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世界のドキュメンタリー「ラグビー 世界のライバル史」を見る

先週末から風邪をひいたようで、買い物に出かける以外は、1日中家で過ごす時間が長くなっています。
まあ、体温は36.7度くらい。味覚も臭覚も異常がないので、新型コロナではないと思います。

ただ、寝ていると朝方に咳が出たり喉がヒューヒューいったり、なんとなく息苦しくなったり。
加齢性の気管支炎も出ているのかもしれません。
基礎疾患を持った高齢者特有の風邪かと思います。

これでは、とても出かける気にもならず、1日中ネットサーフィンをするかテレビモニターを見ているくらい。
ともかく、風邪が完治するまで我慢です。

BD-Rレコーダーに溜まっているソフトを見ていたら、NHKの「世界のドキュメンタリー」で
「ラグビー 世界のライバル史」というニュージーランドの放送局が作った番組が興味深かったです。
イングランドのパブリック・スクールで生まれたラグビーが、いかにイングランドのハイソサエティーからスコットランド、ウエールズ、アイルランドといったホームインターナショナルに広まっていったか。そこから南半球のニュージーランド、南アフリカの英連邦に伝わり発展したか(NZLとSAへの普及がまるで逆なのが興味ふかい。NZLではマオリ族に広まり同じピッチでプレーしたのに、SAでは人種隔離政策で黒人にはラグビーが伝わらず英国系とオランダ系のアフリカーンスの対抗意識でラグビーが普及した)
特にウェールズにラグビーが広まったのは、イングランドのようなエリート層でなく炭鉱労働者に広まった経緯が面白い。私が若いころ取材したJ.J.ウイリアムスやガレス・エドワーズが登場したのにはびっくりしました。
現在はプロ選手が当たり前のラグビーですが、つい20年前までくらいはアマチュアリズムが厳しいスポーツでした。名SOだったガレス・エドワーズも自伝を出して印税を受け取っただけなのにアマチュア資格を失ってしまいました。
昔のブリティッシュ・ライオンズ(イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの4か国選抜チーム。4年に1回、南半球のラグビー強国に遠征する)の遠征は、数ヶ月の長期遠征になり、仕事を休めずに辞退する選手もいたほどです。
「ブロークン・タイム・ペイメント」(遠征中に仕事を休む際の休業補償)が出されるようになったのは、つい最近なのです。

ドキュメンタリーは、南アフリカのアパルトヘイトが無くなった話あたりで終了してしまいました。それから、ラグビーが如何にプロ化していくのか、そこの続編も望まれるところです。
でも、ラグビーの誕生から英連邦を中心に普及していったラグビー史を知るには、なかなか良い番組でした。

その他、カーリングの日本選手権、アルペンスキーの世界選手権なども放送が始まりました。テニス全豪オープンも好評開催中。
コロナ禍にもかかわらず、スポーツイベントは頑張って開催しています。

今日の東京の新規感染者は491人。今日も500人割。愛知県は114人でした。

そんなスポーツ三昧でした。

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