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サッカー大学対抗ジュニアリーグ第6節、早稲田vs.明治学院戦を取材。

朝起きてPCを広げてびっくり。南海キャンディーズの山里亮太さんと女優の蒼井優さんが婚姻届けを出したそうです。蒼井優という女優については「フラガール」の演技くらいしか知らないですが、いわゆる”美女と野獣”のカップルですね。人間自らが諦めたらあかんな、という感じです。

梅雨入りは、なかなかやってきません。多分、今週金曜日あたりに一気に東北地方まで入ると予想されています。まあ、いやな季節ですね。

午後、野暮用で田無の市役所へ出向き、いろいろと所用を済ませ自宅裏の早稲田大学東伏見グラウンドへ。
第29回大学対抗ジュニアリーグ戦第6節、早稲田大学ア式蹴球部vs.明治学院大学体育会サッカー部戦を取材します。
ここまでトップ、セカンドチームは不振の早稲田ア蹴。ジュニアだけは好調で、ここまで3勝1分け1敗の勝点10で暫定3位。今日対戦する明治学院は、トップは東京都大学リーグ1部の現在3位。ジュニアは勝点6の4位です。
前節、早稲田ア蹴は1年生だけで最下位の東京経済大に挑みましたが、若さを露呈。1-4で一敗地に塗れました。今日は出場しているメンバーを見るとベストに近い布陣(リーグ規定で直近の公式試合に45分以上出ている選手は出場できない)。やる気を感じさせます。楽しみな一戦になりました。

早稲田大学ア式蹴球部のスターティングラインアップは、GK千田(横浜FMユース3)。DF清水(京都橘3)、工藤(日大藤沢3)、坂本(横浜FMユース3)、大里(鹿島ユース4)。MF千葉(鹿島ユース4)、山﨑(松本山雅ユース3)のダブルボランチ、右翼が倉持(桐蔭学園2)、左翼が中園(早稲田実4)、トップ下が田部井(前橋育英2)。FW宮脇(早稲田実2)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。数字は学年。
対する明治学院大学体育会サッカー部の先発は、GK牛越(AC長野バルセイロU-18・1)。DF森田(前橋育英2)、島津(桐蔭学園4)、谷本(ルーテル学院3)、峯崎(前橋育英1)。MF河崎(流経大柏3)、関(日大藤沢3)のダブルボランチ、右翼が杉澤(東京ヴェルディユース2)、左翼が天本(静岡学園3)。FW山口(幕張総合3)、塩澤(桐蔭学園3)。4:4:2の布陣です。
予定より5分早く午後3時55分(文化放送のラジオで確認)、吉永涼レフェリーがフォイッスルを吹き早稲田のキックオフで試合開始。日本代表戦が試合後にあるため予定より早めたのでしょうか。

キックオフ早々からホームの早稲田が攻め込みます。DFラインからボールポゼッションを高め、簡単に蹴りこんで攻めるというサッカーを封印。理づめに明治学院陣アタッキングサードに入っていきます。
明治学院の選手は、ユース年代の所属先をみても、けっこうサッカーの強豪チーム出身選手が多く、思っていた以上に個々のスキルは高いようです。トップ2人をハーフェラインに残し、MFをフラット気味にして早稲田の攻めるスペースを狭め、早めにプレッシャーをかけていきます。
15分、早稲田の宮脇がシュートしますが上に外します。
18分にも右サイドから倉守がアーリークロス、ファーに詰めた中園がヘディングシュートを放ちますが、上に外します。
直後。明治学院がカウンターアタック。関がドリブルで左からバイタルエリアに持ち込みシュート。正確に枠に飛びましたが、早稲田GK千田がファインセーブを見せ弾き出し事なきを得ます。
44分、早稲田は右から崩しゴール成ったかに見えましたが、惜しくもオフサイドの判定。
45+1分には左からのクロスをドンピシャのタイミングでゴール前に詰めた田部井がヘディングシュートしますが、GK牛越の正面に飛びキャッチされます。
この後、アディショナルタイム1分3秒、ハーフタイムに入ります。

ハーフタイムで早稲田は11人全員を総取っ替え(ジュニアリーグは本来交代枠は7人ですが、レフェリーと相手チームが了解すれば、あらかじめ登録しているリザーブメンバーは何人でも交代できる)。GK山田(浦和ユース3)。DF大西(浦和ユース2)、西前(町田ユース3)、川野(栃木SCユース2)、阿部(ガンバ大阪ユース3)。MF山下(柏U-18・1)、丹羽(ガンバ大阪ユース1)のダブルボランチ、右翼が水野(大津1)、左翼が柴田(湘南ユース1)、トップ下が鈴木俊(早稲田実1)。FW鈴木郁(FC東京U-18・1)。
明治学院は、選手層が薄いのかアウェーという事でリザーブ選手は1人だけ。前半と同じメンバーで後半に臨みます。

早稲田の攻撃がアグレッシブになりました。
7分、明治学院は唯一のリザーブ選手の山岡(藤枝明誠1)をMF杉澤に替えてピッチに送ります。
立ち上がりは、なかなかシュートが枠に飛ばなかった早稲田でしたが、フリーキックで試合が動きます。こうした膠着状態を打ち破るのは、やはりリスタート。12分、ペナルティエリア外のFKを阿部が直接ゴール、均衡を破りました。
畳み込むように14分、左からのクロスを鈴木俊がゴール。2-0とします。
この後、早稲田の気持ちが緩んだのか、2点を追う明治学院が短時間でしたが攻め込む時間が生まれ早稲田DFがペナルティエリア内で反則。このPKを関が決めて明治学院が1点を返し、勝負の興味を終盤まで繋ぎます。
19分ころ、櫓の上で試合を見ていた早稲田の外池大亮監督(早稲田実)から指示が出ます。選手交代ではなくポジション変更の指示でした。
「左SB阿部を中盤右翼に、右翼に居た水野を左翼に回し、柴田をボランチに、丹羽をトップ下に上げ、鈴木俊が左SBに入れ」と大きくテコ入れ。
この変更によって、しばらく早稲田の攻めがぎくしゃくしました。明治学院も必死に守り、1点差のまま終盤に入ります。
ようやく41分、ポジションチェンジが機能しだします。早稲田は右サイドから崩し強烈なシュートをGK牛越がセーブしますが、跳ね返ったボールが中央で待ち受けていた早稲田・鈴木郁の前に。鈴木郁は易々と頭で押し込み決定的な3点目を挙げます。
この1点に気落ちしたのか、明治学院の守りでの集中力が切れてしまったようでした。畳み込むように早稲田は42分、山下がゴール、4-1。駄目押し点でした。
明治学院も最後まで勝負を諦めず攻めます。45分、早稲田陣ペナルティエリア近くのFKを峯崎が直接ゴールを狙いましたが、早稲田GK山田がキャッチ。
ロスタイムは3分表示。45+2分にフワリト上がったループのスルーを追った丹羽がシュート、GK牛越がセーブしますがリバウンドを鈴木郁がシュート、5-1としました。
アディショナルタイムは3分6秒、タイムアップを迎えました。

後半、明治学院の運動量が衰えたこともあり、早稲田の攻撃が炸裂。課題の攻撃力にも目途が立ったような気もします。
これがトップやセカンドチームにも波及すればよいですね。
今週末から、リーグ戦が中断。大学トーナメントに入っていきます。

買い物をして帰宅したら、ちょうど日本代表vs.トリニダード・トバコ戦がが始まりました。
日本代表のスターティングラインアップは、GKシュミット・ダニエル(東北学院)。DF畠中(東京ヴェルディユース)、昌子(米子北)、富安(福岡U-18)。MF守田(金光大阪)、柴崎(青森山田)のダブルボランチ、右翼が酒井宏(柏U-18)、左翼が長友(東福岡)。トップ下右が堂安(ガンバ大阪)、左が中島(東京ヴェルディユース)。FW大迫(鹿児島城西)。3:4:2:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。高体連出身者が6人、クラブ出身者が5人です。
しかし、これまで4:2:3:1の布陣で戦い、2列目の堂安、中島、南野(セレッソ大阪U-18)の三人で確立されていた形を崩して、なんで3バックにしたのか? 不思議です。
結局、試合は25本のシュートを放ったもののスコアレスドローで終わります。そして久保建英(FC東京)を呼んでおいて(放送したフジテレビも相当煽っていました)ベンチにも入れなかった森保監督(日大長崎)の采配も疑問です。
いくら重要な試合を控え本気モードだったとはいえFIFAランク93位のトリニダード・トバコにホームで勝てない(無得点)というのは情けない。
これでは、コパ・アメリカも期待できそうもないですね。ちょっとがっかりしたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]

早稲田大学ア式蹴球部 5-1 明治学院大学体育会サッカー部(前半0-0)


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