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3連休初日、盛りだくさんのスポーツイベント。名古屋の家でリモート取材。

名古屋地方、最低気温がマイナス3.7度。
しかし、なぜか元気に朝早く起きます。

世の中は成人の日の3連休。緊急事態宣言発令後最初の週末です。
色々年始のスポーツイベントもクライマックウスを迎え、私は名古屋の家でテレビやネットでリモート取材をしました。

まず、12時から第99回全国高校サッカー選手権準決勝。第1試合の山梨学院vs.帝京長岡戦。中京テレビ(日テレ系)でみます。
山梨学院は11年ぶりの優勝を、帝京長岡は初の決勝進出を狙います。
開始21秒、動きの硬い帝京長岡に対して山梨学院が猛攻。右ポストに跳ね返ってシュートを再びシュート、GKがセーブしますが跳ね返りを石川が押し込み山梨学院が先制。
しかし、その後は帝京長岡も落ち着きを取り戻し、前半45分(準決勝から40分ハーフでhなく45分ハーフで実施)は1-0で終了します。
後半5分、山梨学院はロングスローからチャンスを掴み一瀬がヘディングシュート。2-0とリードを広げます。
しかし、2点は高校サッカーでhsセーフティーリードではありません。14分、帝京長岡が反撃。左45度から川上が右足でシュート、ニアを抜く見事なシュートで1点を返します。
これで試合の流れが一気に帝京長岡に傾きます。
果たせるかな33分、押し気味の帝京長岡が33分にPKを得て、川上が決めて2-2と同点。試合を振り出しに戻してしまいます。
そのまま2-2の引き分けで試合は終了。大会規定に則り決勝戦進出チームをPK方式に委ねることになりました(決勝戦のみ10歩hッハーフの延長戦が実施される)。
先蹴は山梨学院。2人が決めて、2人とも失敗の帝京長岡をリードしますが、山梨学院の一瀬がGK佐藤に止められ2-1。山梨学院は浦田もGKニストップされ絶体絶命のピンチ。が、ここで山梨学院のGK熊倉首相が奮起。帝京長岡4番手・鉾のPKを止めて味方の窮地を救いました。
山梨学院は5番手・谷口が落ち着いて決め帝京長岡は万事休す。山梨学院が勝者ある会となり11日の決勝に進みました。

実は、12時45分からPCで第19回早慶女子サッカー定期戦も取材します。
まず、ピッチに両チームイレブンが整列。
慶応義塾大学ソッカー部部長が挨拶&開会宣言。
優勝杯が、昨年度優勝の早稲田大学ア式蹴球部女子の村上真帆副賞が返還され、早稲田の校歌、慶応義塾の塾歌の吹奏。両チームのペナント交換の後、いよいよキックオフになります。

一応、サイトには両チームの出場イレブンの名前が確認できましたが、画面をワイドにすると上半分が切れてしまい画像が横長になってしまいます。仕方がないので小さいまま見ると、ズーミングもなく、ただただ引いた画像が流れるだけ。サッカーをやっているのはわかりますが、とても選手の背番号まで確認できません。もう、ただ雰囲気を傍観するだけというネット配信でした。
しかも、マイクが撮影している部員の声を拾ったり、近くにいるOBの声も聞こえる。全く、仲間内でやってる感満載です。
早稲田ア女が押し気味に試合を進めていましたが、過去1回も勝ったことのない慶応義塾ソ女も守りで健闘、スコアレスのまま前半は終了。

後半に入っても流れは変わりません。
ネット撮影のカメラマンさんが慣れてきた(?)のかズーミングなど出てきたのですが、相変わらず細かい試合状況はわかりません。
ただ、慶応義塾ソ女も守っているだけでは勝てないので、ある程度リスクをかけて攻撃する姿勢は見えました。早稲田ア女は、関東女子リーグ決勝、インカレ2回戦でスコアレスで敗れており、合い間お変わらぬ得点力不足は深刻です。ユニバ代表、U-20日本代表他良い選手がいっぱいいるのに。
終盤の後半38分、ようやく早稲田ア女は村上のスルーパスが慶応義塾ソ女DFにカットされますが、そのこぼれ球を拾った笠原(横須賀シーガルスJOY 1)がシュート。虎の子の1点をゲットしました。
アディショナルタイムは、場内放送では4分。画面のスコアは「0-0」のままだし、試合展開のツィートも画面上には現れませんでした。
そのまま試合は終了。1-0の僅差で早稲田ア女が早慶定期戦不敗の伝統を守った一戦でした。
再び優勝カップは、早稲田ア女の村上副将の手に。両チームの監督によって選ばれるMVPには、この試合唯一のゴールを決めた早稲田ア女の笠原綺乃選手に贈られました。まあ、当然ですね。
閉会式で「高校サッカー年鑑」のお仕事をしている時お世話になった暁星高校の林義規先生が挨拶されました。早稲田ア式蹴球部のOBではなく、JFA副会長の肩書きでした。出世されたのですね。

2時からCBC(TBS系)で第100回全国高校ラグビー大会の決勝戦の放送が始まりました。
高校サッカーの準決勝第2試合は、青森山田vs.矢板中央戦。高校ラグビーのハーフタイムの合い間にCBCから中京テレびに変えてで視聴。前半16分、青森山田の小原のクロスをエース安斎がシュート。青森山田が先制します。その直後から女子早慶戦の後半が始まったので、青森山田の2点目はライブでは見ていません。

さてラグビーです。
先制したのは挑戦者の京都成章。1分、辻野の35m中央のPGが決まり0-3とリードします。
一進一退の展開が続きます。桐蔭学園は極力キックを使わずパスでボールをつないでいきますが、京都成章の「ピラニアタックル」が炸裂。なかなか大きなゲインが得られません。
19分、ようやく桐蔭学園の攻撃が実を結びます。京都成章のオフサイドの反則。5mスクラムを選択した桐蔭学園は一度ラックを作りロックの巨漢・青木が身体をうまく使って突破トライ。コンバートもなって7-3と逆転します。
桐蔭学園は26分にもPGで3点を加え10-3。一気に流れは桐蔭学園に傾きます。
しかし、京都成章も踏ん張ります。前半終了間際、左オープン攻撃からSH宮尾が巨漢ロック本橋にパス。本橋の突破で得たチャンスを、最後は宮尾がラックサイドをすり抜けトライ。コンバートも成って10-10の同点でハーフタイムを迎えました。
予想に違わぬ接戦です。

後半3分、この均衡を破るビッグプレーが生まれます。自陣からキックを使わず右オープンに回し攻める京都成章。パスにミスが出ます。これを桐蔭学園は見逃さずトライ。ゴールも決まり17-10と再びリード。
なんとか京都成章は挽回しようと無理な反撃に出ます。しかしこれが裏目。「取ろう取ろうは取られの元」というのが勝負の鉄則。
6分、桐蔭学園は青木の突進からウイング今野がトライ。ゴールはなりませんでしたが、22-10と逃げ切り体勢に入ります。
11分、桐蔭学園はPGで追加点。25-10。
18分には左オープン攻撃から最後は宮尾が中央にトライ。ゴールなって32-10に勝負ありました。この頃になると京都成章のピラニアタックルにも陰りが消え始めました。
が、京都成章は大差にも諦めず攻撃。31分に右オープンから最後は本橋が右隅に飛び込み一矢を報いました。ゴールは決まらず32-15。これがファイナルスコアになりました。
桐蔭学園は2年連続3回目の全国制覇。連覇は史上9校目。戦後6校目の連覇となりました。
どうでもいいですが、両チームの超高校級のロック、青木と本橋が2人とも帝京大学に進学するそうな。相変わらず帝京大、えげつないスカウティングをしますな。

テレビは中京テレビに戻します。
全国高校サッカー準決勝第2試合の後半が始まります。
青森山田が2-0でリードしていました。2点目はVTRで確認しましたが、内田のロングスローを藤原がヘディングで後ろにそらし、そのボールが矢板中央DFの足に当たってゴールインしたようです。
後半も青森山田が攻撃の手を緩めません。
1分、再び青安茂里山田は内田のロングスローを起点にシュート、矢板中央DFにブロックされますが、こぼれ球を安斎がシュート、DFとGKが触りますが、右ポストに当たってゴーツイン。3-0。
5分にも内田のクロスを夏川がヘディングシュートして4-0。
29分にも右からのクロスを安斎がシュート、ハットトリック達成。5-0。勝負ありました。
矢板中央も、なんとか一矢を報おうとゴールを狙いに行きますが、ついに青森山田の堅陣は崩れず。青森山田は3年連続の決勝進出を決めました。

これで11日・決勝戦の対戦カードは山梨学院vs.青盛山田の対決になりました。両チームとも複数回の全国優勝の経験があり、面白い一戦になるかと思います。楽しみです。

そのあと春高バレーの準決勝も放送されましたが、女子はノーシードの就実と大阪国際滝井が勝ち上がりました。

今日は寒いので、結局買い物にもいかず。
東京の新規感染者は3日連続の2000人越えの2268人、愛知県は343人。怖くて外出は自粛しました。

高校サッカー、サッカー女子早慶戦、高校ラグビーと三つのスポーツをテレワーク掛け持ち取材したスポーツ三昧でした。
<了>

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