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3連休2日目。青春18きっぷ最終日に安土を訪問。

寒に入り寒い日が続きます。
日曜日恒例の早朝からテレビはしご視聴。ドイツ大河ドラマ「バビロン・ベルリン」(BS12)シリーズ2は先週終わっています。5時50分から「サンデーLive」(テレ朝系)、8時30分から「サンデーモーニング」(TBS系)を拝視聴。今日までフジテレビ系の「ワイドナショー」は正月休みでした。

お天気も良いし、今日は1月10日。青春18きっぷの有効期限最終日。最後の1枚を使い切るため、出かけることにしました。
どこに行こうか。日帰り圏内で行けるところとすれば京都までくらい。2月5日が期限の「秀吉スタンプラリー」の残り二か所が滋賀県にあり、そこに行くことにしました。
その二か所は、一つは織田信長が築いた安土。もう一つは浅井長政の居城だった小谷城。なんとか二か所を回ってスタンプラリーにも目処をつけたい。
そう思って、ともかく西に向かいました。

JR枇杷島まで自転車で行き、10:24発の岐阜行きで旅をスタート。
尾張一宮、大垣、米原と乗り換えて12:22に安土着。これまで何度も通過しているルートですが、米原から先を各停に乗るのは初めて。なんとなく景色が違います。
降り立った時間帯が悪かったのか、安土の駅に駅員がいない。青春18きっぷでは自動改札機が通れないので通せんぼ状態。参りました(なんとかすり抜けましたが)。
まず、駅の南口前にある「安土城資料館」で情報集め。断面を見ることができる大きな安土城天主閣の模型が置いてありました。そこで街の地図とかパンフレットをゲット。

15分ほどで資料館を後にし、駅の北口にある観光案内所へ。
「安土城考古学博物館に行くのは、どうしたらよいでしょうか?」と質問すると、
「歩くと30分くらいかかりますから、レンタル自転車を借りたらいかがですか」と薦めてくれました。
「駅前のレンタル料金は横並びですからお好きなところでどうぞ」ということで、駅前の一軒のレンタルバイク屋さんで2時間500円でお借りすることに。
1時ちょうどに安土駅を出発。

市街地は、すぐ抜けて広大な田んぼに。あぜ道を走ること約15分。安土山の東海道線を挟んだ南側に考古学博物館はありました。遮るものが何もないので判りやすい。
考古学博物館と隣接する「信長の館」に入場するには共通券がお安くて便利。900円なり。

考古学博物館は、ロビーを挟んで右が第一常設展示室。湖南遺跡と安土瓢箪山古墳の出土品が展示してあります。銅鐸とか土器とかは、あまり興味がないので、時間のことも考えてさらっと見た次第。
ロビーを挟んで左が第二常設展示室。観音寺城と安土城を中心に日本の城郭の歴史と安土城を築いた織田信長についての展示。こちらは興味があるものなので、しっかり見ました。
信長の肖像画のコレクションは、20点以上あり、なかなかのものです。今までに見たことのない肖像画もありました。観音寺城、小谷城、安土城のジオラマは、比較してみると面白い。中世の山城から信長が確立した石垣を主体にした城作り、天守閣など日本の城廓史がよくわかります。
ロビーに、秀吉スタンプラリーのスタンプが鎮座ましまし、早速12.個目のスタンプをゲットしました。残るは2つ(小谷城と大坂城)。期限は2月5日です。

もう一つの「信長の館」に移動。自転車で5分ほどかかりました。
文芸セミナリヨという大きな建物の裏の黒い建物です。ここには、安土城の天主閣の最上階とその下の階の部分の復元実物大の建物が収められています。
もともと1992年のセルビア万博の日本館で披露された内装模型を安土に移し、5階と6階の外装も作り直し展示しているもので、信長時代の天守閣の一部が再現されています。見事な漆塗りと金箔。まばゆいばかり。外階段で上にも上がれます。
天正十年に信長が徳川家康を安土城に招き慰労した話は有名ですが、その際に家康に振る舞われた献立の復元レプリカも展示されていました。当時のご馳走なので、目を見張るほどのものではありませんでしたが、なかなか珍しい素材を揃えた見事なもの。この際、饗応役を仰せあずかったのが明智十兵衞光秀で、
この饗応の拙さを信長から叱責されたのが本能寺の変の一因とも言われています。

この後、安土城跡に移動。麓にある「しろナビ館」を訪問。
ここには「信長四城御城印ラリー」のスタンプがあるはず。スタンプをゲットし、清洲、小牧、岐阜に続き4つ目のスタンプをゲット。こちらは上がりです。
慌ただしい安土サイクリングでした。小谷訪問も考えていたので今回はお城には登らず帰ることに。
なんとか、駅前のサイクリング屋に規定の3時前には自転車を返却。

ギリギリでしたが、小谷城のあるJR北陸線河毛に移動します。
安土14:54→15:19米原15:26→までは良かったのですが、乗った電車が長浜止まり。その先は、長浜16:11発までありません。
河毛に着いたのは16:18。ラリーのスタンプが置いてある小谷城戦国歴史資料館は17時まで開館していますが入場は16:30まで。12分間しかありません。
もし、駅前にタクシーが止まっていれば、飛び乗れば何とか間に合うかもしれないと思ったのですが、河毛は長浜とは違い超ローカルな駅。
諦めました。
ちょうど上りの米原行きがホームに入ってきました。次は1時間後にしか電車は来ません。思わず電車に飛び乗ってしまいました。
河毛16:22→16:45米原。琵琶湖に落ちていく夕陽が綺麗でした。

米原17:06発の豊橋行き新快速で尾張一宮へ。各停に乗り換えて枇杷島に帰ってきました。
2か所をまわるという野望(?)は絶たれましたが、何十年ぶりかに安土の街を散策できたのは収穫でした。安土に40年くらい前に行った時には、安土城址があっただけで、博物館その他の施設はありませんでした。
今度は、ゆっくりお城にも登りたいものです。天守閣を再建する計画はないのでしょうか。
本日の交通費は、1980(枇杷島→安土)+770(安土→河毛)+1690(河毛→枇杷島)=4440円。青春18きっぷ1にち分が2410円ですから2030円の元取りでした。

夜、「麒麟が来る」を見ていたら、まさに信長が安土城の築城に心血を注いでいる話をやっている。
感慨深い思いのスポーツ三昧でした。
<了>

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