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アイスホッケー関東大学リーグDiv.Ⅴ千葉vs.杏林戦を取材。

文化の日の三連休が嵐のように過ぎ去り、平常が戻ってきました。
今年年内の三連休は終了です。

短い秋もあっという間に過ぎ去り、冬の足音も聞こえてくるような日でした。

午後、市役所に行く用事があり、ハザードマップなどもいただいてきました。
わたしが住んでいる地域は石神井川の近くなので水没の危険がかなり高いようです。

おにぎり、から揚げの軽食を腹に入れ、東大和スケートセンターに向かいます。
今宵のミッドウィークナイトマッチは、Div.Ⅴの千葉vs.杏林戦。国立学校法人vs.医科系大学の高偏差値校同士の対戦となりました。Div.Ⅴの取材は、先日の慶應義塾医学部vs.都留文科戦以来、今季2戦目です。
ランク38位の千葉は、初戦で慶應医学部に9-1で大勝。ランク42位も杏林は、都留文科に0-1と惜敗しています。都留文科が慶應医学部に2-0で勝っていますから、そこを考えれば千葉が有利のようにも思えましたが、そこはアイスホッケーは実際に戦ってみないとわかりません。その通り、手に汗握る大接戦になりました。

今宵も顔見知りの役員の方がメンバー用紙を持ってきてくださりました。ありがとうございます。ほんと、助かります(DyDoアイスアリーナでは放送受付がありメンバー用紙が配布されますが、東大和には、そのシステムが無い)。
オールメンバー21人(一時の部員不足を克服して復活してきました)の千葉のスターティングラインアップは、GK谷(仙台育英3)。DF鈴木斗(千葉日大一3)、武田(仙台二3)。FW大橋(栄東3)、鈴木琢(逗子開成3)、堀口(栄東3)。
オールメンバー16人の杏林の先発は、GK遠田(海陽学園2)。DF平野(桐蔭学園1)、清水(青陵3)。FW金谷(本郷3)、迫中(有志国際2)、長谷(巣鴨5)。医科系大学は6年生まで出場できます。それにしても、このカテゴリーで3セット回しは素晴らしい。

いつものようにランク下側のベンチ正面(リンクに向かって左側)の観覧席で見ていたのですが、ランク上の白のユニフォームの千葉が試合前練習をしています。おかしい。
案の定、フェースオフ直前に両チームのベンチ総とっかえ。それに伴い杏林の応援団(?)も引っ越してきました。
ちょうどシーズンも中盤から後半に差し掛かり、リーグの運営が弛んでいます。先日も、公式記録の間違いを東京都連盟にご注進申し挙げたところですが、気を引き締めて運営してほしいものです。こういうことがたび重なると必ず大きな事故が起きるものです(老人の長い経験からそう思う)。

午後9時41分、フェースオフで試合開始。
引っ越してきた杏林の応援団が、ともかく大声で声援を上げるものだから、アナウンスが聞こえません。それと、まったくアイスホッケーのルールを知らないらしい。せっかく応援に来るのだから、アイスィングとオフサイドくらい勉強してから来てほしいものです。いわゆる「にわかアイスホッケーファン」です。まあ、夜遅く来てくれるだけで「儲けもの」ですか。
開始早々32秒、杏林の迫中がハイスティックの反則で2分間退場。杏林の応援団はペナルティーボックスを「お仕置き部屋」と言っていました。
千葉はいきなりのパワープレーのチャンスでしたが、1分30秒に附田(八戸3)がハイスティックの反則で2分間退場。4 on 4となりパワープレー解消。
2分32秒、迫中が氷上に戻りますが、2分30秒にメンバーオーバーで杏林がベンチマイナーペナルティー2分間退場。室井(公文国際4)がペナルティーボックスに入ります。
しかし、このスクランブルでは得点は生まれず。
4分58秒、先制ゴールが生まれます。千葉の大橋がドリブルで中央突破、杏林DFがスティックで引っかけ大橋を倒しますが、大橋は倒れ込みながらシュート。ゴール成りました。
⒍分41秒、杏林の金谷がスラッシングの反則で2分間退場。すこし杏林ペナルティーが多い。
が、千葉もパワープレーを生かせず。反則のやり得状態が続きます。
10分13秒、大声援をバックに杏林が同点に追いつきます。清水のアシストで金谷がゴール。1-1。
千葉も14分26秒、平松(静岡2)がトリッピングの反則。2分間のうち1分46秒は2ピりに持ち越されます。第1ピリオッドのシュート数は11-13と杏林がリード。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで、アタッキングサイドを交換、第2ピリオッドが始まります。
パワープレースタートとなった杏林、エースの迫中が一気にドルブルで突進、開始57秒でノーアシストゴールを決めます。もう杏林の応援団は興奮のるつぼです。1-2。
その後、試合は膠着状態に陥ります。一進一退の展開が続き、このまま第2ピリオッド終了かと思われた13の分54の秒、杏林の室井がトリッピングの反則で2分間退場。杏林応援団の一人がペナルティーボックスに室井をからかいに行きます。これはいけません。千葉は1分6の秒のパワープレーを生かせず第2ピリオッド終了のブザーが鳴ります。シュート数は4-8と杏林がリードしました。

12分間の整氷インターバルの後、第3ピリオッド開始。
54秒のパワープレースタートの千葉、これも生かせず。
⒍分13秒、杏林の長谷がチャージングの反則で2分間退場。千葉、再び同点のチャンスが巡ってきます。
ここで6分58秒、杏林がタイムアウトを取り、守りの確認。
ところがパワープレー明けの8分46秒、千葉が猛攻を仕掛け、小澤(岩村田4)のパスを受けた附田がゴール。千葉が2-2として試合を振り出しに戻します。
この同点ゴールで試合の流れは一気に千葉に傾きます。猛攻は続き、11分4秒に附田、鈴木斗のダブルアシストで大橋がゴール。杏林は自陣ゴール前にGK含め5人が寝ころがってシュートを止めようとしましたが、無駄でした。やはり立ってプレーしないといけません。
この逆転ゴールで、一気に杏林応援団の意気が下がりました。
杏林は最後まで勝負を諦めず、14分25秒にGK遠田を氷上から上げて乾坤一擲の6人攻撃に出ましたが薬石効なし。午後11時6分、タイムアップのブザーが鳴りました。
壮絶な試合展開でした。総シュート数は30-27、スコア3-2。お金を取らないのがもったいない(東大和の試合は入場無料)くらいの好勝負でした。

23時13分、東大和市発の電車に乗って、小平で乗り換え、23時45分西武柳沢着の電車で帰ってきました。
遅い夕食を摂り、好勝負に酔いながら夢路についたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
千葉 3-2 杏林(1-1、0-1、2-0)



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