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世界陸上、関東大学アイスホッケー、そしてラグビー日本vs.アイルランド戦を観戦。

未明の午前3時30分に世界陸上のテレビ放送は一応終了。

ところが5時30分に女子マラソンのライブ中継が始まります。
70人がエントリー、2人棄権してスタートラインに着いたのは68人。日本からは池端綾乃(鹿児島銀行)、中野円花(ノーリツ)、谷本観月(天満屋)の3人が出場。先日行われた東京オリンピック代表選考会MGCの権利を蹴って参加した選手もいます。
コースは、ドーハの海岸沿いの1周7kmのコースを6周します。競技場内はエアコンが聞いているそうですが、マラソンコースは気温30度、湿度90%。まるでサウナの中を走るような状態です。
現地時間23時59分スタートする組織委員会の目論見は外れ、日付代わって0時1分にスタート。
今、世界記録に一番近いランナーと言われているケニアのチェプンゲティッチが飛び出し、キプラガト、ジョプケショのケニア勢、ジャカルタ・アジア競技大会優勝のチェリモ(バーレーン)、ジョハネス(ナミビア)の5人がレースを引っ張ります。
日本の3人は、暫く集団を作っていましたが、池端がまず脱落。中野も遅れ出します。
谷本はペースを守り、20位当たりから遅れて吉良ランナーを追い越し、暑さに途中棄権したランナーもあり、最低条件の8位入賞圏内に入りました。
結局、優勝したのはチェプンゲチィッチ、記録は2時間32分43秒。2位チェリモ、3位ジョハネス、4位キプラガト、5位マズロナワ(ベラルーシ)、6位グロナ(アメリカ)、7位が谷本。日本選手は、前回長らく続いていた連続入賞記録を途切らしてしまいましたが、ようやく伝統を復活させました。
しかし、谷本のレース展開では、入賞がせいぜい。来年の東京オリンピックではメダル獲得が目標ですから、このままではいけません。
東京でもドーハとは違った高温多湿のレースになるでしょう。スローペースならば、この前のMGCのように一山、前田のように前半から飛び出す勇気が絶対に必要です。
果たして、どうなるか。あと東京まで300日あまり。時間はあまりありません。

放送が終わったのは9時ちかく。仮眠。

気が付いたのは11時少し前、気力を奮い立て準備をし、DyDoアイスアリーナに向かいます。
久しぶりにアイスホッケー関東大学リーグを取材します。今日の第1試合はDiv.ⅠグループB青山学院vs.専修戦です。
15日に開幕したBグループ。東海が立教に8-1で快勝、大東文化が3-2で神奈川に辛勝(2-2の引き分けの末PPS勝利)。今日が3試合目で6チーム全チームが登場します。
Bグループは6チーム2回総当たりのラウンドロビン(いわゆるリーグ戦)で順位を争います。
ランク12位、オールメンバー18人の青山学院のスタメンは、GK西村(日光明峰2)。DF星野(日光明峰3)、高橋(釧路江南4)。FW清野(日光明峰2)、深谷(日光明峰2)、石川(苫小牧東4)。日光明峰OBの2年生の多くは、2年前の神奈川国体少年の部で準優勝したメンバーです。
対するランク11位、オールメンバー22人の専修の先発は、GK須藤(北海道栄4)。DF大澤(八戸工大一2)、梶野(武相4)。FW笹川(日光明峰3)、生駒(武相4)、岡峯(光泉1)。
12時41分、フェースオフで試合開始。

両チーム、今季初の公式戦という事で慎重な立ち上がり。
5分59秒、青山学院の星野がフッキングの反則で2分間退場。専修、パワープレーのチャンスでしたが得点は得られません。
8分27秒、青山学院の小野(日光明峰4)がトリッピングの反則で2分間退場。ここでゲームが動きます。
8分43秒、ショートハンドの青山学院はニュートラルゾーンで石川がパックをスチール、そのまま専修ゴールに迫り、Gk須藤と1対1。慎重にパックを流し込み青山学院が先制します。
16分22秒、青山学院の星野がフッキングの反則で2分間退場。しかし、専修はここでもパワープレーを生かせません。
18分26秒、専修の高橋がホールディングの反則で2分間退場。青山学院は初のパワープレーのチャンスでしたが、20分が経過し、これは第2ピリオッドに積み残されます。シュート数は9-15と専修がリード。

第2ピリオッド頭から26秒のパワープレーでは得点が生まれず、しばらく均衡が保たれます。
試合が動いたのは、やはりパワープレーでした。
8分31秒、専修の梶野がペナルティーボックスに入ると青山学院はパワープレーのチャンスを生かします。9分14秒、深谷のリターンパスを受けた星野がブルーラインに入った地点からロングスラップ-0ショット、専修ゴールぬ突き刺さり2-0。
14分3秒、今度は青山学院の星野がデンジャラスプレーでミスコンダクトペナルティ10分間の退場。ところが16分48秒、専修の高橋がフッキングの反則で2分間退場。が、青山学院もパワープレーのチャンスを生かせません。
このまま第2ピリオッド終了。シュート数は10-14と専修がわずかにリードしました。
12分間の整氷インターバルの後、第3ピリオッド開始。
Ⅰ分40秒、青山学院の深谷がフキングの反則で2分間退場。簡単にペナルティーを犯してしまう方も問題ですが、パワープレーを得点に結びつけられないのも問題。
8分8秒、ようやく専修が反撃。生駒がシュートしたパックがバックボードに当たり跳ね返ったところを笹山がシュート。1点を返します。
その後、専修は小野が2回も反則を犯し、専修は同点に追いつくチャンスを掴みますが、ここでもパワープレーを生かせません。反則のやり得です。
19分8秒、専修はタイムアウトを取り最後の作戦を練ります。GK須藤を氷上からあげて乾坤一擲の6人攻撃に出ますが薬石効なし。そのままタイムアップを迎え、青山学院が逃げ切り初戦を白星で飾りました。総シュート数は27-43。青山学院の試合巧者ぶりが目立った試合でした。

この後、Div.ⅠグループAの興味ある2試合(日本vs.慶應義塾、中央vs.早稲田)があったのですが、昼食を摂るため、そしてラグビーの日本代表vs.アイルランド戦を見るためいったん帰宅します。

続く

[結果]
青山学院 2-1 専修(1-0、1-0、0-1)


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