SSブログ

サッカーJFL第8節、東京武蔵野シティFC vs.鈴鹿アンリミテッド戦を取材。

体調が今一つ。
昨日、30度近い東伏見グラウンドでサッカーを取材した後、気温14度のDyDoドリンコアイスアリーナでアイスホッケー2試合を取材したのがいけなかったらしい。昨日も寒気がしたのですが、今朝起きたら身体がだるい。
10時からアイスホッケー関東大学選手権Cグループの開幕戦・埼玉医科vs.順天堂戦を取材してからサッカーの取材に行こうかと思っていましたが自重しました。身体が動きません。

それでも12時過ぎには家を出て、自転車で武蔵野陸上競技場に向かいます。
今日はJFL第8節。昨日、JFLのホームページを見てびっくりしました。毎年、降格圏内すれすれの成績で残留しているマルヤス岡崎SCが、第7節を終わって暫定トップ。優勝候補のHonda FC、SONY 仙台などを尻目に2位のFC大阪に勝点1ながらリードしています。大混戦、戦国JFLです。
わが東京武蔵野シティFCは、開幕から2連勝したのですが、そのあと3連敗。一気に落ち込んだのですが、ここ2試合で連勝し、再び上昇機運に乗って現在勝点12で7位です。
今日の対戦相手は、今季からJFLに昇格してきた鈴鹿アンリミテッド。スペイン人女性監督の就任で話題を呼び、ここまで2勝1分4敗で勝点7、10位と健闘しています。

今日は気候も良く、観客も1,790人。アウェーからのサポータも大挙押し寄せ、なかなかのムードです。
東京武蔵野シティFCのスターティングラインアップは、GK飯塚(静岡学園)。DF大竹(流経大柏)、金守(四日市中央工)、寺島(流経大柏)、木下(JFAアカデミー福島)。MF高(尚志)、岩田(川崎U-18)のダブルボランチ、右翼が小林(流経大柏)、左翼が水谷(暁)、トップ下が澤野(横浜創英)。FW石原(市立船橋)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。
対する鈴鹿アンリミテッドの先発は、GK佐藤隼(第一学院)。DF中村(流経大柏)、キローラン鈴木(流経大柏)、野口(高松北)、芦田(立命館宇治)。MF藤田(神戸国際大付)、和田(神戸U-18)のダブルボランチ、右翼が遠藤(中京)、左翼が小西(刀根山)、トップ下が佐藤和(初芝橋本)。FWエフライン・リンタロウ(中京大中京)。4:2:3:1の布陣です。
午後1時、鈴木渓レフェリーのフォイッスルで鈴鹿がキックオフ、試合が開始されました。

キックオフした鈴鹿が開始早々からアグレッシブに攻勢に出ます。2分、FKを武蔵野ゴール前に蹴りこみチャンスを迎えますが、なんとか武蔵野がクリア。
12分には鈴鹿の和田が蹴ったコーナーキックをファーのキローランがヘディングシュート。惜しくも左に外れます。
武蔵野は、今季JFLに昇格してきた鈴鹿に対し、初対戦という事で少し様子見といった状況。完全に受けて立ってしまいました。
ようやく16分、アタッキングサードに入ってシュートまで行きますが、鈴鹿GK佐藤隼が好セーブ。
29分には、鈴鹿が右サイドからクロス、エフラインがヘディングシュートを放ちますがGK飯塚の正面に、キャッチして事なきを得ました。
その直後の事でした。武蔵野は今季得意のカウンターアタック。戻りが若干遅れた鈴鹿が対応に遅れます。高、水谷、石原と繋ぎ、澤野とワンツー。リターンを受けた石原がゴール前混戦からシュートを押し込み先制します。鈴鹿、武蔵野のカウンターの怖さを知らなかったようです。
しかし、武蔵野のリードは長く続きませんでした。35分、鈴鹿は左サイドの芦田がかパスを受けた小西がドリブルでもって上がりクロス、一度は武蔵野DFがクリアしますが、これを拾ったエフラインが強烈なシュートを放ち1-1の同点に追いつきます。
その後、膠着状態に陥り、前半は鈴鹿が主導権を握ったままアディショナルタイム35秒で終了。ハーフタイムを迎えます。

後半開始前に武蔵野の池上寿之監督(広島皆実)が動きます。試合後の記者会見の話では、
「前半、鈴鹿さんの左サイドを起点に攻められていたので、ここを潰そうと本田(新潟工)を入れました」と語っていました。
これが功を奏します。鈴鹿は左ボランチの和田、左サイドの戸田といったボールの出所を封じられ明らかに攻撃力が半減します。
そんな4分、右中間にフリーキックを得た武蔵野、木下が蹴ったボールは誰も触っていないのにワンバウンドしてゴールイン。幸先良い勝ち越し点を手にします。
こうなると鈴鹿は前に出るしかありません。13分、戸田が左サイド遠目からシュートを放ちますがクロスバーに阻まれます。
直後、武蔵野は得意のカウンターアタックを見せます。澤野が前線に入れたボールは一度は鈴鹿DFが拾いヘディングでクリアしますが、再び澤野が拾い右の大竹にパス。大竹はドリブルで中央に切れ込みシュート。これが物の見事に決まります。3-1。
17分には右サイドからのクロスを武蔵野の水谷がシュート。鈴鹿GK佐藤隼がキャッチします。
20分、鈴鹿のマルチネス監督が動きます。MF小西を田路(立正大松南)に交代します。
22分、またしても前がかりになった鈴鹿に対し武蔵野のカウンターアタックが炸裂します。澤野のドリブルを起点にスルーパス、受けた小林がシュート、鈴鹿GK佐藤隼がセーブしますがリバウンドを右サイドにシュート走りこんだ石原がシュート。決定的な4点目をゲットしました。
24分に鈴鹿も反撃、遠藤がシュートまで行きますが、武蔵野GK飯塚がセーブ。
28分、遅ればせながら鈴鹿が2枚替え。MF佐藤和を小野(相洋)に、FWエフラインを小口(前橋育英)に交代。なんとか風穴をあけようとしました。
33分、武蔵野が2枚目の交代カードを切ります。殊勲のMF澤野を都丸(前橋商)に交代。都丸は前線に上がり4:4:2にフォーメーションを変更します。
前線からのプレッシャーを上げて試合は膠着状態に。武蔵野はロスタイムに入ってから45+2分、MF水谷を森谷(鹿島学園)に交代。これは戦局的には影響ありませんでした。
アディショナルタイム3分44秒、試合はタイムアップを迎えます。
東京武蔵野シティ、開幕2連勝のあと3連敗。どうなることかと心配しましたが、これで3連勝。勝点も15に伸ばし暫定5位に上がりました。次節は6月1日(土)、暫定3位のFCマルヤス岡崎との対戦です。池上監督は、
「うちは土曜日の試合が苦手。アマチュア選手が多いので金曜日の移動、前泊は難しい。当日の
早朝に新幹線移動(試合会場は豊橋市岩田総合球戯場)です。どうしても守備的な試合に成らざるを得ないと思う。前節、今節と4点取れていて攻撃はいい感じになっているんですが……」とアウェー戦の難しさを語りました。果たしてどうなるか。武蔵野にとっては、前半の大きな山場になる試合だと思います。

公式記録をピックアップして帰路につきました。
帰りにアイスアリーナに寄ってみましたが、すでに試合は終わっていました。
早めに帰宅。のんびりと過ごしたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
東京武蔵野シティFC 4-1 鈴鹿アンリミテッド(前半1-1)


nice!(1)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。