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臨時首都記念館、チャガルチ市場、釜山タワーを観光。

13日の金曜日を韓国釜山で迎えました。

昨夜、あまりにも早く床に就きすぎて未明2時ころ起床。
眠れなくなってしまいYouTubeで日本のドラマをみる(画面が小さくて「ドラ衛門」だとか「たまごっち」などのデコレーションが入りますが、まずまず鑑賞は可能です。
それから明け方再び睡眠に入り、目覚めれば10時。
釜山と日本には時差が無いのに、完全な時差ぼけになってしまいました。

すこし自室で作業をし、午後1時過ぎホテルを出発。
お昼ごはんを食べようかと釜山駅の食堂街を覗いてみましたが、どこも高い。
結局、駅前のフードカフェに行ってしまいました。
今日はトルソービビンバを食べましたが、素朴な味で美味しかった。
お勘定は6500ウォン。

今日もサッカーの大会はレストデイ(お休み)。観光に出かけました。
まずは、まだ一度も行ったことが無い臨時首都記念館。朝鮮戦争時に北朝鮮軍が洛東江(釜山の西郊・金海空港のそばを流れています)まで迫った時に韓国軍は釜山にまで押し込まれたのですが、その際3年近く李承晩大統領の官邸になった煉瓦つくりの瀟洒な建物です。
地下鉄1号線、九徳スタジアムの最寄り駅・上大信新の一つ手前、土城(トソン)の駅から山の手に5分ほど歩いた高台にありました。
もともと、建物時代は日本植民地時代に慶尚南道知事公舎として建てられたもの。したがって日本建築のセンスが漂っているが、戦後韓国式に改装され1950年の朝鮮戦争時に大統領官邸になった。
入場無料で観覧できますが、書斎に佇む李承晩大統領の人形が異様。当時の生活様式が窺がえます。
2階には朝鮮戦争時の解説VTRを4国語で見られるコーナーもあり十分楽しめます。
付設の資料館では、広島の原爆ドームよろしく朝鮮戦争時の貴重な資料も展示してあります。
驚いたのは、トイレがウォシュレットだったこと。釜山で色々なところのトイレに行っていますが、初めて見ました(大田では地下鉄の駅がウォシュレット標準装備でしたが)。この点、釜山は遅れているようですね。
公邸内には、朝鮮戦争時の屋外テントの教室もありました。
韓国の人たちの苦しい時代を知る上には貴重な記念館であると思いました。

地下鉄で一つ戻ったチャガルチ。
水産市場で有名なところですが、かっては公設の色街があった場所。2002年のアジア競技大会の際見学に行ったのですが、その規模の大きさ、きらびやかさに驚いたものです。
いま、その街はどうなっているのか? ちょっと興味があったので行ってみました。
が、ここは全滅状態でした。
ホテルやひなびた飲み屋になっている店も多かったですが、そういったお店は全くなし。
昔の飾り窓風のウインドウガラスを利用したウエディングドレスのお店が何軒かあったのが¥目に弾きましたが、当時の面影はありませんでした。
韓国も、その種の取り締まりが厳しいのでしょう。
チャガルチ市場を少し見て退散してきました。

最後の訪問地は、釜山タワーが建っている龍頭山公園。
南浦の駅から歩いて5分ほどの所に4基のエスカレーターが八合目近くまで運んでくれます。最後は階段やスロープで登るとタワーに到着。
料金8000ウォンを払って登ってみました。たしか私は3度目の登頂です。
釜山の町が一望できます。でも昔ほどの感動はありません。
1984年に初めて釜山を訪れたとき登ったのですが、上からの撮影は禁止されていました。軍事的な目的で使用されるのを恐れていたのでしょう。でも、いまは自撮用に座布団まで置いてあいりました。時代は変わったのです。
すでに5時を回っており日は落ちていましたが、30分余り暮れゆく夕景を眺めながら、ちょっぴり釜山の夜景も楽しみ、タワーを後にしました。
帰りは南浦の街まで階段で一気降り。

⒍時には釜山駅に戻ってきました。
今日もコンビニで弁当と缶ビールを買い込みホテルの部屋メシ。
なんだか疲れて午後8時過ぎにはベッドに入ったスポーツ三昧でした。

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