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雨の土曜日、サッカー日本女子代表vs.スコットランド女子代表戦をVTRで視る。

前夜来の雨は1日中降り続きました。

雨がわたしを眠らせる。
なかなかベッドから離れられませんでした。
遅めに朝のルーティーを済ませたものの、二度寝。
午前中は沈没です。

今日はJ1開催日でしたが、埼玉スタジアム(浦和vs.鳥栖)に行くか、味スタ(FC東京vs.神戸)に行くか迷っているうちに、取材申請を出すのを失念してしまいました。まあ、雨も酷いから天祐かな。
そんなわけで、昼過ぎから起きだして昨日のFIFA女子ワールドカップDグループ第2レグ。負けたら終わりの日本女子代表vs.スコットランド戦を視ることにしました。
日本女子代表のスターティングラインアップは、GK山下(日テレ・ベレーザ)。DF清水(日テレ・ベレーザ)、熊谷(オリンピック・リヨン/FRA)、市瀬(マイナビ仙台レディース)、鮫島(INAC神戸レオネッサ)。MF杉田(INAC神戸レオネッサ)、三浦(日テレ・ベレーザ)のダブルボランチ、右翼が中島(INAC神戸レオネッサ)、左翼が遠藤(日テレ・ベレーザ)。FW岩渕(INAC神戸レオネッサ)、菅澤(浦和レッズレディース)。中盤ボックスの4:4:2の布陣。初戦から3人替えてきました。DF南(浦和レッズレディース)→市瀬、長谷川(日テレ・ベレーザ)→遠藤、FW横山(AS長野バルセイロレディース)→岩渕です。初戦で決定的なゴールを外した長谷川、チャンスを決められなかった横山が外されたのは当然でしょう。岩渕が3回目のワールドカップで今日が最初のスタメンというのが意外です。
スコットランドは初戦で1-2でイングランドに惜敗しており、日本女子以上に勝点3が欲しいはず。変にディフェンシブにならず4:4:2で攻めてきます。日本女子にとっては、ラッキーでした。ただ、日本女子が苦手なロングボール主体のパワープレー、日本女子は徹底的なポゼッションサッカーを試みます。
2011年に日本女子が世界一になった直後、ドイツから帰国したわたしに知り合いの高校サッカー関係者が、
「日本女子が世界一になったといっても女子の世界。男子の高校サッカーチームなら勝てるんじゃないですか」と問われたことがあります。その時、わたしは、
「いや、たぶん高校生はボールに触れないとおもいますよ」と答えました。それほど世界一になったチームのボールポゼッション能力は高かったと思います。たぶん、現在の日本女子も当時に近いクォリティーはあるでしょう。スコットランド相手に完全に主導権は握っていました。
7分、左に流れた菅澤からのクロスを受けた中島がボレーシュート。右に外れます。
17分、左サイドの角度のないところから岩渕がドリブルで侵入、シュートしますがGKがキャッチ。
19分、オーバーラップした鮫島がスコットランドのこぼれ球を狙いますがDFにレイトタックル。イエローカードを受けますが、初戦では見られなかった積極性を感じました。
ようやく23分、左サイドの中島が遠藤にパス。スコットランドの股下をくぐらせたクロスを受けた岩渕がスコットランドDFの肩越しにシュート。無回転のぶれ球がGK正面に飛びますが、DFのブラインドから出てきたボールに反応できません。シュートはゴールに吸い込まれました。
日本女子先制!
直後、中島が左翼に、遠藤が右翼にポジションチェンジ。これでスコットランドが混乱します。
日本女子は、岩渕が1.5列目に下がって4:2:3:1になったり、トップに上がって4:4:2にしたり目まぐるしくフォーメーションに変化をつけました。これもスコットランドDFを惑わせました。
守ってもスコットランドをアタッキングサードに入れさせないように高めで早めにプレッシャーをかけ相手に攻めさせる隙を与えません。
36分、日本女子カウンターアタック。右サイドの清水がゴール前にアーリークロス。走りこんだ菅澤がスコットランドDFコーシー主将に引き倒されPKに。このPKを菅澤自身が右隅に決めました。動きの中のシュートではミスの多い菅澤もPKは確実です。この2点目で日本女子は楽になりました。
スコットランドはロングボールをトップに当てる戦術を取り続けますが、怖いもののやってくるプレーは分かっているので対処しやすかったと思います。
前半のアディショナルタイムは1分表示。
45+1分、杉田がシュートしますが、左ポストに阻まれます。
アディショナルタイムは1分12秒、ハーフタイムを迎えます。

両チーム、選手交代なく後半に臨みます。
6分、スコットランドがシュート、GK山下がセーブ。後半に入ってスコットランドは2点を挽回しようと積極的。ボールポゼッションも上がります。
11分、日本女子はコーナーキックのチャンス。熊谷がフリーでシュートしますが、脛に当たってのシュート、右に外れます。
13分、左サイドの中島がカットインしてシュート、GKにセーブされます。
15分、スコットランドが選手交代。アーノットをイングランド戦でゴールしているエムズリーに交代します。
21分、CKから杉田がシュート。クリアされました。
22分、日本女子は遠藤を小林(日テレ・ベレーザ)に交代。岩渕が左翼に回って小林は2トップに。
徐々にスコットランドの攻勢が続きます。
35分、スコットランドのシェードが左からシュート。左ポストの当たって跳ね返り事なくを得ます。
37分、エバンスがバイタルエリアからシュート。GK山下がセーブ。
40分、スコットランドはエバンスをブラウンに交代。
43分に日本女子にとんでもないミスが出ました。市瀬が周りを確認せずに中にバックパス。受けたクレランドがシュート。確実にゴールに吸い込まれます。ワールドカップでDFがミスしたら即失点。ここまで頑張ってきた市瀬ですが、わたしが監督だったら次は使わないでしょう。
アディショナルタイムは「2分」表示。
45+2分、小林のパスを受けた杉田がシュートしますが、GKがファインセーブ。追加点は許しません。
そしてアディショナルタイム2分9秒、タイムアップを迎え、日本女子なんとか勝点3を上げることが出来ました。
ギリギリの勝利でした。それでも、貴重な勝点3。次のイングランド戦に向かいます。

ネットサーフィンをしていたら、スポーツナビというWebでコパ・アメリカの開幕戦、ブラジルvs.ボリビア戦を無料で視られることを知り、観戦。
後半、ブラジルのコウチーニョがPKと左からのクロスをヘディングシュートで決め2-0。初戦を飾りました。2014ブラジル・ワ^ルドカップでは1度もホームのマラカナンで試合が出来なかったブラジル。ようやく、そのうっぷんを晴らしたという感じです。

雨は、夜半に止んだようです。
夜のスポーツニュースで、FC東京がイニエスタのシュート1点で敗れたことを知りました。またツーロン国際大会のU-22日本代表はU-22ブラジル代表と1-1の引き分け。PK方式の結果4-5で優勝を逃したようです。最後にPKを失敗したのは旗手(静岡学園→順天堂大4年)だったのが印象的でした。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

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