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3連休3日目、成人の日。ラグビー大学選手権と高校サッカー選手権決勝をTV観戦。

不要不急の外出を避けるように、と言われた3連休も最終日。
成人の日です。

私の46年前の成人の日は、慌ただしい1日でした。
故郷の名古屋(正しくは西春日井郡西枇杷島町)で成人式に出席。新幹線に飛び乗って国立競技場に駆けつけラグビーの日本選手権試合を観戦しました。カードは、近鉄vs.早稲田大学。
当時は、成人の日が1月15日に固定されていて、その日にラグビーの日本選手権試合が行われていました。そのシーズンは、早稲田大学ラグビー部の追っかけをやっていた私は、早稲田ラグビーの公式戦全試合を観戦していました。
超満員というわけではなかったのですが、国立競技場がほぼ満員という大観衆。そのことに感動したことを憶えています。
早稲田は石塚さんがキャプテンの年で、レギュラーのフィフティーンは、ほぼ固定。名前を諳んじて言えたものです。FW佐野、末石、高橋、中村、横山、佐藤、石塚、山下。HB辰野、星野。TB吉田、畠本、南川、藤原。FB植山。善戦しましたが、WTBに坂田さんがいた近鉄に惜敗しました。

今は大学選手権の決勝に変わりましたが、成人の日の良き伝統は受け継がれました。当時は、成人式帰りの晴れ着姿の女性も多かったのですが、今はどうでしょう。

午後1時からNHK総合で中継が始まります。
やはり地上波デジタル全国放送のLiveでなければ、普及という意味でもスポーツ放送は完璧ではありません。NHKさん、ありがとう。
今年の対戦は、ディフェンディングチャンピオン、史上最多の16回優勝の早稲田大学vs.3度目の決勝進出で初優勝を狙う天理大学の対決になりました。

今回で57回を迎えた全国大学ラグビー選手権。しかし、その長い歴史の中で頂点にたった大学は9校しかない。法政、早稲田、日本体育、明治、慶應義塾、同志社、大東文化、関東学院、帝京だけである。長い歴史の割には覇権を握った大学は少ない。ラグビーの場合は、伝統校の壁は高く厚い。
ただ、新興校が初優勝する時は、案外簡単に伝統校に勝つものであることは、大東文化や関東学院の初優勝時に見てきました。今日の天理も、そのようになるような気がしました。

午後1時15分、早稲田のキックオフで試合開始。
ファーストスクラムを注目しましたが、なかなかセットスクラムのチャンスが訪れません。
体格では早稲田、天理ともほぼ互角ですが、実際にスクラムは組んでみないとわかりません。
慶應義塾との定期戦では、PK→タッチキック→ラインアウト→モールプッシュ→トライ、という作戦で2トライを奪いましたが、これは彼我の力が相当ある時にしかできません。天理のFWも、早稲田に対して優勢だった明治に対し、準決勝では完膚なきまでに勝っています。さすがに早稲田も劣勢。FWの力の差は、試合の展開に大きく影響するでしょう。
セットスクラムは無いものの。天理のFWは優勢に立ちました。ボールキャリアーに対して左右両側にフォロワーがつき、ブレークダウンで早稲田得意のターンオーバーを許しません。
そして、天理BKのキーマン・トンガの留学生CTBフィフィタが、自らがトライを取りに行くというよりも周りのプレーヤーを生かそうとしたのが功を奏します。
2分、市川がトライ(松永のコンバート成功)。9分にもロック・モアラがラックサイドを破りトライ。あっという間に0-14とリードします。
早稲田は19分、ようやくプロップ小林がラックサイドをくぐり抜け1トライを返します(吉村ゴール)。反撃ムードになった早稲田ですが、今日はペナルティーも多い。天理が冷静にPGを狙い決め17-7。
31分にも早稲田陣内深くまで攻め込んだ天理、ラックサイドを攻め、ブラインド攻撃。市川がトライ。ゴールは失敗し22-7。
ハーフタイムの直前にもフィフィタがうまいオフロードを見せて市川がトライ。29-7。ほぼ勝利ありです。

早稲田は、タックルの良さを買われて起用された平井に代わって攻撃の切り札・伊藤をフィールドに送ります。もう攻撃、攻撃しかありません。

後半、最初のトライを早稲田が奪えば、あるいは試合の流れも少しは変わったかもしれません。
しかし、5分に早稲田ゴール近くのマイボールスクラムをプッシュされ、ダイレクトフッキングのボールがこぼれたところを天理SH藤原が抑えて36-7。勝負ありました。
早稲田は12分、ようやくFB河瀬が個人技で1トライを返し36-14としますが、焼け石に水。
天理は、その後も攻撃の手を緩めず市川が4個目のトライ、モアラも2個目のトライ、FB〇〇もフィフィタのアシストでトライを奪い、ファイナルスコアは55-28。天理は決勝戦最多得点というおまけつきで大学選手権10校目の優勝校になりました。

早稲田、完敗でした。
相良監督は、3年めの今年を区切りの年にしていたようです。清宮元監督がFWを大型化することによって完全に絶たれた早稲田ラグビーの伝統芸が少なからず復活したかのように肯えました。次の監督就任を予想される太田尾(佐賀工ー早稲田大ーヤマハ)君が、どう復活させるか。
刮目して待ちたいと思います。

3時すぎ、テレビのチャンネルをNHK総合から中京テレビ(日テレ系)に切り替えます。
高校サッカー決勝は後半2分に入っていました。すでに山梨学院が1点リード。
下馬評では、今年度に入ってから高校サッカーチームに対し47戦全勝の青森山田が有利でした。青森山田はJクラブユースの強豪とプリンスリーグなどで互角に戦っており、今大会も圧倒的な力で勝ち上がってきました。山梨学院は、今大会でも2度の引き分けPK方式での勝者扱いで勝ち上がってきました。

後半12分、青森山田は右からのクロスを広澤がバイタルエリアからミドルシュート、試合を振り出しに戻します。こうなると青森山田のリズムに。
18分には藤森の右からのクロスを準決勝でハットトリックを達成した安斎がシュート。逆転に成功。優勝に大きく近付きます。
ところが高校アッカーは何があるかわかりません。
34分、カウンターアタックの山梨学院、スルーパスを受けた野田が左45度から右足でシュート。前に出ていたGK無人のゴールにシュートが吸い込まれていきました。
その後、試合は膠着。引き分けのまま90分間は終了。10分ハーフの延長戦に入ります。
延長戦、青森山田は何度も得点のチャンスを逃します。勝利の神様には前髪しかありません。

優勝旗を賭けたPK方式。
すでに2回PK方式を勝ち抜いた山梨学院は強かった。4人全員が成功。
山梨学院GK熊倉主将は、青森山田の2番手エース安斎のシュートを止めました。ジュニアユース時代は、FC東京U-15深川のチームメイトだったそうです。
そして青森山田の4番手三橋も左に外し万事休す。山梨学院が11年ぶり(前回も青森山田に1-0で辛勝)2回めの選手権優勝を成し遂げました。
それにしても青森山田。3年連続の決勝進出で優勝したのは2年前の1回だけ。あまりにも勝負弱い。
そういえば、山梨学院の総監督・横森巧先生も前任地・韮崎高校監督時代は4年連続で国立に行っていながら(準優勝2回、ベスト4が2回)1度も優勝できなかった。11年前の山梨学院の優勝時に初めて全国一を経験したという苦労人でした。
青森山田の黒田剛監督。ほんま勝負弱い。何か理由があるのか、運がないのか。
そんなことを考えさせられる決勝戦でした。
来年は100回記念大会(高校ラグビーと高校サッカーのルーツは元々大阪毎日新聞社主催の日本フートボール大会だったわけですが、ラグビーは今年が100回、サッカーは今年が99回。不思議です)。どんな大会になるのでしょうか?

今日は外出なし。
東京都の新規感染者は1219人、愛知県は196人。全国は4876人で月曜日では最多。コロナ禍は収まりそうもありません。
これで正月のスポーツイベントは一段落です。

そんなスポーツ三昧でした。

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3連休2日目。青春18きっぷ最終日に安土を訪問。

寒に入り寒い日が続きます。
日曜日恒例の早朝からテレビはしご視聴。ドイツ大河ドラマ「バビロン・ベルリン」(BS12)シリーズ2は先週終わっています。5時50分から「サンデーLive」(テレ朝系)、8時30分から「サンデーモーニング」(TBS系)を拝視聴。今日までフジテレビ系の「ワイドナショー」は正月休みでした。

お天気も良いし、今日は1月10日。青春18きっぷの有効期限最終日。最後の1枚を使い切るため、出かけることにしました。
どこに行こうか。日帰り圏内で行けるところとすれば京都までくらい。2月5日が期限の「秀吉スタンプラリー」の残り二か所が滋賀県にあり、そこに行くことにしました。
その二か所は、一つは織田信長が築いた安土。もう一つは浅井長政の居城だった小谷城。なんとか二か所を回ってスタンプラリーにも目処をつけたい。
そう思って、ともかく西に向かいました。

JR枇杷島まで自転車で行き、10:24発の岐阜行きで旅をスタート。
尾張一宮、大垣、米原と乗り換えて12:22に安土着。これまで何度も通過しているルートですが、米原から先を各停に乗るのは初めて。なんとなく景色が違います。
降り立った時間帯が悪かったのか、安土の駅に駅員がいない。青春18きっぷでは自動改札機が通れないので通せんぼ状態。参りました(なんとかすり抜けましたが)。
まず、駅の南口前にある「安土城資料館」で情報集め。断面を見ることができる大きな安土城天主閣の模型が置いてありました。そこで街の地図とかパンフレットをゲット。

15分ほどで資料館を後にし、駅の北口にある観光案内所へ。
「安土城考古学博物館に行くのは、どうしたらよいでしょうか?」と質問すると、
「歩くと30分くらいかかりますから、レンタル自転車を借りたらいかがですか」と薦めてくれました。
「駅前のレンタル料金は横並びですからお好きなところでどうぞ」ということで、駅前の一軒のレンタルバイク屋さんで2時間500円でお借りすることに。
1時ちょうどに安土駅を出発。

市街地は、すぐ抜けて広大な田んぼに。あぜ道を走ること約15分。安土山の東海道線を挟んだ南側に考古学博物館はありました。遮るものが何もないので判りやすい。
考古学博物館と隣接する「信長の館」に入場するには共通券がお安くて便利。900円なり。

考古学博物館は、ロビーを挟んで右が第一常設展示室。湖南遺跡と安土瓢箪山古墳の出土品が展示してあります。銅鐸とか土器とかは、あまり興味がないので、時間のことも考えてさらっと見た次第。
ロビーを挟んで左が第二常設展示室。観音寺城と安土城を中心に日本の城郭の歴史と安土城を築いた織田信長についての展示。こちらは興味があるものなので、しっかり見ました。
信長の肖像画のコレクションは、20点以上あり、なかなかのものです。今までに見たことのない肖像画もありました。観音寺城、小谷城、安土城のジオラマは、比較してみると面白い。中世の山城から信長が確立した石垣を主体にした城作り、天守閣など日本の城廓史がよくわかります。
ロビーに、秀吉スタンプラリーのスタンプが鎮座ましまし、早速12.個目のスタンプをゲットしました。残るは2つ(小谷城と大坂城)。期限は2月5日です。

もう一つの「信長の館」に移動。自転車で5分ほどかかりました。
文芸セミナリヨという大きな建物の裏の黒い建物です。ここには、安土城の天主閣の最上階とその下の階の部分の復元実物大の建物が収められています。
もともと1992年のセルビア万博の日本館で披露された内装模型を安土に移し、5階と6階の外装も作り直し展示しているもので、信長時代の天守閣の一部が再現されています。見事な漆塗りと金箔。まばゆいばかり。外階段で上にも上がれます。
天正十年に信長が徳川家康を安土城に招き慰労した話は有名ですが、その際に家康に振る舞われた献立の復元レプリカも展示されていました。当時のご馳走なので、目を見張るほどのものではありませんでしたが、なかなか珍しい素材を揃えた見事なもの。この際、饗応役を仰せあずかったのが明智十兵衞光秀で、
この饗応の拙さを信長から叱責されたのが本能寺の変の一因とも言われています。

この後、安土城跡に移動。麓にある「しろナビ館」を訪問。
ここには「信長四城御城印ラリー」のスタンプがあるはず。スタンプをゲットし、清洲、小牧、岐阜に続き4つ目のスタンプをゲット。こちらは上がりです。
慌ただしい安土サイクリングでした。小谷訪問も考えていたので今回はお城には登らず帰ることに。
なんとか、駅前のサイクリング屋に規定の3時前には自転車を返却。

ギリギリでしたが、小谷城のあるJR北陸線河毛に移動します。
安土14:54→15:19米原15:26→までは良かったのですが、乗った電車が長浜止まり。その先は、長浜16:11発までありません。
河毛に着いたのは16:18。ラリーのスタンプが置いてある小谷城戦国歴史資料館は17時まで開館していますが入場は16:30まで。12分間しかありません。
もし、駅前にタクシーが止まっていれば、飛び乗れば何とか間に合うかもしれないと思ったのですが、河毛は長浜とは違い超ローカルな駅。
諦めました。
ちょうど上りの米原行きがホームに入ってきました。次は1時間後にしか電車は来ません。思わず電車に飛び乗ってしまいました。
河毛16:22→16:45米原。琵琶湖に落ちていく夕陽が綺麗でした。

米原17:06発の豊橋行き新快速で尾張一宮へ。各停に乗り換えて枇杷島に帰ってきました。
2か所をまわるという野望(?)は絶たれましたが、何十年ぶりかに安土の街を散策できたのは収穫でした。安土に40年くらい前に行った時には、安土城址があっただけで、博物館その他の施設はありませんでした。
今度は、ゆっくりお城にも登りたいものです。天守閣を再建する計画はないのでしょうか。
本日の交通費は、1980(枇杷島→安土)+770(安土→河毛)+1690(河毛→枇杷島)=4440円。青春18きっぷ1にち分が2410円ですから2030円の元取りでした。

夜、「麒麟が来る」を見ていたら、まさに信長が安土城の築城に心血を注いでいる話をやっている。
感慨深い思いのスポーツ三昧でした。
<了>

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3連休初日、盛りだくさんのスポーツイベント。名古屋の家でリモート取材。

名古屋地方、最低気温がマイナス3.7度。
しかし、なぜか元気に朝早く起きます。

世の中は成人の日の3連休。緊急事態宣言発令後最初の週末です。
色々年始のスポーツイベントもクライマックウスを迎え、私は名古屋の家でテレビやネットでリモート取材をしました。

まず、12時から第99回全国高校サッカー選手権準決勝。第1試合の山梨学院vs.帝京長岡戦。中京テレビ(日テレ系)でみます。
山梨学院は11年ぶりの優勝を、帝京長岡は初の決勝進出を狙います。
開始21秒、動きの硬い帝京長岡に対して山梨学院が猛攻。右ポストに跳ね返ってシュートを再びシュート、GKがセーブしますが跳ね返りを石川が押し込み山梨学院が先制。
しかし、その後は帝京長岡も落ち着きを取り戻し、前半45分(準決勝から40分ハーフでhなく45分ハーフで実施)は1-0で終了します。
後半5分、山梨学院はロングスローからチャンスを掴み一瀬がヘディングシュート。2-0とリードを広げます。
しかし、2点は高校サッカーでhsセーフティーリードではありません。14分、帝京長岡が反撃。左45度から川上が右足でシュート、ニアを抜く見事なシュートで1点を返します。
これで試合の流れが一気に帝京長岡に傾きます。
果たせるかな33分、押し気味の帝京長岡が33分にPKを得て、川上が決めて2-2と同点。試合を振り出しに戻してしまいます。
そのまま2-2の引き分けで試合は終了。大会規定に則り決勝戦進出チームをPK方式に委ねることになりました(決勝戦のみ10歩hッハーフの延長戦が実施される)。
先蹴は山梨学院。2人が決めて、2人とも失敗の帝京長岡をリードしますが、山梨学院の一瀬がGK佐藤に止められ2-1。山梨学院は浦田もGKニストップされ絶体絶命のピンチ。が、ここで山梨学院のGK熊倉首相が奮起。帝京長岡4番手・鉾のPKを止めて味方の窮地を救いました。
山梨学院は5番手・谷口が落ち着いて決め帝京長岡は万事休す。山梨学院が勝者ある会となり11日の決勝に進みました。

実は、12時45分からPCで第19回早慶女子サッカー定期戦も取材します。
まず、ピッチに両チームイレブンが整列。
慶応義塾大学ソッカー部部長が挨拶&開会宣言。
優勝杯が、昨年度優勝の早稲田大学ア式蹴球部女子の村上真帆副賞が返還され、早稲田の校歌、慶応義塾の塾歌の吹奏。両チームのペナント交換の後、いよいよキックオフになります。

一応、サイトには両チームの出場イレブンの名前が確認できましたが、画面をワイドにすると上半分が切れてしまい画像が横長になってしまいます。仕方がないので小さいまま見ると、ズーミングもなく、ただただ引いた画像が流れるだけ。サッカーをやっているのはわかりますが、とても選手の背番号まで確認できません。もう、ただ雰囲気を傍観するだけというネット配信でした。
しかも、マイクが撮影している部員の声を拾ったり、近くにいるOBの声も聞こえる。全く、仲間内でやってる感満載です。
早稲田ア女が押し気味に試合を進めていましたが、過去1回も勝ったことのない慶応義塾ソ女も守りで健闘、スコアレスのまま前半は終了。

後半に入っても流れは変わりません。
ネット撮影のカメラマンさんが慣れてきた(?)のかズーミングなど出てきたのですが、相変わらず細かい試合状況はわかりません。
ただ、慶応義塾ソ女も守っているだけでは勝てないので、ある程度リスクをかけて攻撃する姿勢は見えました。早稲田ア女は、関東女子リーグ決勝、インカレ2回戦でスコアレスで敗れており、合い間お変わらぬ得点力不足は深刻です。ユニバ代表、U-20日本代表他良い選手がいっぱいいるのに。
終盤の後半38分、ようやく早稲田ア女は村上のスルーパスが慶応義塾ソ女DFにカットされますが、そのこぼれ球を拾った笠原(横須賀シーガルスJOY 1)がシュート。虎の子の1点をゲットしました。
アディショナルタイムは、場内放送では4分。画面のスコアは「0-0」のままだし、試合展開のツィートも画面上には現れませんでした。
そのまま試合は終了。1-0の僅差で早稲田ア女が早慶定期戦不敗の伝統を守った一戦でした。
再び優勝カップは、早稲田ア女の村上副将の手に。両チームの監督によって選ばれるMVPには、この試合唯一のゴールを決めた早稲田ア女の笠原綺乃選手に贈られました。まあ、当然ですね。
閉会式で「高校サッカー年鑑」のお仕事をしている時お世話になった暁星高校の林義規先生が挨拶されました。早稲田ア式蹴球部のOBではなく、JFA副会長の肩書きでした。出世されたのですね。

2時からCBC(TBS系)で第100回全国高校ラグビー大会の決勝戦の放送が始まりました。
高校サッカーの準決勝第2試合は、青森山田vs.矢板中央戦。高校ラグビーのハーフタイムの合い間にCBCから中京テレびに変えてで視聴。前半16分、青森山田の小原のクロスをエース安斎がシュート。青森山田が先制します。その直後から女子早慶戦の後半が始まったので、青森山田の2点目はライブでは見ていません。

さてラグビーです。
先制したのは挑戦者の京都成章。1分、辻野の35m中央のPGが決まり0-3とリードします。
一進一退の展開が続きます。桐蔭学園は極力キックを使わずパスでボールをつないでいきますが、京都成章の「ピラニアタックル」が炸裂。なかなか大きなゲインが得られません。
19分、ようやく桐蔭学園の攻撃が実を結びます。京都成章のオフサイドの反則。5mスクラムを選択した桐蔭学園は一度ラックを作りロックの巨漢・青木が身体をうまく使って突破トライ。コンバートもなって7-3と逆転します。
桐蔭学園は26分にもPGで3点を加え10-3。一気に流れは桐蔭学園に傾きます。
しかし、京都成章も踏ん張ります。前半終了間際、左オープン攻撃からSH宮尾が巨漢ロック本橋にパス。本橋の突破で得たチャンスを、最後は宮尾がラックサイドをすり抜けトライ。コンバートも成って10-10の同点でハーフタイムを迎えました。
予想に違わぬ接戦です。

後半3分、この均衡を破るビッグプレーが生まれます。自陣からキックを使わず右オープンに回し攻める京都成章。パスにミスが出ます。これを桐蔭学園は見逃さずトライ。ゴールも決まり17-10と再びリード。
なんとか京都成章は挽回しようと無理な反撃に出ます。しかしこれが裏目。「取ろう取ろうは取られの元」というのが勝負の鉄則。
6分、桐蔭学園は青木の突進からウイング今野がトライ。ゴールはなりませんでしたが、22-10と逃げ切り体勢に入ります。
11分、桐蔭学園はPGで追加点。25-10。
18分には左オープン攻撃から最後は宮尾が中央にトライ。ゴールなって32-10に勝負ありました。この頃になると京都成章のピラニアタックルにも陰りが消え始めました。
が、京都成章は大差にも諦めず攻撃。31分に右オープンから最後は本橋が右隅に飛び込み一矢を報いました。ゴールは決まらず32-15。これがファイナルスコアになりました。
桐蔭学園は2年連続3回目の全国制覇。連覇は史上9校目。戦後6校目の連覇となりました。
どうでもいいですが、両チームの超高校級のロック、青木と本橋が2人とも帝京大学に進学するそうな。相変わらず帝京大、えげつないスカウティングをしますな。

テレビは中京テレビに戻します。
全国高校サッカー準決勝第2試合の後半が始まります。
青森山田が2-0でリードしていました。2点目はVTRで確認しましたが、内田のロングスローを藤原がヘディングで後ろにそらし、そのボールが矢板中央DFの足に当たってゴールインしたようです。
後半も青森山田が攻撃の手を緩めません。
1分、再び青安茂里山田は内田のロングスローを起点にシュート、矢板中央DFにブロックされますが、こぼれ球を安斎がシュート、DFとGKが触りますが、右ポストに当たってゴーツイン。3-0。
5分にも内田のクロスを夏川がヘディングシュートして4-0。
29分にも右からのクロスを安斎がシュート、ハットトリック達成。5-0。勝負ありました。
矢板中央も、なんとか一矢を報おうとゴールを狙いに行きますが、ついに青森山田の堅陣は崩れず。青森山田は3年連続の決勝進出を決めました。

これで11日・決勝戦の対戦カードは山梨学院vs.青盛山田の対決になりました。両チームとも複数回の全国優勝の経験があり、面白い一戦になるかと思います。楽しみです。

そのあと春高バレーの準決勝も放送されましたが、女子はノーシードの就実と大阪国際滝井が勝ち上がりました。

今日は寒いので、結局買い物にもいかず。
東京の新規感染者は3日連続の2000人越えの2268人、愛知県は343人。怖くて外出は自粛しました。

高校サッカー、サッカー女子早慶戦、高校ラグビーと三つのスポーツをテレワーク掛け持ち取材したスポーツ三昧でした。
<了>

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緊急事態宣言発効。上京を諦め、鉄印岐阜(長良川鉄道、明知鉄道)の旅に出る。

今朝の0時0分に首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)に緊急事態宣言が発効されました。
気温もぐっと冷え込み冬日を記録。
朝が寒いせいか、なかなか布団から抜け出せませんでした。

本来ならば、今日上京し、明日のサッカー女子早慶戦を観戦して明後日に帰名しようかと思っておりましたが、、明日の女子早慶戦が見られなくなりました。緊急事態宣言が出されたので観戦不可になったのです。したがって、上京の予定は中止。
東京への往復のために2回分残しておいた「青春18きっぷ」。1月10日に有効期限が終了します。
そこで、まず今日、鉄印の旅・岐阜県編で使うことにしました。
岐阜県には、第3セクターの鉄道が3線ありますが、そのうちの樽見鉄道は、すでに昨年の12月19日に訪問しており、残るは長良川鉄道と明知鉄道。長良川鉄道の始点・美濃太田は高山線、明地鉄道の始点は中央線の恵那。離れているかと思いきや美濃太田と中央線の多治見は太多線で繋がっていて意外に近い。この二つを攻めてみることにしました。
お天気は、寒いですが雲ひとつない快晴です。

11時すぎに出発。JR枇杷島駅近くのアオキスーパーまで自転車へ行き、11時39分の岐阜行きに乗車。
岐阜で12時15分発の多治見行きに乗り換え、高山線を旅します。
高山線に乗るのは2012年の岐阜国体サッカー取材で飛騨古川に行って帰ってくる時以来か。富山に近い路線は雪で運転を見合わせているようでしたが、美濃太田までは雪もなし。途中。鵜沼で名鉄線に隣接しますが、今はJRとの連絡線も無くなってしまったようです(昔、名鉄に高山に行く直通のディーゼルカーの急行「北アルプス号」というのがあり、新鵜沼から鵜沼へ連絡線が存在した)。
長良川鉄道の鉄印は、関か郡上八幡に行かねばゲットできないので、とりあえず関まで行きます。

刃物の町で有名な関。「関」という町のメインの駅より、手前の幾つかの駅の方が、人口も多く活気がありました。関は、本当にローカルな田舎の駅。駅舎の隣に喫茶店が1軒ありましたが、他にはコンビニもなく昔の街道の街。人も歩いていません。
鉄印は無事にゲットできましたが、美濃太田の駅に帰る列車が1時間なく、仕方なく街を散策。
しばらく歩くと「美濃善光寺・弁慶庵」という看板があったので、トイレを借りようと行ってみると、大きな山の上に立派な建物がある。階段を登るのはきつそうだったので(関城という有名な山城の跡のようでした)善光寺は無視し、麓にある「弁慶庵」に行ってみることに。
どうやら松尾芭蕉の高弟・惟然が関に住んでいた家らしい。名簿に記入すれば入館無料ということで見学させていただきました。
1648年生まれの惟然。名古屋の商家の養子になったものの、商売には興味を持たず、毎日本を読んだり俳句を作ったりするような生活。ある日、庭の梅の木に鳥が舞い降り、羽風に梅の花びらが散るのを見て世の無常を知り、妻子を捨てて家を出ると郷里の関に戻り剃髪し仏門に入ったそうです。そして芭蕉が岐阜に来訪した折、その門人となり、芭蕉の旅の供をするようになったようです。芭蕉最後の旅も同行、大阪で臨終した時も同行していたそうな。
なんとなく、そんな惟然の行き方は、理解できる。私にも芭蕉のような人が現れないだろうか。
小一時間を潰すには、格好の「弁慶庵訪問」でした。

14時25分発の美濃太田行きで鉄印の旅に戻ります。
美濃太田駅のKIOSKでお昼ご飯のランチパック(2019ワグビーワ−ルドカップ時は、メディアセンターで無料配布され、外国人ジャーナリストがその美味しさと便利性に感動。世界の名だたる通信社が「ランチパックは素晴らしい」と配信したそうな)を購入。
15時5分発の多治見行きに乗車。
途中、可児で再び名鉄線が隣接してきた。可児は「高校サッカー年鑑」の仕事をしていた女性カメラマンさんの出身地ですが、意外に都会なのにはびっくりしました。
15:34分、多治見着。
ここまでオンスケの旅でしたが、中央線の高蔵寺〜土岐市で電源がパワーダウン。ダイヤがメチャクチャになっていました。
結局、多治見16:00発の列車はなく、1時間遅れの電車が15:58分発であったので、あまり私の旅には影響がありませんでした。

16:25分に恵那着。
明知電鉄の改札で鉄印と岩村行きの切符まで購入し、明知鉄道にも乗ろうかと思っていたのですが、次のくだりは17:23分まで無し。寒の入りを過ぎ寒いし、日が暮れて真っ暗。これでは列車に乗っても景色も見えない。名古屋方面の中央線も、次の電車がいつ来るかもわからない。
「鉄印が手に入ったから、今日は明知鉄道に乗らなくてもいいかな」と頭によぎり、折りよくやってきた名古屋行き快速に飛び乗ってしまいました。
恵那を16:57分発。名古屋には18:17分着。中央線に乗るのも2012年の長野高校総体の帰路以来か。残念ながら夜の帳が下りてしまい景色は見られず。車両はムーンライトながらに使用されているもので乗り心地は良かったです。
名古屋18:32分発の岐阜行きで枇杷島に帰ってきました。
美濃太田までが990円、美濃太田から恵那までが990円、恵那から枇杷島が1340円。合計3320円。青春18きっぷ1回分は2410円ですら、まあ少しはお得です。元は取れm刺した。

アオキスーパーで買い物をして帰宅。
完璧な鉄印の旅ではありませんでしたが、ともかく鉄印二つゲットしました。
これで40ある鉄印のうち12の鉄印をゲットしましたが、名古屋の家から日帰り圏内で行けるところは、ほぼ終了してしまいました。あとの28は大変そうです。

今日の新型コロナ新規感染者は、東京都が2392人と2日連続の2000人越え。愛知県も405人。ともに過去2番目の数。
東京に戻らなくてよかった、そう思っているスポーツ三昧でした。

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緊急事態宣言が出され、サッカー女子早慶定期戦が無観客試合になりました。

朝、メールをチェックしていたら衝撃的なお知らせが届いていました。

「第19回早慶女子サッカー定期戦観戦中止のお知らせ」

観戦申し込み者各位

この度は、1月9日土曜日に行われます第19回早慶女子サッカー定期戦のGoogleフォーム(同意書)へのご回答、並びにご来場のご予定いただきありがとうございます。
しかしながら、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大、それに伴う緊急事態宣言の発令の決定により、関係者以外の観戦を中止する運びとなりました。
ご来場をご検討いただいていた皆様にはご迷惑をお掛けすることとなり大変申し訳ございません。
当日はご来場をなさいませんようお願い申し上げます。

尚、当日は試合のLIVE配信を行う予定です。
以下のURLより当日ご視聴いただきますようお願い致します。

https://mycujoo.tv/ja/view/event/ckipdkxgr17sj0gdrjygaof1z?src=CPT_EL


また、下記公式Twitter、Instagramでは早慶戦に向けた様々な企画動画やお知らせを配信しております。
是非、ご確認とフォローをお願い致します。

<第19回早慶女子サッカー定期戦 公式SNS>
ホームページ:https://2020wkwomans.wixsite.com/website-1
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第19回早慶女子サッカー定期戦についてのお問い合わせはホームページの「お問い合わせ」よりお願い致します。
誠に残念ではありますが、何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

◆試合情報
〈第19回早慶女子サッカー定期戦 -早慶クラシコ- 〉
2021年1月9日(土)13時キックオフ
早稲田大学 vs 慶應義塾大学

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第19回早慶女子サッカー定期戦運営責任者
早稲田大学ア式蹴球部女子 主務 川端 涼朱
慶應義塾体育会ソッカー部女子 主務 清水 菜緒

「From早慶女子」から届いたメールは以上です。

政府から緊急事態宣言が出されるというので、こういう事になるのではないかと、予想はしていたのですが、現実のものになってしまいました。
これで、今季に早稲田大ア女の試合をまともに見られたのは、真岡で行われた皇后杯の2回戦だけになってしまいました。慶応義塾ソ女(ソッカー部女子の意)に至っては0です。
緊急事態宣言が出されただけに、仕方がない事とは思いますが、まだまだ大学女子のサッカーは「仲間内感覚」が強すぎるように思います。本来なら、感染拡大を避けるためのあらゆる方策を行い、政府の規定通り5000人の観客(ファン、サポーター、家族など)には見てもらおうと努力するのがパブリックな団体の行き方のように思うのですが……。まあ、要するに身内だけで楽しめればいいのでしょう。

私は本来なら「取材」がしたかったのですが、最初に試合の観戦方法のカテゴリーに「取材の方へ」がなく、入場料無料の事前申請だけで観戦できるというので普通の観客として試合を見ようと思っていたのですが、それは失敗だったようです。
まあ、8日に上京し、9日に試合を見て、10日には名古屋に帰ってこようかと思っていました。それほど現在の東京は新規感染者が増え(今日は2447人)、出発帰還する愛知県も431人の過去最多、危険です。移動のリスクも高い。「早慶女子」から「観戦中止のお知らせ」が届かなくても、観戦に行くかどうかは迷っていました。
でも、これで上京するのは諦めました。当日は、インターネットで試合の模様を観戦することにします。ちょうど、裏では、高校サッカー選手権の準決勝(これまた無観客試合)と高校ラグビーの決勝戦のテレビ中継があります。

さて、今日は朝から夜までテレビは「緊急事態宣言」の話題で持ちきりでした。
クリスマスに油断して馬鹿騒ぎをした報い(ライトアップとかは時短ではなく中止命令を出すべきでしたし、渋谷も封鎖すべきでした)が今日の新規感染者の多くです。
全国でも7568人を数えました。もうパンデミック。医療体制は事実上崩壊でしょう。
大阪府と愛知県も緊急事態宣言発令は時間の問題でしょう。
春高バレーでも男子のディフェンディングチャンピオンの東山が新型コロナ陽性患者が出たため棄権。大会は中止にならないようですが、もはやこれでは大会の体をなさない。
10日から始まる大相撲初場所も横綱白鵬の所属する宮城野部屋でクラスター発生、部屋全員が休場。
もはやスポーツを楽しんでいる場合じゃないような気もします。

年末年始を超える大寒波も襲ってきています。
この寒さで新型コロナは、ますます猛威を振るうでしょう。
先の見えない戦い方が続くと痛感するスポーツ三昧でした。
<了>


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体調が戻ったので鉄印の旅に出かける。

朝の検温は36.1度まで下がりました。偏頭痛も消えました。
どうやら新型コロナ感染の疑いは晴れ、風邪も治りつつあるようです。

毎日チェックしているSNSも今日はお休みだそうで、思い切って出かけることにしました。
今日は、スポーツのテレビ中継も日中にはありません。
1月10日が期限の今冬の「青春18きっぷ」。残り3回分使い切らなければなりません。
1月9日に開催予定のサッカー女子早慶戦取材用に往復2回分を残さなければならないのですが、後1回は使えます。
お天気も良いし、思い切って今日趣味の「鉄印の旅」に出かけることにしました。
近場ですと、12月19日に遅い時間に行ったら鈴鹿駅のきっぷ売り場が閉まっていた「伊勢鉄道」(河原田〜津)、そして関西線から草津線に入り貴生川から乗車する信楽高原鉄道が日帰りで行ける圏内です。

10時すぎ自転車でJR枇杷島駅近くのアオキスーパーへ。自転車を駐輪場に置き、10時36分発の岡崎行きで名古屋へ。名古屋からは関西線に乗車。10時45分発の四日市行きに乗車。
こちら方面に行くのはJFLの取材などで最近では今回が5回目。のんびりした関西線の車窓を眺めながら電車は進みます。鈴鹿山脈の雪が眩しい。
四日市駅関西線ホームの先にある伊勢鉄道のホームにワンマンカーの単機のディーザルカーが止まっています。最近では4回目の乗車なので乗り換えは慣れたものです。
ディーザルカーは、しばらくのんびりとトロトロ走っていましたが、南四日市を過ぎるあたりから疾走。河原田までは関西線のレールですが、ここから先は伊勢鉄道線に入ります。もともとは旧国鉄の伊勢線です。非電化のこの路線、伊勢志摩や紀勢線の快速みえや特急南紀などディーゼルカーで運行している列車はショートカットで使用しています。鈴鹿にはみえも南紀も停車します。
11時44分に四日市を出た列車は、11時57分に鈴鹿着。
階下の駅舎に行くと、今日は開いていました(でも12時20分から13時まではお昼休みで一旦閉められてしまう)。駅員さんに、鉄印をお願いして、
「次に津に行くのは、どの列車に乗れば早いですか?」と問うと、
「12時18分発の快速みえが早いです」と言われたので、津までの切符も購入(鉄印は、購入時に乗車券を買わないと原則売ってくれない)。440円+鉄印代300円=740円支払いました。
20分ほど駅舎内のミニ博物館を見学。
快速みえは、2両編成。1両が指定席、1両が自由席。12月19日に名古屋に帰って来る時に乗車した際は検札が来ませんでしたが、今日はしっかり検札が来ました。グッドジョブ!

AGF鈴鹿スタジアムや鈴鹿サーキット、伊勢上野城など名所も多い路線。快速みえは、鈴鹿を出たあとは全速力で津まで駆け抜けました。

信楽高原鉄道の始発駅は、貴生川。まず津から亀山に紀勢線で戻り、亀山で関西線に乗り換えます。乗り継ぎが良くて時間のロスがほとんどなし。
亀山13時14分発で柘植へ。
私の高校生時代には、名古屋から京都まで「平安号」、奈良まで「春日号」という急行が走っていて、この柘植の駅まで併設されていて、この駅で切り離されて平安号は草津線から東海道線を使って京都へ、春日号は、このまま関西線を走って奈良に行っていました。ちょうど、東京の人たちが鎌倉に遊びに行くような感覚で名古屋の高校生も京都や奈良に遊びに行ったものです。懐かしい。

柘植の駅では20分以上待たされました。本来なら、ここの売店でお昼ご飯でも買いたかったのですが、KIOSKもありません。14時1分、電化された草津線で貴生川へ。
このあたり忍者の本場です。三重側には伊賀があり、滋賀側には甲賀(駅名表示は「こうが」ではなく「こうか」となっていた)があります。忍者の二大流派ですが、意外にも近いんですね。
今では野洲とか草津とか守山とかが滋賀県の高校サッカーの拠点ですが、昔は貴生川近くの水口高校が強かった。国体や高校総体も滋賀県開催の際は、ここを中心に行われました。もう30年以上昔ですが、取材に来た記憶があります。

貴生川から信楽高原鉄道に乗車。
草津線の同じホーム、対抗線にディーゼルカーが止まっています。ローカル線なのに意外とお客さんが多い。
貴生川14時24分発。市街地をしばらく走った後、レールはぐんぐん上昇していきます。高原鉄道というだけのことはあります。
信楽宮址という駅のそばに慰霊碑が立っています。旧国鉄時代、ここで列車の正面衝突事故があり、多くの犠牲者を出しているのです。
列車は森を抜け、ほとんど人家が見られない。まるでスイスかオーストリアのチロル地方を走っているかのような風景が続きます。う〜ん、結構好きかも。
14時49分、信楽着。
できれば14時54分発の貴生川行きに乗って帰りたかった。次の列車は16時4分までありません。ところが、切符売り場は長蛇の列。切符は自販機で買えたのですが、鉄印は買えない。鉄印帳を持っていたら駅員さんが事務所の方を指差してくれました。
事務所に入って他の駅員さんから鉄印を購入。事なきを得ました。
14時54分発の折り返し貴生川行きに乗って帰路につく事が出来ました。

貴生川15:21→草津15:52発と乗り継ぎがよく、またもお昼ご飯を買う暇がない。
ようやく米原でKIOOSKに駆け込んで、お昼ご飯にありつけました。
米原16:30→16:48大垣17:11→17:32尾張一宮17:39→17:55枇杷島で帰ってきました。
今日も雪を抱いた伊吹山の美しさは白く輝いていました。

アオキスーパーで買い物を済ませ、帰宅しました。
ほとんど乗り継ぎもよく、無事に鉄印の旅も終了。目標全線40のうちやっと10個鉄印をゲットしました。

今日の東京の新規感染者は1591人、愛知県364人。ともに最多を記録。
9日の取材のために上京すべきか? 迷い始めています。
ここでの移動は、あまりにもリスクが高い。
明日、政府は首都圏1都3県に緊急事態宣言を出す模様。
困惑度を深めているスポーツ三昧でした。


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全国高校サッカー選手権準々決勝2試合をテレビで観戦。

朝起きたら身体が重い。頭も痛い。
検温したら37.1度。いよいよコロナに襲われたのか?

ともかく朝のルーティーンだけ済ませ、再び床に伏せました。

お昼過ぎ、なんとか起きられるようになり平常業務に。
体温も36.1度に下がりました。

1月5日は、サッカー高校選手権準々決勝4試合が行われる日。
東京ですと、日本テレビが12時15分、2時5分と2試合の放送があるのですが、名古屋では中京テレビが2時5分からの1試合だけの放送しかありません。愛知県は、やはりサッカー後進県ですね。
仕方がないので、PCを引っ張り出しTVerで第1試合を見ることにしました。インターネットだと選択すれば4試合ずべてみることができます。便利な世の中になったものです。

私が選択したのは山梨学院vs.昌平(埼玉県代表)の一戦。
開始7分に山梨学院がヘディングで繋いだボールをヘディングシュートで先制。結局、この虎の子の1点が決勝点になり山梨学院がベスト4に進みました。
かつては「御三家」と呼ばれた埼玉県も第60回の武南を最後に優勝チームを出していません。これで39回優勝なし。ちょっと情けない成績です。
この試合、なんと三重テレビが放送していました。三重テレビは日本テレビ放送網外のテレビ局ですが、全国で何局かは系列以外の放送局も「高校サッカー民放43社」に加盟しています。例えば沖縄県はフジテレビ系列の局が高校サッカーを放送しています。面白いですね。

第2試合は、中京テレビが放送した東京都代表の堀越vs.青森山田の対決を素直に見ました。
青森山田は、前々回に優勝。前回も決勝に進出しましたが2点を先行しながら静岡学園に大逆転をくらい準優勝に終わりました。今年もリベンジに燃え強力なチームを作ってきました。
果たせるかな、青森山田が前半から猛チャージ。14分、16分、28分、32分と立て続けに得点。ロングスローからのゴール、右オープンからのクロスなど多彩な攻撃を見せ、前半で勝負を決めてしまいました。
東京代表が高校サッカーに強い、という印象がありますが、それは名門・帝京が突出した力を持っていたからで、私が高校サッカーの仕事に関わってから40年、帝京以外のチームでベスト4になっているのは、本郷、暁星、国学院久我山の3チームしかありません。帝京以外の東京チームは上位になかなか進出できない。三鷹とか今日の堀越もベスト8止まり。ホームで戦えるアドバンテージがありながら、これは少々情けないように思います。
後半、青森山田はPKのチャンスを迎えましたが、これは堀越GKがセーブ。試合は4-0のまま青安茂里山田が快勝。3年連続で準決勝進出を決めました。

1月9日の準決勝は、無観客で行われることが決定。山梨学院vs.帝京長岡、矢板中央vs.青森山田の対戦になりました。いずれも過去に実績がある強豪校ばかりです。
それにしても、高校サッカーは日テレさんが実況中継してくれるだけ幸せですね。高校ラグビーは、かつてはTBSが放送していましたが、今は決勝戦だけですか、放送があるのは。結局、CSのスカパーの独占みたいな形になり地上波は、ほぼ全滅。春高バレーも今日から無観客で開幕したようですが、フジが一部を深夜に放送しているだけ。
高校野球に比べると、なんたる現状か。寂しい限りです。

今日は、体調を考え、買い物に行くのも控えました。
東京都の新規感染者は再び1000人越えの1278人。過去2番目の多さ。愛知県は273人、これまた過去2番目。今週末、1度上京しようかと思っていたのですが、これでは足が鈍ります。

夜の検温は35.9度と下がりました。どうやらコロナ感染は避けられたようです。
それでも、念のために早めに床に就いたスポーツ三昧でした。



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サッカーYBCルヴァンカップ決勝 FC東京vs.柏レイソル戦をテレビ観戦。

三が日は、あっという間に過ぎ、今日は月曜日。
仕事始めの人も多いでしょう。
私のPC師匠コユジさんも今日から勤め先の東京医科歯科大に出勤だそうです。

毎日が日曜日状態のスポーツ三昧。
昨夜の検温が36.8度。今朝の検温でも体温が下がらない私は、少し風邪気味のようです。
今日は、遊び(?)に出かけず、家で大人しくしておりました。

午前中は、念のために床に臥せり、お昼前に起床。
2時すぎから新国立競技場で行われたサッカールヴァンカップ決勝を東海テレビ(フジ系)で観戦しました。
本来は、昨年の10月に行われる予定でしたが、柏レイソルに新型コロナのクラスターが発生して、ここまで延期されていた試合です。
対戦相手は、11年ぶり3回目の優勝を狙うFC東京です。
FC東京は、私が住んでいる西東京市にホームタウンが隣接しているために、J1に昇格してから随分と贔屓にしてきました。一時、ホームの試合は、ほとんど取材したものです。
FC東京が最初にルヴァンカップの前身であるヤマザキナビスコカップに優勝したのが2004年。相手は人気絶頂の浦和レッズでした。記者席がレッズ側サポーター席の近くで、熱狂的なレッズサポーターに囲まれての取材でした。確かFC東京のDFジャーンがレッドカード退場になり10人で戦う苦しい展開。試合はスコアレスドローに終わり、優勝カップの行方はPK方式に委ねられました。FC東京がPK方式で勝り、FC東京が初めてのタイトルを得ました。その際、レッズサポーターの人たち(大の大人)が人目をはばからず号泣していたのを思い出します。
翌年から「高校サッカー年鑑」のスタッフカメラマンだった長濱さんの紹介で知己を得たFC東京のコアなサポーターの人たちと仲良くなり、味の素スタジアムで試合があった後にはアフターファンクション(早い話が試合後の飲み会)に参加するようになりました。
2009年の2回目のFC東京優勝時(対戦相手は川崎フロンターレ)は、そのコアサポたちと、オープンデッキの2階建ロンドンバスを貸し切り、国立競技場から渋谷、青山付近を酒を持ち込んで車上で優勝記念パーテイーを催しました。良い思い出です。
その後、FC東京は2011年に天皇杯で優勝していますが、J2に落ちたり、監督の選び方、チーム作りなど、いかにも東京ガスの子会社(実際には違いますが)風の様相を呈して行ったので、私はFC東京に批判的になり、コアサポの方々とは意見の相違を見出し疎遠になってしまいました。まあ、コアサポの人たちにとっては、何があったとしてもFC東京を愛していますからね。
今は、長谷川健太が監督をしているFC東京。長谷川さんとは、彼が高校2年の時に日本高校選抜のヨーロッパ遠征にご一緒している関係で、応援したいのですが、すっかりFC東京とはご無沙汰です。

さて試合の方。
柏レイソルのMVPストライカー、オルンガをFC東京がどう抑えるかが勝負の焦点でした。:
一方のFC東京も永井謙佑という日本代表級のストライカーがいますが、やはりレアンドロ、アダイウトンというブラジル人ストライカーが頼みです。
両チーム、相手の強みを消し、自分たちの強みをどう出すかが勝負の分かれ目でした。

前半早々、FC東京のレアンドロが左サイドから中央にドリブルしてシュート、先制します。見事な個人技でした。
このまま前半が終了するかと思われましたが、45分に柏はワンチャンスを生かします。オルンガの
ヘディングシュートをGKがセーブしますが、こぼれた球を瀬川が押し込んで同点に追いつきハーフタイムに。面白い展開になりました。

後半、FC東京の長谷川監督は、ベンチスタートだったアダイウトンをピッチに送ります。この交代が功を奏します。29分、スルーパスに抜け出たアダイウトンが慎重に決めゴール。結局、これが決勝点になりました。柏は、ケニアの怪人オルンガを生かすべく彼にボールを集めますが、逆にFC東京は守りに集中して危機を脱しました。
FC東京イレブンで顔なじみの選手は、森重と東くらい。まあ、前の優勝から11年経っていますからね。悲願のリーグ優勝に向けて来季は新たなスタートを切ってほしいものです。

夕方、少し調子が良くなったので買い物にアオキスーパーへ。
東京都の今日の新規感染者は884人と高止まり。愛知県は152人とやや下がり気味。
首都圏対象の緊急事態宣言は、今週中には出るようです。でも飲食店の時短が8時というのはお店にとってはきついだろう。保証金は倍くらい払わないと。
今日も国立競技場には2万5000人くらいは観衆が入っていました。密ですね。

夜の検温も36.8度。
早めに床に入ったスポーツ三昧でした。
<了>


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箱根駅伝復路とアメリカンフットボールのライスボウルをテレビ観戦。

復路はスタートから日テレを拝見しました。

民放のマラソンや駅伝は、ともかくCMが多い。
おかげでCMのたびにBD-Rに溜まったソフトを外付HDDに移す作業が進みました。
駅伝が、いかにCMを大切にしているかという話は、かつて日テレの名プロヂューサー坂田さんから伺ったことがあります。
例えばタイトルスポンサーの「SAPPORO」を大事にするあまり、他社のビール会社の看板は絶対にうつさないようにカメラ割りすること。
数多箱根にあるホテル旅館の中で「小涌園」の名前だけ何故出すか。それは、そもそもテレビ東京が行っていた実況中継(当時は箱根の坂を登れるテレビ中継車がなく、定点カメラだけで放送していた)を日テレさんが放送することになった時、お正月ということでスタッフが泊まる旅館がなく、困っていた時に小涌園さんが、
「大部屋で雑魚寝でよければウチに泊まってください」と言われて、今でも常宿にしているということ。
そんな事もあるんですね、意外と義理固いんでです。

さて、レースの方は2分14秒のアドバンテージをつけてスタートした創価。持ちタイムでいうと29分の後半の選手ばかりなので、往路のどこかでブレーキを起こし名だたる名門校に抜かれるだろうと予想そておたのですが、6区の山下から9区の勝負ところまで今日も穴がない。もうのびのび走って最終襷の受け渡しの時点で3分19秒の大差をつけました。
最終10区は、無理をせずにゆったり入って、普通に走れば優勝です。
ところが、創価の小野寺勇樹が大ブレーキ。2位の駒澤最終走者・石川拓真がぐんぐん追い込み、ついに残り2kmで大逆転。10区での逆転は20年ぶりの椿事だそうです。
まあ、日テレアナウンサーのオリンピックか世界選手権と聞き間違えるような大げさなアナウンスは感心しませんが、3分以上の大差を逆転されたのは80年ぶりとか。
瀬古さんも何かの機会で語っていましたが、
「普段、全く注目されない普通の陸上競技をやっている学生が、1年に1日だけ注目を集めるんです。そりゃあ、もう硬くなりますよ。普通に走れなくなっちゃう」ということなんでしょうね。
しかも予想以上のチームの好走で往路トップ。復路のテープを切る選手は、ものすごいプレッシャー。おそらく前夜は一睡もできなかったのではないか。しかも3分19秒もアドバンテージをもらったら余計にプレッシャーがかかります。新興校の悲しさ、経験のなさを感じました。小野寺は、区間20位に沈みました。
駒澤、久々の総合優勝は称えられますが、往路は創価、復路は青山学院が優勝。往路、復路で勝てなかったチームが総合優勝するのも久々でしょう。
ともかく、記録づくめの箱根駅伝になりましたが、沿道人が多かったですね。密です。あれはいけません。箱根駅伝クラスターが生まれないことを祈るばかりです。

3時からは、アメリカンフットボールの第74回ライスボウルをテレビ取材。;
昨年までは、新年最初の取材として東京ドームに足を運んでいたのですが、今年は名古屋でテレビ観戦です。
この試合。社会人日本一のチーム(オービック・シーガルス)vs.学生日本一の関西学院大学の対決で、日本一を決める試合として行われています。
ラグビーも21世紀に入る頃までは、社会人と学生の一発勝負(日本選手権試合)として行われていましたが、1987年の早稲田大学を最後に、学生は社会人に勝てなくなりました。したがって現在は、その試合は無くなってしまいました。
アメリカンフットボールも、学生チームはここ10年以上飼っていません。そろそろ存在意義を問われる試合です。今年の学生の健闘を祈りました。
果たせるかな、関西学院はキックオフをオンサイドキックで攻撃権を獲得。先制しますが、すぐにオービックが逆転。今年も学生コテンパにやられるのかな、と思ったら、三宅が84Yのロングゲインを見せタッチダウンを奪い、前半は14-12と2点差で終了。会場を沸かせました。
しかし、関西学院の健闘もここまで。後半に入るとオービックが実力を発揮。3T、3PATを奪い、関西学院の反撃を1Tに抑えて35-18で快勝。7年ぶり8回目のライスボウルを獲得しました。

6時から買い物に新年最初のアオキスーパーへ(昨日はヤマナカまで行きました)。
今日の東京都の新規感染者は、816人と高止まり。愛知県も185人。
就寝前に体温を測ったら36.8度。やばいな。少し頭も痛い。風邪をひいたかもしれません。
早めに床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

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箱根駅伝往路とラグビー全国大学選手権準決勝をテレビ観戦。

元日の夜も夜更かししてしまい、箱根駅伝の往路スタートを見ることができませんでした。

1月2日といえば、箱根駅伝を見ながらお屠蘇を頂き、2区から3区の襷受け渡しを見届けてから高校サッカーの取材に行くのが常でした。
会場に向かう電車の中でも携帯ラジオでテレビ音声を聴きながらレース展開を追ったものです。
それなのに今は寝坊してスタートも見られないとは。緩みきっていますね。

駅伝の方は、最近の1区は団子状態、花の2区は外国人選手が強い、というのが恒例。今年もその通りになりました。
大会前の下馬評では、全日本駅伝で優勝した駒澤、ディフェンディングチャンピオンの東海が強いという予想でした。その通りで進んだのですが、4区でダークホースの創価の島津雄大が快走、箱根の坂上りも逃げ切ってしまいました。2位の東洋に2分14秒という大差をつけて往路初優勝。
個人的に応援している早稲田が11位、青山学院が12位とシード権外に終わったのが意外でした。
創価は、5人がミスなく走りきりました。他の強豪校は、向かい風に苦しみ5人揃えて平均した実力を発揮することができなかったようです。

箱根駅伝往路のゴールの前に第57回全国大学ラグビー選手権大会の準決勝がキックオフされました。
かつては高校サッカーの取材をしながら、携帯ラジオのテレビ音声を聴いていたものです。
今年のベスト4は、早稲田、帝京、天理。明治の4校。
第1試合は、早稲田vs.帝京。早稲田の良いところが出て実力を発揮、帝京はセットスクラムと突破力のある外国人選手の良さが出せずに実力を発揮できませんでした。それでもファイナルスコアは33-27と1T1Gさという僅差でした。
まあ、私の学生時代の早稲田は、完勝と呼べるような試合はなく、どんな試合劣勢でも僅差で勝つというラグビーでした。今の早稲田はPK→ラインアウト→モール押し込み→トライなんて昔では考えられないようなプレーが十八番です。帝京は、1回は仕方がないにしても2回も同じプレーからトライを取られるようではいけません。あと、早稲田にはFB河瀬(イケメンです。お父さんは明治のNo8をやっているゴツいプレーヤーでした)という個人技に長けた選手がおり、1次攻撃で簡単にトライを取れます。もっとも近代ラグビーでは、1次攻撃で簡単にトライを許すようではいけません。帝京、今日のチームは、とても9連覇したチームとは思えません。早稲田が得点差以上に快勝といっても良い試合でした。

第二試合は、天理の良いところが出て、明治の強みが出ない試合になりました。
早稲田のFWを完膚なきまでに叩いた明治のFWが、天理FWえい押せません。
特に、自陣ゴール前でラックを作られピック&ゴーから2トライを奪われるなど、「FWの明治」が泣くというものです。
それに天理のトンガからの留学生フィフィタは凄い。スナップだけで30mもパスを飛ばしたり、あのガタイで俊足なのは、日本人のフィットネスでは考えられません。早稲田のディフェンスも手を焼くでしょう。

成人の日(昔は1月15日に固定でした)に日本選手権を、元々行っていたのはラグビーでした。
その権利を手放し、サッカーが高校選手権決勝を行うようになりましたが、国立競技場の建て替えでサッカーがその権利を手放し、再びラグビーが成人の日に国立競技場を使うようになったようです。
高校サッカー選手権の決勝は、成人の日に埼玉スタジアムで行われますが、サッカーとラグビーの決勝が同じ日に行われるのは史上初であると思います。

今日、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の4知事と西村コロナ担当大臣が会談。首都圏1都3県に非常事態宣言を出して欲しいと要望したようです。
これだけ新型コロナが蔓延しては、人の動きを止めないと、医療体制が崩壊してしまいます。
今日の東京都の新規感染者は、幕の内というのに814人。愛知県も158人。
それなのに、箱根駅伝の沿道には「感染拡大阻止のために沿道での観戦はやめてください」と主催者側が言っているのに、あの数です。
これは、何か日本の現状を表しているかのように思うのです。
主催者側が「観戦は禁止。もし一人でも観戦者がいれば競技は取り止めます」とアナウンスすれば、誰も沿道には出ないでしょう。それを「自粛してください」とか「ご遠慮ください」では、数は少ないが見にくる人が出てしまう。
いくら「ステイホーム」を訴えても、誰も家になんかいない。初詣に行ってしまう、それが今のコロナ禍の日本人。
駅伝の応援もしないで、マスクもせずカメラに向かって手を振っている馬鹿、ああいう人が感染を拡大させてしまっています。
ラグビー協会に「観客を5000人にしてくれ」と政府が言っても、
「そんなこと言われたって、もう切符を売っちゃっているんですよ」と言って1万人以上の観客を入れてやっている。これではコロナは収まりません。
「わたしが責任を取り嫌われ者になりますから、ともかく一度人の動きを止めましょう」と言える政治家はいないんでしょうか。

新年2日目から暗澹たる気分になってしまったスポーツ三昧でした。
<了>


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