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アイスホッケー関東大学選手権、Cグループ決勝リーグ武蔵vs.千葉戦を取材。

6月に入って2回目の週末ですが、梅雨入り後は初めてのウィークエンド。
朝から高温多湿の1日(昨日ほどではありませんが)。

とりあえず朝のルーティーン(検温・血圧測定、朝食、投薬)を済ませ、二度寝。グダグダしてしまいます。
10時ころ起きてネットサーフィン。
YouTubeを検索したら、昨年カンヌ映画祭でパルム・ドールを獲得した「万引き家族」が無料で視られるソフトを発見。2時間あまり、たっぷり鑑賞。アカデミー賞外国作品賞は受賞できなかったのですが、その理由が良く分かりました。でも、現在の日本社会の問題点を焙り出した秀作でした。

午後3時30分過ぎ、近所のDyDoドリンコアイスアリーナへ。残り2日になった関東大学アイスホッケー選手権Cグループ、決勝リーグ第2戦、武蔵vs.千葉戦を取材します。
すでに先週末に第1戦の順天堂vs.武蔵戦が行われており、1-1の引き分けでPSSを行い武蔵が勝者扱い(記録上は1-2になる)、勝点2を獲得しました(順天堂は勝点1)。今日、武蔵が千葉を破れば、明日の順天堂vs.千葉戦を残して優勝が決まってしまいます。千葉がが優勝するためには、2日間2連勝しなければなりません。興味ある一戦になりました。

ランク33位、オールメンバー15人の武蔵のスタメンは、GK石川皓(墨田川4)。DFシオ井(墨田川4)、細川(与野3)。FW石川和(渋川4)、高倉(石神井1)、泉(駒場東邦3)。
対するランク39位、オールメンバー13人の千葉の先発は、GK谷(仙台育英3)。DF大西(観音寺第一4)、武田(仙台第二3)。FW附田(八戸3)、鈴木(千葉日大第一3)、大橋(栄東3)。

両チーム慎重な立ち上がり。
優勝を意識してか武蔵の動きが硬くて動きがぎこちない
逆に勝たないと優勝がない千葉の動きが素晴らしい。高い位置からフォアチェックに出ます。
4分22秒、千葉の鈴木が勢いあまってボーディングの反則を犯します。ミスコンダクト・ペナルティーで10分間の退場。2分間退場は大橋がペナルティーボックスに入り代行します。
武蔵はパワープレーのチャンスでしたが、これを生かせません。
試合は均衡を保ったまま1ピり終盤に向かい、スコアレスのまま終了かと思われた14分39秒、バイタルエリアから野村(広尾3)がすスラップショット。千葉GK谷がセーブしますが、リバウンドを坂本(小金井北3)が押し込んで武蔵が先制します。
そのまま1ピり終了。シュート数は13-8と武蔵がリード。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピりオッド開始。
開始早々の36秒、千葉の守りの集中力が整う前に武蔵が速攻。石川和のアシストで泉がゴール。2-0として試合の主導権を握ります。
反撃に出たい千葉でしたが、6分51秒に千葉の平松(静岡2)がフッキングで2分間の退場。ショートハンドになってしまいます。が、7分9秒に武蔵の野崎(川越東3)がインターフェアランスの反則で2分間退場。武蔵のパワープレーは18秒で終了。4 on 4になってしまします。
このシチュエーションで8分37秒に武蔵はカウンターアタック、石川和からのパスを受けた高倉が自陣でドリブル、千葉GK谷と1対1となってシュート。3-0とリードを広げます。
そして9分17秒、ペナルティータイムが終わった野崎がボックスから氷上に戻ったところに坂本から絶妙なパスが出ました。野崎はドリブルで千葉ゴールに突進、確実にパックを千葉ゴールに流し込みました。4-0。これでほぼ勝負は決まりました。
11分11秒にも武蔵はパックをスチール、ゴール成ったかに見えましたが、これはインクリーズでのシュートと武蔵ゴールは取り消されました。千葉は、ここで一息つくためタイムアウトを取ります。
13分7秒、武蔵の高倉がチャージングの反則で2分間退場。千葉、パワープレーのチャンスを迎えますが生かせず、第2ピりオッドは終了します。シュート数は17-5と武蔵が大きくリード。

12分間の整氷インターバルの後、第3ピりオッド開始。
なんとか一矢を報いたい千葉ですが、武蔵は大量リードですっかり余裕を持ってしまいました。
2分27秒、石川和のアシストで野村が右45度遠目からシュート。これが決まって5-0。
武蔵は3分28秒と7分9秒に泉が反則を犯しペナルティーボックスに2度入りキルプレーを迎えますが、千葉はこれを生かせません。千葉の選手は体幹が弱いのか、身体接触をするたびに体勢が崩れてプレーできませんでした。秋シーズンにかけて、体幹トレーニングが必要かと思われました。
5分29秒、武蔵はタイムアウトを取る余裕を見せ、悠々と逃げ切りました。
GK石川皓は大事な試合で千葉を完封。優勝に花を添えました。午後5時56分、タイムアウトのブザーが鳴りました。スティック、グラブ、ヘルメットを放り投げ優勝を喜ぶ武蔵。
おめでとうございます。
総シュート数は46-17。妥当な結果であったと思います。明日の千葉vs.順天堂戦は2位決定戦位なってしまいました。

6時16分過ぎに帰宅。夕食を済ませ普通に就寝したスポーツ三昧でした。

<了>

[結果]
武蔵 5-0 千葉(1-0、3-0、1-0)



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