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アイスホッケー東京都女子リーグSEIBUプリンセスらビッツvs.Tweedia Crest戦を取材。

昨日、一昨日ほどではありませんが、今日も寒い一日でした。
2月2回目の週末。
午前中、バックアップのGatewayのPCが突然パワーダウン。
PCは正副2台とも故障してしまい、仕事もできない状態になりました。
そんなわけでのんびりしておりました。

午後1時30分からサッカー今季Jリーグの開幕を告げるXEROXスパ^カップが始まります。今日もテレビ観戦になりました。
昨年度のJリーグチャンピオン・横浜Fマリノスvs.天皇杯覇者・ヴィッセル神戸の対決です。両チームともどちらかといえば守備的というより攻撃的なチームなので、楽しいサッカーが展開されました。
予想に違わず両チームとも攻撃的サッカーを展開。
神戸が先行すれば横浜が追いつくという、いわゆる「にわかファン」が喜びそうな試合になりました。
20分、清水から神戸に移ってきたドウグラスがゴールしますが、今季からJリーグで正式採用されるVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の結果、オフィサイドの判定、ノーゴールに。
しかし27分、左サイドのイニエスタが絶妙の浮き球スルー、中央に走りこんだドウグラスがゴール、神戸が先制します。
36分、マリノスも反撃。昨年度のJリーグの得点王・仲川がシュート、昨年度シーズン途中にマリノスから神戸に移籍したGK飯倉がセーブしますが、こぼれたボールをマルコス・ジュニオールが頭で押し込み同点に追いつきます。が、これもVAR判定が入りました。
しかし、40分に神戸もマリノスDFの齟齬をつき古橋がインターセプトからシュート、再びリードを奪います。
アディショナルタイムは5分9秒、ハーフタイムに入ります。
後半9分、マリノスが追いつきます。エリキのクロスに扇原がシュート、2-2の同点に。
しばらく均衡が保たれますが、24分に神戸の山口右のイニエスタにパス、イニエスタからのパスがマリノスDFに当たってこぼれたところを山口がシュート、2-3。
しかしマリノスもすぐ追いつきます。28分、右から左の遠藤にサイドチェンジ、遠藤のクロスをエリキがシュート、再び試合を振り出しに戻します。
試合は3-3のままタイムアップを迎えます。XEROXの大会規定では延長戦なし、即PK方式決着です。
このPK方式が前代未聞のものになりました。
先蹴りはマリノス。
2番手までは全員決めます。マリノスはマルチィス、扇原。神戸はイニエスタ、田中。ここまでは見事な展開。ところが、3人目からマリノスはジュニオール、水沼、松原、和田、遠藤と5人連続で失敗。それに合わせるかのように神戸も小川、西、大崎、トーマス・フェルマーレと失敗。誰かが決めていれば勝てるのに。9人連続失敗は、おそらくJリーグ新記録。
ここで登場したのが山口蛍。さすが歴戦の勇者。きっちり決めて2-3。神戸が勝者扱いになりました。
今年もJリーグ、いろいろありそうです。刮目して待ちたいと思います。

夕方まで自宅で待機(?)。
午後6時過ぎに丘の上のアイスアリーナへ。東京都女子リーグ、ランク1位と2位同士の対決を取材します。
普通、優勝決定戦とも言えるカードは、最終節に行われるのが普通ですが、SEIBUプリンセスらビッツの実力が飛び抜けているため、他の大会、代表の合宿の日程など考慮されて早々と行われることになったのでしょう。ともかく、ディフェンディングチャンピオンと昨年度準優勝のTweegdia Crest(以下TWCと記す)の対決になりました。
オールメンバー22人のSEIBUプリンセスラビッツのスターティングラインアップは、GK小林姫公。DF服部菜那、床亜矢可。FW江口とも、永野元佳乃、岩原知美。
対するオールメンバー16人のTWCの先発は、GK平井ちぐさ。DF大西理紗、吉田楓。FW大西沙梨、當間実結、工藤綾乃。
午後6時37分フェースオフで試合開始。

首位攻防戦ということでラビッツも慎重な試合の入り。
2分36秒にラビッツの永野がフッキングの反則で2分間退場。TWCは、いきなりパワープレーのチャンス。
ところが、チャンスに前がかりになるTWCに対し、ラビッツがカウンターアタック。関夏菜美のスルーに反応した宮崎千里が中央突破。TWCのGK平井と1対1になりシュート。キルプレーで先制します。
6分、今度はTWCの小坂瑠依がイリーガルヒットで2分間退場。ラビッツは初のパワープレーのチャンス。これを12秒後に確実に生かします。小山玲弥、久保英恵のダブルアシストで関がシュート。2-0とリードを広げます。由緒正しきアイスホッケー。
8分21秒には江口がゴール裏を左から右に回りゴール前で待ち受ける岩原にクロス、岩原が確実に押し込み3-0。
10分55秒、宮崎が左60度からクロス、牛窪美里がシュートを決め4-0。
11分31秒には山下光、岩原とつないで江口がゴール、5-0。ほぼ勝利を決めました。
残念ながらこのあとはファールゲームになってしまいます。
13分5秒、ラビッツの太田愛がホールディングの反則で2分間退場。13分45秒にはラビッツの岩原がトリッピングの反則で2分間退場。ラビッツは3 on 5のピンチです。
絶好の反撃機を迎えたTWCですが、なかなかラビッツの堅陣は破れません。そんな時、14分56秒にTWCの當間実がトリッピウングの反則で2分間退場。4 on 3になり第1ピリオッドは終了しました。シュート数は10-1でした。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。3on 4のスクランブルで始まったピリオッドですが、3分46秒にはTWCの當間実がイリーガルヒットの反則で2分間退場。
試合巧者のラビッツはパワープレーのチャンスを逃しません。4分6秒に久保、山下のダブルアシストで小山がゴール、6-0。
5分15秒、TWCの小坂がフッキングの反則で2分間退場。
7分14秒、ラビッツはこのパワープレーを利して久保のパスを受けた江口がゴール左から右にドリブルしながらシュート、7-0。
9分49秒、TWCは堀内萌恵のフッキングの反則中のアドバンテージ中に當間結花もフッキングの反則。2人同時にペナルティーボックスへ。5 on 3になってしまいます。
その上、11分10秒にTWCの大西理がトリッピングの反則。ペナルティボックスは3人でいっぱいに(規則により氷上は3人以上少なくならない)。
ラビッツは11分48秒、久保、山下と繋いで最後は床亜矢可キャプテンがTWCのDFを右から左に揺さぶり左60度から得意のスラップショット。物の見事に決まりました、8-0。
なおもラビッツのパワープレーは継続。12分14秒、関、岩原とつないで江口が仕留めます。9-0。
5 on 5に戻って暫く、12分29秒には大西理がトリッピングの反則で2分間退場。またまたラビッツがパワープレーを生かします。13分30秒、ブルーライン手前から永野が服部につないで服部がシュート性のクロスを入れると、ゴール前に待ち構えた岩原がスティックに当ててコースを変えてゴールイン。10-0とします。
大会規定により、ここからランニングタイム(ゴール後、ペナルティー後に一瞬時計を止めるだけのルール)にはいります。
第2ピリオッドはこのまま終了。シュート数は38-0と大きくラビッツがリードしました。

第3ピリオッドは5 on 5でスタート。
1分34秒、TWCの大西里がニーイングの反則で2分間退場。
ラビッツは抜け目なくパワープレーのチャンスを生かします。
1分44秒、江口、永野のダブルアシストで床キャプテンがゴール。ラブリーな11点目。
2分14秒、ラビッツの三浦桃佳がラッフイングの反則で2分間退場。TWCは一矢を報いるチャンスでしたが、3分22秒にTWCの當間実もフィッキングの反則。4 on 4になってしまいます。
ランニングタイムで時計はどんどん進んでいきます。さしものラビッツも明日も試合があるのでお休みモードの入ったか。それともTWCがラビッツのスピードに慣れてきたのか一進一退の展開にはいります。
13分54秒、TWCの當間結がクロスチェッキングの反則で2分間退場。TWCは一人ペナルティーボックスに入ったまま試合が終了しました。ブザーが鳴ったのは7時54分でした。
総シュート数は59-1。予想以上のラビッツの快勝でしたが、11点中パワープレーが6点、キルプレーが1点。スクランブルで確実に得点するラビッツの世界基準のアイスホッケーに拍手!

8時すぎに帰宅。
フィギュアスケート四大陸選手権女子シングルスフリー演技をTV観戦。
期待の紀平梨花選手。SPでは完璧な演技で褒めたのですが、今日は最初のトリプルアクセルがシングルになってしまうミス。途中、プログラムを変更したのは良かったけど、まだまだですね。
なんで練習であれだけ成功しているのに、本番では失敗するのか?
不思議なスポーツです。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
SEIBUプリンセスラビッツ 11-0 Tweedia Crest(5-0、5-0、1-0)



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