SSブログ

アイスホッケー関東大学リーグDiv.Ⅴ東京慈恵会医科vs.聖マリアンナ医科戦を取材。

最低気温が東京でも10度を切りました。
冬の足音が近づいています。

今日も平凡な11月の木曜日。
どうって事ない一日でした。

自宅で作業を済ませ、夜から東大和スケートセンターに出かけます。
今宵のアイスホッケー関東大学リーグ戦ミッドウィークナイトゲームは、Div.Ⅴ1グループの全勝対決、東京慈恵会医科vs.聖マリアンヌ医科戦です。
Div.Ⅴは8チームを2グループに分けて4チームで1回総当たりのラウンドロビンを戦い、各リーグの順位を決めた後に他のグループと順位決定戦を行い最終順位を決めます。
Ⅴ1っグループは、聖マリアンナが2戦全勝、東京慈恵会医科が1戦1勝、埼玉医科が1勝1敗、工学院は3戦全敗という途中経過です。今日、聖マリアンナ医科が勝てば、聖マリアンナがV1トップで準決勝に進みV2の2位チームと準決勝を戦うことになります。東京慈恵会医科が勝つと、埼玉医科を含め3すくみになる可能性もあり、順位争いは混とんとしてきます。
そんな面白い展開なので取材にもモチベーションが上がります。行かないわけにはいきません。

いつものように西武柳沢を20時51分発の拝島行で東大和市に向かいます。
リンクに向かって左側の観客席で取材しますが、ここのところ満員だった観客席に今宵は4人。ゆったりと取材できました。
ランク39位、オールメンバー12人の東京慈恵会医科のスタメンは、GK山崎(海城6)。DF鈴木(新潟3)、村田(慶應4)。FW川元(淑徳3)、藤原(世田谷学園2)、杉本(浅野3)。
対するランク40位、オールメンバー14人の聖マリアンナ人医科の先発は、GK寺田(淑徳4)。DF井上(三田学園5)、飯田(桐朋6)。FW岩川(日大二6)、久保(前橋1)、松本(安積2)。
予想に違わぬ好試合になりました。
東京慈恵会医科は、DF3人回し、FW2セット回し。聖マリアンナ医科は、メンバー表には22人登録でしたが、実際は12人しかリンク上に居ません。諸事情でメンバーが揃わなかったのでしょう。
パックが両陣営を行きかう活発な試合展開になりました。
3分37秒、聖マリアンナ医科の久保がフッキングの反則で2分間退場。東京慈恵会医科はパワープレー、先制のチャンス。が、これは生かせません。
6分55秒、今度は東京慈恵会医科の額見(西大和6)がインターフェアランスの反則で2分間退場。聖マリアンナ医科がパワープレーのチャンス。しかし、これも生かせません。
ピンチの後にはチャンスあり。これは勝負の鉄則。
12分45秒、東京慈恵会医科は杉本が左からクロス、右に詰めた川元がシュート。先制しました。
この後、聖マリアンナ医科は、この試合最大のチャンスを迎えます。
13分28秒、東京慈恵会医科の村田がトリッピングの反則で2分間退場。間髪入れず13分46秒には杉本がハイスティックの反則で2分間退場。聖マリアンナは5 on 3のパワープレーのチャンスを手に入れます。が、東京医慈恵会医科も1分14秒をショートハンドで守りきり第1ピリオッドが終了します。シュート数は7-7と互角でした。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
5 on 3のパワープレーでスタートした聖マリアンナ医科でしたが、結局これを生かせず。これが大きく響きます。
この後、聖マリアンナ医科の反則が相次ぎます。
1分29秒、飯田がトリッピングの反則で2分間退場。
4分55秒には井上がスラッシングの反則で2分間退場。
この2回のパワープレーのチャンスを生かせなかった東京慈恵会医科でしたが、9分58秒に杉本ー川元のホットラインで貴重な追加点をゲットします。
ところが11分15秒、この試合で2点を挙げた川元がチェッキングビハインドの反則でマイナーペナルティー+ミスコンダクトペナルティー10分間退場。山田(西大和2)がマイナーペナルティーを代行します。東京慈恵会医科としてはエースの川元が第3ピリオッドの10分15秒までペナルティーボックスに入ってしまうのは痛いです。
2-0、東京慈恵会医科りーどのまま第2ピリオッド終了。シュート数は10-4と東京慈恵会医科が大きくリード。

12分間の整氷インターバルの後、第3ピリオッド開始。
早く1点を返し試合の流れを変えたい聖マリアンナ医科でしたが、3分36秒に松本インターフェアランスの反則で2分間退場。反撃の出鼻を挫いてしまいます。
東京慈恵会医科は、まだエース川元がペナルティーボックスに居続けており、このパワープレーを生かせません。
9分43秒、東京慈恵会医科は不注意なメンバーオーバーでベンチマイナーペナルティー。井上(海城4)がペナルティーボックスに入ります。
ここが聖マリアンナ医科、最後の反撃のチャンスでしたが、東京慈恵会医科もキルプレーで踏ん張ります。得点を許さず、反撃の狼煙は上がりません。
13分11秒、聖マリアンナ医科がタイムアウトを取ります。ここで何か手を打つかと思ったのですが、動きはありませんでした。
午後11時6分、タイムアップのブザーが鳴りました。
総シュート数21-16。スコアは2-0でした。両チーム、パワープレーからの得点は無し。ちょっと情けない。2点差の好勝負でしたが、今一つ物足らないのはそこらあたりか。
東京慈恵会医科は、杉本ー川元のホットラインが機能し2ゴールを挙げましたが、聖マリアンナ医科は、ここまで2試合で井上が3ゴール、久保が4ゴールと1アシスト、岩川が3ゴール、2アシストと活躍したのですが、今日は音無しでした。この決定力の差が出たようです。
ただし、東京慈恵会医科は、まだ埼玉医科との試合を残しており(11月29日、東大和)、ここで埼玉医科が勝つと3校が2勝1敗で三すくみになります。その場合は、三校の試合の得失点差の勝負になります。東京慈恵会かは、もう少し得点差をつけて勝ちたいところでした。
11月29日の試合を括目して待ちたいと思います。

23時11分の電車で帰ってきました。
なんとか日付が変わる前に帰宅し、遅い夕食を摂り、早目に床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
東京慈恵会医科 2-0 聖マリンアンナ医科(1-0、1-0、0-0)

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。