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アメリカ合衆国大統領就任式を見て思った事。

今朝、日本時間の1月21日午前2時(合衆国ワシントンDCの20日)からアメリカ合衆国大統領の就任式が挙行されました。

またぞろ深夜にもかかわらずテレビのLive中継を見ていました。
トランプ大統領からバイデン大統領への権力移譲は、無事に行われましたが、これまでになかったような異常な政権交代でした。
まず、トランプがその場にいない。彼は大統領専用機で別荘のあるフロリダに帰ってしまった。

大統領就任式が行われた議事堂前には、いつもの大統領就任式では多くの国民が詰め掛けるのに、コロナ禍ということもありアメリカ国旗が建てられ、人っ子一人いない。
その周りは、先週トランプ支持者による国会襲撃の再現を防ぐために、多数の州兵によって固められていたという。その州兵も、バイデンが就任するまでは厳密な意味で言えばトランプ支配下の兵隊であり、バイデンが就任した瞬間にバイデンのの支配下に入るという微妙なものだった。クーデターが起きてもおかしくない状態。

就任式の主役は、もちろんバイデンさんだが、副大統領を始め女性の活躍が目立った。
レディ・ガガの国歌斉唱は、なかなか聞き応えあるものだった。そして詩の朗読やら挨拶やら、ともかく女性の出演者が目立った。新しい、時代の到来を感じさせる面も確かにあった。
だが、国民不在の中で行われた大統領就任式は、何かわさびの入っていない寿司というか、気の抜けたセレモニーであったことは間違いない。
バイデンさんんは、就任初日からトランプが出した大統領を取り消し、パリ協定への復帰、WHO離脱の取り消し、メキシコ国境に築いていた壁を作る決定を覆し、直ちに4年前に戻した。
が、アメリカが4年前に戻るかといったら、そうはいかないだろう。
この4年間で、我々が学んできた二大政党制の良さは消え、深い分断だけが残った。

世界の自由主義、民主主義の盟主・アメリカ合衆国は、どこに行くのだろう。
そして、そんな心配の傍ら、私はあと何回アメリカ合衆国の政権交代を見ることができるのだろうと、考えてしまった。

明け方まで、就任式やら関連のニュースを見ていたら、また早朝。
次の日の午前中は潰れてしまう。

今日もテレビの話題は、コロナ一色です。
今日の東京の新規感染者は、1471人。9日間連続1000人越え。愛知県は270人。なかなか減りません。
首都圏に緊急事態宣言が発令されてから2週間。そろそろ宣言が発令されてからの効果が出てきてもいいのだろうが、一向に数字に表れない。
困ったものです。

すっきりとしない日々が続くスポーツ三昧でした。

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