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アイスホッケー関東大学リーグDiv.Ⅱ日本医科vs.学習院戦を取材。

ドーハの世界陸上が終わったと思ったら、シュツットガルトでは体操世界選手権が始まっていました。
今度はテレビ朝日さんの担当。陸上の様にライブ垂れ流し放送ではなく、ダイジェスト放送なので、2時くらいには終わるので、体力的には視聴は楽です。
それにしても、次から次へとスポーツイベントは絶えることなく続きます。

今日も東京は快晴。
週末は台風18号が首都圏を直撃しそうです。まあ、嵐の前の静けさ、というとこえおでしょうか。

まだ完全に時差ぼけは解消しておらず、午前中はノンビリ過ごしました。

午後は自宅で作業。

夕方、午後8時30分自宅を出て西武柳沢駅から電車で東大和に向かいます。
今宵のアイスホッケー関東大学リーグのカードはDiv.Ⅱ日本医科vs.学習院の対戦です。
Div.Ⅱは6チームで構成。現在は予選リーグの第3レグを行っています。
各チーム1回総当たり戦を行い、上位3チームの上位リーグと下位3チームの下位リーグに分かれ、それぞれのリーグでもう1回総当たりで戦い順位を決定します。つまり、予選リーグで3位に入らないと優勝のチャンスはありません。
現在の暫定順位は、2戦全勝の筑波が1位。1勝1分けの上智が2位、1勝2分けの日本医科が3位。以下1勝1敗の学習院、1勝3敗の駒澤、1分け2敗の昭和という状況になっています。
暫定順位(消化試合数が異なる為)ですが、今日の日本医科と学習院戦は3位争いという意味では重要な試合でした。

ランク19位。オールメンバー14人の日本医科のスタメンは、GK荒井(青山学院4)。DF大石橋(広尾学園4)、永田(慶應2)。FW西川(本郷6)、岡崎(嶺北5)、加藤(城西川越5)。GK荒井の硬いセーブと脚のある永田の攻守での活躍がチームの特徴です。
対するランク20位、オールメンバー17人の学習院の先発は、GK東原(伊奈学園4)。DF山下(学習院4)、工藤(成城4)。FW山本(学習院4)、長野(学習院4)、大熊(学習院4)。絶対的なエース湯浅(光泉4)が初戦の昭和戦のデンジャラスプレーでゲームミスコンダクトペナルテイーを犯し、2試合出場停止処分で大きな戦力ダウン。なにしろ、ほとんどの得点に絡む湯浅不在の穴をどう埋めるか。学習院にとっては大きなテーマでした。
午後9時43分、フェースオフで試合開始。

立ち上がり両チームともショートハンドになることを恐れ慎重に試合に入ります。攻守のバランスを意識しながら無理攻めはしない展開でした。
4分39秒、学習院の工藤がトリッピングの反則で2分間退場。しかし、最初のパワープレーのチャンスも日本医科はリスクを賭けてまで得点を狙いに行きません。じっくり様子見の状態。
8分6秒、次は日本医科の大石橋がホールディングの反則。学習院もパワープレーのチャンスでしたが、これを生かす事は出来ません。
最初の15分間は、このままスコアレスで終了します。シュート数は8-8の互角でした。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
おおきく展開は変わりませんでしたが、日本医科は永田が自陣からパックを持ち出し、たびたび攻め上がるようになっていきます。永田は立教池袋中から慶應義塾高校でアイスホッケーをプレーした選手です。キープ力のあるプレーヤー。
7分20秒、中川(海城6)のパスを受けた永田が学習院DF2人の間を中央突破してシュート。日本医科が先制します。学習院の一瞬のスキを突いた見事なゴール。
10分59秒、日本医科の佐俣(高崎3)がトリッピングの反則で2分間退場。学習院は反撃のチャンスですが、日本医科の守りも硬く、学習院は得点できません。
第2ピリオッドは1-0で終了します。シュート数は5-4で日本医科がリードしました。

12分間の整氷インターバルの後、第3ピリオッドが開始。
日本医科は、2分に岡崎がトリッピングの反則で、7分48秒には中川がフッキングの反則で相次いで2分分間退場。学習院は、ここが同点に追いつくチャンスでした。しかし、生かせず。
ここで日本医科は守りに入らずショートハンドのピンチを回避しました。初戦の上智戦では最後のキルプレーで守りに入ってしまい、土壇場で同点に追いつかれた苦い経験があります。それを見事に払しょくしました。ブルーラインの向こうにパックを出すことも、カウンターアタックも仕掛けました。
13分19秒、学習院はタイムアウトを取り、最後の作戦を練りました。
14分6秒、パックが日本医科陣内に出た瞬間、学習院はGK東原を氷上から上げ乾坤一擲の6人攻撃に出ますが、その瞬間に日本医科の永田がパックをスチール、逆サイドの加藤にパックを託します。
14分11秒、加藤は落ち着いてパックを学習院ゴールに流し込みました。2-0。勝負ありました。
午後11時5分、タイムアップのブザーが鳴りました。
総シュート数19-19。日本医科の試合巧者ぶりと決定力を示した試合であったと思います。GK荒井のセーブも見事でした。
学習院も硬い守りで健闘しましたが、4回あったパワープレーのチャンスを1度も生かせなかったのが悔やまれます。また、エース湯浅の不在も大きかったと思います。やはり悪質なペナルティーの報いは影響大でした。次戦の上智戦(上智の女子マネもVTRで試合の様子をスカウティングしていました)は頑張ってほしいと思います。

23時13分発の電車で帰宅しました。
遅い夕食を摂り、床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
日本医科 2-0 学習院(0-0、1-0、1-0)

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