCMを入れないようにするため、スタート直後はやたらCMが多い。設楽に独走を許さないため誰か飛び出すのではないかと注目していたのに、度々2分、3分とCMが入るので、見るのを諦めNHKの女子放送に切り替えました。まあ、分かっている事ながら、マラソン放送は、やはりNHKです。
そのNHKも千葉県の災害情報が縦、横にテロップが流れます。ウーン、ストレスは高まります。
女子は、すぐに一山を集団が吸収。ワコールの3人(一山、安藤、福士)天満屋の2人(前田、尾原)そして私が同郷のよしみで応援している鈴木(日本郵政)らが集団で走ります。
19km付近で前田がペースを上げて逃げに入ります。着いていったのは鈴木一人。この2人がほぼ代表切符を確実にしていきます。期待されていた松田瑞生(ダイハツ)は一度遅れて追いつきましたが、このスパートには着いていきませんでした。
日本橋付近で前田は独走状態に入ります。平坦に見えても、このコースは高低差があります。
その後、レースは前田の独走状態。最後まで走り切りました。記録は2時間26分15秒。この気候で好タイムでした。
鈴木も途中から笑ったような苦しい表情に。マラソンは2 度目。足に経験のない苦痛がきたようです。
なんとか2時間29分2秒でゴール。なんと4秒差に小原玲が迫っていました。なんという執念。
4位は松田。5位はジャカルタ・アジア競技大会銀メダルの野上恵子。6位は勇気ある飛び出しを見せてくれた一山。7位がオリンピック5回連続出場をめざした福士。8位が安藤でした。岩出は9位、上原が途中棄権という結果でした。

続き

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