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アイスホッケー東京都春季少年大会中学生の部2試合を取材。

10連休10日目。ついに最終日です。

今日は、こどもの日が日曜日だったための振替休日。
特に連休という事で特別なことをしたわけでもないのに疲れました。
午前中はゆっくりしました。
今日は、サッカーの試合も無く(駒沢で国際少年サッカー大会が行われていたようですが)近所のDyDoドリンコアイスアリーナで4月30日から行われていた東京都春季少年アイスホッケー大会最終日を取材しました。
午後1時20分ころアイスアリーナへ。すでに小学生の部は昨日終了。高田馬場アトムズが優勝してい
ます。2位は西武ホワイトベアーズ、3位は江戸川アーマーズ。
中学生の部、1時30分開始予定の高田馬場アトムズvs.西武東大和戦は、すでに始まっていました。
最終戦1試合を残し、西武ホワイトベアーズは6戦全勝。仮に最終戦で江戸川アーマーズに敗れたとしても、すでに1敗を喫しているアトムズと東大和はともに西武WBにやぶれており、大会規定により順位はは当該チーム同士の結果が優先されるので西武WBの優勝は決定です。この試合は2位・3位決定戦という事になります。
アトムズのオールメンバーは16人、GKは菅理輝(2年)、東大和のオールメンバーは11人、GKは中島礼奈(3年)。
立ちあがり一進一退の展開。
5分47秒、アトムズの栖原大河(3年)がインターフェアランスの反則で2分間退場。東大和はパワープレーのチャンスでしたが、前がかりになったところをアトムズがカウンターアタック、芝田光希(3年)がゴールを決め先制します。
しかし、東大和もこのパワープレーを利して森屋友翔(3年)、菊池誠眞(1年)のダブルアシストで田村龍園(1年)がゴール、試合を振り出しに戻します。
9分27秒、アトムズの栖原がラッフィングの反則で再びペナルティーボックスへ。このパワープレーを利して東大和は工藤秀生(1年)のパスを受けた川島俊太(2年)がゴール。1-2と逆転します。
11分31秒、アトムズの栖原が3回目のペナルティー、アンスポーツマンライクコンタクトのい反則でミスコンダクト・ペナルティー10分間退場。ただし、この反則ではパワープレーにはなりません。
このまま第1ピリオッド15分間が終了。シュート数は4-9で東大和がリード。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
開始45秒、東大和の森屋がエルボーイングの反則で再びペナルティーボックスへ。アトムズ、このパワープレーは生かせません。
この後、アトムズの山口凛(2年)、芝田光希(3年)が相次いでペナルティーボックスへ。ショートハンドの時間が長く反撃ムードが生まれません。
5 on 5に戻った14分48秒、東大和の川島がゴール。1-3とリードを広げます。
このまま第2ピリオッド終了。シュート数は4-13と東大和が大きくリード。

整氷インターバルの後、第3ピリオッドが開始。
次の1点が勝負の明暗を分けるかと思われました。
3分5秒、アトムズの安田悠真(2年)がボーディングでミスコンダクトペナルティ10分間の退場。2分間のペナルティーを鈴森大洋(1年)が代行します。
4分14秒、このパワープレーを利して東大和は、工藤のパスを受けた大萩洸太郎(3年)がシュート、アトムズGK菅がセーブしますがリバウンドを川島が叩き1-4。勝負あったかに見えました。
6分58秒、東大和の森屋がトリッピングの反則で2分間退場。アトムズは、このパワープレーも生かせず、勝機は遠ざかったかに思えました。
ところが11分5秒、芝田のアシストで倉田晃佑(1年)がゴール裏を右から左に回りパックを押し込みゴール。反撃の狼煙を上げます。
11分48秒、アトムズがタイムアウト。まだまだ勝利を諦めていませんでした。果せるかな12分35秒、栖原、若松隼佑(2年)のダブルアシストで芝田がゴール、3-4と1点差にします。
ここで東大和もタイムアウト。なんとか1点差を守ろうと必死です。
13分16秒、アトムズはGK菅を氷上からあげ乾坤一擲の6人攻撃に出ます。そして、これが実ります。14分3秒、土井清太郎(1年)、芝田、倉田と繋いでついに同点ゴールを生み出しました。
この後、アトムズはGK菅を氷上に戻し両チームタイムアップを迎えました。
大会規定により、ゲーム・ウイニング・ショット方式によって勝敗を決することになりました。3人ずつのPS戦です。
先行はアトムズ。芝田は失敗。東大和の1番手・森屋も失敗。
2番手は、アトムズの栖原、東大和の川島、ともに成功。勝負は3人目に掛かりました。アトムズは若松が成功。東大和の冨田大瑛(3年)が中央にシュートを放ち、GK菅がストップ。GWS2-1。試合は5-4でアトムズが勝者扱いとなりました。2位は高田馬場アトムズ、3位は西武東大和になりました。総シュート数は23-30と東大和が上回りました。
中学生の試合とは思えないほどエキサイティングで技術的にも高い試合でした。アトムズの反則の多さ、そのパワープレーでで3点奪った東大和のプレー、最後まで勝利を諦めなかったアトムズの執念が印象に残った試合でした。

続く

[結果]
高田馬場アトムズ 5-4 西武東大和(1-2、0-1、3-1、PSG2-1)
江戸川アーマーズ 2-15 西武ホワイトベアーズ(1-3、0-9、1-3)


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