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アイスホッケー関東大学リーグDiv.Ⅴ5位決定戦、埼玉医科vs.杏林戦を取材

確実に冬がやってきています。

気温が低くなると、朝のルーティーンで計測する血圧が必ず上がります。
夜、アイスリンクに出かけてアイスホッケーを取材。日付が変わるころ帰宅する、なんて生活は絶対に身体によくありませんね。
でも、そんな生活も今日が最後です。

夕方、JFA広報・旧知のタネクラさんからご連絡をいただきました。
どうやら来週韓国・釜山で行われるEAFF E-1サッカー選手権2019の取材申請に不備があったようです。
顔写真やら出版企画書の手配をしていたらアイスリンクに行く時間ギリギリになってしまいました。
なんとか20時51分西武柳沢発、いつもの拝島行に乗車することが出来ました。

21時20分には東大和スケートセンターの観客席に着席。今日は杏林サイドの席です。
21時30分、練習が始まるころには観客席は満員。今季、最終戦ということで学友、OB、女子マネなどで立錐の余地なし。前列で立って見る人が大勢いて、取材するには最悪の環境です。
今宵のカードは、Div.Ⅴの1次リーグ3位同士の対決。5・6位決定戦です。
ランク36位、オールメンバー13人の埼玉医科のスタメンは、GK鈴木(秀明4)。DF石丸(獨協4)、宮田(茗渓学園5)。FW堀澤(中部大春日丘3)、吉田(高輪4)、新井(本郷2)。
対するランク42位、オールメンバー16人の杏林の先発は、GK遠田(海陽学園2)。DF小柴(実践学園4)、清水(青陵3)。FW金谷(本郷3)、迫井(有志国際2)、長谷(巣鴨5)。
21時40分、フェースオフで試合開始。

開始早々から杏林の動きがキレキレ。
それもそのはず、前の試合が11月18日。半月以上空いています。
埼玉医科は11月29日以来、中4日。少しコンディションに違いがあったのかもしれません。
杏林は開始31秒、迫中のアシストで金谷がゴール、先制します。
4分50秒にも金谷がノーアシストでゴールを挙げ2-0。完全に試合の主導権を握ります。
⒍分45秒、杏林の小林元(明星2)がインターフェアランスの反則で2分間退場。場内アナウンスは、「マイナーペナルティーで2分間退場」。それでは場内の皆さん、分かりにくい。
小林元がペナルティーボックスを出ると同時に8分45秒、杏林の清水がボーディングの反則で2分間+ミスコンダクトペナルティーで10分間退場。マイナーペナルティーを平野(成蹊2)が代行します。ここでも場内アナウンスは「平野がボーディングの反則で2分間退場」とだけ。隣で観戦していた杏林女子マネの御嬢さんは、
「なんで清水も退場になっているの?」と不思議がっていたので、おじさんが教えてあげました。アナウンサの御嬢さんも、もう少しアイスホッケーのルールを憶えてほしですね。
埼玉医科は、この2回目のパワープレーのチャンスも生かせません。
元気が余り過ぎている杏林、12分39秒にも長谷(巣鴨5)がスラッシングで2分間退場。が、埼玉医科は3回目のパワープレーも沈黙。
このまま最初の15分間が終了。シュート数は5-4で埼玉医科がリードしました。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
早く1点を返したい埼玉医科でしたが、25秒に吉田がトリッピングの反則で2分間退場。杏林は、このパワープレーを利して迫中のパスを受けた金谷がシュート。1分26秒、由緒正しきパワーゴールでした。3-0。早くも金谷はハットトリック達成。
しばらく均衡が保たれましたが、4分42秒に杏林の迫中が自陣からパックを持ち出し中央をドリブルで突破、シュートまで行き4-0としました。
4分42秒、杏林の小柴がインターフェアランスの反則で2分間退場。今日の杏林はペナルティーが多すぎました。これは反省材料です。が、ここでも埼玉医科のパワープレーは不発。
10分3秒、杏林の清水もインターフェアランスの反則で2分間退場。この日5回目のペナルティー。
ここでようやく埼玉医科もパワープレーを生かします。10分36秒、石丸のパスを受けた宮田がバイタルエリア遠目からシュート。ようやく一矢を報いました。
12分14秒、杏林・金谷がトリッピングの反則で2分間退場。このパワープレーは埼玉医科は生かせず、第2ピリオッドが終了します。シュート数は3-7と杏林が上回ります。

12分間の整氷インターバルの後、第3ピリオッド開始。
1分20秒に杏林の堀澤がトリッピングの反則で2分間退場。埼玉医科は絶好の反撃のチャンスでしたが、これも生かせません。
チャンスを逃せばピンチが来ます。
5分41秒、杏林は田中(長岡大手3)のアシストで室井(公文国際4)がゴール。室井は人気者らしく杏林応援団は狂喜乱舞、おおいに盛り上がります。1-5。
その後も杏林のペナルティーが続きます。これはいけません。
6分38秒、加藤(宇都宮4)がフッキングの反則で2分間退場。
8分44秒、清水がトリッピングの反則で2分間退場。清水は16分間もペナルティーボックスにいた勘定になります。これもいけません。
12分54秒、ようやく埼玉医科は二の矢を打ちます。宮田がノーアシストでゴール、2-5とします。
14分過ぎ、杏林の選手(番号まで確認できませんでした)がサイドボードに激突。担架で退場します。少し心配。
23時7分、両チームともそのままパックを動かすだけで時間を費やしタイムアップのブザーが鳴りました。
総シュート数は10-23。2-5で杏林が快勝、今季2勝を挙げ5位を決めました。
杏林は、少しづつコンスタントに部員数も増え、得点力もついてきました。ペナルティーの多さがkになりますが、来季は優勝も狙えるチームになると思います。バックアップする女子マネやサポーターも熱心です。毎試合、これだけ盛り上げてくれれば選手も頑張らねばね。大いに期待したいと思います。
埼玉医科は、2014年シーズンに関東大学リーグにデビュー、いきなりDiv.Ⅴで全勝優勝し翌年から4年間Div.Ⅳでプレーしました。今季から降格してDiv.Ⅴに戻ってしまいましたが、1年生も多いし抜ける選手もいないので再び上を目指すことは出来ると思います。アイスホッケー一家として有名な永田真部長を中心に捲土重来を期してほしいと思います。

23時13分、東大和市発の電車で帰ってきました。
今年、深夜の東大和スケートセンターに通うのは今日が最後だと思います。
そんなスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
埼玉医科 2-5 杏林(0-2、1-2、1-1)


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