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朝鮮労働党第8回大会記念閲兵式をYouTubeで観る。

大寒の日。暦の上では、今日から2月初旬までが1年で一番寒い季節です。
さすがに連日のNFLプレイオフ深夜観戦は疲れます。
昨夜の放送は、Liveでは見られませんでした。
まあ、翌日に録画で見れば良いのですが。

そんなわけで、朝7時には起床。
モーニングショーを見終えたらやることもありません。
さすがにモーニングショーも最近は岡田晴恵女史の出演は減りました。
が、相変わらず毎朝手を変え品を変えコロナの話題ばかりやっています。

さて、今日は何をやろうか?
とりあえずYouTubeを開いてみたら、1月15日に北朝鮮の平壌で行われた朝鮮労働党第8回大会記念閲兵式がラインアップされていました。朝鮮語の放送ですが、最初から最後まで1時間27分28秒の放送を見てしまいました。
お断りしておきますが、私は特に北朝鮮のシンパではありません(若い時に共産主義にかぶれてモスクワ放送とか北京放送とかの日本語放送を聞いていたことはありますが)。
ただ1995年に北朝鮮を旅行したこともあり、常に関心は持っています。そして、かの地のマスゲームやら閲兵式の行進は、毎回興味を持って見ています。
もっとも、最近のオリンピックの開会式などのタラタラした行進よりも、規律ある北朝鮮の閲兵式の行進みたいの方が個人的には好きです。

昨年の党創立75周年パレードから夜に開催されるようになった北朝鮮のパレード。
金正恩氏の妹・与正氏のディズニーランドのエレクトリックパレードに似せようとした趣向ですが、今回も音と光のページェントでした。
まず、びっくりしたのが行進が始まる前に45分間も費やしたこと。
広場の真ん中に白いオーケウトラハウスを建てて、そこで音楽を演奏していました。
金正恩氏の登場まで時間をかけ、ジープで指揮官が各小隊を閲兵して「こんばんは、準備はいいか」と言って回る趣向もいつも通り。

最初に騎兵隊が入場。その後,
1列に30人、10列ほどの塊が小隊ごとに入場してきます。
以前ほどの足を高く上げる歩調ではなく、やや中国式の行進になっていますが、まあ一糸乱れぬ行進です。見事。
この行進を見ていると、慢性的な定員不足に悩む日本の自衛隊では太刀打ちできないな、という気分になってしまいます。
歩兵の行進が一段落すると、次は航空部隊が夜空に登場。
最新鋭のドローンの編隊が第8回を祝うように「8」の字の光の飛行を見せます。
そして最後は機甲部隊。戦車が進み、最後はミサイル群を乗せた巨大なトラックも入ってきました。
金正恩氏はご満悦な表情。
最後は、国家主席入退場のマーチを聞きながら大観衆に向けて手を振り帰っていきました。

北朝鮮では、新型コロナは蔓延していないようです。行進する兵士、閲兵する役員、そして観衆も一人もマスクはしていませんでした。
徹底的にPCR検査をして陽性患者は隔離しているのでしょう。日本政府が出来ないことを完璧にやっている。やはり国家体制の違いでしょうね。
ともあれ、昨年のパレードに比べれば時間的には半分くらいのパレードでしたが、なかなか見ごたえのある素晴らしいパレードでした。
北朝鮮恐るべし、です。

午後は、久しぶりにYouTubeで音楽を聴きました。
アリス・沙羅・オットのベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番ハ短調はスコアを見ながら聴いてみましたが、実に楽譜に忠実で正確な演奏で感動しました。
また、ショパンのピアノ協奏曲第1番をオルガ・シェプスのピアノで聴いたのですが、これがなかなか良い。弦楽5部(第1バイオリン、第2バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス)だけのコラボで、ショパンの下手くそなオーケストレーションを気にせず聴けました(もともと初演は、弦楽5部とのコラボだったらしい)。
以前、仲本郁代さんと弦楽四重奏だけの演奏も聴いたことがありましたが、それよりも音に厚みと深みがあり、これは新鮮な驚きでした。
フルオーケストラのコラボでピアノ協奏曲を聴くと、本当にフラストレーションが溜まるのですが、弦楽5部とのコラボは、ショパンの良さが100%発揮されるような気がします。

今日の新規感染者は、東京都が1274人、愛知県は245人。なかなか下向いてくれません。
緊急事態宣言から1週間以上経ってもこの数字じゃ、2月7日解除は難しそうです。

そんな憂鬱なスポーツ三昧でした。

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