SSブログ

サッカー関東女子リーグ早稲田ア女vs.JEF千葉U-18戦とアイスホッケー2試合を取材。

昨夜は、J1リーグフライデーナイトを取材した後、帰宅したら12時近く。
また、医者に止められている夜更かしをしてしまいました。

そんなわけで朝はゆっくりと。ただ、あまりのんびりも出来ません。

サッカーJリーグ開催日ですが、今日は自宅裏の早稲田大学グラウンドでは関東女子リーグの首位攻防戦、早稲田大学ア式蹴球部vs.JEF千葉レディースU-18戦が行われたので、その試合を取材してから、先週週末に開幕したアイスホッケーの関東大学選手権Bグループ2試合を取材することにしまし
た。キックオフは11時。最近、早稲田ア女の試合は人気が高く、簡易観覧席に座るため早めに10時過ぎには家を出ました。

日差しは強いが、心地よい風が吹いていました。1年で一番季節の良いころです。

サッカー関東女子1部リーグは8チームで構成されています。大学体育会系が半数の4チーム(早稲田、東洋、神奈川、尚美学園)。Lリーグのアカデミー系が3チーム(日テレ、JEF千葉、浦和)。将来Lリーグ入りを目指す社会人クラブ(群馬FCホワイトスター)が1チーム。現在、第4節を終えて不滅の11連覇を狙う早稲田ア女は2勝1分1敗と開幕ダッシュに失敗。勝点7で3位に甘んじています。今日対戦するJEF千葉U-18は2勝2分の勝点8で暫定首位。直接対決の首位攻防戦です。
JEF千葉U-18は、年齢的に1ランク下のカテゴリーであり、早稲田ア女としては有利なわけですが、浦和レッズレディースに6-0で大勝しています。侮れない相手でした。。

早稲田大学ア式蹴球部のスターティングラインアップは、GK鈴木(浦和ユース3)。DFブラク・シャ―ン(スフィーダ世田谷ユース1)、中條(JFAアカデミー福島4)、黒柳(聖和学園2)、森田(JFAアカデミー福島4)。MF桝田(ちふれASエルフェン埼玉マリ2)、村上(十文字3)のダブルボランチ、右翼が源関(ちふれASエルフェン埼玉4)、左翼が松本(十文字3)。FW高橋(日ノ本学園1)、萩原(常盤木学園3)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。数字は学年。
対するJEF千葉U-18の先発は、GK伊藤(法典東FC)。DF遠藤(柏レディース・U-15から昇格)、井上(東習志野FC)、朝倉(戸木南ボンバーズFC)、堀越(布佐SC)。MF北村(FC浦安ブルーウイング)、甲斐(玉砂FC)のダブルボランチ、右翼が福山(HAMAN JFC)、左翼が錦織(FCトリム)。FW伏谷(梅田FC)、渕上(大和田FC)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。
ちなみに現在メキシコに遠征しているU-19日本女子代表に選ばれている6人(早稲田ア女のGK近藤、DF船木、FW廣澤、JEF千葉U-18のDF大熊、FW中尾、FW大澤)は不在です。
午前11時、千葉のキックオフで試合開始。

開始早々から両チームともアグレッシブな展開を見せてくれました。日本女子サッカーのレベルの高さを感じます。DFラインからボールポゼッションし、しっかりゲームを組み立てていきました。ただ、前線へのスルーパス、サイドからのクロスなど制度が低く、なかなかアタッキングサードに入ってシュートを狙える形は作れません。
早稲田ア女は、FWの萩原がワントップ気味に残し、高橋はトップ下からオープンサイドに顔を出す形が主体。23分に高橋が右サイドから中にカットイン、萩原にスルーを出して萩原がクロス、ファーに詰めた松本がシュートまで行きますが、JEF千葉DFのバックアップにゴールを阻まれます。
24分、JEF千葉はコーナーキックのチャンス。北村が蹴ったボールを甲斐がシュートしますが、今度は早稲田ア女DFがブロック。事なきを得ます。
目まぐるしい展開が続きます。25分、右サイドに起用された源関が中のポスト萩原に一度当てて前線に。リターンパスを受けシュートまで行きますがJEF千葉GK伊藤がキャッチ。
28分には、左タッチライン際にFKを得た早稲田ア女。中條の蹴ったボールをファーに待ち受けた黒柳に渡ろうとした寸前、JEF千葉GK伊藤がキャッチ。早稲田ア女、なかなかゴールを奪えません。
31分にはJEF千葉が反撃、右45度から福山がシュートしますが、早稲田ア女GK鈴木がキャッチ。
33分、早稲田ア女は再び先制のチャンスを迎えます。スラフ・シャーんのスルーを受けた高橋が萩原にパス。シュートまで行きますが右に外れます。
たびたびチャンスを掴めない早稲田ア女、我慢のJEF千葉でしたが、40分にようやく均衡が破れます。右サイドの高橋が外に走りこんだ源関にスルー、右サイドを切り裂きクロス。ファーに詰めた萩原がゴールを決めました。なかなかチャンスを決められず、やや焦りの見えた早稲田ア女にとっては喉から手が出るほど欲しかった先制点でした。
アディショナルタイム7秒、ハーフタイムを迎えます。

ハーフタイムに早稲田ア女の川上嘉郎監督(横浜緑が丘)が動きます。殊勲のMF源関に代え阪本
(大商学園3)をピッチに送ります。
JEF千葉は同じイレブンで後半に臨みました。

1点のビハインドを負った千葉がアグレッシブに攻勢に出ます。
8分、北村が蹴ったフリーキックが早稲田ア女ごる前に。混戦になりますが、なんとかGK鈴木が押さえます。
11分には千葉自陣からフィード、錦織が走り込みボールに追いつきドリブルで早稲田ア女ゴールに迫りシュート、GK鈴木がキャッチし事なきを得ました。
14分、ようやく早稲田ア女が反撃に出ます。高橋がバイタルエリア遠目からシュートを放ちますが、千葉GK伊藤がキャッチ。
22分、千葉の三上尚子監督が動きます。U-15ながら飛び級で出場していた遠藤を児玉(綾南FCガールズ)に交代。
早稲田ア女の川上監督も新手を繰り出します。24分にFW萩原を田中(セレッソ大阪堺)に、26分にMF桝田を高瀬(JEF千葉U-18・4)に交代。キャプテンマークはゲームキャプテンの中條から高瀬に渡されました。
29分、千葉もFW伏谷を佐藤(大柏SC)に交代。選手交代でチームのコミュニケーションが取れず、しばらく膠着状態が続きました。
ようやく33分、ゲームが動きます。早稲田ア女は右サイドから崩し、細かいパスを繋いで最後は代わって入った田中が押し込みます2-0。早稲田ア女にとっては待望の追加点です。
ここでもう1点、駄目を押せば完璧でしたが、中盤の寄せが甘くなり、思わぬ失点を喫します。
36分、千葉はペナルティエリア外から渕上がシュート。これが決まって1点を返します。再び勝負が分からなくなりました。
今日の早稲田ア女が良かったのは、この1点を守ろうとせず、3点目を狙いに行ったことです。特に危ない場面もなく終盤に入っていけました。
44分、千葉はMF甲斐を三木(東習志野FC)に交代。45分には早稲田ア女のDF森田を井上(十文字1)に替えましたが、これは試合には大きく影響しませんでした。
アディショナルタイム2分28秒、タイムアップを迎えました。
早稲田ア女、一つ下のカテゴリーの千葉U-18に快勝したものの、互角の試合展開。まだまだチーム力は2年前の日本ユニバーシアード代表に8人もの選手を送り込んだ代に比べれば半分程度。勝点3を積み上げ暫定2位になりましたが、まだまだ試合をコントロールするレベルには至っていません。今後のチーム力アップを刮目して待ちたいと思います。
JEF千葉U-18は、さすがに浦和ユースに5-0で勝った片鱗はみられました。おそらく、浦和ユース戦では、ゴールチャンスを全て決めるような展開だったのでしょう。パスの精度、シュートの正確性を高めていけば、U-18のカテゴリーでは全国トップクラスであると思えます。今後の活躍を期待したいところです。

隣のホッケーグラウンドでは、ラクロスの公式戦が始まるようでしたが(ラクロスの試合を見たことがないので)坂の上のDyDoドリンコアイスアリーナに移動します。
関東大学アイスホッケー選手権Bブロック2回線を取材しました。

続く

[結果\
関東女子サッカーリーグ台5節
早稲田大学ア式蹴球部 2-1 JEF千葉レディースU-18(前半1-0)

関東大学アイスホッケー選手権Bブロック2回戦
筑波大学 12-1 明治学院(3-1,3-06-0)
首都東京 1-12 上智(0-5、-5、1-2)

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。