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アイスホッケー関東大学リーグDiv.Ⅱ駒澤vs.日本医科戦を取材。

世界陸上は、4日目。
200m、400mハードル、5000m、走り幅跳び、やり投げと中には日本人の選手にもメダルが期待できる種目もありましたが、ほとんど期待外れ。世界ランキングなどというものは、本番でベスト記録が出ないと何の役にも立ちません。
それでも深夜から未明まで横になりながら、半分寝ながら見てしまいます。

それでも、気合を入れて朝早く起き、朝のルーティーンを済ませて週末たまりにたまった当ブログをやっつけようとPCに向かうのですが、なんとメンテナンスのため午後6時まで見ることすら出来ないという有様。
仕方ありません。

まあ、PCでは他には色々できるものなので、その作業をしました。

夜8時、アイスホッケーの取材に自転車で東大和に向かいます。今日は交通費節約(お金がない)のため2年ぶりにサイクリングで約1時間、東大和に行きました。富士街道から旧青梅街道を一路まっすぐ走ると東大和スケートセンターに着きあたります。
今宵のカードは、Div.Ⅱ駒澤vs.日本医科の一戦です。

今季のDiv.Ⅱは大変なことになっています。
昨年優勝の昭和は主力選手の卒業と部員数激減でランク下31チームとの戦いで1分け2敗と大苦戦。医科系部員を加えて戦力強化を図った筑波は2戦全勝と好調ですが、駒澤は1勝1敗、上智も1勝1分けとはっきりしません。
昇格組の日本医科が粘り強い戦いで2引き分け、学習院も初戦で昭和に2-0と快勝したのですが、その試合で頼みのキャプテン湯浅(光泉4)がゲームミスコンダクトペナルティーを犯し次戦の筑波戦には出場停止で0-5と完敗。
つまり全勝は筑波だけという大混戦になっているのです。
今日の戦いは、どうでしょうか?

ランク18位の駒澤は、部員数も増え、経験者もリクルートしているのですが得点力に欠けます。ここまで2戦して得点は1。守備はまずまずなのですが、これでは苦しい。オールメンバーは18人(GKは1人です)。GK菊池(甲府昭和3)。DF西田(帯広柏葉1)、小笠原(埼玉栄2)。FW久保田(名古屋南4)、矢口(武相2)、渡辺(関東学院3)。
ランク19位の日本医科は、単科大学の医科系大学ながら少数精鋭(オールメンバー12人)で抜群のチームワークを誇り、GK荒井の好セーブを中心に硬いデイフェンスで戦う不思議なチームです。スタティングラインアップは、GK荒井(青山学院4)。DF永田(慶應2)、大石橋(広尾学園4)。FW西川(本郷6)、河野(桐蔭学園3)、加藤(城西川越5)。
午後9時43分、フェースオフで試合開始。

立ち上がり両チームともショートハンドになるのを恐れ慎重な入り。
7分43分、駒澤の渡辺がトリッピングの反則で2分間退場。日本医科パワープレーのチャンスでしたが、8分31秒に日本医科の永田もフッキングの反則でペナルティーボックスに入り4 on 4。パワープレーは解消してしまいます。
13分4秒、駒澤の矢口がインターフェアランスの反則で2分間退場。日本医科はパワープレーのチャンスでしたが深追いせず第1ピリオドはスコアレスで終了します。シュート数は7-5で駒澤がリード。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。津に残しのパワープレーは9秒。あっという間に終了。
駒澤は、矢口、渡辺、西田が、相次いでペナルティーボックスへ。日本医科も永田が反則でショートハンドになりますが、お互いに反則のやり得。アイスホッケー伝統のパワープレーでの得点は生まれません。
このまま第2ピリオッドは終了かと思われた14分25秒、日本医科は加藤がゴール前の混戦を押し込み先制します。駒澤にとっては思わぬ失点というサプライズでした。第2ピリオッドは0-1で終了。シュート数は6-6と互角になっていました。

12分間の整氷インターバルの後、第3ピリオッド開始。
3分8秒、駒澤の興津がパックを押さえているGK荒井に対してスラッシングを犯し2分間退場。日本医科はパワープレーを生かせず。
このあと、試合の均衡は保たれ終盤に突入します。
先に動いたのは日本医科ベンチ。11分2秒、タイムアウトを取り守備の確認。
その後、駒澤のインクルーズ、それまで出なかった日本医科のアイスィングなどが続き、時計は15分に向かって少しづつ進んでいきます。
GK荒井が好セーブを見せパックを押さえた13分56秒、駒澤ベンチも動きます。タイムアウトを取り、GK菊池を氷上から上げ乾坤一擲の6人攻撃に出ます。
しかし、これが裏目に出ます。
14分36秒、左サイドで駒澤右DFがミス。パックをスチールした西川が右サイドをオーバーラップした加藤にパス。加藤は無人の駒澤ゴールにパックを流し込みました。0-2。
ここまで終盤に追いつかれていた日本医科が初めて追加点を奪い突き放しました。
そのままタイムアップのブザーが鳴りました。日本医科、嬉しい今季初勝利。上位リーグ入りに望みを残しました。総シュート数は22-16。シュート数で劣ってもポゼションで相手よりも下回っても引き分け、勝利に持っていく日本医科の不思議な強さを見せてくれました。
これでDiv.Ⅱはますます混戦です。

日付が変わって帰宅。遅い夕食を摂り、世界陸上を見る態勢に入ったスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
駒澤 0-2 日本医科(0-0、0-Ⅰ、0-1)

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