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体育の日、アイスホッケー関東大学リーグ戦5試合を取材。

ラグビーワールドカップ日本代表の勝利に興奮し、昨夜はなかなか寝られませんでした。
夜中にNHK総合でスコットランド戦の再放送を見ました(NTV版とは解説が異なる)が、相変わらず画面の三分の一ほどが台風情報のテロップで埋まっていました。ちょっとアングリ。台風情報を得たいと思う人はラグビーなんか見ないと思うんですがね。

そんなこんなで未明に寝たのですが、気が付いたら9時15分。
跳び起きて朝のルーティーンだけ済ませてDyDoアイスアリーナに向かいます。
東京地方、お天気が良かったのは昨日だけ。今日は午前中から驟雨が降っています。
水害に見舞われてしまった方、二次被害が心配です。
それに結構寒い。秋も一気に深まった感じです。

関東大学アイスホッケーリーグのトップ、Div.ⅠグループA1次リーグも2回り目に入っています。
ここまでで、すでに全勝チームは無くなりました。上位の明治、早稲田、東洋、中央、法政の5強は、紙一重の接戦。この中から4チームしか決勝リーグに進めません。第2レグの星の潰しあいが熾烈で楽しみです。
今日の第1試合は、1敗のランク1位の明治vs.不振にあえぐランク7位の日本体育の対戦。
ディフェンディングチャンピオンの明治は、春の選手権で3-5で敗れている東洋に第1レグでも1-3と完敗。手痛い敗戦を喫しました。
一方の日本体育、有望な新人を迎えて躍進が期待されたのですが、得点力不足に悩まされています。第1レグでは7試合で8ゴールしか挙げられず深刻な状態。攻撃の立て直しが急務です。
明治のスターティングラインアップは、GK香田(白樺学園3)。DF三浦(駒大苫小牧2)、青山(釧路江南2)。FW佐久間(日光明峰4)、池田(北海4)、吉岡(武相2)。
対する日本体育の先発は、GK伊藤(北海1)。DF其田(武修館1)、清水(埼玉栄2)。FW滝川(武修館3)、金子(駒大苫小牧3)、佐野(武修館2)。
午前10時25分、フェースオフで試合開始。
今季の日本体育、ペナルティーが多い。今日もさっそくショートハンドになってしまい格上・明治にパワープレーのチャンスを与えてしまいます。
3分51秒、金子がスラッシングの反則で2分間退場。この反則で得たパワープレーは生かせなかった明治。
5分51秒、日本体育は佐野(武修館2)がディレイド・オブ・ゲームズの反則で分間退場。明治はこのいパワープレーのチャンスを利し7分42秒に京谷(清水4)、唐津(日光明峰1)のダブルアシストで高木(日光明峰3)がゴール、先制します。2度目のパワープレーをきっちり決める明治、さすがです。
8分5秒、明治の岩﨑(釧路工3)がクロスチェッキングの反則を犯しますが、同時に日本体育も佐野がホールディングの反則で同時に2分間退場。4 on 4でパワープレーになりません。
人が少なくなってスペースが出来たシチュエーションで明治は8分42秒、佐久間、三浦と繋いで青山がゴール。2-0とリードを広げます。スクランブルでは明治の試合巧者ぶりが目立ちます。
18分47秒、明治の池田がラッフィングの反則で2分間退場。日本体育は初のパワープレーのチャンス。しかし1分13秒では生かせず第1ピリオッドが終了します。シュート数は18-10と明治がリード。
12分間の整氷インターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
パワープレースタートの日本体育、このチャンスは生かせませんでしたが、4分52秒に寺嶋(武修館1)のアシストで小向(.釧路工4)がゴール、2-1と追いすがり勝負の興味を繋ぎます。
次の1点が勝負の分かれ目でした。
6分6秒、明治は壬生(八戸工大一3)がフッキングの反則で2分間退場。日本体育は、このパワープレーが勝負の分かれ目でした。日本体育、パワープレーを生かせません。
ピンチの後にはチャンスあり。15分33秒、明治は佐久間のパスを受けた高木がゴール。3-1とリードを広げ、ぐっと勝機を引き寄せました。
18分25秒、日本体育の石井監督が期待するフレッシュマン寺嶋、ハイスティックのメジャーペナルティーを犯します。ゲームミスコンダクトペナルティーも課せられ次戦は出場停止。石井監督の期待を裏切ります。小島(東北1)が5分退場を代行しペナルティーボックスに入ります。
試合巧者の明治、このパワープレーを逃しません。18分44秒、徳田(武修館3)、青山のダブルアシストで佐久間がゴール。4-1としてダメを押します。
第2ピリオッドのシュート数は16-15とほぼ互角でした。
第3ピリオッドも明治のパワープレースタート。GKを香田から磯部(武修館4)に交代する余裕も見せます。
34秒、明治はパワープレーを利して池田、青山のダブルアシストで吉岡(武相2)がゴール。日本体育・寺嶋のペナルティーで2ゴールを挙げます。この日3点目のパワーゴール、由緒正しきアイスホッケーです。
3分16秒、明治の佐久間がトリッピングの反則で2分間退場。再び4 on 4に。
日本体育は、小島が3分25秒にペナルティーボックスを出てパワープレーに入りましたが、これも生かせず。策がありません。
7分52秒、明治は最後まで攻撃の手を緩めず、宮田(白樺学園4)、池田と繋いで高木がゴール。高木はハットトリック達成です。6-1と試合を締めました。
そのまま試合は終了。シュート総数は44-30。明治の試合巧者ぶりが目立った試合でした。

続く

[結果]
Div.ⅠグループA
明治 6-1 日本体育(2-0、2-1、2-0)
早稲田 7-2 日本(2-0、4-0、1-2)
東洋 2-3 法政(0-2、0-0、2-1)
中央 5-1 慶應義塾(2-1、1-0、2-0)
グループB
神奈川 3-4 専修(0-1、1-3、2-0)

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