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サッカー関東リーグ早稲田大学FC vs.神奈川教員とJFL東京武蔵野vs.三重を取材。

6月23日はオリンピック・デイ(1894年フランス・パリのソルボンヌ大学で行われた国際スポーツ会議で近代オリンピックの開催が決定された日)。
そして沖縄の日(太平洋戦争の沖縄戦で組織的な戦闘が終了した日)でもあります。

朝からドン曇り。天気予報では「雨」でしたが、とりあえず雨は降っていませんでした。
10時30分、自宅裏の早稲田大学グラウンドに向かいます。
第53回関東サッカーリーグ2部第7節、早稲田大学ア式蹴球部FC vs.神奈川県教員サッカークラブ戦を取材します。
今年度から現役学生の部員で参入している関東リーグ。6節まで1分け5敗の早稲田大学FC。当初はセカンドチームが参加している形でしたが、ここのところ新入部員の登竜門的な試合になっています。とは言っても、このまま結果を出さないと最下位となり。東京都リーグに降格してしまいます。そろそろ勝点3が欲しいところでした。一方の神奈川教員SCも現在勝点3で下位を低迷中。なんとか勝点を積みあげたいといころでした。

早稲田大学ア式蹴球部FCのスターティングラインアップは、GK鈴木(駒大高3)。DF西尾(流経大柏1)、西田(東福岡1)、監物(清水ユース1)、竹浪(国学院久我山1)。MF松高(浦和ユース3)、金田(早稲田実3)のダブルボランチ、右翼が中山(日章学園3)、左翼が奥野(早稲田実3)、トップ下が小林将(高崎2)。FW平田(早大本庄1)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先、数字は学年。
対する神奈川県教員サッカークラブの先発は、GK海野(神奈川大)。DF小川(慶應義塾大)、和歌山(駒沢大)、大戸岬(専修大)、山田(日本大)。MF高原(専修大)、新村(国士舘大)のダブ
ルボランチ、右翼が私市(専修大)、左翼が竹内(高知大)。FW池田(慶應義塾大)、佐野(専修大)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。
コイントスは神奈川教員が勝ちピッチを選びました。11時、早稲田ア蹴FCのキックオフで試合開始。

前半は、出足の良い神奈川教員が主導権を握ります。早稲田ア蹴FCは、パスが通らず、トラップの未熟さも目立ち、ボールを上手くポゼッションできません。神奈川教員の速いプレッシャーに手(足?)を焼きました。
4分、神奈川教員は大戸岬の蹴ったコーナーキックをヘディングシュート。早稲田GK鈴木がパンチングで逃れます。
両チームとも、なかなかアタッキングサードに入れず、入ってもシュートチャンスが作れません。やや神奈川教員が押し気味でしたが膠着状態のままゲームは進みます。
37分、神奈川教員は私市がドリブルで中央を切り裂き、早稲田マーカーを振り切ってシュートまで行きますが、惜しくも右サイドネットに外れます。
早稲田も41分に、右サイドから西尾がクロス、ポストに入った中山が自陣側に落として金田がシュートしますが上に外れます。
ゴールの臭いがしたのはこれくらい。やや低調なまま前半はアディショナルタイム19秒、ハーフタイムを迎えます。

後半も同じイレブンで試合に臨んだ両チーム。前半とは違い、活発な試合展開になりました。
2分、神奈川教員が早くもチャンスを掴みます。左サイドから佐野がクロス、中央で池田がポストプレー、後ろに落として新村がシュートしますが、クロスバーすれすれに上に外れます。
5分、ようやく早稲田ア蹴FCの攻撃が機能します。カウンターアタック、自陣からフィード、右サイドから走りこんだ小林将がうまく神奈川教員GK海野とすれ違い無人のゴールにボールを流し込みました。早稲田ア蹴FCが先制。
しかし、早稲田のリードは長く続きませんでした。神奈川教員にも攻撃スイッチが入ります。11フンい自陣から早稲田陣内左深くにロングボールが入り佐野が追いつきます。早稲田右SBの対応が遅れゴールラインぎりぎりで追いついた佐野がマイナス気味にクロスを上げるとファーサイドに走りこんだ神奈川教員右SBの小川がドンピシャのタイミングでスライディングシュート。早稲田ゴールに吸い込まれました。見事な連動のシュートしーんでした。
15分、神奈川教員の葛西直大監督が先に動きます。DF若山を須貝(東海大)に、FW池田を高橋(神奈川大)に2枚替えします。
19分、早稲田の大森一伸監督も動きます。MF中山を中村(静岡学園1)に交代。
23分、早稲田ア蹴FCは、再び攻勢に出ます。左サイドをドリブル突破で崩してクロス、ファーに飛び込んだ小林将がヘディングシュートで神奈川教員ゴールに押し込みました。2-1。
が、神奈川教員チームベンチからは、「時間は20分以上ある。大丈夫だ」と声がかかります。急に無理に攻勢に出て早稲田のチャンスを増やすことはしませんでした。
ここで早稲田ア蹴FCが1点追加点を得ていれば駄目押しになったのでしょうが、神奈川教員は、それを許しません。
33分、早稲田は右60度から金田がシュートを放ちますが、左ポストに阻まれます。
34分、神奈川教員はMF新村を大戸航(神奈川大)に交代。
40分、早稲田は2枚目の交代カードを切ります。FW平田を佐藤航(早稲田実2)に交代。
41分、神奈川教員は再び左サイドから攻めます。早稲田右SBの弱点を見抜いたようにクロス、中央に詰めた交代出場で入った高橋が、すこしかぶり気味ながら伸びあがってヘディングシュート。ボールは少し円を描きながら早稲田ゴールに吸い込まれました。2-2。
43分、神奈川教員は4枚目のカードを切ります。MF私市を平田(東京学芸大)に交代。
45+3分、早稲田ア蹴FCは自陣からのフィードを受けた奥野が左サイドをドリブルで突破、マーカーを振り切って中に切れ込みシュート神奈川教員GK海野が横っ飛びでセーブ、がっちりキャッチ。
45+5分、今度は神奈川教員が反撃。右サイドをワンタッチパスで繋いで早稲田陣奥深くまで攻め込み、最後は小川がシュート。早稲田GK鈴木がキャッチしました。
アディショナルタイム5分33秒、力強いレフェリー(氏名不詳。メンバー表に記載なし)のタイムアップの笛が鳴りました。
早稲田ア蹴FC、2度先行しながらリードを守れず勝切れませんでした。神奈川教員の見事なゴールシーンを見るにつけ、良く逆転されずに済んだものだと思います。まだまだ苦戦は続くと思いますが、なんとかなんとか降格圏内を抜け出して欲しいと思います。できると思います。
次戦以降も刮目して待ちたいと思います。

今日は、ゆっくり武蔵野陸上競技場へ移動します。これまでは午後1時のキックオフ。今日からは午後3時のキックオフです。
マックで昼食を購入して競技場へ。
日本フットボールリーグ第12節、東京武蔵野シティFC vs.ヴィアティン三重戦を取材します。
前々節はホームで松江シティFCに、前節はアウェーでFC今治と2試合引き分けている東京武蔵野シティFC。今日はホームで勝点3が欲しいところでした。
勝点20、4位の東京武蔵野シティFCのスターティングラインアップは、GK飯塚(静岡学園)。DF大竹(流経大柏)、金守(四日市中央工)、寺島(流経大柏)、寺井(鹿島学園)。MF髙(尚志)、岩田(川崎U-18)のダブルボランチ、右翼が小林(流経大柏)、左翼が水谷(暁)、トップ下が澤野(横浜創英)、FW石原(市立船橋)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。
対する勝点11、7位のヴィアティン三重の先発は、GK加藤大(神村学園)。DF進藤(流経大柏)、寺田(長崎北)、野垣内(津工)、井上(新潟ユース)、MF森主(清水ユース)、西村(野洲)のダブルボランチ、右翼が寺尾(四日市中央工)、左翼が塩谷(磐田U-18)、トップ下が坂井(四日市中央工)。FW北野(三重)。4:2:3:1の布陣です。
午後3時、加藤正和レフェリーのフォイッスルで東京武蔵野のキックオフで試合開始。

続く

[結果]
関東サッカーリーグ2部第7節
早稲田大学ア式蹴球部FC 2-2 神奈川県教員サッカークラブ(前半0-0)

日本フットボールリーグ第12節
東京武蔵野シティFC 0-0 三重


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