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サッカーFIFAワールドカップ2022アジア2次予選ミャンマーvs.日本戦をTV観戦。

2日続けての猛暑日です。
もう9月も10日です。いいかげん涼しく泣てほしい。
日中は自宅に籠っているしかない。

大相撲が終わるころから活動を始めます。
今宵は、アイスホッケーの関東大学リーグDiv.Ⅳの東京理科vs.順天堂の試合がありましたが、午後9時からFIFAワールドカップ2022アジア2次予選、ミャンマー代表vs.日本代表の試合がヤンゴンであり、TV放送もありました。東大和に行くか大いに迷ったのですが、結局自宅でサッカーのTV観戦をすることにしました。
ミャンマーはFIFAランキング135位(日本は33位)。先週、モンゴルとアウェーで戦い0-1で敗れています。サッカー関係者の中には、「10-0くらいで勝つだろう」と予想していた人もいましたが、そうは簡単にいかないのがワールドカップの予選です。
まず、グラウンドコンディションが悪い。今のミャンマーは雨期で、実際今日の天気も大雨。湿度も高そう。2万6500人収容のスタジアムもホームのミャンマーを応援する観客で超満員です。完全アウェー状態。同じアジアとはいえ飛行機で片道7時間かかります。簡単には済まないと思っていました。

ワールドカップの本大会には1986年のメキシコから2012年のブラジル大会まで8回取材しているスポーツ三昧ですが、アジア予選のアウェー戦は2006年の北朝鮮戦(バンコクの無観客試合)と2010年のオーストラリア戦(ブリースベン)の2試合しか取材していません。
東南アジアの過酷さは、昨年のジャカルタ・パレンバンアジア競技大会で経験していますが、ミャンマーの特殊性は理解できません。日本代表がミャンマーで試合をするのは54年ぶり(当時はビルマ)だそうです。

日本代表のスターティングラインアップは、先週のパラグアイ戦と同じです。
GK権田(FC東京U-18)。DF酒井宏(柏U-18)、富安(福岡U-18)、吉田(名古屋U18)、長友(東福岡)。MF橋本(FC東京U-18)、柴崎(青森山田)のダブルボランチ、右翼が堂安(ガンバ大阪)、左翼が中島(東京ヴェルディユース)、トップ下が南野(セレッソ大阪U-18)。FW大迫(鹿児島城西)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。高体連出身者が3人、クラブ出身者が8名です。
開始早々から日本が主導権を握ります。
16分、中島が左サイドからドリブルで中央に切れ込みシュート、先制します。
26分には堂安がバイタルエリアからシュート。ミャンマーGKがパンチングで逃れますが、リバウンドが堂安の前に。堂安が右に走りこんでいた南野にスルー、南野がヘディングシュートを決めて2点目を挙げます。
ここまでは良かった日本代表。しかし、以後は鳴かず飛ばずになりました。
後半20分に堂安を伊東(逗葉)に交代。
31分に南野を鈴木(桐生第一)に交代し2トップに。
35分、中島を久保(FC東京U-18)に交代し、ふたたび鈴木のワントップに。目まぐるしくポジションチェンジを繰り返しますが、薬石効なし。ちなみに久保は18歳と91日でワールドカップ予選に出場した日本の最年少選手だそうです。これまでの記録は風間八宏(現名古屋グランパス監督)だそうです。
アディショナルタイム5分33秒、タイムアップを迎えます。

敵地での開幕戦。勝点3を奪って上場のスタートとも言えますが、なにか満足できない結果でした。
でも現地にいっていないスポーツ三昧には何か言える立場にはありません。
環境や、食事、泊まっているホテルなど現地に行っていない者には何か言える資格はありません。

ともかく勝点3が取れてよかった。

そんな事を考えていたスポーツ三昧でした。

3
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身体と心がズタズタに。予定が無かったので1日伏せっておりました。

今では死滅してしまったような「重陽の節句」の1日。

週末の土日はアイスホッケー8試合を気温15度のアイスアリーナで取材。
台風15号の影響で屋外は32度、湿度も高く、温度差に耐えるのは大変。

そして台風の影響で生協スーパーマーケットは3時間も早く午後8時に閉店。充てにされていた買い物が出来ず。
取材するはずの関東女子サッカーリーグは、突然のキックオフ時間変更のため(詳しくは昨日のブログ記事をご覧ください)取材できず。しばらく皇后杯の関東予選が栃木であるため、10月6日まで早稲田ア女の試合は見られず、それも気落ちする原因です。

ともかく、昨日は何をやってもチグハグナ1日でした。アイスホッケーがもう少し早く終わっていれば生協にも行けたわけだし。まあ、こういう日もありますね。Today is not day.というやつです。

今日は、特に取材する予定もなくふて寝をしていました。
台風15号通過のため、未明まで東京も風雨が凄かった。そして一過、気温があがり猛暑日。
昨日スパーマーケットに行けなかったので、昼食のため暑い中買い物に行かねばならず、それも辛かった。

なにかをロスしたようなスポーツ三昧の1日でした。

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アイスホッケー関東大学リーグDiv.ⅠグループA 2日目4試合を取材。

台風15号が接近、やけに蒸し暑い。
今日は10時からDyDoドリンコアイスアリーナでアイスホッケー関東大学リーグを1試合取材し、早稲田大学グラウンドに移動、サッカー関東女子リーグ戦を2試合取材し、再びアイスアリーナに戻り、アイスホッケーを2試合取材する予定でしたが、台風の影響で大幅にスケジュール変更になってしまいました。

まず、アイスホッケー関東大学リーグ戦Div.ⅠグループAマッチ№5の日本体育vs.明治戦を取材します。
昨日の初戦、明治は日本に7-2で快勝。日本体育は早稲田に1-4と惜敗しました。
ランク7位、オールメンバー22人の日本体育のスターティングラインアップは、GK加藤(武修館3)。DF清水(埼玉栄2)、新垣(駒大苫小牧1)。FW石井(埼玉栄3)、金子(駒大苫小牧3)、寺嶋(武修館1)。昨日はベンチに入れなかったエースの石井が今日は出場します。
対するランク1位、オールメンバー22人の明治の先発は、GK磯部(武修館4)。DF青山(釧路江南2)、三浦(駒大苫小牧2)。FW徳田(武修館3)、池田(北海4)、中條(白樺学園1)。
開始早々は一進一退の展開で始まりましたが、今日も日本体育はペナルティーで試合を壊します。3分33秒、其田(武修館1)がハイスティックの反則で明治選手を負傷させてしまいます。メジャーペナルティー5分間退場+ゲームミスコンダクトペナルティー残り試合退場となります。小島(東北1)がペナルティーを代行します。
明治は、このパワープレーのチャンスを生かせません。
10分59秒、日本体育の伊藤(武修館1)、明治の廣田(清水2)が同時にフッキングの反則で2分間退場。4 on 4になります。
このシチュェーションで明治は、11分33秒に池田がシュート、GK加藤がセーブしますが、リバウンドを徳田が叩き明治が先制します。
畳み込むように明治は、15分18秒に田名部(八戸工大一2)、鍛冶(武修館1)のダブルアシストで下山(清水2)がゴール、0-2とリードを広げます。
そのまま第1ピリオッド終了。シュート数は7-21と大きく明治がリードしました。
第2ピリオッド、今度は立ち上がりに効果的な攻めを見せました。
4分38秒、青山、徳田とつないで左からクロス、池田がゴール。0-3。
8分28秒には田名部(八戸工大一2)、岩﨑(釧路工3)のダブルアシストで下山がゴール、0-4として、ほぼ勝利を決めてしまいました。
13分8秒、明治の廣田がハイスティックの反則で2分間退場。そろそろ反撃の狼煙を上げたい日本体育でしたが、パワープレーを生かせません。
15分36秒には、日本体育の松田(武修館3)が自陣からパックを外に出してしまいディレイド・オブ・ゲームスの反則で2分間退場。反撃の芽を自ら積んでしまいました。
第2ピリオッドは、そのまま終了。どうやら1ピリオッドあたり2点さくらいの力の差がありそうです。日本体育の得点力の無さが昨日から気になるところです。シュート数は2-21と大きく明治がリード。
第3ピリオッドから日本体育はGKを加藤から松村(白樺学園2)に交代。
その松浦だけがゴール前に位置しましたが、他のフィールドプレヤーが氷上に現れない。0秒にディレイド・オブ・ゲームスでベンチマイナー・ペナルティー、川田(八戸工大一4)がペナルティーボックスに入ります。これが失点に繋がってしまいます。これは行けません。
しかも1分17秒には西村(北海3)がホールディングの反則で2分間退場。3 on 5になってしまいます。
このチャンスを明治は逃しません。青山、徳田と繋ぎ佐久間(白樺学園2)がゴール。0-5。
8分33秒には池田のアシストで中條がゴール、0-6。
11分27秒には、その中條がスラッシングの反則で2分間退場。日本体育はパワープレーのチャンスでしたが、これも生かせません。
明治は最後まで攻撃の手を緩めず日本体育の息の根を止めました。17分18秒、三浦、務台とパックを繋ぎ佐久間がとどめを刺しました。0-7。
日本体育は一矢も報えず大敗。2日間120分で1ゴールは情けない。この2試合でベスト4になる可能性はかなり低いと見てしまします。それとも深謀遠慮あってのことか。次戦の中央戦での戦いぶりを期待したいと思います。
明治は大会前は調子が出ず心配していたのですが、大会に入って好調です。取りこぼしなくベスト4との戦いに持っていきたいところ。勝負はそれからです。

第2試合は、日本vs.早稲田戦ですが、サッカー取材のため早稲田大学東伏見グラウンドに移動します。
移動時には止んでいましたが、路面がかなり濡れていました。台風15号は確実に接近しているようですした。
グラウンドに到着すると濡れ鼠のようになった早稲田ア女の選手たちが引き上げて行くところでした。
どうやら台風が接近しているということでキックオフ時間を13時から前倒しにして試合を行ってしまったようです(あとで早稲田大学ア式蹴球部のHPで確認したところ第1試合の関東大学女子リーグ第4節の早稲田大学ア式蹴球部vs.大東文化大学戦は9時30分から行われたようです。第2試合のブロッサムリーグの同カードもすでに終わってしまったようでした。試合は大雨の中挙行されたようでした。
皮肉なことに、その後夜まで雨は降りませんでした)。
どうも関東女子学生リーグは、身内だけでやっている感が強く、割と平気にグラウンドの場所、時間を簡単に変更します。
2年前の優勝のかかった早稲田ア女vs.日体大の試合も、一度は健志台の日体大グラウンドで夜に行うと変更されたのですが、さらに変更。午前中に保土ヶ谷グラウンドで行われたれたことがありました。たしかに健志台のコンディションは悪く、選手にとっては条件の良い保土ヶ谷でプレーできたのは良かったと思いましたが、HPにも変更が掲載されていなくて、わたしは知らずに健志台に取材に行ったことがあります。練習していた選手に聞いたら、「午前中に試合は終わりました」との返事で愕然としたことがありました。まあ、その最悪の経験があったので、今日の変更は何とか理解することは出来ました。
どうも私は古い人間で、イギリスで生まれたサッカーやラグビーは、「雨が降ろうが槍が降ろうが一度決めた時間、場所は変えないのがジョンブル魂だ」という意識が強い。SNSが進歩した現在では、臨機応変に予定を変更してプレーヤーズファーストにしようとする傾向が強い。残念ながら私のようにスマホを持たない人間は、世の中の動きについていけないのかもしれません。
それでも、なにか腑に落ちないというか、サッカーの理念は守ってほしいという気分がないまぜになりモヤモヤしました気分でした。
ともかく、今日はサッカーの取材は出来ませんでした。すぐにアリーナにとって返し、アイスホッケーの取材を続行することにしました。

今日予定されていた第5試合、Div.Ⅲ横浜国立vs.首都東京戦も台風15号来襲の影響で中止延期となりました。首都東京は、初戦の東京戦は東京の出場辞退で無くなり、2戦目の横浜国立戦も延期。おそらくDuDoアリーナで試合をする機会は無いかもしれません。気の毒です。なんとか1試合でもいいからメインアリーナで試合をやらせてあげたいものです。

さてアイスホッケーの第2試合は、ランク8位の日本vs.ランク2位の早稲田の対戦です。昨日の初戦、日本は明治に2-7で完敗、早稲田は日本体育に4-1で快勝しました。
日本のスタメンは、GK椎名(日光明峰2)。DF北澤(江陵3)、小笠原(八戸工大一4)。FW川口(武修館3)、舘山(北海4)、笹川(八戸工大一4)。
対する早稲田の先発は、GK谷口(早稲田実4)。DF篠田(苫小牧東3)、務台(駒大苫小牧1)。FW杉本(駒大苫小牧2)、青木(埼玉栄4)、澤出(武修館3)。
立ち上がり。早稲田が好調でした。
1分32秒、早稲田は北村(早稲田実2)、生江(釧路江南3)のダブルアシストで木綿(駒大苫小牧1)がゴール、先制します。
畳み込むように1分45秒、河田(早稲田実4)、伊東’(早稲田実3)と繋いで前田(早稲田実3)がゴール。0-2とリードを広げます。第2セット、第3セットで立て続けにゴールを挙げ大差の試合になるかと思いましたが、この後早稲田の攻勢が止まります。
2分50秒、早稲田の篠田がフッキングの反則で2分間退場。なんとかキルプレーを耐えた早稲田ですが、ぱったりと攻勢が止まります。
その後、両チームともノーゴール、ノーペナルティーで第1ピリオッドを終わります。シュート数は5-23と早稲田が大きくリードしました。
第2ピリオッドも膠着した状態で試合は進みます。
8分26秒、澤出のゴールで早稲田が0-3とリードを広げます。
10分24秒、早稲田は篠田のパスをうけた澤出が右フェンス際をドリブルで切り裂きクロス、中に詰めた青木がきっちり決めて0-4。
第2ピリオッドも早稲田が2点を挙げただけに終わります。シュート数は5-19。日本は手数が少ないという印象でした。
第3ピリオッドに入り、ようやく日本が反撃します。3分16秒、早稲田の澤出がハイスティックの反則で2分間退場。日本は、このパワープレーのチャンスを利して3分56秒、小形(苫小牧東2)のパスをうけた川口がスルーパス、中道(北海2)がシュートを決め一矢を報いました。
しかし、早稲田は6分33秒に日本・川口がスラッシングの反則でペナルティーボックスに入ってる隙を突き、澤出、務台のダブルアシストで青木がゴール1-5。ようやく由緒正しきアイスホッケーになってきました。
その後、早稲田は11分18秒にもパワープレーのチャンスを掴み(日本の坂下・八戸3がトリッピングの反則を犯す)、澤出のリターンパスを受けた篠田が左60度遠目からシュート、1-6としました。
早稲田がパワープレーのチャンスを確実に決めたのに反し日本は、早稲田の7分45秒に住友(早稲田実2)、18分に河田(早稲田実4)がペナルティーボックスに入ったもののパワープレーのチャンスを生かせず、タイムアップを迎えました。
総シュート数は16-54。妥当に終わりました。明治に続き早稲田も2連勝を飾りました。

第3試合は、ランク5位の法政vs.ランク3位の東洋の対戦。ここまで6試合、ランク下チームがランク上チームを破る下剋上はありません。そろそろ見たいな、と思っていたら法政がやってくれました。
オールメンバー22人同士、GK2人に4セット回しの本格的なアイスホッケーは見ごたえがあり、スペクタクルな試合でした。
前日、法政は中央と対戦、相性もあるのでしょうが、まったく良いところなく0-6で完敗を喫していました。伝統的にディフェンスが硬いチームだったのに今年の法政はどうなっちゃったの? と心配したのですが、杞憂に終わったようです。
東洋はランク3 位ながら春の選手権は優勝、今リーグも優勝候補の最右翼です。昨日も慶應義塾に5-0と快勝、充実ぶりを見せてくれました。
そんな楽しみな両チームの対戦でした。
法政のスターティングラインアップは、GK吉田(苫小牧東4)。DF田畑(駒大苫小牧4)、栗原(日光明峰2)。FW小金澤(駒大苫小牧2)、安藤(駒大苫小牧1)、三田村(白樺学園4)。
対する東洋の先発は、GK水田(苫小牧東4)。DF福田(日光明峰2)、式部(苫小牧工1)。FW阿部(駒大苫小牧1)、清水(白樺学園3)、小堀(白樺学園2)。
午後3時25分、フェースオフで試合開始。
実力が近い両チーム、お互いにショートハンドになるのを恐れ慎重な入り。
5分11秒、法政がメンバーオーバーの反則。ベンチマイナーペナルティー分間退場。石川(東北3)がペナルティーボックスに入ります。
東洋は、最初のパワープレーのチャンスを生かせません。法政はパワープレーが伝統的に得意なチーム。同時にキルプレーも上手く、2分間を守り抜きます。
ピンチの後にはチャンスあり。9分30秒、東洋の阿部がハイスティックの反則で2分間退場。法政、最初のパワープレーのチャンス。11分12秒、古川(埼玉栄1)のパスを受けた土田(埼玉栄3)がゴール。得意のパワープレーで先制します。
13分1秒、法政の栗原(日光明峰2)がフッキングの反則で2分間退場。東洋が2回目のパワープレーのチャンスを迎えましたが、13分22秒に東洋の久米(駒大苫小牧2)がラッフィングの反則で2分間退場になってしまい4 on 4になってしまいます。
その後、均衡が保たれ第1ピリオッドは終了。シュート数は9-5と法政がリードしました。
12分間の整氷インターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
法政は、伊藤(北海2)、安藤、古川が次々とペナルティーボックスに入ってしまう失態。ところが東洋は、この3回のパワープレーのチャンスを1度も生かせず、同点、逆転のチャンスを逸します。いくら法政がキルプレーに長けているとはいえ、1度くらい生かしたいところでした。
ようやく10分ちょうど武部、小堀のダブルアシストで清水がゴール。試合を振り出しに戻します。
この後、東洋と法政は2人ずつがペナルティーボックスに入りますが勝ち越し点を奪えません。
このまま第2ピリオッドは終了かと思われた19分38秒、法政の土屋(埼玉栄3)が右ボード際をドリブルで突破、中に切れ込みシュートを東洋ゴールに叩きこみました。見事な個人技のゴールでした。2-1と法政が再びリードして2度目の20分間が終わります。シュート数は2-14と東洋が大きくリード。
運命の第3ピリオッド開始。次の1点が勝負の明暗を分けるのは明らかに成りつつありました。
3分12秒に東洋の石田(武修館1)が、9分58秒に法政の福島(北海4)がともにトリッピングの反則で2フ㏍何退場。試合は動きません。
10分2秒、試合の行方を決するゴールが生まれます。法政の古川がアシスト、土屋がゴールを決めて法政が3-1とリードを広げます。
東洋は、なんとかゴールに近ずくべく健闘しますが、法政はGK吉田を中心に守りを固めます。
17分51秒、東洋がタイムアウト。残り2分9秒でGK水田を氷上から上げて乾坤一擲の6人攻撃に出ます。
しかし、法政もターンオーバーして東洋陣内にパックを押し戻します、そのたびに東洋は、GK水田を氷上に戻して対処します。
18分15秒、再び東洋は6人攻撃に。
必死に守る法政でしたが、19分46秒に東洋のゴール成ったとしてゴール裏のフラッシュが点灯しますが、レフェリーはノーゴールの判定。
試合は午後5時30分、そのままタイムアップを迎えます。
ファイナルスコア3-1。総シュート数が21-30。法政が数少ないチャンスを生かし、6回のショートハンドのピンチを耐え今季初勝利を掴んだ試合でした。

第4試合は、ランク6位の慶應義塾とランク4位の中央の対戦。
慶應義塾は、初戦で東洋に0-5で完敗を喫しました。心配していた得点力不足が露呈した感じです。一方の中央は、ランクが一つしか違わない法政に対し6-0と完勝。仕上がりの良さを感じさせました。
慶應義塾のスターティングラインアップは、GK小池(浦和4)。DF瀧澤(慶應4)、長谷部(八戸1)。FW福島(慶應3)、田中(慶應2)、大島(慶應志木4)。
対する中央の先発は、GK合田(釧路江南4)。DF米山(白樺学園1)、植森(清水4)。FW嶋貫(武修館2)、齊藤(武修館4)、権平(武修館1)。
1分1秒、中央の切江(白樺学園4)がチャージングの反則で2分間退場。8分15秒には菅田(埼玉栄1)がインターフェアランスの反則で2分間退場。慶應は2度のパワープレーのチャンスを生かせず。
逆に慶應は12分48秒に永田(日光明峰2)と長谷川(慶應4)がトリッピングの反則で二人同時に2分間退場。永田がペナルティーを犯したアドバンテージ中に長谷川もトリッピングで中央の攻撃を阻止したためです。まあ、最悪のシナリオ。
このパワープレーのチャンスを中央は確実に生かします。14分37秒、米山のパスを受けた権平がゴール。先制します。
反撃したい慶應でしたが15分55秒に笹山(慶應1)がハイスティックの反則で2分間退場。ショートハンドになってしまいます。このまま第1ピリオッド終了。シュート数は1-19と大きく中央がリードします。
第2ピリオッドの出だしは、両チーム相手の出方を見ながら慎重に入ります。次の1点が重要でした。
9分、慶應のGK小池がパックを長く保持しすぎたとしてディレイド・オブ・ゲームスの反則で2分間ン退場。GKの反則によりルールに則り大島(慶應志木4)がペナルティーを代行します。
中央は、またしてもパワープレーのチャンスを逃しません。GK小池がセーブのため前に出て所を植森がシュート、0-2とリードを広げます。
畳み込むように11分57秒、矢島(駒大苫小牧2)がノーアシストでシュート。3点目をゲットし試合の主導権を完全に握ります。
18分9秒、中央の阿部(武修館4)が二―イングの反則で2分間退場。慶應にとっては、最後の反撃のチャンスといっても過言ではないパワープレーでした。
ところが前がかりになった慶應、絵に描いたようなカウンターアタックを食らいます。18分56秒、パスをスチールした植森が嶋貫にパックを繋ぎ嶋貫がシュート。キルプレーで決定的な4点目をゲットしました。
中央は、19分55秒に切江がペナルティーボックスに入り慶應は5 on 3の絶好のチャンスを得ます、しかし5秒では何もできず、チャンスは第3ピリオッドに積み残しとなりました。
第2ピリオッドのシュート数は8-16と中央がリード。
第3ピリオッド開始から慶應はGKを小池から木村(苫小牧東2)に替えました。
開始のフェースオフ時に中央のFPは3人。5人の慶應はパワープレーで一矢を報いたいところでした。が、これも不発。慶應、今季まだ得点がありません。
8分17秒、慶應の笠山がインターフェアランスで2分間退場。そして、中央は3度目のパワープレーのチャンスでゴールを奪います。
9分48秒、宮本(日光明峰3)、矢島のダブルアシストで米山がゴール。リードを5点に広げます。この後も慶應は笹山、運上(埼玉栄3)がペナルティーを犯します。反則が多いのは技術が稚拙のためか。
そして中央は、17分49秒にパワープレーで慶應のとどめを刺します。米山、齊藤のダブルアシストで植森がゴール。0-6とします。
中央は6得点中4点がパワープレーで、キルプレーで1点あげました。スクランブルで5点ゲットする由緒正しきアイスホッケー。完勝です。
そのままタイムアップ、総シュート数は17-49。慶應は少し手数もすくないようでしたが、これで120分間ノーゴール。得点力不足は深刻です。

負傷中断などあり、終わる時間が8時を回ってしまいました。
大急ぎで買い物に行ったのですが、生協ストアーは台風来襲の影響で8時にしまてしまいました。
ちょっとショック。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
日本体育 0-7 明治(0-2、0-2、0-3)
日本 1-6 早稲田(0-2、0-2、1-2)
法政 3-1 東洋(1-0、1-1、1-0)
慶應義塾 0-6 中央(0-1、0-3、0-2)

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アイスホッケー関東大学リーグDiv.ⅠグループA開幕4試合を取材。

9月最初のウィークエンドですが、残暑がぶり返しています。
台風が接近中のせいかもしれません。

午前中は少しのんびりして、お昼頃ご近所の東伏見DyDoドリンコアイスアリーナに向かいます。
関東大学アイスホッケーリーグ戦は、先週末の8月31日に開幕していますが、トップリーグのDiv.ⅠグループAは、今日開幕です。4試合を午後10時すぎまで約10時間取材しました。
外は残暑ですがアリーナ内は15度から17度。身体おかしくします。特に血圧は上が140突破。

第1試合は、12時15分練習開始。ディフェンディングチャンピオンの明治vs.昨年度はグループBに降格、1年でトップリーグに戻ってきた日本の対決です。
新チームになった春の選手権、日本は明治と2回戦で直接対決、1-10で大敗を喫しています。その明治も決勝リーグで1勝2敗と3位に沈み3連覇は成りませんでした。つい先週、苫小牧で行われた大学交流大会でも早々と敗退。復調が注目されていました。
ランク8位、オールメンバー22人の日本の先発は、GK小西(北海4)。DF北澤(江陵3)、小笠原(八戸工大一4)。FW月舘(八戸工大一2)、笹川(八のへ工大一4)、小森(北海1)。
対するランク1位、オールメンバー22人の明治のスタメンは、GK香田(白樺学園3)。DF京谷(清水4)、三浦(駒大苫小牧2)。FW田名部(八戸工大一2)、徳田(武修館3)、池田(北海4)。
試合に先立ち、明治の池田キャプテンから優勝杯が返還。東京都連盟からレプリカが授与されました。こうして3か月にわたるリーグ戦の火ぶたが切られました。

12時41分、フェースオフで試合開始。
やはり20分間3ピリオッド、2回の12分間整氷インターバルを持つインターナショナル・スタンダードの試合形式、トップリーグはアイスホッケーの魅力、醍醐味を味わうことが出来ます。
ランクで七つ差がある両チーム、明治が試合の主導権を握ります。
2分21秒、明治が壬生(八戸工大一3)、岩﨑(釧路工3)のダブルアシストで高木(日光明峰2)が左45度からシュート。開幕ゴールを決めました。
その後、しばらく膠着状態が続きましたが、試合は一つのペナルティーで大きく動きます。
8分27秒、明治の京谷がスラッシングの反則で2分間退場。
日本はパワープレーのチャンス。反撃に出て前がかりになります。
ここでショートハンドの明治がカウンターアタック。8分51秒、佐久間(白樺学園2)がパスカット、廣田(清水2)に繋いで右の青山(釧路江南2)がシュート。キルプレーで0-2にします。
9分24秒にも明治は見事なキルプレーを見せます。再び壬生がスチール、池田が徳田に繋ぎ0-3。日本、いくらなんでも2回続けてのパワープレー中の連続失点はいけません。
ようやく10分5秒、日本は遅ればせながら相澤(武修館3)のアシストで川口(武修館3)がゴール。1点を返します。
明治の京谷がペナルティーボックスから出ると同時に、何事もなかったように試合は平静に戻り再び膠着状態に。最初の20分間は1-3のまま終了しました。シュート数は5-15で明治がリードしました。

12分間の整氷インターバル中、東京アイスホッケー連盟学生事業委員会院長の横川さんにご挨拶いただきました。恐縮です。少しお話をさせていただいたのですが、いろいろとアイスホッケーの活性化のためのアイデをお聞きしました。微力ながらスポーツ三昧に出来ることがあればご協力したいと思います。
第2ピリオッドも互角の展開ながら、明治が試合の主導権を握っていました。
4分11秒、日本の小形(苫小牧東2)がフッキングの反則で2分間退場。
7分11秒には明治の高木がトリッピングの反則で2分間退場。
しかし両チームともパワープレーを生かすことは出来ませんでした。
15分36秒、明治は亀田(釧路江南1)のアシストで岩﨑がゴール、1-4と得点差を広げます。
反撃に出たい日本ですが、17分43秒に小笠原がフッキングの反則で2分間退場。ショートハンドになってしまいます。
そのまま第2ピリオッド終了。シュート数は11-15と日本も挽回してきました。

第3ピリオッド、なんとか反撃の狼煙をあげたい日本ですが、またしてもショートハンドに。
4分28秒、メンバーオーバーを犯してしまいます。ベンチマイナーペナルティーで相澤が代行でボックスに入ります。横にもたれかかると、壊れているドアが開いてあわや転倒しそうに。
明治、このパワープレーは生かせません。
11分38秒、明治の三浦がトリッピングの反則で2分間退場。
ここで明治はまたもキルプレーでゴールを挙げます。1試合3点のキルプレーゴールは珍しい、日本のディフェンスが、よほどセーフティーの感覚に賭けているとしか言いようがありません。
13分19秒、佐久間のアシストで池田がゴール。1-5。勝負ありました。
15分33秒には日本の小形がハイスティックの反則で2分間退場。明治はパワープレーのチャンスをようやく生かします。15分49秒、佐久間、鍛冶(武修館1)のダブルアシストで青山がゴール、1-6。これが由緒正しきアイスホッケーです。
17分、日本がようやく笹川のパスをうけた舘山(北海4)がゴール。2-6。
明治は最後まで手を緩めず、17分56秒に池田のアシストで高木がゴール、2-7ととどめを刺しました。
そのまま試合終了。総シュート数は26-43。明治が連覇に向けて好調にスタートを切った試合でした。

第2試合は、昨年度は7位とやや不本意な成績だった日本体育と予選リーグ1位通過ながら上位4強の決勝リーグでは負け越し2位に終わった早稲田との対戦。春シーズンは、早稲田が3-0で直接対決を制しています。
余談ながら、アイスホッケーの公式プログラムには、選手の学部の記載もあり早稲田の選手の所属学部を見てみると、スポーツ科学が11人、教育が6人、社会科学が3人。先進理工、文化構想、国際教養、政治経済、商が一人ずつとほどよく分散していました。これに比べるとア式蹴球部女子は、スポーツ科学部36人、人間科学2人。教育、国際教養、文化構想、社会科学が各1名。やはり明らかにスポーツ科学に偏りすぎているように思います。
閑話休題。
ランク7位、オールメンバー22人の日本体育の先発は、GK加藤(武修館3)。DF新垣(駒大苫小牧1)、清水(埼玉栄2)。FW川田(八戸工大一4)、金子(駒大苫小牧¥3)、寺嶋(武修館1)。スウェーデン留学から帰ってきたエース石井(埼玉栄3)がベンチに入っていないのが心配です。怪我でもしたのでしょうか?
対するランク2位、オールメンバー22人の早稲田のスターティングラインアップは、GK谷口(早稲田実4)。DF篠田(苫小牧東3)、務台(駒大苫小牧1)。FW杉本(駒大苫小牧2)、青木(埼玉栄4)、澤出(武修館3)。

格上の早稲田が先制します。2分19秒、杉本、澤出とつないで青木がゴール左からパックを押し込みました。先手を取って主導権をにぎりたかった日本体育は出鼻を挫かれました。
反撃に出たい日本体育でしたが、4分30秒に押田(北海2)が、7分58秒に伊藤(武修館1)がペナルティーボックスに入ってしまいショートハンドに。得点機を逃します。
11分1秒、早稲田の伊東(早稲田実3)がトリッピングの反則で2分間退場。日本体育は絶好のパワープレーのチャンス。しかし、これを生かせません。
日本体育はペナルティーが嵩みます。17分14秒、坂下(八戸商3)がラッヒングで2分間退場。またしても反撃機を逸します。
しかし、1失点で第1ピリオッドを終えられたのは日本体育に幸いでした。シュート数は4-16と大きく早稲田がリードしていました。
12分間の整氷インターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
5分、早稲田の大塚(佐久長聖2)がホールディングの反則で2分間退場。日本体育はパワープレーのチャンス。ところが6分29秒、日本体育の川田がチャージングの反則を犯してしまいます。4 on 4になり、日本体育のパワープレーが終わってしまいます。
しばらく均衡が保たれます。5 on 5ならば、それほど力の差がない両チーム。
ところが、早稲田にチームワークに一日の長があるようで、唐突に早稲田が追加点をゲットします。
16分14秒、澤出、北村(早稲田実2)のダブルアシストで生江(釧路江南3)がゴール。貴重な追加点2点目をゲットしました。
日本体育は、16分30秒に川田が、18分7秒に新垣がともにホールディングの反則で2分間退場。3 on 5の大ピンチ。なんとかショートハンドを守り切って第2ピリオッドが終了します。まだ0-2。3ピリに僅かながら逆転の望みを繋ぎました。シュート数は7-16と早稲田リード。
7秒のパワープレーの積み残しは、あっという間に過ぎ去りましたが、59秒に早稲田は草島(早稲田実3)がブルーライン少しはいいた左60度の遠目からスラップショット。ゴール前に立っていた日本体育の水戸部(北海2)がGK加藤の視野を遮りブラインドとなりパックはゴールイン。3-0とダメ押し点を決まりました。
再び試合は膠着状態に。結局、早稲田は1ピり20分間で1点ずつ奪うという効率の良いホッケーを見せました。
15分36秒、日本体育は伊藤がチャージングの反則で2分間退場。少し反則が多すぎます。
ここで日本体育の石井監督が動きます。タイムアウトを取り、作戦を授けます。
17分33秒、この作戦タイムが功を奏します。佐野(武修館)がパックをスチール。右サイドをドリブルで駆け上がりクロス。中にオーバーラップした寺嶋がシュートを決め一矢を報いました。
この後、日本体育はGK加藤を氷上から上げ6人攻撃を仕掛けますが、これが解せません。点差は2点あります。試合の流れから逆転は難しく、リーグ戦の今後を考えれば2点差で終わっておけば、と考えるのが勝負の鉄則です。まだまだシーズンは始まったところ。リスクを賭ける必要はなかった。
結局、19分23秒に早稲田は杉本がパックをスチール。ドリブルで持ちこみ日本体育ゴールにパックを流し込みました。これで1-4。再び3点差になってしまいました。
19分36秒、日本体育は野口(清水1)がチャージングの反則で2分間退場。野口はタイムアップのブザーをペナルティーボックスの中で聞くという屈辱。
1-4で早稲田が初戦を快勝しました。総シュート数は19-54。妥当な結果だったかもしれません。

第3試合は、春の選手権2回戦で対戦し7-0と東洋が慶應義塾に大勝したのと同じカードです。東洋は、その余勢をかって春の選手権で10年ぶり6回目の優勝を成し遂げています。

続く

[結果]
日本 2-7 明治(1-3、0-1、1-3)
日本体育 1-4 早稲田(0-1、0-1、1-2)
慶應義塾 0-6 東洋(0-1、0-2、0-2)
法政 0-6 中央(0-0、0-5、0-1)


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ラグビー日本代表、南アフリカ・スプリングボクに返り討ちにあう。

暑さがぶり返してきた東京地方。再び32度の真夏日です。

今日は、近所の内科医に行き定期検診の日。
先月の定期検診(8月6日)の際、採血検査した結果を聞いたのですが、あまりよろしくない。
どうやらバドミントンのヨネックス・ジャパンオープンの際、メディアルームに置いてあったパンだのおにぎり、菓子類をたくさん接種したためだと思います。
効果てきめんですね。
しかもドクター・ゴトーからは、
「もう少し体重を減らしなさい」と厳命されてしまいました。
この歳になってダイエットを命じられるとは。
美味しい贅沢食など一つも食べていまいのに……。
でも、もう少し長生きするため頑張る(我慢する?)か。

夜は、熊谷であったラグビーインターナショナル・テストマッチ、日本代表¥vs.三波アフリカ代表戦をテレビで見ました。熊谷まで取材に行くと、終電に乗れません。
ご存じのとおり4年前のワールドカップで奇跡的な勝利をした日本代表。その再現を期待して熊谷は超満員の2万4000人。
しかし、今宵のスプリングボク(南アフリカラグビー代表チームの愛称)は強かった。全く隙を見せず、ゴールキックは決まる、日本の甘いキックはカウンターで切り返す、意図どうりの組み立てを見せ前半22-0。後半、日本はなんとか一矢を報いて7点を返しましたが19-7。計44-7で完敗を喫しました。
日本のランキングは10位、南アフリカは5位。たった5しか差がないのに、この大差。
2週間後にワールドカップ開幕が迫っていますが、これではアイルランド、スコットランドの前に、初戦のロシアにも勝てるのか?
暗澹たる気分になりました。

そんなスポーツ三昧でした。
あすは関東大学アイスホッケーリーグのトップリーグ、Div.ⅠAグループの開幕4試合を取材します。

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サッカー、バスケの日本戦TV観戦を蹴ってアイスホッケー関東大学リーグを取材。

2日ばかり涼しかった東京ですが、また残暑がぶり帰ってきました。

今日も午前中から午後にかけて自宅で休養&作業。
京浜急行で大きな踏切事故があったようで、午後のワイドショウは、そのニュース一色です。

午後、野暮用で市役所に行き、その帰りに銀行によってAJPS & AIPSの会費、大枚3万6000円を振り込んできました。これで今月も貧乏です。

今宵は、7時からサッカーの日本代表vs.パラグアイ代表戦が、9時からはバスケットボールのワールドカップ、日本vs.アメリカ戦があり、自宅で2試合をテレビで観戦するという手もありましたが、サッカーの前半までテレビを見て、そのあとに東大和スケートセンターに行くことにしました。
今日のキー局は日テレさん。
日本代表のスターティングラインアップは、GK権田(FC東京U-18)。DF酒井宏(柏U-18)、富安(福岡U-18)、吉田(名古屋U18)、長友(東福岡)。MF柴崎(青森山田)、橋本(FC東京U-18)のダブルボランチ、右翼が堂安(ガンバ大阪ユース)、左翼が中島(東京ヴェルディユース)、トップ下が南野(セレッソ大阪U-18)。FW大迫(鹿児島城西)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属。高体連出身者が3人。クラブ出身者が8人。いよいよ高体連も風前の灯になってきました。
相手のパラグアイ代表はFIFAランキング39位(日本代表は33位)。さきのコパ・アメリカで準々決勝で優勝したブラジルに引き分け、PK方式の末敗者扱いになっています。
放送ではベストメンバーと言っていましたが、地球の裏側から飛行機できているので、時差ボケが問題です。もっとも日本代表も海外組と呼ばれるヨーロッパクラブチーム所属の選手が11人中10人。時差ぼけは同じ条件です。
前半23分、左サイドの長友のクロスがパラグアイのDFに当たって微妙にコースが変わりますが、大迫がアジャストしてシュート。先制します。
30分には中央の中島が右サイドの酒井にスルー、酒井のクロスを南野がシュート、2-0とします。
あまりの調子の良さに、日本が大差で勝つのでは、とも思ったのですが、結局はこれで打ち止め。
ハーフタイムで、堂安→久保(FC東京U-18)、中島→原口(浦和ユース)、酒井宏→植田(大都)に3枚替え。富安を右サイドバックに回し植田がCBに入りました。
後半10 分ころ、残念ながら自宅を出発、西武柳沢から東大和市に向かいます(結局、2-0のまま試合は終了したようです)。久保くんは、今日も不発。テクニックがすごいのは分かりますが、ゴールするとかアシストするとか結果を出さないと評価の対象になりません。少しメディア、騒ぎすぎです。

午後9時15分、東大和スケートセンター着。今宵のカードはDiv.Ⅳ成城vs.独協の対戦。
成城は、昨年度はDiv.数字トップランクで戦いましたが、3勝2分2敗の勝点11で4位に終わりました。春の選手権はCグループで戦い、1回戦不戦勝。2回戦で千葉に3-4で惜敗しています。今季は2試合目。1日に武蔵と戦い1-2で敗れています。今日は初勝利を目指します。
独協は一昨日に東京都市と戦い2-3と惜敗。そこで昨年度、春の成績は紹介しました。成城と同様、今季初勝利を目指します。

ランク32位、オールメンバー13人の成城のスタメンは、GK丹生洋介(プログラムに出身校、学年の記載なし)。DF富田(桐蔭学園4)、駒形(南多摩4)。FW真央(中央国際1)、磯部(井草4)、納富(豊島学院4)。
対するランク34位。オールメンバー11人の独協の先発は、GK工藤(札幌清田3)。DF新垣(沖縄尚学3)、坂野(淑徳巣鴨3)。FW春名(昌平1)、高橋(開智中高3)、中舘(八戸工大二3)。
9時42分、フェースオフで試合開始。

前の試合から中1日の独協の動きが鈍く見えました。同じ2試合目でも成城は中3日。イコール・コンディションではありませんでした。
一進一退の展開で試合は進みますが、独協のディフェンスが後手に回ります。
7分55秒、菅沼(城西川越2)がホールディングの反則で2分間退場。13分21秒にも坂野がエルボーイングの反則で2分間退場。幸いにも成城のパワープレーでの得点はなく均衡は保たれたまま15分間の第1ピリオドは終了します。シュート数は7-6とほぼ互角。

5分間の製氷なしインターバルの後、第2ピリオッド開始。
2分48秒、ついに成城の個人技がさく裂します。ニューカマー真央がノーアシストでゴール、先制します。
しばらく拮抗した展開でしたが、6分45秒に成城の納富が左からドリブルで切れ込んでシュート。2-0とします。
反撃に出たい独協ですが、小粒ながらスピードと切れがある新垣、小林あたりが自陣から積極的にパックを運びますが、シュートまでなかなか行けません。
8分26秒、独協の中舘がフッキングの反則で2分間退場。前の試合に引き続き、独協はペナルティーが多くショートハンドの時間が長くて、なかなか組織的な攻撃が出ません。
それでも成城も14分50秒に駒形がクロスチェッキングの反則2分間退場。10秒後に第2ピリオッドが終了。パワープレーは第3ピリオッドに持ち越されます。シュート数は9-6と成城がリード。

12分間の整氷インターバルの後、第3ピリオッド開始。
頭の1分50秒のパワープレーで1点を返したかった独協ですが、成城もキルプレーを耐えます。
しかし、2分24秒に成城の磯部がチャージングの反則で2 分間退場。このパワープレーを生かして反撃の狼煙を挙げたかった独協ですが、ここでも不発。コンディションが不良で思うようなアイスホッケーが出来ません。
7分18秒、独協の坂野がエルボーイングの反則で2分間他場。ここでもショートハンドになってしまいます。成城もパワープレーが上手くなく、追加点が奪えず。1 試合で1点くらいはパワープレーは生かしてほしい。それがアイスホッケーです。
試合は、そのまま終了。総シュート数は26-19。2-0という結果は妥当なのか不当なのか。
成城は嬉しい今季初勝利。独協も次戦は10月17日。たっぷり試合間が空きます。コンディションを整え、練習して初勝利を目指してほしいものです。

23時4分試合が終了したので、悠遊23時13分の電車に間にまいました。
帰ってスポーツニュースを見たら、バスケはアメリカに98-45のダブルスコアアで大敗。グループリーグ3戦全敗でした。来年の東京オリンピックに出場しても、最下位争いでしょう。そんなに簡単じゃありません。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
成城 2-0 独協(0-0、2-0、0-0)


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ようやく秋らしくなってきました。

最高気温26度だった東京地方。9月下旬並みの気温だそうです。

ようやく残暑が抜けて秋らしくなってきました。
昨夜は、東大和市ケートセンターから帰宅したのが12時ちかく。
それから夕食を摂り、床に就いたので、今朝はゆっくり。
気温が低いので、よく眠れること。

今日はサッカーJリーグのルヴァンカップ・プライムシリーズ準々決勝第1レグ開催日。
アジア・チャンピオンズリーグ出場のためシードされていた4チーム(川崎フロンターレ、鹿島アントラーズ、浦和レッズ、サンフレッチェ広島)が登場。しかも公式にVARが採用されるというので、取材に行きたかったのですが、申請するのを失念しておりました。
わたしのようなフリーランスは、3日前までに申請しなければならず、それを忘れておりました。
VARでは、ガンバ大阪がゴールを取り消されたとか。
まあ、悲喜こもごもです。

明日は鹿島サッカースタジアムで日本代表戦が、バスケットのワールドカップ日本vs.アメリカ戦が上海で行われ、テレビで見たいと思っておりますが、東大和でアイスホッケー関東大学リーグDiv.Ⅳ成城vs.独協戦もあり、その取材をしようかとも迷っています。

明日、起きてから考えようとしている、いい加減なスポーツ三昧でした。
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アイスホッケー関東大学リーグ戦Div.Ⅳ東京都市vs.独協線を取材。

気候は、季節の変わり目でそうとう不順のようです。
横浜のゲリラ豪雨ほどではありませんでしたが、東京西郊も朝から断続的に雨が降っていました。
おかげで気温も下がり、ようやく秋らしくなってきました。

東シナ海を挟んだ中国・上海ではバスケットボールの男子ワールドカップ開催中。
期待された日本代表、初戦のトルコに完敗。今宵もチェコに挑みましたが最後には力尽きたよう。
そんなに簡単に勝てるものではありません。

今日は、関東大学アイスホッケーリーグ戦のミッドウィーク・ナイトゲームの初戦が東大和スケートセンターで行われました。カードは、Div.Ⅳの東京都市vs.独協戦。雨が降っていたので西武柳沢から電車で行ってみました。
昨年も電車で同じ時間帯に行ったのですが、今年は混んでいて小平まで座れませんでした。若干ダイヤが変わっているのでしょう。ともかく8時51分に乗って9時11分に東大和市に到着しました。

東京都市は、昨年度はDiv.Ⅲで戦っていましたが、武運拙く7戦全敗で8位。最下位でDiv.Ⅳに自動降格してきました。出直しのシーズンです。春の選手権はBグループに参戦、1回戦で学習院に0-8で大敗しています。
一方の独協は、昨年もDiv.Ⅳで戦い、3勝1分3敗で6位。春の選手権はCグループに参戦。1回戦は慶應義塾医学部に1-0と辛勝し2回戦に進みましたが、武蔵に4-5で惜敗しています。今年は上位進出を狙っています。

東大和アイスアリーナは昨年の11月ぶり。DyDoアイスアリーナに比べると大変取材環境は厳しい。記者席などはなく、一般の観客席で観戦するのですが、昨年からスコア―ボードの電光掲示板が逆サイドに移され、何かあるたびに下に降りて確認するしかない。アナウンスも聞こえずらい。マンバー票の配布もない。条件的には取材環境はよくありません。

ランク29位、オールメンバー26人の東京都市のスタメンは、GK加茂田(熊本北4)。DF茂木(国学院4)、山本(雪谷4)。FW栗田(三田国際学園2)、秋草(東京3)、原田(海老名4)。
対するランク34位、オールメンバー11人の独協の先発は、GK工藤(札幌清田3)。DF坂野(淑徳巣鴨3)、新垣(沖縄尚学3)。FW菅沼(城西川越2)、高橋(開智中高3)、春名(昌平1)。
午後9時41分、フェースオフで試合開始。

東京都市は、2日前に順天堂と初戦を戦い1-1で引き分けており今日が2戦目。独協は今日が初戦。その差が出たのか、やや独協の動きが硬い。
そんな中、63秒に東京都市は、茂木のアシストで栗田がゴール。先制します。
徐々に独協も慣れていきます。
2分37秒、南の島から来た小柄で俊敏なエース新垣がノーアシストでゴール、試合を振り出しに戻します。
7分8秒、独協の菅沼がハイスティックで2分間退場。東京都市はパワープレーのチャンスでしたが、これを生かせず。
このまま第1ピリオッド終了かと思われましたが、14分4秒に独協は新垣のパスをうけた中舘(八戸工大二3)がゴール。逆転に成功します。1-2で第1ピリオッド終了、シュート数は11-4と東京都市がリードします。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
1点のビハインドを負った東京都市が攻勢に。2分3秒、水野(泉1)のパスをうけた五十嵐(東京都市大付2)がゴール左からパックを押し込み2-2、同点に追いつきます。
この後。両チームペナルティーがかさみ試合は膠着状態に。
4分23秒、独協のGK工藤がパックを停滞させたとしてディレイド・オブ・ゲームスの反則。ペナルティーボックスには早川(長野東1)が代行して2分間入ります。
7分56秒には東京都市の原田がトリッピングの反則で2分間退場。独協はパワープレーのチャンスを迎えますが、8分41秒には独協の坂野がスラッシングの反則で2分間退場。4 on 4になってしまいます。
12分35秒には独協の坂野がクロスチェッキングの反則で分間退場。そのうえ12分55秒には新垣もクロスチェッキングの反則で2分間退場。5 on 3に。東京都市は大チャンスでしたが勝ち越すことができません。
このまま第2ピリオッドは2-2のまま終了。シュート数は10-5と東京都市がリード。

12分間の整氷インターバルの後、最後の15分間が始まります。
4分21秒、東京都市の五十川がハイスティックで2分間退場。独協はパワープレーのチャンス。ここで独協の新垣が自陣からパックを持ち出しドリブルシュート。パックはポストに跳ね返り「キーン」という金属音を残します。
何度も自陣からカウンターアタックを仕掛ける独協の新垣。この日もすでに1ゴール、1アシストを決めていますが、東京都市のGK加茂田の好セーブとDF陣のブロックで追加点は奪えません。そんなゴールに一番絡みそうな新垣が6分47秒、デンジャラスプレーでミスコンダクトペナルティー10分間退場。つまり残り時間のすべてをペナルティーボックスに滞在することになりました。独協、キルプレーのピンチは回避できましたが、新垣を欠いたのは大きな痛手でした。本人はなんの反則でペナルティーボックスに入ることになったのかわからず、観客席の女子マネに「場内アナウンスは何て言ってた?」と聞いていましたが、これが聞き取れない。やはりレフェリーは、はっきりと本人に伝えるべきでした(観客席からは死角になっている所で反則を取られており、スポーツ三昧も良く見えませんでした。
7分30秒、独協の小林(セントポール・アメリカン・スクール4)がチャージングの反則で2分間退場。東京都市はパワープレーのチャンス。しかし、これは生かせず。
10分59秒、独協はタイムアウト。なんとか1点を奪おうと必死でした。高橋主将が、わざわざペナルティーボックスの新垣のところまで「何分に出られる?」と聞きに来ましたが、もちろん試合終了まで出ることは出来ません。
そんな11分41秒、唐突に決勝点が生まれました。五十川のパスをうけた山本が左からクロス、水野が中央でシュート。勝ち越しました。
独協は最後まで試合を諦めず、攻め込みましたが、午後11時10分、タイムアップのブザーが鳴りました。

最後まで手に汗を握る好ゲームでした。しかし、独協の切り札・新垣が勝負ところでプレーできなかったのが勝負の明暗を分けました。スコアー3-2。総シュート数30-13。妥当な結果かもしれません。中1日おいて独協は成城との第2戦を控えています。どんな戦い方をするのか楽しみです。

11時13分の電車で帰ってきました。
なんとか日付が変わる前に帰宅。
遅い夕食を摂り、床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
東京都市 3-2 独協(1-2、1-0,1-0)

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新学期が始まりました。9月最初の月曜日。お休みをいただきました。

9月第1週が始まりました。
まだ残暑の名残か秋は感じられません。

昨夜は、西が丘から帰宅したのが10時30分。
それから夕食を摂り、なんやかやとやっていたら遅くなってしまいました。

土曜日は気温15度のアリーナで3試合アイスホッケーを取材。
日曜日は炎天下でサッカーを2試合取材し、自転車で片道1時間30分で移動、そしてJFLナイトゲームを1試合取材。
少し身体にダメージが残りました。

今日は特に取材の予定もなかったので、午前中はお休み。
午後は、自宅で作業をしていました。
暇に任せて、「コードブルー劇場版」をYouTubeでみたり。

そんなスポーツ三昧でした。

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残暑厳しいおり、サッカー3試合を取材。

9月に入りました。最初の日曜日、真夏日が復活。気温30 度越えです。

昨日はアイスホッケー3試合を取材しましたが、今日はサッカーを3 試合取材しました。
まずは、自宅裏の早稲田大学の東伏見グラウンドへ。
11時キックオフ予定の関東リーグ2部の早稲田大学ア式蹴球部FC(早稲田のセコンドチーム)vs.東邦チタニウム戦を取材します。
今季から現役チームで関東リーグ2部に参戦している早稲田ア式蹴球部。厚いシニアチームの壁に阻まれて4分6敗と最下位に沈んでいましたが、オープンドアの時期にトップチームから水野(大津1)、西堂(市立船橋1)らを補強し3連勝に転じ、順位も7位(10チーム中)にまで上げました。ところが前節若手大学OBを主体に構成するクラブチームCriacao Shinjyukuに元気なく0-5と完敗。出直しの試合になりました。伝統ある東邦チタニウムに対し、どこまで戦えるか注目されました。

早稲田大学ア式FCのスターティングラインアップは、GK高田(東山2)。DF水野(大津1)、小山(早稲田実3)、坂本(横浜FMユース3)、監物(清水ユース1)。MF中山(日章学園3)、小野寺≪専大北上3)のダブルボランチ、右翼が小林(高崎2)、左翼が奥野(早稲田実3)、トップ下が金田佑(早稲田実2)。FW宮脇(早稲田実2)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先、数字は学年。
対する東邦チタニウムの先発は、GK内藤(福島ユナイテッドFC)。DF湯沢(韮崎高)、楠元(カターレ富山)、佐藤貴(九曜FC)、本名(フットワーククラブ)。MF鈴木(アスルクロラ沼図)、工藤(tonan前橋)のダブルボランチ、右翼が川崎(川崎U-18)、左翼が宇都宮(松蔭大)。FW久保(鈴鹿アンリミテッド)、吉田(神奈川大)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。(カッコ内)は前所属先。
早稲田の女子マネの方から正式の「試合メンバー表」を提供いただきました。ありがとうございます。
午前11時、藤倉健レフェリーの笛のした、東邦のキックオフで試合開始。

前節の試合で0-5と大敗した早稲田ア式FCの選手に対し「一矢報おう」とか「ここで活躍して上に上がろう」とかいう気概はないのか、とスポーツ三昧は書きました。今日の早稲田ア式FCは、少しだけ維持を見せてくれました。
試合開始早々から東邦チタニウムが早稲田ア式陣内に攻め込みます。激しくマークに行く早稲田ア式FC。ラフプレーはいけませんが、身体接触が許されるサッカーでは、そうしたマーキングも必要です。
5分、早稲田の行き過ぎたマークで得たフリーキックを東邦の本名がゴール前にクロス、ヘディングシュートしますが早稲田GK高田がキャッチ。
しかし、その1分後にバイタルエリアでボールを拾った川崎が右60度からシュート。東邦チタニウムが先制します。
18分、早稲田は左中間でフリーキックを得ます。小林が直接ゴールを狙いますがGK内藤が易々キャッチします。
24分、飲水タイム。さすがに関東リーグ、ルール通りに運用され1分後に再開。
36分、東邦のコーナーキックのチャンス。本名の蹴ったボールを吉田がヘディングシュート、上に外れます。
38分にも右60度から久保がシュート、上に外れます。
45分、東邦はフリーキックのチャンス、川崎が直接ゴールを狙いましたが、これも上には売れます。東邦のシュートの精度の低さにも救われた感のある早稲田でした。
ア弟子ショナルタイムは「2分」表示。
45+3分、早稲田は右サイドから崩し水野がドリブルからクロス、中に詰めた小野寺がヘディングシュートしますが左に外れます。数少ないチャンスを生かすだけの集中力が早稲田にはありません。
この後、ゴールキックをけってからアディショナルタイム3分28秒、藤倉レフェリーがハーフタイムを宣します。

両チームとも前半と同じイレブンで後半に臨みました。
次の1点をゲットしたチームが大きく勝利に近づくことは明白でした。早稲田としては、先にゴールを挙げ、試合の流れを引き寄せたいところでしたが、痛い2失点目を喫します。
後半12分、早稲田陣内右サイド深くでフリーキックを得た東邦。本名が正確なキックをファーサイドに蹴り、ヘディングで折り返し、そのボールをゴール前で待ち受けた佐藤貴がヘディングで押し込む見事なゴール。喉から手が出るほど欲しかった2点目を得ます。
ここから東邦は規定一杯の5人の選手交代をして新手新手を繰り出します。まず13分、MF川崎を佐々木龍に交代。その直後に東邦は久保がシュートを放ちますが左に外れます。
14分、早稲田もFW宮脇を平田(早大本庄1)に交代。
25分、飲水タイム。ここで早稲田は2人目の交代。MF小野寺を秋元(早稲田実2)に交代。直後に試合が再開されます。
33分、東邦はMF宇都宮を高橋弘(横浜猛蹴FC)に交代。36分にはDF佐藤貴を常盤(FC上田ジェンシャン)に交代。38分にはFW久保を和田≪神奈川大)に交代。
そのまま試合は終盤に。このまま無得点に終わるかと思われた早稲田でしたが、45分に奥野が左サイドをドリブルで切り裂きシュート。一矢を報いました。
アディショナルタイムは「3分」表示。
45+2分、東邦は最後5枚目の交代カードを切ります。FW吉田を下山(DJK SC SW 1924 Florsheim)に交代。
45+5分。早稲田は最後にコーナーキックのチャンス。小林の蹴ったボールを東邦GK内藤が直接キャッチ。やはりリ・スタートプレーの習熟が早稲田には必要なようです。
アディショナルタイムは4分2秒。GK内藤のキャッチと同時にタイムアップを迎えました。

やはり早稲田、先行されると苦しい。そしてフリーキック、コーナーキックからのスペシャルプレーが欲しいところ。今日は前節と違い、勝負に値するスピリットで試合に臨みましたが、気合だけでは勝てません。ゴールを挙げる工夫が必要です。
東邦チタニウムは、さすがの試合運びでした。先制、中押しで試合の主導権をにぎり、1点差には追いつかれましたが、危なげなく快勝しました。大人のサッカーです。
しかし、2-1と最後まで勝負の行方が分からぬ好勝負でした。
午後1時少し前、一度は観客席が空きましたが、すぐに第2試合、関東女子大学リーグ第3節、早稲田大学ア式蹴球部女子vs.慶應義塾大学ソッカー部女子戦の観客でスタンドは埋まります。

7月12日、等々力陸上競技場での第18回定期戦の再戦です。その時は、早稲田ア女が4-1と快勝しましたが、早稲田ア女の村上、松本、慶應義塾ソ女の工藤主将が日本ユニバーシアード代表に選ばれてイタリア・ナポリへ遠征中。今日は3人とも出場予定ということで、今年度2回目の対決は、今回が本当の勝負だと思いました。
それに、早慶定期戦の後、早稲田ア女は神奈川大、日テレ・メニーナに連敗。関東女子リーグ11連覇に黄信号が灯っています。定期戦の後遺症なのでしょうか。関東女子大学リーグの開幕戦も2点リードしながら武蔵丘短大に追いつかれ引き分け。チームのバランスを崩しています。前節、ようやく東京国際に1-0と辛勝、なんとか上向きになったところ。優勝のためには、もう勝点は落とせません。
一方の慶應義塾ソ女も今季は苦しんでいます。早慶戦後は少し調子が上向きになってきましたが、この試合は悪くても勝点1は欲しい。なにより、慶應ソ女は18年前に初対戦以来、まだ早稲田ア女に一度も勝ったことがありません。調子が出ない早稲田ア女に一泡吹かせたいところでした。

早稲田大学ア式蹴球部女子のスターティングラインアップは、GK川端(十文字3)。DFブラフ・シャーン(スフィーダ世田谷ユース1)、小林(JEF千葉4)、中條(JFAアカデミー福島4)、源関(ちふれASエルフェン埼玉4)。MFアンカーが高瀬(JEF千葉U-18・4)、右翼が阪本(大商学園3)、左翼が松本(十文字3)、トップ下が村上(十文字3)と高橋(日ノ本学園1)。FW山田(大商学園4)。4:1:4:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先、数字は学年。
対する慶應義塾大学ソッカー部女子(ゴール裏に貼ってあった横断幕には「サッカー」とあった)の先発は、GK加藤(常盤木学園4)。DF工藤(日テレ・メニーナ4)、奥本(浦和ユース4)、熊谷(十文字3)、佐藤(十文字3)。MF小川(神村学園3)、高橋(常盤木学園1)のダブルボランチ、右翼が松木(常盤木学園4)、左翼が勝木(大和4)。FWブラフ・フェイ(スフィーダ世田谷ユース1)、山本(横須賀シーガルス3)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。もともとDFだったGK加藤が、ようやくGKらしくなってきました。
午後2時30分、慶應ソ女のキックオフで試合開始。

試合早々から慶應ソ女がアグレッシブに攻め込みました。GK加藤が中盤を省略しトップのブラフ・フェイ(早慶定期戦のころは右サイドバックでした)と山本がボールを収め、攻撃の起点になりました。
逆に早稲田ア女は、ワントップの山田になかなかボールが収まらず、2列目からの攻め上がりの起点になれませんでした。2列目のパス回すも精度が今一つ。なかなか得点機にまで行きません。
お互いにアタッキングサードまで入るものの早稲田ア女の川端、慶應ソ女の加藤、両GKの堅実な守りもありノーゴールで試合は進み23分、前半の飲水タイムに入ります。規定通り1分後に試合再開。
この試合、もう一つの注目は、早稲田ア女のDFブラフ・シャーンと慶應ソ女FWブラフ・フェイのマッチアップ。実は双子の姉妹です。45分間でしたが濃密な対決でした。
もう一つの注目のマッチアップは、慶應ソ女の右SB工藤と早稲田ア女の左翼・松本の対決。お互いに日本ユニバ―シアードの代表。工藤は前回の台北ユニバーにも出場しており、今回もバリバリのレギュラー。決勝戦ではU-17ワールドカプで優勝している北朝鮮の選手をマークして、何度も1対1の場面でボールをスチールしていました。松本は残念がらスタートのイレブンではありませんでしたが、今は早稲田ア女のエースです。
こうした、試合自体の勝負のほかにも興味ある対決が見られた試合でした。
40分、早稲田ア女がコーナーキックのチャンス。早稲田ア女は、今季これまでの2試合で小林しか得点を挙げておらず、たびたびコーナーキックでは小林の動きに注目が集まります。この時は、高瀬が蹴ったキックをブラフ・シェーンがヘディングシュート。GK加藤がファインセーブを見せコーナーキックに逃れ事なきを得ました。
43分、慶應ソ女のチャンス。左後方からのスルーパスを受けた山本が、早慶戦でゴールを決めた得意の角度からシュート。早稲田ア女GK川端がセーブします。
アディショナルタイム表示は「1分」。1分20秒、レフェリーがハーフタイムを宣しました。
劣勢を予想された慶應ソ女でしたが、大健闘でスコアレスで前半を狩猟しました。後半が楽しみな展開です。

ハーフタイムで早稲田ア女の川上嘉郎監督(横浜緑ヶ丘)が動きます。右SBブラフ・シェーンを中田(日ノ本学園4)に、MF右翼の阪本を蔵田(十文字3)に交代します。十文字は3年前に全国高校女子サッカーで全国制覇していますが、その時のメンバーが早稲田ア女に4人、慶應ソ女に2人出場しました。これも凄いことです。
後半始まって確認しましたが、早稲田ア女は中田が左SBに入り、源関を右に回しました。蔵田は左翼に入り、松本を右翼に回します。このポジションチェンジも後々大きく影響していきます。

後半の頭8分間も均衡が保たれました。
試合の均衡が崩れたのは9分、早稲田ア女の村上のスルーパスが、ペナルティーエリアに入った蔵田に通った瞬間でした。慶應ソ女のDFが蔵田に接触、押し倒したような格好になりました。レフェリーは迷わず笛を吹きペナルティースポットを指さします。微妙な判定でした。
蔵田は確実にPKを決め、早稲田ア女が先制します。
失点した慶應ソ女、1点を取に行くのか。それとも我慢して勝負を終盤に賭けるか。難しところでした。
12分にも早稲田ア女は、蔵田のスルーを高橋がシュートしますが左に外れます。
21分、慶應ソ女の伊藤洋平監督が動きます。MF勝木を高月(村田女子2)に交代。高月をFWにあげブラフ・フェイを右サイドバックに。工藤をボランチにあげ、高橋を左翼にポジションチェンジ。
22分に慶應ソ女も反撃。左から右へラテラルに走る山本、スルーパスが通ります。そう、早慶定期戦で慶應ソ女が一矢を報いたシーンの再現でしたが、惜しくも右サイドネット外に外れます。
24分、飲水タイムに入ります。25分に再開。
28分、ポジションチェンジによって工藤のハードマークから解放された早稲田ア女の松本から村上へスルーパスが通ります。まさに早稲田ア女のホットラインが行きます。村上のゴールが決まって2-0 。
32分、早稲田ア女の川上監督は二の矢を放ちます。MF松本に替えて富田(作陽3)を、FW山田に替えて早慶定期戦MVPの土居(ASちふれエルフェン埼玉4)をピッチに送ります。
前半から早稲田ア女にプレッシャーをかけ続け疲労もピークの慶應ソ女、徐々に守りの集中力も弱まってきました。
35分、GK加藤が信じられないようなパスミス、スチールした早稲田ア女の蔵田がドリブルで持ち込みゴール、3-0。
36分にも早稲田ア女の高橋が慶應ソ女ボールをスチールして、そのままシュート、4-0。勝負ありました。
39分、早稲田ア女はMF高瀬主将を加藤(アンジュヴィオレ広島2)に、慶應ソ女はDFブラフ・フェイを足立(大阪桐蔭3)に交代。
終盤、慶應ソ女は何度もコーナーキックのチャンスで一矢を報おうとしましたが、それはなりませんでした。
早稲田ア女も45+2分に蔵田が絶好のシュートチャンスを迎えましたが、左にはずしました。
アディショナルタイム2分54秒、タイムアップを迎えました。

早稲田ア女、久々の快勝、それも完封勝利。今後によい影響が出ると思います。スタートダッシュで躓きましたが、これで暫定1位になりました。
慶應義塾ソ女、後半半ばまでよく健闘しました。最後まで勝利、得点を諦めない結果が4失点になってしまいました。3節を終えて暫定9位ですが、まだまだリーグ戦は続きます。インカレ出場(7位まで)を目指して頑張ってほしいものです。

一つ気になったことを書きます。この記事を書くにあたって「早稲田スポーツ」(早稲田大学体育局公認の学生新聞)のホームページを参考に拝見しているのですが、誌上のメンバー表に選手の所属学部が掲載されていました。早稲田ア女の選手は、社会科学部の高橋雛を除き残りは全員スポーツ科学部の学生さんでした。「私学の雄」と自他ともに認める総合大学の早稲田にしては、少しバランスを欠いた強化・スカウティングをしているな、と感じ入った次第です。
たとえば、慶應義塾ソ女は総合政策が7人、環境情報が4人と多いものの、文学部、理工学部の学生さんもいました。総合大学の運動部として健全な感じがしますし、慶應義塾ソ女にはスポーツ推薦入試はないと聞いています。
大学当局の考え方もありますが、そんなことも考えながら試合の結果を見てみるのも一つの見識かと思いました。
大学は、学問をするところ。アマチュアである以上、あくまでもスポーツは余技です。
早稲田ア女の皆さんには、しっかりスポーツ科学の研究に精進していただきたいと願うばかりです。

第3試合の会場は、味の素フィールド西が丘。サイクリングで1時間半弱の距離。行けるかどうか不安でしたが知らないうちに自転車を漕ぎ出していました。

続く

[結果]
関東リーグ2部
早稲田大学ア式蹴球FC 1-2 東邦チタニウム(前半0-1)

関東大学女子リーグ1部
早稲田大学ア式蹴球部女子 4-0 慶應義塾大学ソッカー部女子(前半0-0)

日本フットボールリーグ
東京武蔵野FC 3-2 FCマルヤス岡崎(前半2-0)

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