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箱根駅伝復路とアメリカンフットボールのライスボウルをテレビ観戦。

復路はスタートから日テレを拝見しました。

民放のマラソンや駅伝は、ともかくCMが多い。
おかげでCMのたびにBD-Rに溜まったソフトを外付HDDに移す作業が進みました。
駅伝が、いかにCMを大切にしているかという話は、かつて日テレの名プロヂューサー坂田さんから伺ったことがあります。
例えばタイトルスポンサーの「SAPPORO」を大事にするあまり、他社のビール会社の看板は絶対にうつさないようにカメラ割りすること。
数多箱根にあるホテル旅館の中で「小涌園」の名前だけ何故出すか。それは、そもそもテレビ東京が行っていた実況中継(当時は箱根の坂を登れるテレビ中継車がなく、定点カメラだけで放送していた)を日テレさんが放送することになった時、お正月ということでスタッフが泊まる旅館がなく、困っていた時に小涌園さんが、
「大部屋で雑魚寝でよければウチに泊まってください」と言われて、今でも常宿にしているということ。
そんな事もあるんですね、意外と義理固いんでです。

さて、レースの方は2分14秒のアドバンテージをつけてスタートした創価。持ちタイムでいうと29分の後半の選手ばかりなので、往路のどこかでブレーキを起こし名だたる名門校に抜かれるだろうと予想そておたのですが、6区の山下から9区の勝負ところまで今日も穴がない。もうのびのび走って最終襷の受け渡しの時点で3分19秒の大差をつけました。
最終10区は、無理をせずにゆったり入って、普通に走れば優勝です。
ところが、創価の小野寺勇樹が大ブレーキ。2位の駒澤最終走者・石川拓真がぐんぐん追い込み、ついに残り2kmで大逆転。10区での逆転は20年ぶりの椿事だそうです。
まあ、日テレアナウンサーのオリンピックか世界選手権と聞き間違えるような大げさなアナウンスは感心しませんが、3分以上の大差を逆転されたのは80年ぶりとか。
瀬古さんも何かの機会で語っていましたが、
「普段、全く注目されない普通の陸上競技をやっている学生が、1年に1日だけ注目を集めるんです。そりゃあ、もう硬くなりますよ。普通に走れなくなっちゃう」ということなんでしょうね。
しかも予想以上のチームの好走で往路トップ。復路のテープを切る選手は、ものすごいプレッシャー。おそらく前夜は一睡もできなかったのではないか。しかも3分19秒もアドバンテージをもらったら余計にプレッシャーがかかります。新興校の悲しさ、経験のなさを感じました。小野寺は、区間20位に沈みました。
駒澤、久々の総合優勝は称えられますが、往路は創価、復路は青山学院が優勝。往路、復路で勝てなかったチームが総合優勝するのも久々でしょう。
ともかく、記録づくめの箱根駅伝になりましたが、沿道人が多かったですね。密です。あれはいけません。箱根駅伝クラスターが生まれないことを祈るばかりです。

3時からは、アメリカンフットボールの第74回ライスボウルをテレビ取材。;
昨年までは、新年最初の取材として東京ドームに足を運んでいたのですが、今年は名古屋でテレビ観戦です。
この試合。社会人日本一のチーム(オービック・シーガルス)vs.学生日本一の関西学院大学の対決で、日本一を決める試合として行われています。
ラグビーも21世紀に入る頃までは、社会人と学生の一発勝負(日本選手権試合)として行われていましたが、1987年の早稲田大学を最後に、学生は社会人に勝てなくなりました。したがって現在は、その試合は無くなってしまいました。
アメリカンフットボールも、学生チームはここ10年以上飼っていません。そろそろ存在意義を問われる試合です。今年の学生の健闘を祈りました。
果たせるかな、関西学院はキックオフをオンサイドキックで攻撃権を獲得。先制しますが、すぐにオービックが逆転。今年も学生コテンパにやられるのかな、と思ったら、三宅が84Yのロングゲインを見せタッチダウンを奪い、前半は14-12と2点差で終了。会場を沸かせました。
しかし、関西学院の健闘もここまで。後半に入るとオービックが実力を発揮。3T、3PATを奪い、関西学院の反撃を1Tに抑えて35-18で快勝。7年ぶり8回目のライスボウルを獲得しました。

6時から買い物に新年最初のアオキスーパーへ(昨日はヤマナカまで行きました)。
今日の東京都の新規感染者は、816人と高止まり。愛知県も185人。
就寝前に体温を測ったら36.8度。やばいな。少し頭も痛い。風邪をひいたかもしれません。
早めに床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

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