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サッカー関東大学女子育成リーグ 早稲田ア女vs.慶應義塾ソ女戦を取材。

一気に気温が下がり12月末の陽気になりました。
木枯らし一号が吹くとか吹いたとか。

友人の方から忘年会(?)の問い合わせがメールで届いたり、一気に年末モードに入ってきました。
なかなかアクセスできなかったEAAF E-1サッカー選手権の取材申請のHPにも、ようやくたどり着き(Googleのページから検索したら入れました)申請は済ませました。OKになるかどうかは分かりませんが……。

今日は関東大学アイスホッケーリーグはレストデイ(お休み)です。
早稲田ア女の育成リーグの試合が夜に予定されていましたが、相手が少し前までは日本女子体育大学になっていました。今日スケジュール表で確認したら延期になっていた慶應義塾大学ソッカー部との試合に代わっていました。
先週は男子4年生の早慶戦。今週は女子の育成リーグ早慶戦です。
ちょっとしたサッカー早慶戦シリーズ。会場は自宅裏の早稲田大学東伏見グラウンド。寒さ対策を十分にして取材に出かけることにしました。

育成リーグ(Blossom League)は、ふだん試合に出られない選手や新人選手のための試合ですが、男子のジュニアの試合よりも融通がきくというか、選手起用は各チーム事情にまかされている部分も多いようです。
今年、早稲田ア女と慶應義塾ソ女は2回戦っており、7月12日の定期戦では4-1で、9月1日の関東大学女子リーグでは4-0で早稲田ア女が連勝しています。慶應義塾ソ女は、公式戦では一度も早稲田ア女に勝ったことがなく、「今日こそは」の気持ちは強かったと思います。
注目していたスターティングラインアップ。誰が出るのかな? 楽しみでした。
早稲田大学ア式蹴球部のスタメンは、GK川端(十文字3)。DF佐々木(常盤木学園3)、黒柳(聖和学園2)、源関(ちふれASエルフェン埼玉4)、吉野(聖和学園1)。MF中條(JFAアカデミー福島4)、ブラフ・シャーン(スフィーダ世田谷ユース1)のダブルボランチ、右翼が阪本(大商学園3)、左翼が蔵田(十文字2)。FW高橋(日ノ本学園1)、土居(ちふれASエルフェン埼玉4)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。数字は学年。
対する慶應義塾大学ソッカー部女子の先発は、GK尾崎(多摩4)。DF藤田(SOCIOS FC 2)、工藤(日テレ・メニーナ4)、奥本(浦和ユース4)、庄司(聖和学園4)。MF足立(大阪桐蔭3)、清水(文教学院大女子3)のダブルボランチ、右翼が澤田(慶應湘南藤沢4)、左翼が勝木(大和4)。FW高月(村田女子2)、内藤(常盤木学園3)。4:4:2の布陣です。
なんと7月の定期戦のスタメンと早稲田ア女は7人、慶應義塾ソ女は5人同じメンバー。慶應義塾ソ女の工藤キャプテンは、定期戦には日本ユニバーシアード代表に選ばれてイタリア・ナポリに遠征中で出場できませんでした。工藤は2年前の台北ユニバーシアードにも参加していて、わたしは現地で彼女にインタビューしたことがありました。それ以来ずっと彼女のプレーを見てきましたが、慶應義塾ソッカー部のユニフォーム姿を見るのが今日が最後になると思います。
このような試合(失礼)でも、慶應義塾ソ女はマッチデイプログラムを作っていて観客に配布してくれました。ありがとうございます。これもサッカー文化ですね。
午後7時30分、慶應義塾ソ女のキックオフで試合開始。主審は松本茉奈加(早稲田・十文字3)、副審は村上真帆(早稲田・十文字3)、高瀬はな(早稲田主将・JEF千葉U-18・4)の三氏。松本主審と村上副審は日本ユニバーシアード代表、豪華な審判陣。

慶應ソ女を見るのは今季4試合目です。
早慶定期戦、7月15日の関東女子リーグの武蔵丘短大戦、そして9月1日の関東女子リーグの早稲田ア女戦です。いずれの試合もDFラインからボールをポゼッションして攻めていましたが、いかにも不安定でキープが危うく、なかなか前に繋げない印象でした。今日、久しぶりに慶應義塾ソ女を見てびっくりしました。格段にボールキープに安定感が出てきて左右のオープンに散らすパスや、中央を突破するスルーなど攻撃にワイドさというか幅が出ていました。今季は、あまり成績は良くないようですが、きっとトレーニングを積む過程で、「こういうサッカーをやろう」という目標がぶれず、なかなか「勝利」という結果に繋がらなかったのでしょう。シーズンも深まり、ようやくやろうとしたサッカーが出来るようになったのでしょう。
早稲田ア女は、トップチームが終盤苦戦している悪い癖(ボールを繋ごうとするあまり簡単に後方にパスを下げてしまう)が今日は見られず、しっかりと前に向いてプレーしていました。左右のオープンスペースを使ってのクロスパス、縦に速い攻撃は有効でした。
しかし、両チームともディフェンスがしっかりしていて、なかなかシュートまで行けません。
17分、早稲田ア女がようやくチャンスを掴みます。右中間から阪本がミドルシュート、クロスバーに阻まれます。
この時間帯から早稲田ア女の攻撃にリズムが出てきます。
22分、ブラフ・シャーンが蹴ったコーナーキックを吉野がヘディングシュート。ニューカマーのホットラインが通って早稲田ア女が先制。
25分には左サイドを蔵田がドリブルで切さきクロス、中に詰めた土居が押し込んで早稲田ア女が先制しました。見事な連動を見せました。2-0。
28分、中條がドリブルシュート、左に外れます。
30分には中條が再びドリブルシュート、GK尾崎がキャッチ。
32分、バイタルエリアから高橋がシュート。クロスバーに阻まれます。
早稲田ア女の猛攻を2失点で凌いだ慶應義塾ソ女。育成リーグは35分ハーフで実施されます。アディショナルタイムは12秒。ハーフタイムを迎えました。シュート数は11-0で早稲田ア女がリード。

育成リーグは、オフィシャルの養成も兼ねており、学生が審判や運営も行います。今日の松本レフェリーは少しフォイッスルの吹き方が弱い。私のレフェリングの師匠・JFA公認アセッサー植村久先生ならどう指導されるでしょうか。
ハーフタイムで大幅な選手変更があるのも育成リーグの特徴です。
早稲田ア女は6枚替え。DF源関を浅沼(大和4)に、DF吉野を井上(十文字1)に、MF中條を秋山(八王子学園八王子4)に、MFブラフ・シャーンを關(西宮女子FC 2)に、MF蔵田を並木(藤枝順心2)に、FW高橋を富田(作陽3)に交代。後半は凧の糸が切れたような自由奔放な動きを見せてくれる富ちゃんが見られます。
慶應義塾ソ女も2人選手交代。DF奥本を熊谷(十文字3)に、MF 清水を松木(常盤木学園4)に交代します。

後半に入ると慶應義塾ソ女もラインを押し上げて反撃に出ます。2点のリードを許しているのでリスクが高くても攻めの姿勢を見せ始めますが、なかなかアタッキングサードに入ってシュートまで行けません。
15分、早稲田ア女の富田がバイタルエリアからシュート。僅かにクロスバー上に外れます。
19分、早稲田は4枚替え。MF阪本を渡邊(大宮開成1)に、DF浅沼を黒田(大泉4)に、DF佐々木を吉野に、DF黒柳をブラフ・シャーンに交代。慶應義塾ソ女もMF足立を佐藤(十文字3)に交代します。
27分、早稲田ア女は絶好の追加点機を迎えますが、慶應義塾ソ女GK尾崎がファインセーブを見せて得点を許しません。
ピンチの後にはチャンスあり。DF工藤を中盤まで上げて1点を狙う慶應義塾ソ女は、工藤から出たロングフィードを松本が押し込み、ついに一矢を報います。2-1。
残り時間4分、慶應義塾ソ女は攻勢の形を続けます。「もう1点入れて同点に」の意地は分かります。しかし「取ろう取ろうは取られのもと」も勝負の鉄則。慶應義塾ソ女が前がかりになったところを、早稲田ア女は見逃しませんでした。
35分、自陣深くから井上がロングフィード、走り込んだ土居が慎重に慶應義塾ソ女ゴールにシュートを流し込みました。3-1。勝負ありました。
慶應義塾ソ女の伊藤洋平監督は、
「仕方がない。点を取りに行ったんだから。次いこう」とイレブンに声をかけましたが、残り時間はほとんどなし。アディショナルタイム13秒で松本レフェリーがタイムアップの笛を吹きました。
総シュート数16-6。コーナーキック数は2-2。スコアは3-1。妥当な結果だったかもしれません。しかし定期戦から4か月、慶應義塾ソ女は確実に上手くなっています。少し時間が足りなかったか。もう1か月あれば、関東女子も関東大学女子の順位も、もう少し上に行っていたかもしれません。
工藤主将をはじめ4年生は残り1 試合(12月1日、順天堂大戦、於・日吉慶應義塾下田グラウンド)を
戦い学窓を去ります。彼女らのプレーを今日見られて良かったと思います。
一方の早稲田ア女。ここのところ痛い場面で失点しているバックパス、GKとDFの連係ミスが今日は出ませんでした。ゴールも3点とも見事なものでした。今週末の皇后杯・日体大FIELDS横浜戦、11連覇の懸かった関東女子リーグの東洋大戦、そして全日本大学女子に向けて良い戦いができたと思います。
両チームの今後の戦いを括目して待ちたいと思います。

工藤さんに一声かけようかと思ったのですが、5分後に照明が落ちるというので早々と退散しました。寒いのにクールダウンも出来ないのは気の毒です。

9時30分少し前に帰宅。遅い夕食を摂って早目に床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
関東大学女子育成リーグBグループ
早稲田大学ア式蹴球部女子 3-1 慶應義塾大学ソッカー部女子(前半2-0)

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サッカー日本代表vs.ベネズエラ戦とアイスホッケー関東大学リーグ学習院vs.駒澤戦を取材。

11月も中旬を過ぎようというのに、今日も昨日に続き20度の暖かさ。
異常です。

昨夜もアイスホッケー取材で午前様。
今日の午前中も潰れてしまいました。
まあ、どうしてもやらなきゃいけない事もなく……。

お昼前に起きだして自宅で作業。
ニノロスではないが、何かやる気が出ません。

夕方、買い物に出たら急に北風が吹き始め、気温が下がってきます。
今日は、大阪でサッカー日本代表vs.ベネズエラ代表の親善試合があり、夜の取材はどうしようか少し迷ったのですが、前半だけサッカーをTV取材し、東大和に移動、関東大学アイスホッケーリーグ戦Div.Ⅱの下位順位決定リーグ、学習院vs.駒澤戦を取材することにしました。サッカーは親善試合で海外組が出場せず、1軍半みたいな代表ですし、アイスホッケーは学習院の湯浅凱人くんはじめ4年生が最後の試合になるかもしれません(この試合、負けたチームがDiv.Ⅲの2位チームと入れ替え戦を戦うことになります)。特に湯浅君には4年間ずいぶん楽しませてもらいました。学習院をDiv.ⅤからⅡにあげた功績は大です。そんな彼のプレーを目の奥に焼つけておきたいと思ったのです。

サッカーは午後7時からフジテレビの放送。名古屋グランパスの監督を退任した風間八宏氏が解説者にカムバックしていたのには驚きです。普通なら成績の不振で退任したのだから、せめてそのシーズンくらいは大人しくしていた方が良いと思うのですが……。まあ、どうでもいいか。
日本代表のスターティングライアップは、GK川島(浦和東)。DF室屋(青森山田)、植田(大津)、畠中(東京ヴェルディユース)、佐々木(城山)。MF橋本(FC東京U-18)、柴崎(青森山田)のダブルボランチ、右翼が浅野(四日市中央工)、左翼が原口(浦和ユース)、トップ下が中島(東京ヴェルディユース)、鈴木(桐生第一)。(カッコ内)はユース年代の所属先。高体連出身者が7人。クラブ出身者が4人です。国内組だけで戦うとなると高体連出身者が多数を占めます。
一方のベネズエラFIFAランクで日本より上位の26位。最近南米でめきめきと実力をつけているチーム。日本は南米のナショナルチームに歩が悪いのですが、きょうはどうでしょうか。4:1:4:1の布陣です。
新ユニフォームを着用した日本代表が国内で戦うのは初。初陣を飾れるか?

試合はベネズエラが押し気味の展開で推移します。
前半8分、左サイドのソテルド(U-17ベネズエラ代表が準優勝した時のメンバー)がクロス、ファーに詰めたロンドンがヘディングシュート。簡単に先制します。
ベネズエラは1年前の1-1で引き分けたちーむとは、まったく別物でした。ともかくプレーが速くて正確です。
しばらくすると日本も反撃に出ます。16分、中島がミドルシュート。GKがキャッチ。
23分には、中島が蹴ったコーナーキックを佐々木がダイビングヘディングシュート。これをGKが右ひざでセーブ。事なきを得ます。これが入っていれば……。
24分、ベネズエラのマンサーノがロングシュート。上に外します。
日本も反撃、浅野の浮き球のパスを鈴木がボレーシュート、上に外します。
30分過ぎから、ベネズエラが怒涛の攻め。日本、人数は揃っていても選手同士の距離感が遠く次々と失点を許します。
まず、右からエレーラクロス、ロンドンが正確にシュートを押し込みます。
33分には左からのクロスをファーで待っていたプレーヤーが折り返し、これをロンドンが押し込みます。ロンドン、早くもハットトリックの活躍。こういうのを「半端ねえ」というんですよ大迫くん(1点くらいとったって駄目ですよ)。
38分にはカウンターアタック、ソラルトがスチールしてクロス、一旦預けたボールをソラルトが受けてシュート。4-0。
あとでThe Yearbook of JFAで調べたら、日本代表が前半に4失点したのは66年ぶりだった。これは、もう日本代表の試合じゃない。吹田スタジアムもブーイングの嵐だったようだ。
どうも森保ジャパン、時々こういうことがあります。
これで心置きなく東大和に行けます。

いつもの西武柳沢20時51分の電車に乗車。今日はOn Timeで東大和市に到着。
スケートセンターの入り口で駒澤の永田部長先生にご挨拶。
9時15分に、いつものリンクに向かって左の観客席に着席。今日は駒澤サイドです。
学習院サイドの観客席にはOBの方や選手の知り合いの方が多く詰めかけていましたし、駒澤サイドもリーグ最終戦という事で満席状態。わたしのお隣には埼玉医科大の部長先生である永田真さんが立ってみておられる。駒澤の永田部長のご主人です。試合の始まるころには、リンクサイドにたくさんの立ち見の観客も。この試合もDyDoアイスアリーナ開催が望まれるところでした。
午後9時30分、練習開始。今日は駒澤がセカンドジャージーの白を着用しています。
ランク20位。予選リーグ4位、オールメンバー17人の学習院のスターティングラインアップは、GK東原(伊奈学園4)。DF工藤(成城4)、山下(学習院4)。FW小堀(学習院4)、湯浅(光泉4)、長野(学習院4)。オール4年生でスタートします。
対するランク18位、予選リーグ5位、オールメンバー19人の駒澤の先発は、GK菊池(甲府昭和3)。DF平入(岸根4)、小笠原(埼玉栄2)。FW渡辺(関東学院3)、矢口(武相2)、久保田(名古屋南4)。
午後9時44分、フェースオフで試合開始。

奇しくも今日のサッカー日本代表戦のような試合でした。
前試合(対昭和)で湯浅キャプテンを敢えて第2セットで使い、周りのプレーヤーを使いながらアシスト役に回っていたエースが、今日は開始早々からフルスロットル、全開でした。
3分13秒、駒澤の西田(帯広柏葉1)がトリッピングの反則で2分間退場。学習院、最初のパワープレーのチャンスを生かします。由緒正しきアイスホッケーです。
湯浅が自陣からパックを持ち出しドリブル、駒澤DFの対応が遅れたところぶっちぎって先制ゴールを挙げます。今宵のガイトはキレキレでした。
7分55秒にも湯浅は自陣からドリブルで右サイドを切り裂き、中に切れ込んでシュート。2-0 とリードを広げます。隣で観戦されていた埼玉医科の永田部長、
「湯浅をあんなに自由にさせたら駄目。もっと早い時点でチェックしないと」
駒澤DFの身体の寄せ、スティックを絡ませる動きを、まったく許さない湯浅の動きは見事でした。
9分15秒、駒澤DFに齟齬が出ました。駒澤がパックを拾って攻撃に出ようとした瞬間、学習院の飯室(学習院3)がパックをスチール、田中祐季(光泉1)にパスを繋ぎ駒澤ゴールに押し込みました。隣で見ていらした永田部長が、
「菊池、下を向くな。胸をはれ」と叫んでします。GK出身の永田部長らしいアドバイス。
「どうも菊池は失点が続くと萎縮してしまうんですよ」。なるほど。でも今日のサッカー日本代表のベテラン川島だって、3点取られればへこみますよ。
10分27秒、学習院の黒田(小金4)がフッキングの反則で2分間退場。駒澤、パワープレーのチャンスでしたが、直後の11分26秒に駒澤の渡辺もクロスチェッキングの反則で2分間退場。4 on 4になりパワープレーが解消してしまいます。
ところが11分26秒、駒澤は4 on 4のシチュェーションで小笠原のアシストで西田がゴール。反撃の狼煙を上げたかに見えました。
しかし、今日ご学習院は勝負ところで上手くゴールを挙げていきます。黒田がペナルティーボックスを出て学習院がパワープレーになった後の12分54秒、湯浅がシュート、駒澤GK 菊池がセーブしますが、フォローした工藤がリバウンドを押し込み4-1、再びリードを3点に広げます。
このまま第1ピリオッドが終了。シュート数は9-10と駒澤がリードしていました。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
このインターバルで、駒澤の西永監督から適切な指示があり、かつ気合を入れられたのでしょう。駒澤の動きが良くなります。
次の1点が重要な1点になることは明白でした。どちらが先にゴールをゲットするか注目しました。
5分ちょうど、学習院の田中佑がホールディングの反則で2分間退場。駒澤は絶好のパワープレーのチャンスでしたが、これを生かせません。
チャンスを逃すとピンチがやってきます。
8分57秒、学習院は黒田のパスを受けた湯浅が中央を突破、さりげなくゴールを決めました。「きめてやろう」という感じではなく、まさにさりげないゴールでした。5-1。これで学習院は大きく勝利に近づきました。
11分42秒、学習院の山下がインターフェアランスの反則で2分間退場。ここでも駒澤はパワーゴール成りません。氷上に戻った山下、14分29秒にもホールディングの反則で2分間退場。1分29秒、パワープレーは第3ピリオッドに積み残されます。第2ピリオッドのシュート数は4-11と駒澤が大きくリードしました。

12分間の整氷インターバルの後、第3ピリオッド開始。
パワープレースタートの駒澤。ここで決めないと男じゃありません。
1分4秒、小笠原、矢口のダブルアシストで久保田がゴール。再び反撃の狼煙を上げます。5-2。
そして畳み込むように2分頃、駒澤のゴール! ゴール裏の赤ランプが点灯します。しかし、これは審判団協議の結果、「身体で押し込んだゴール」との判定で取り消されます。駒澤にとっては痛い判定でした。残り13分で2点差なら、駒澤にも逆転の望みが高くなっていたかもしれません。
試合は5-2のまま続行されます。
2分46秒、学習院の小堀がフッキングの反則で2分間退場。まだ勝利の女神は駒澤を見捨てていないか、とも思えましたが、駒澤はパワープレーのチャンスは生かせません。ここが勝負のターニングポイントでした。
時間は経過していきます。
ようやく10分28秒、駒澤は西田、平入のダブルアシストで渡辺がゴール。5-3としますが、1ピリ15分間は、あまりにも短い。
10分41秒、駒澤はタイムアウトを取り、残り4分19秒で2点差を詰めるべく作戦を練りますが、学習院はパックポゼッションをあげ、ドリブルで自陣に向かったり、バックパスを多用するなどストーリング作戦。時間をうまくコントロール。駒澤の必死の攻撃もGK東原の好守もあり、ついにはゴールが生まれませんでした。
午後11時10分、タイムアップのブザーが鳴りました。総シュート数18-28と駒澤が10本リードしましたが、スコアは5-3。学習院のエース湯浅が3ゴール1アシストの活躍、決定力の差が出ました。
そして立ち上がりの3連続ゴールが全てでした。1ピリ15分間の試合では、先に3点差を付けられるとなかなか挽回は難しい。
タイムアップのブザーと共にDiv.Ⅱ残留を決め大喜びする学習院。肩を落とす駒澤。勝負の明暗がくっきり表れました。
運営もスムースでした。オフィシャルを務めた立教のクルーも素晴らしかったと思います。爽やかな印象が残った試合でした。

学習院、Div.Ⅴから4年間かけてDiv.Ⅱに昇格。今季は創部70年でDiv.Ⅰ昇格が目標でしたが、それはならなかったものの見事にDiv.Ⅱ残留を決めました。来季は主力が学窓を去り苦しいシーズンになると思われますが、部員数も増えており、来季も十分に戦えると思います。まずは、残留を喜んでください。
一方の駒澤、今宵は敗れましたが、勝負は時の運、という事もあります。12月14日の入れ替え戦(Div.Ⅲ2位の横浜国立と対戦)を目標に頑張って欲しい。考えようによては、もう1試合真剣勝負が出来るのは素晴らしいことです。2008(平成20)年以来守ってきたDiv.Ⅱの地位を守れるのか。横浜国立も一時の部員数を脱して今季は活躍した若いチームです。楽しみな試合になると思います。

リンクサイドで観戦されていた永田部長先生に、
「残念でした」と一声かけてリンクを後にしました。
23時12分発の電車にギリギリ乗車。帰ってきました。

さて、サッカーの日本代表、後半代わって出場した永井(九州国際大付)のパスを受けた山口(セレッソ大阪U-18)がミドルシュートを決めて1-4で試合を終えたようです。
どちらにせよ、代表らしからぬ試合でした。協会の強化部は、どういう反応するのか楽しみです。こちらは「勝負は時の運」とはいかないでしょう。

そんなことを考えていたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
日本代表 1-4 ベネズエラ代表(前半0-4)

関東大学アイスホッケーリーグ戦
Div.Ⅱ下位順位決定リーグ最終戦
学習院 5-3 駒澤(4-1、1-0、0-2)
学習院の4位、駒澤の5位が決定。学習院のDiv.Ⅱ残留が決定。駒澤はDiv.Ⅲ2位の横浜国立と入れ替え戦を実施。

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アイスホッケー関東大学リーグDiv.Ⅴ慶應義塾医学部vs.杏林戦を取材。

東京地方、異様な暖かさ。南風が吹き、朝と夜に小雨が降りました。

朝から週末取材したアイスホッケー8試合、サッカー1試合の記録を整理、ブログの記事を書いたり。
なかなか思うようには進みませんでした。

夜、8時30分に出発。
今宵は月曜日ですが東大和スケートセンターで関東大学アイスホッケーリーグ戦があったので取材に行ってみました。
カードはDiv.Ⅴ2の慶應義塾大学医学部vs.杏林大学戦です。
Div.Ⅴは8チームを二つに分けて1回戦総当たりでラウンドロビンを行い、その順位によって順位決定戦を行う方式です。すでに慶應医学部も杏林も2敗。つまりグループ最下位決定戦です。
が、今季初勝利」を目指す両チームの闘志を信じて取材に行きました。

西武新宿線で人身事故があったようで、リンクに着いたのは9時20分過ぎ。
いつものようにリンクに向かって左側の観客席に座っていたら、にわか杏林ファン(?)やらOBやらが大挙やってきて、座って取材出来なくなりました。
相も変わらず東大和での取材は過酷です。

ランク38位、オールメンバー9人の慶應義塾大学医学部のスターティングラインアップは、GK大橋(慶應4)。DF金子(東京学芸大付3)、牛田(筑波大付属駒場2)。FW水上(灘1)、川村(筑波大付4)、五十嵐(ラ・サール)。
対するランク43位、オールメンバー16人の杏林の先発は、GK遠田(海陽学園2)。DF小柴(実践学園4)、清水(青陵3)。FW金谷(本郷3)、迫中(有志国際2)、長谷(巣鴨5)。
午後9時40分、フェースオフで試合開始。

大応援団(?)の声援をバックに杏林、押し気味に試合を進めます。
双方、ショートハンドにならぬよう慎重に試合を進めていきます。
こうした拮抗した試合は、数的有利が出来たパワープレー時にゴールが生まれるもの。
8分23秒、慶應医学部の川村がフッキングの反則で2分間退場。杏林は最初のパワープレーのチャンス。しかし、慶應医学部がショートハンドで耐えました。
最初の15分間はスコアレスで終了。シュート数は1-10で杏林が大きくリードします。慶應医学部GK大橋の好守が光りました。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
試合の均衡は、なかなか崩れません。
1分49秒、慶應医学部の水上がトリッピングの反則で2分間ン退場。杏林、ここでもパワープレーのチャンスを生かせません。
チャンスを逃すと必ずピンチがやってくるのが勝負の綾。
11分15秒、杏林の小林元喜(明星2)がラッヒングの反則で2分間退場。劣勢の慶應医学部にとっては、この試合最初のパワープレーのチャンス。
ここでキルプレー中の杏林が痛恨のペナルティー。12分48秒に迫中がクロスチェッキングの反則で2分間退場。慶應医学部、5 on 3の大チャンス。
ここでオフィシャルにミス。試合に水を差してしまいます。杏林の迫中が背番号をオフィシャル側に見せながらペナルティーベンチに入っているのに、電光掲示のスコア―ボードに入力するのが遅れ、それに気が付かなかったレフェリーがパックを氷上に落としてしまったのです。
慶應医学部、まさに攻撃に出ようとしたとき、ブザーが鳴り、審判団がオフィシャル席に呼ばれ、しばし中断。
2人少ない杏林、ややパニくっていたのですが、この中断で落ち着きを取り戻します。
杏林は、なんとかショートハンドのピンチを乗り切り、第2ピリオッドが終了します。
シュート数は4-14でした。

12分間の整氷インターバルの後、第3ピリオッドが開始されます。
試合は膠着したまま3ピリ中盤に入っていきます。
8分5秒、慶應医学部の牛田がトリッピングの反則で2分間退場。杏林はこの試合3回目のパワープレーのチャンス。すでに試合は1点勝負になる可能性が高い。ここで杏林はタイムアウトを取り、1点をゲットするために作戦を練ります。
しかし、ここでも慶應医学部はショートハンドで踏ん張ります。すると流れは再び慶應医学部へ。
10分36秒、杏林は痛恨のメンバーオーバー、ベンチマイナーペナルティーで2分間退場。ペナルティーボックスには尾崎(調布2)が入ります。
今度は慶應医学部にとって千載一遇のチャンス。ところが11分35秒、慶應医学部の五十嵐がパワープレー中にクロスチェッキングの反則。4 on 4になってしまいます。
12分36秒、杏林の尾崎がペナルティーボックスを出て、今度は杏林がパワープレーのチャンスに。
13分15秒、キルプレーを20秒残した慶應医学部はタイムアウトを取ります。
虚虚実実の駆け引き。
そのわずか8秒後の事でした。
13分23秒、杏林は小柴が慶應医学部ゴール前にパックを入れると、迫中が混戦の中粘ってパックを慶應医学部ゴールに押し込みました。さすがの慶應医学部GK大橋も止めることが出来ませんでした。やはり決勝点は、パワープレーから生まれました。
氷上、喜びを爆発させる杏林の選手たち。応援席は狂喜乱舞、もうお祭り騒ぎです。
残り1分17秒、慶應医学部は最後まで1点を諦めず攻撃に出ましたが、それ以上のゴールは生まれませんでした。
午後11時12分、タイムアップのブザーが鳴りました。総シュート数5-42。スコア0-1。杏林の粘りの今季初勝利でした。
それにしても慶應医学部GK大橋、41セーブは凄い。敗れたもののMVPをあげたい気持ちになりました。

1点を争う好勝負に、時間の経過を忘れていました。いつも乗る23時13分発には乗れず、23時32分小平行の電車で帰ってきました。
帰宅したのは、午後12時すぎ。
遅い夕食を摂り、早目に床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
慶應義塾大学医学部 0-1 杏林大学(0-0、0-0,0-1)

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サッカー関東女子リーグ早稲田ア女vs.JEF千葉U-18戦とアイスホッケー4試合を取材。

11月中旬の穏やかな日曜日。
寒いアイスアリーナで4試合取材した翌朝は、なかなか起き上がれません。
なんとか朝のルーティーン(朝の体温・血圧測定、朝食、投薬)を済ませ、10時には出発。
まず東伏見のアイスアリーナへ行き、記者席1席確保。アイスホッケー用の取材道具一式とスタジアムコートをデポ。
その足で坂の下の東伏見早稲田大学グラウンドに向かいました。

先週終了した関東女子大学リーグで、終盤拙い戦い方で優勝を逃した早稲田大学ア式蹴球部女子。今日は、第25回関東女子リーグの後期第5節の未消化試合、JEFユナイテッド市原・千葉レデイースU-18 vs.早稲田大学ア式蹴球部女子戦を取材します。
このリーグ戦で不滅の10連勝中の早稲田ア女。なんとか連勝記録を伸ばしたいのですが、もっか暫定4位(勝点22で神奈川大、浦和レッヅレディースユースが並び、勝点21でJEF千葉U-18と早稲田ア女が並んでいます)。今日勝てば試合数で神奈川大と浦和ユースと並んで勝点では24となり残り1節を残しトップに立てます。もちろん、これはJEF千葉U-18も同じことですが、早稲田ア女はエイジカテゴリーでは一つ上のチームなので、なんとか今日の試合は勝っておきたいところでした。
今日は、会場の都合で東伏見開催ですが、形式的にはJEF千葉U-18がホーム。いつも座っているグラウンド向かって右側のスタンドが早稲田の応援席という事になります。結構な観客でした。

ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(正式にはこの名称です)の先発は、GK伊藤(法典東FC、高3)。DF内田(海神スポーツクラブ、高1)、朝倉(戸木南ボンバーズFC、高2)、佐藤(大柏SC、高2)、堀越(布佐SC、高3)。MF菅野(千葉中央FC、中2)、中尾(エスペランサSC、高3)のダブルボランチ、右翼が稲山(HAMANO FC、高1)、左翼が遠藤(柏レディースFC、中3)。FW錦織(FCトリム、高1)、大澤(FC城東、高3)。スコア―シートは4:3:3となっていましたが、わたしが見たところは4:4:2の布陣でした。中尾と大澤が、つい先日U-19アジア選手権で日本優勝した日本U-19代表。
対する早稲田大学ア式蹴球部女子のスターティングラインアップは、GK川端(十文字3)。DF源関(ちふれASエルフェン埼玉4)、小林(JEF千葉4)、船木(日テレ・メニーナ1)、中田(日ノ本学園4)。MF高瀬(JEF千葉U-18・4)、村上(十文字3)、右翼が松本(十文字3)、左翼が蔵田(十文字2)。FW廣澤(ノジマステラ神奈川相模原1)、山田(大商学園4)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。(カッコ内)は前所属チーム、数字は学年。村上、松本が日本ユニバーシアード代表、船木、廣澤がU-19日本代表です。
トスで勝った早稲田ア女がピッチを選択しサイドを変えました。午後11時、JEF千葉U-18のキックオフで試合開始。
さすがにJEF千葉U-18は、なでしこリーグ1部チーム支配下のアカデミーチーム。ボールをしっかりポゼッションしてゲームをコントロールしてきます。ボールに対する寄りも早く、早稲田ア女に自由なサッカーをさせません。
中盤での激しい潰し合いが続き、お互いにアタッキングサードに入ってシュートを放つところまでいきません。
21分、JEF千葉U-18が右サイドから攻め込み、稲山がクロス。ニアに走り込んだ大澤が早稲田ア女ゴールに蹴り込みました。JEF千葉U-18が先制します。
それまで、やや押され気味だった早稲田ア女、ようやく目が覚めます。
24分、右サイドの松本からのクロスを山田がシュート。GK伊藤のポジショニングが良く正面でキャッチ。
26分に早稲田ア女は自陣からの長いフィードに走り込んだ蔵田が追いつき、止めにかかったGK伊藤の鼻っぱなしでシュート。すぐに同点に追いつきます。
すると、今度は私たちの番とばかりにJEF千葉U-18は反撃に出ます。28分には稲山がシュートしますが、右に外れます。
30分、JEF千葉U-18は突き放しにかかります。バイタルエリアから中尾がシュート。早稲田ア女GKがパンチングしたボールは九会オスバーに当たり跳ね返ります。そこに走り込んだ錦織が押し込んで2-1。JEF千葉U-18は、大澤、中尾のU-22日本女子代表コンビの活躍で前半2-1とリードして折り返します。アディショナルタイムは1分6秒、シュート数は5-6と早稲田が1本リードしました。

ハーフタイム、早稲田の川上嘉郎監督(横浜緑丘)が動きます。DF源関を井上(十文字1)を今日も抜擢、出場させます。JEF千葉U-19もMF菅野を甲斐(高砂FC、高3)に交代。
早い時間帯に同点に追いつきたい早稲田ア女。時間が経過すれば焦りも出てくるし、若いチームは調子を上げてきます。
5分、早稲田ア女は、久しぶりに大きな展開からファインゴールを生みました。自陣から右サイドの村上が大きなサイドチェンジ。左タッチライン際で受けた蔵田がドリブルで突進。上手にタメを作りながらクロス、ファーサイドの山田がフリーななりシュートを決めました。2-2、同点に追いつきます。
こうなると試合は一気に早稲田ア女に傾きます。11分には高瀬の蹴ったフリーキックを船木がヘディングシュートしますが左に外れます。
15分には自陣からのフィードを受けた中田が左サイドを一気にドリブルで切り裂きクロス、受けた廣澤がシュートまで行きますがGK伊藤がセーブします。
なかなか仕留めのゴールが奪えない早稲田ア女。ここでポゼッションサッカーを展開しだしますが、DFラインでキープするのは良いとして、簡単にバックパスで逃げてしまう今季の早稲田ア女の悪い癖が出ます。決まり切ったようにバックパスをするのでJEF千葉U-18は、
「どこかで狙ってやろう」と虎視眈眈と時を待ちます。
特に早稲田ア女の中田は、半径10m以内にマーカーが居なくてもオートマティックにバックパス。ターンして前に行こうという選択は少ない。攻撃力では素晴らしい推進力を持ち、守備も堅いのに、これが大きな欠点です。
26分、早稲田ア女のDFラインでのポゼッションにJEF千葉U-18の前線のプレッシャーが上がります。そこに早稲田ア女の齟齬が出ました。この位置でのターンオーバー、それもU-19日本代表・大澤の決定力は図抜けていました。早稲田ア女、仕留めるはずが仕留められず、逆に残り19分でリードを奪われてしまいます。
ここでJEF千葉U-18は稲山を高梨(市川FC、高2)に交代。
33分、早稲田ア女は後手で選手交代の2枚替え。好調だったMF蔵田に替え高橋(日ノ本学園1)に、FW山田に替えて富田(作陽3)に交代。
37分、手詰まりの早稲田ア女は、高瀬主将に替えて中條(JFAアカデミー福島4)に交代。なんとか試合の流れを変えようと必死です。
JEF千葉U-18も疲労からか、やや運動量が落ちてきます。40分にFW錦織を山崎(エクサス松戸、中3)に、43分にはMF遠藤を伏谷(梅田SC、高1)に交代。最後の守りに備えます。
早稲田ア女は、最後まで試合を諦めていませんでした。何度も攻撃を止められますが、アディショナルタイム表示が「2分」と出た後も繰り返し攻撃を仕掛けます。
果たせるかな45+1分、左サイドから高橋がクロス、ファーに待ち受けた廣澤が最後のシュートを決めきりました。3-3。土壇場で追いつき、首の皮一枚、優勝に望みを残しました。
アディショナルタイム2分59秒、タイムアップの笛が鳴りました。総シュート数は9-10。コーナーキック数は5-1。いかにJEF千葉U-18が押していたか分かります。

最終節は12月7日。神奈川、浦和ユース、JEF千葉U-18、早稲田ア女が勝点22で並ぶという大混戦。最終節、早稲田ア女はアウェーで東洋大、神奈川大はアウェーで浦和ユースと、JEF千葉U-18はホームで日テレ・メニーナと戦います。興味ある対決です。括目して待つことにします。

大急ぎで丘の上のアイスアリーナへ。
すでに第2試合、Div.ⅠグループBの大東文化vs.青山学院戦が始まっており、1ピりの5分間が経過した所でした。アイスホッケーの取材に入ります。

続く

[結果]
ジェフユナイテッド市原・千葉U-18 3-3 早稲田大学ア式蹴球部女子(前半2-1)

関東大学アイスホッケーリーグ戦
Div.ⅠグループA 決勝リーグ第1レグ
明治 2-6 東洋(1-2、1-2、0-2)
早稲田 3-5 中央(1-2、1-3、1-0)
Div.ⅠグループB
大東文化 1-2 青山学院(0-1、1-0、0-1)
専修 2-0 立教(1-0、0-0、1-0)

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アイスホッケー関東大学リーグDiv.ⅠグループA4試合を取材。

11月3回目の週末。
東京は穏やかな天気の土曜日。

朝遅めに起きて、テレビ朝日の「題名のない音楽界」など見ていると、今日は低音楽器(コントラバス、ファゴット、チューバ、アルトサックス)を演奏する女性奏者の特集。
演奏会での移動も大変で、コントラバスとチューバは飛行機の機内持ち込みも出来ず、棺桶のような特殊な入れ物に入れて預けるとか。
実は私も中学生の頃はコントラバス、トロンボーンを演奏していたことがあり、高校からはチェロで芸大を目指したことがありました。
YouTubeで大好きなヴィバルディのファゴット協奏曲イ短調とか芸大の入試の時の課題曲だったヴィバルディのチェロソナタ第5番ホ短調を聴いたり。取材に遅刻しそうになりました。

12時30 分にDyDoドリンコアイスアリーナへ。
今日は関東大学アイスホッケーリーグDiv.ⅠグループA4試合を取材しました。
シーズンも深まり、今日は第2レグの最終戦。一番ランキングの近いチーム同士のガチ対決です。
今日の結果で上位4チームによる3次リーグ出場チームも決定。また、Div.ⅠBグループ上位2位と入れ替え戦を戦う2チームも決まります。
第1試合は、ランキング5位の法政vs.6位の慶應義塾の対決。第1レグでは法政が5-1で快勝しています。
法政は、この試合に80分間で勝っても勝点は24。予選リーグ上位4チームによる決勝リーグに進出なせん。一方の慶應義塾にとっても今季は苦難のシーズンでした。予選リーグ1位突破の明治と日本に意地の引き分けPSS戦勝利が2試合ありましたが、残り12試合は敗北。すでに最下位が決定しています。Bグループ優勝チームとの順位決定戦に弾みをつけるためにも、今日は勝っておきたいところでした。
ランク5位の法政の先発は、GK吉田(苫小牧東4)。DF松井(武修館4)、栗原(日光明峰2)。FW石川(東北3)、土屋(埼玉栄3)、古川(埼玉栄1)。
対するランク6位の慶應義塾のスターティングラインアップは、GK小池(浦和4)。DF小嶋(慶應2)、笹山(慶應1)。FW運上(埼玉栄3)、田中(慶應4)、振津(埼玉栄2)。
12時41分、フェースオフで試合開始。
両チームとも慎重な試合の入り。おたがいをライバルとしてリスペクトしているような戦いぶりでした。
4分57秒、法政の土田(埼玉栄3)がフッキングノ反則で2分間退場。
7分1秒には、法政がメンバーオーバーでベンチマイナーペナルティー2分間退場。ペナルティーボックスには小河原(八戸工大一2)が入ります。
しかし、2度とも慶應義塾はパワーゴールが出来ません。
最近、どのチームも反則が多いような気がしますが、それはパワープレーが下手くそなせいではないかと考えています。ショートハンドになっても失点しない。その相乗効果で、どんどんペナルティーが増える。すべてのチームがパワープレーの得点率を上げる工夫をしないといけません。
ようやく10分38秒、法政が先制ゴールを挙げました。土田のパスを受けた新田谷(武修館3)がゴール。法政が試合の主導権を握る形になりました。
17分26秒、慶應の運上がトリッピングの反則で2分間ン退場。この反則もやらずもがな、身体の入れ方が悪いために起きた反則でした。
法政は、最初のパワープレーを生かせず第1ピリオドが終了します。シュート数は13-10で法政リード。
12分間の整氷インターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
両チームとも、20分間を戦って、そんなに大量得点は奪えないと判断したのか、第2ピリオッドからは慎重な展開になります。
お互いに探り合うような展開が続きますが、17分46秒に慶應義塾の大島(慶應志木4)がホイールディングで2分間退場。法政は、この試合2回目のパワープレーのチャンス。わたしの勝手な思い込みかもしれませんが、法政は伝統的にパワープレーが得意なチーム。そろそろ決めるかとも思ったのですが、今年の法政はパワープレーが、それほど得意ではないようです。
第2ピリオッドは、スコアレスで終了。シュート数は10-6と法政がリード。
1-0のまま第3ピリオッドに入ります。
両チームとも勝負を賭けに行きます。
2分59秒、法政の小川原がトリッピングの反則で2分間退場。
4分10秒に慶應義塾はパワープレーを利し、田中が左からクロス、小島が同点ゴールを挙げました。
次の1点が勝負の明暗を分ける可能性が高いように思いました。
しばらく一進一体の展開が続きます。
15分37秒、法政が先手を打ちました。伊藤(北海2)、小西(武修館4)と繋いで三田村(白樺学園4)が見事なゴールを決めました。
ここから法慶の駆け引きが始まります。
まず、16分10秒に法政がタイムアウト。
そこから3分近く、両チームの激しい攻防が続きました。
19分4秒、今度は慶應義塾がタイムアウト。なんとか1点を奪い追いつこうと作戦を練ります。そしてGK小池を氷上からあげ、乾坤一擲の6人攻撃に出ます。
19分15秒、慶應義塾の猛攻に法政GK吉田がパックを押さえてプレーが止まり自陣深くでフェースオフ。
ここで法政がパックをスチール、左奥から小西がロングシュート。6人総攻撃の慶應義塾選手の間をすり抜けたパックは、ゆっくりと慶應義塾ゴールに吸い込まれていきました。3-1、勝負ありました。
そのまま試合はタイムアップ、午後2時37分にブザーが鳴りました。
総シュート数は、35-23で法政が上回りました。法政の5位、慶應義塾の8位が確定した一戦でした。

第2試合は、暫定3位の東洋と4位の中央の対戦です。両チームとも決勝リーグ進出は決まっていますが、勝ったチームが3位になり、戦う順番が変わります。興味ある一戦でした。

続く

[結果]
法政 3-1 慶應義塾(1-0、0-0、2-1)
東洋 3-7 中央(2-2、0-1、1-4)
明治 3-2 早稲田(1-0、1-0、1-2)
日本r体育 3-4 日本(1-1、1-1、1-1、GWS 0-2)



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アイスホッケー関東大学リーグDiv.Ⅲ東京医科vs.独協医科戦を取材。

七五三の今日。近所の東伏見稲荷は大賑わいでしょう。
東京は穏やかな1日でした。が、北日本は今日も大荒れだったらしい。

朝はゆっくり目に起き自宅で作業。
大嘗祭は無事に終わったらしい。

夕方から行動を起こし、少しだけ経済活動。
夜、8時30分に家を出た西武柳沢から東大和市まで電車でGo!

アイスホッケー関東大学リーグ戦Div.Ⅲ東京医科vs.独協医科戦を取材します。
Div.Ⅲは、8チームが1回戦総当たりのラウンドロビンで順位を争いましたが、残念ながら天下の東京が出場辞退(理由は定かではない。アメリカンフットボールの慶應義塾のような女子マネ入浴中の覗きみたいなことは事は想像したくない)。実質7チームのラウンドロビンです。
明治学院vs.一橋と東京医科vs.独協医科を除き試合は終了していて、国士舘が6勝1分けで暫定首位。2位が横浜国立で6勝1敗、4勝2敗の明治学院、首都東京が3勝4勝敗、独協医科が2勝1分け3敗、一橋が2勝4敗、東京医科が1勝5敗という成績です。
残り2試合で順位が確定します。独協医科も東京医科も最終戦、必死でした。
ランク27人、オールメンバー14人の東京医科のスタメンは、Gk會澤(水戸葵陵5)。DF朝田(小山台4)、出光(早稲田実5)。FW須田(新潟南4)、早川(名古屋2)、花田(城北2)。
対するランク28位、オールメンバー16人の獨協医科の先発は、GK國重(独協2)。DF 加藤(滝2)、川堀(広島学院5)。FW中村(開智6)、松山(慶應5)、飯島(独協4)。
午後9時41分、フェースオフで試合開始。

技術、スピードではDiv.Ⅰに劣るものの、試合展開はオリンピックや世界選手権のように緊迫したものになりました。
パックが両陣営を行き交います。攻守の力の均衡が保たれ、なかなか得点機は訪れません。
こうした時は、数的な均衡が崩れたパワープレーの時しかゴールのチャンスは来ないものです。
8分55秒、東京医科の朝田がチャージングの反則で2分間退場。独協医科は最初のパワープレーのチャンスでしたが、これは生かせません。
このまま第1ピりオッドは終了かと思われた14分35秒、今度は獨協医科の川堀がホールディングの反則で2分間退場。が、25秒ではゴールを狙えず、第1ピりオッドが終了します。シュート数は6-7とほぼ互角でした。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピりオッド開始。
1分35秒の東京医科のパワープレーでしたが、ここでもゴールは生まれません。
ジリジリした展開になりました。
2分10秒、今度は東京医科の矢高(飯田3)がスラッシングの反則で2分間退場。獨協医科が2度目のパワープレーのチャンス。
東京医科陣のフェースオフを起点に、獨協医科は松山、川堀のダブルアシストで中村がゴール。貴重な先制ゴールを挙げました。パワープレーで得点する由緒正しきアイスホッケーです。
5 on 5に戻り、再び均衡が保たれる膠着した試合展開になります。
第2ピりオッドは、そのまま終了。シュート数は12-6と東京医科が圧倒しました。

12分間の整氷インターバルの後、第3ピりオッド開始。
3分27秒、獨協医科の飯島がトリッピングの反則。東京医科にとっては絶好の同点機でしたが、パワーゴール成りません。
そのまま試合は均衡を保ったまま進んでいきます。両チーム、もうショートハンドになる事はありませんでした。東京医科は、GKを氷上から上げることもなく、タイムアップを迎えます。
午後11時ちょうど、タイムアップのブザーが鳴りました。
総シュート数21-19。スコアは0-1。まことに緊迫した接戦でした。これで東京医科の7位が確定。Div.Ⅳ2位のチームと入れ替え戦を戦います。獨協医科は4勝1分け2敗と好成績を残しDiv.Ⅲ残留を決定。東医体、サムス杯(医科系大学だけのトーナメント)に向けて良い結果を残しました。

日本医科の永田選手のお母様がいらしたので「サムス杯のスカウティングにいらっしゃっているのかな」と熱心なお母様だな、と思っていたのですが、帰ってから東京都アイスホッケー連盟のHPでゲームシートを確認したら「マッチ・スパーバイザー」に「永田陽子」という欄があったてびっくりしました。どうやら永田選手のお母様は駒澤大学アイスホッケー部の部長さんをしている永田さんと同一人物らしい。失礼しました。

23時13分東大和市発の電車で家路に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
東京医科 0-1 独協医科(0-0、0-1、0-0)

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FIFAワールドカップ2022アジア2次予選、キルギスvs.日本戦をテレビ取材。

朝から午後にかけては暖かい日でしたが、夕方から冷たい北風が吹きだしました。
北日本は、爆弾低気圧で大荒れの様です。

夕方までは自宅で作業。
買い物に行っただけで午後8時、TBSの国際放送を待ちました。
今日はFIFAワールドカップ2022アジア2次予選、キルギスvs.日本戦があり、テレビで取材です。

キルギスのビシュケフのドレン・オルザコフスタジアムでの試合。ピッチコンディションは、あまり良くありません。芝生にペンキを塗ったような状態です。
気温12.7度。そうとう冷え込んでいる模様。
日本代表のスタメンは、GK権田(FC東京U-18)。DF酒井宏(柏U-18)、植田(大津)、吉田(名古屋U18)、長友(東福岡)。MF柴崎(青森山田)、遠藤(湘南ユース)のダブルボランチ、右翼が伊東(逗葉)、左翼が原口(浦和ユース)、トップ下が南野(セレッソ大阪U-18)。FW永井(九州国際大付)。4:2:3:1の布陣です。

14分、右から酒井がクロス、南野がヘディングシュートしますが右に外れます。
19分、遠藤のスルーを受けた南野がシュート。キルギスGKがセーブ。
32分、日本は大ピンチ。アリフロスが左からクロス、サギンバエワがシュートしますがGK権田がセーブ、コーナーキックに逃れます。
41分、南野がペナルティーエリアで倒されPKゲット。自らが決めて日本が先制します。
44分、遠藤にイエローカード。
アディショナルタイム1分14秒、ハーフタイムを迎えます。

後半開始早々、日本はキルギス陣内深くでFKを得ます。これを原口が直接決めて2点目をゲット。
試合は、その後、両チームに得点無く終了。
日本、流れの中でゴールが奪えませんでした。

まあ、アウェーで勝点3ゲットですから、これでいいのかもしれませんが……。

早目に床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
キルギス 0-2 日本(前半0-1)


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東京武蔵野シティFC、J3昇格を断念。サッカー4年生早慶戦を取材。

朝起きてPCを開くメールを確認していたら驚きのニュースが配信されていました。

「東京武蔵野シティFC 2020年J3入会断念のご報告」。
フェイクニュースでは無いようでした。東京武蔵野シティFC広報からのメールです。
つい3日前に東京武蔵野シティFCの試合を取材していた折も、
「残り3試合、4位以上の成績を収められるよう頑張ります。ホーム最終戦に5,800人以上のお客さんが入ってくれないと観客動員数がクリアできないので、そちらも努力します」みたいな話でした。
試合後の池上監督の会見でも、J3昇格の話は具体的にたくさんでました。
それが3日でこうなるのか。
どうやら、こういう事らしい。
J3昇格には、JFLの成績で4位内(アマチュアチームを除く)に入り、施設その他でJリーグが昇格に値すると判断し、平均観客数が2,000人以上が必要となっている。東京武蔵野シティで問題になっているのは、最後の平均歓客数。
もともと横河電機という企業チームが、Jリーグ入りを目指しだしたのは2015年。チーム名を変えて、昨年は施設面でJ3昇格は無理と判断しシーズン途中はやばやと断念しています。
ところが、今年は施設面でも改革が認められ、成績も暫定4位。いよいよ昇格となった時、観客数が足りない。そこで残り4試合あたりから「あと1万数千人でJ3昇格できる」となって、急に観客動員を企画しだした。三鷹駅でビラを配ったりSNSなどで呼びかけたりし、前々節は3,828人、前節は5,284人を集め、残り1節(12月1日、対ヴェルスパ大分戦)で5,703名集めれば、クリアできる運びとなっていました。お天気さえよければ、クリアできると思われる数字です。
ところがホームスタジアムの武蔵野市営陸上競技場の定員は5,192人(どういう算定基準で定員がでるのか分かりません。芝生席まで解放すれば2万人は楽に入るスタジアム。前節でも、かなり混んではいたが超満員ではなかった)だという。そうだとすれば目標の観客を集めようとすれば定員オーバーになり、安全面の確保、消防法などで開催は難しい。他会場への移動も考えたらしいが、それも出来なかったようで、Jリーフに確認したうえで11月11日にJ3入会の可能性が事実上消滅したのだそうだ。

なにか釈然としない。
正直にこの時期に「断念」を表明するのが良かったのか。
J3昇格を応戦しようと、集まった観客の気持ちはどうなるのか。
何より、J3昇格を夢見て戦ってきた選手や指導者の気持ちはどうなのか。昨年の「断念」発表時もそうとう影響があったと聞いています。
だいたい「あと3試合で1万5,000人集めよう」と考えたチームの関係者の方、もっとシーズン当初から頭をひねって集客していれば、なんの問題もなく昇格可能だったのに。
それともJ3昇格するのにあたって何か別の問題があったのか?
まったく疑問山積です。

まあ、わたしは自宅から一番近いところにあるホームスタジアムですから、変わらず東京武蔵野シティFCを応援すると思います。
もちろんJ3で戦う東京武蔵野シティも見たかったですが、JFLが見られるのも悪くないと思っています。
ただ、あまりにも今回のJ3昇格断念劇は残念と言うかドタバタでした。
来年もこの成績が残せるとは誰も保証できんないし、千載一遇のチャンスでした。J3だってこれがらは入会するのは難しくなると思います。
サッカー界全体から見れば小さなニュースですが、地元ではビッグニュースでした。

夕方、自宅裏の早稲田大学グラウンドで早慶戦のTRM(トレーニングマッチ)があるというので取材に行ってみました。
ご存知のように早慶定期戦は7月12日に行われ、早稲田が1-0で辛勝しています。キックオフ30 分前にグラウンドに行ってみると、観客席はほぼ満員。立ち見の人も多い。なんだ、このお祭り騒ぎは。
ちょうど、部の関係者が、
「早稲田を応援される方は逆の観客席に移ってください」と指示出しがあり、なんとか1席確保できました。
お隣に座られた慶應の選手のご父兄らしき方が、
「4年たつのは早いな。こういう催し物をやってくれるのはありがたい」とおっしゃっていたので、どうやら早慶4年生の壮行の意味がある試合のようでした(慶應ソッカー部HPには「4年生早慶戦」とあった)。バック側には両チームの応援の学生も立っています。

早稲田大学ア式蹴球部のスターティングラインアップは、GK紫竹(早稲田実4)。DF山中(桐蔭学園4)、大桃(帝京長岡4)、野牧(市立浦和4)、大里(鹿島ユース4)。MF栗島(流経大柏4)、今井(高輪4)のダブルボランチ、右翼が藤沢(早稲田実4)、左翼が佐藤優(暁星4)、トップ下が伊藤(守山4)。FW中園(早稲田実4)。4:2:3:1の布陣です。
対する慶應義塾大学体育会ソッカー部の先発は、GK#72。DF#92、#14、#20。MF#94、#16のダブルボランチ、右翼が#65、左翼が#28、トップ下が#6、#127。FW#87。3:4:2:1の布陣です。
早稲田のイレブンは、HPと背番号で分かりましたが、慶應はHPにメンバーが掲載されていなかったので不明。練習試合でメンバー表の配布等もなく、この有様です。ご了解を。
午後6時、早稲田のキックオフで試合開始。

練習試合といっても伝統の早慶戦。”腐っても鯛”ではありませんが両チーム気合の入った良い試合になりました。試合前から円陣を組んだり、バックの応援台に挨拶にいったり、熱が入っています。
今年度、早稲田は関東大学1部リーグで戦っていますが、現在暫定10位(12チーム中)。降格圏内ギリギリで戦っています。一方の慶應義塾は関東大学2部で戦っていますが、暫定1位。ほぼ昇格を決めています。つまり1部と2部の違いはあれ、実力は近いと思われました。その通りの1点を争う手に汗握る接戦になりました。
早稲田は「慶應だけには負けられない」、慶應は「何としても早稲田にリベンジを」とばかりに激しくマンマーク、激しい局地戦を繰り広げます。
8分、慶應の#6がシュート。左に外れます。
15分にも慶應は右サイドからアーリークロスを入れ#87がシュート。早稲田GK紫竹がなんとかセーブ。
事なきを得ます。
慶應ソッカー部は4年生が多いようで、前半から新手新手を繰り出します。
19分にMF#94を#43に交代。
36分には2枚替え。MF#43を#36に、#127を#94に交代します。
41分にはFW#87を#71に替えました。
前半は、両チームとも激しい攻防でチャンスらしいチャンスは作れず、アディショナルタイム26秒、ハーフタイムを迎えました。

後半頭から両チームとも4年生全員を出場させるため大幅にメンバーチェンジを敢行します。
早稲田ア式蹴球部は、DF大桃を宮田(洛北4)に、野牧を道渕(仙台ユース4)に、大里を森岡(岡山学芸館4)に、MF今井を千葉(鹿島ユース4)に、佐藤優を大和(鶴岡南4)に、伊藤を神山(真岡4)に交代。キャプテンマークは敷島に渡されます。
慶應義塾ソッカー部は、DF#92を#20に、#14を#102に、#20を#84に、MF#94を#43に、#16を#36に、#28を#24に、#65を#114に、#94を#6に交代。

後半が始まりました。
12分、早稲田がコーナーキックのチャンス。シュートまでもっていきますが慶應GKがセーブ。コーナーキックに逃れます。
再び試合は膠着状態に入っていきます。
15分、早稲田はDF山中を牧野(JFAアカデミー福島4)に、MF敷島を金田拓(神戸U-18・4)が2枚替え。キャプテンマークは敷島から金田に受け継がれました。
18分には慶應が選手交代。#71が#59に交代。
28分にも慶應は2枚替え。#6を#87に、#20を#16に交代。
30分には早稲田が千葉に替えて藤沢をピッチに戻します。
32分、慶應はFKを#59が直接習いましたが左に外れます。
なんとなく、このまま引き分けに終わるのではないかとの空気がグラウンドを支配していましたが、38分、早稲田は大和が自陣からドリブルで抜け出し、慶應陣深く突進し、DF2人を引き付けて右にパス、藤沢がシュートを決めました。大喜びの早稲田の控え選手、バック側の応援部員は、それこそ狂喜乱舞。グラウンドに突入して喜びます。まあ、公式試合でやったら大変でしたが……。
39分、早稲田はFW中園を佐藤優(暁星4)に、慶應は#87を#69に交代。
45分、早稲田は金田が蹴ったFK が慶應DFの壁に当たり右にこぼれてシュートまで行きましたが右に外れます。
慶應も45+2分に#59がFKでゴールを狙いましたが、早稲田GK紫竹がパンチングでクリア、事なきを得ました。
アディショナルタイム2分24秒、タイムアップを迎えました。

試合後は、両チームがバック側の応援席に行き、円陣をるくって「紺碧の空」や慶應の部歌など歌い自然とエール交換になりました。ちょっと感動的。4年生にとっては「最後の早慶戦」でした。
慶應イレブンの中には、応援に来ていた家族と記念撮影をしたり、4年生に贈られた花束を家族に託したりと、なかなか美しい交換が行われました。
まあ、学生スポーツの良さを実感できた壮行試合になりました。

帰宅したら8時30分過ぎ。
夕食を摂り、早目に床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
早稲田大学ア式蹴球部 1-0 慶應義塾大学体育会ソッカー部(前半0-0)

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田無の中央総合病院で循環器内科の定期検診を受診。

週明けの月曜日は、自宅で作業をしただけ、休養になりました。

今日は9月24日以来の田無の中央総合病院での定期検診日。
朝早くから行動を起こし、9時過ぎには家を出ました。

10時に予約が入っていたのですが、前回と異なり病院自体かなり混んでいました。
前回は、予約の10分前にはドクターの受診を受けられたのですが、今日は予定より30分遅く受信できました。
問診、血圧測定、聴診器での診断を受け、受診は終了。
次回は7週間後だと12月31日。すでに年末の休診日。そのために9週間後の1月12日になりました。
もう、そんな時期になってしまいました。
ちょっとびっくり。

薬の処方箋をいただいて病院を後にしたのは10時50分ころ。
田無の書店でラグビーワールドカップの総集編を見て、5冊ほどあった中からラグビーマガジン12月号増刊を購入(若い頃だったら5冊全部買っていたと思います)。
買い物を済ませて11時20分に帰宅。

夕方、東伏見の薬局で処方してもらた薬を受け取り、今日のスケジュールは完了しました。
夜は野球プレミアム12の日本vs.アメリカ戦を見ましたが、1点差で負け。残り2試合はメキシコと韓国。2勝しないと決勝進出は難しくなりました。
まあ、ラグビーほど盛り上がらない。なんでだろう。

世の中は安倍ちゃんの桜を見る会の話題で持ち切りですが、あれはアウトでしょ。

そんなスポーツ三昧でした。

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早稲田ア女、関東大学女子サッカーリーグ優勝ならず。

令和1年11月11日です。

昨夜は深夜2時に帰宅(理由については昨日のブログ記事をご覧ください)。
3時前に床に就きました。

未明から激しい雨が降り出した東京地方。
雨がわたしを眠らせる。
午前中は安静(?)にしておりました。

朝のルーティーンだけ済ませ、テレビなど見ていると、テレビ朝日の「モーニングショー」のMC斎藤ちはるが夏休み(?)で山本雪乃が代わって出演。
その後、フジテレビ「ノンストップ」を見たら、やはりMCの三上真奈がお休みで久代萌美が出演。打ち合わせて休んだわけじゃないでしょうが、偶然の一致。
こんなこと面白がっているほど暇でした。

お昼前に起きだしPCに向かってネットサーフィン。
早稲田大学ア式蹴球部HPで昨日の早稲田ア女の関東大学女子サッカーリーグの結果をしりました。
スコアレスドロー。
つまり帝京平成に二連覇を許してしまった、という事です。
のこり3節、早稲田ア女はリーグ暫定首位に立っていましたが、筑波に2-0で勝っていながら追いつかれて2-2の引き分け。そして神奈川に0-2の完敗。これで暫定2位に落ちたのが優勝できなかった原因です。
最終戦は、帝京平成のホームでの戦い。しかも百戦錬磨の矢野喬子監督が率いるチーム。勝点で2点リードしていた帝京平成は、悠々とスコアレスドローに持ち込み2連覇を達成しました。
まあ、試合を見ていないで、実際のところどんな試合であったかは分かりませんが、サッカーの世界ではよくあるパターン。やはり、最終戦までに勝点で上回っていなければ不利なことは明らか。
かえすがえす筑波の引き分け、神奈川の敗戦は痛かった。
残るは、関東女子リーグ、皇后杯、インカレの3大会。まあ、皇后杯の優勝は難しいから、一つでもタイトルが取れればいいかな、と思います。
自宅裏に早稲田のグラウンドがあるので応援したいと思っています。

アイスホッケーの関東大学リーグも東大和で4試合行われました。
台風の影響で延期になったDib.ⅠグループBの大東文化vs.東海は1-6で東海が大勝。
Div.Ⅲの明治学院vs.横浜国立は3-6で横浜国立の勝ち。
Div.Ⅱ上位リーグの上智vs.日本医科は2-1で上智が勝ちましたが、日本医科は昨日筑波と試合をしており、明らかにコンディション的に不利でした。実力ではないと思います。
第4試合は、Div.Ⅲ国士舘vs.首都東京。9-2で国士舘が大勝です。
一昨日はDiv.Ⅳの3試合が1点差の試合ばかりでしたが、昨日の試合は上智vs.日本医科の試合以外は大差がついてしまったようです。

そこら辺りをネットで確認した後、一昨日のアイスホッケー、昨日のサッカーの観戦記をブログにまとめていたら一日が暮れてしまいました。
夕方、雨も完全に上がり、初冬がやってきたような東京地方。

そんなスポーツ三昧でした。

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