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新型コロナ蔓延から1年の日。春高バレーの感染対策は万全だったのか?

昔は今日1月15日が成人の日に固定されていました。

昨年の今日、日本人の新型コロナの初めての感染者が報告されました。
その後、横浜港に入港したダイヤモンドプリンセス号がクラスター化、一気に国内に蔓延してしまいました。

そして、その日にスポーツ界でも悲しいお知らせが。
先週の日曜日の10日に決勝戦があった春高バレー男子で優勝した東福岡高校で新型コロナ陽性者が発生して、チーム全員のPCR検査の結果、選手9名、指導者1名の陽性者が発見されました。
すでにチームは福岡に帰っているそうですが、感染から発症までが1週間とすると、まさに春高バレーの開催中に東福岡高校バレーボール部は、新型コロナに感染したことになります。
すでに、昨年優勝の東山高校が大会期間中に陽性患者を出し、大会途中で離脱しています。
2回連続で男子優勝チームが大会期間中に新型コロナのクラスター化するというのは、何か大会本部側のコロナ対策に問題があったのではないか。

ところが、主催者側の日本バレーボール協会も全国高体連バレボール専門部も、このことに対しては何のコメントも出していません。
年末年始には、冬休みということもあり、サッカー、ラグビー、バスケットボールなどたくさんの高校生の全国大会が開かれていますが、これほど新型コロナの陽性患者を出したスポーツはありません。
各スポーツとも屋外のサッカーやラグビーも無観客として(サッカーは準決勝から)万全の対策を打っての開催でした。バレーボールも無観客で実施したのに、これほどの体たらく。東福岡と対戦したチームに感染者はいないのか? 疫学的な考察が必要です。

折しも3月に甲子園球場で開催される選抜高校野球大会は、有料の観客を入れて開催することになりました。
昨年は、新型コロナという病気がよくわかっていなかったこともあり、いち早く大会自体を中止にしてしまった高野連、毎日新聞です。それが今年は観客を入れて開催するという。大丈夫なのでしょうか?
昨年のすべてのスポーツ大会中止の嚆矢となったのは選抜高校野球でした。あの影響は、すべてのスポーツの発展に大きく影響したと思います。そのあたりの責任を高野連や毎日新聞は、どれほど考えているのか?

春高バレーでクラスターを出してしまったことを、よく検証しないで、これからスポーツイベントを開催するのは危険です。
ラグビーのトップリーグのように、開幕直前に選手からクラスターを出して自滅してしまうならまだ良い。
大会を開くことで、選手や役員、観客などからコロナウィルスが蔓延するのは、何としても防がないといけません。東京オリンピック・パラリンピックも危うい。
ぜひとも、春高バレーの失敗を検証して次に生かしてほしいと願うばかりです。

東京都の今日の新規感染者は、再び2000人越えの2001人。もう小池さんも万策尽きたのか得意のパネルも出さずに「スティホーム」を連呼するだけになりました。
一向に減らない会社に行く人、そして渋谷で飲み歩く馬鹿者。本当に東京には帰りたくない。
と言いながら愛知県も352人と高止まり。こちらも緊急事態宣言を発出しても効果は薄い。

気分が重くなったスポーツ三昧でした。

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