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アイスホッケー関東大学リーグDiv.ⅠグループA4試合を取材。

11月3回目の週末。
東京は穏やかな天気の土曜日。

朝遅めに起きて、テレビ朝日の「題名のない音楽界」など見ていると、今日は低音楽器(コントラバス、ファゴット、チューバ、アルトサックス)を演奏する女性奏者の特集。
演奏会での移動も大変で、コントラバスとチューバは飛行機の機内持ち込みも出来ず、棺桶のような特殊な入れ物に入れて預けるとか。
実は私も中学生の頃はコントラバス、トロンボーンを演奏していたことがあり、高校からはチェロで芸大を目指したことがありました。
YouTubeで大好きなヴィバルディのファゴット協奏曲イ短調とか芸大の入試の時の課題曲だったヴィバルディのチェロソナタ第5番ホ短調を聴いたり。取材に遅刻しそうになりました。

12時30 分にDyDoドリンコアイスアリーナへ。
今日は関東大学アイスホッケーリーグDiv.ⅠグループA4試合を取材しました。
シーズンも深まり、今日は第2レグの最終戦。一番ランキングの近いチーム同士のガチ対決です。
今日の結果で上位4チームによる3次リーグ出場チームも決定。また、Div.ⅠBグループ上位2位と入れ替え戦を戦う2チームも決まります。
第1試合は、ランキング5位の法政vs.6位の慶應義塾の対決。第1レグでは法政が5-1で快勝しています。
法政は、この試合に80分間で勝っても勝点は24。予選リーグ上位4チームによる決勝リーグに進出なせん。一方の慶應義塾にとっても今季は苦難のシーズンでした。予選リーグ1位突破の明治と日本に意地の引き分けPSS戦勝利が2試合ありましたが、残り12試合は敗北。すでに最下位が決定しています。Bグループ優勝チームとの順位決定戦に弾みをつけるためにも、今日は勝っておきたいところでした。
ランク5位の法政の先発は、GK吉田(苫小牧東4)。DF松井(武修館4)、栗原(日光明峰2)。FW石川(東北3)、土屋(埼玉栄3)、古川(埼玉栄1)。
対するランク6位の慶應義塾のスターティングラインアップは、GK小池(浦和4)。DF小嶋(慶應2)、笹山(慶應1)。FW運上(埼玉栄3)、田中(慶應4)、振津(埼玉栄2)。
12時41分、フェースオフで試合開始。
両チームとも慎重な試合の入り。おたがいをライバルとしてリスペクトしているような戦いぶりでした。
4分57秒、法政の土田(埼玉栄3)がフッキングノ反則で2分間退場。
7分1秒には、法政がメンバーオーバーでベンチマイナーペナルティー2分間退場。ペナルティーボックスには小河原(八戸工大一2)が入ります。
しかし、2度とも慶應義塾はパワーゴールが出来ません。
最近、どのチームも反則が多いような気がしますが、それはパワープレーが下手くそなせいではないかと考えています。ショートハンドになっても失点しない。その相乗効果で、どんどんペナルティーが増える。すべてのチームがパワープレーの得点率を上げる工夫をしないといけません。
ようやく10分38秒、法政が先制ゴールを挙げました。土田のパスを受けた新田谷(武修館3)がゴール。法政が試合の主導権を握る形になりました。
17分26秒、慶應の運上がトリッピングの反則で2分間ン退場。この反則もやらずもがな、身体の入れ方が悪いために起きた反則でした。
法政は、最初のパワープレーを生かせず第1ピリオドが終了します。シュート数は13-10で法政リード。
12分間の整氷インターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
両チームとも、20分間を戦って、そんなに大量得点は奪えないと判断したのか、第2ピリオッドからは慎重な展開になります。
お互いに探り合うような展開が続きますが、17分46秒に慶應義塾の大島(慶應志木4)がホイールディングで2分間退場。法政は、この試合2回目のパワープレーのチャンス。わたしの勝手な思い込みかもしれませんが、法政は伝統的にパワープレーが得意なチーム。そろそろ決めるかとも思ったのですが、今年の法政はパワープレーが、それほど得意ではないようです。
第2ピリオッドは、スコアレスで終了。シュート数は10-6と法政がリード。
1-0のまま第3ピリオッドに入ります。
両チームとも勝負を賭けに行きます。
2分59秒、法政の小川原がトリッピングの反則で2分間退場。
4分10秒に慶應義塾はパワープレーを利し、田中が左からクロス、小島が同点ゴールを挙げました。
次の1点が勝負の明暗を分ける可能性が高いように思いました。
しばらく一進一体の展開が続きます。
15分37秒、法政が先手を打ちました。伊藤(北海2)、小西(武修館4)と繋いで三田村(白樺学園4)が見事なゴールを決めました。
ここから法慶の駆け引きが始まります。
まず、16分10秒に法政がタイムアウト。
そこから3分近く、両チームの激しい攻防が続きました。
19分4秒、今度は慶應義塾がタイムアウト。なんとか1点を奪い追いつこうと作戦を練ります。そしてGK小池を氷上からあげ、乾坤一擲の6人攻撃に出ます。
19分15秒、慶應義塾の猛攻に法政GK吉田がパックを押さえてプレーが止まり自陣深くでフェースオフ。
ここで法政がパックをスチール、左奥から小西がロングシュート。6人総攻撃の慶應義塾選手の間をすり抜けたパックは、ゆっくりと慶應義塾ゴールに吸い込まれていきました。3-1、勝負ありました。
そのまま試合はタイムアップ、午後2時37分にブザーが鳴りました。
総シュート数は、35-23で法政が上回りました。法政の5位、慶應義塾の8位が確定した一戦でした。

第2試合は、暫定3位の東洋と4位の中央の対戦です。両チームとも決勝リーグ進出は決まっていますが、勝ったチームが3位になり、戦う順番が変わります。興味ある一戦でした。

続く

[結果]
法政 3-1 慶應義塾(1-0、0-0、2-1)
東洋 3-7 中央(2-2、0-1、1-4)
明治 3-2 早稲田(1-0、1-0、1-2)
日本r体育 3-4 日本(1-1、1-1、1-1、GWS 0-2)



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