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アイスホッケー第87回全日本選手権大会1回戦4試合を取材。

12月6日から3日間、近所の東伏見DyDoドリンコアイスアリーナでアイスホッケーの全日本選手権大会が開催されます。東京・東伏見での開催は3年連続。地元のリンクでの開催ですので1回戦から化粧戦までフルカバーすることにしました。
事前に申請してなかったのですが、氏名等を記入するだけで取材証をくれました。ただし、今回も記者席は無し。自由席で試合をみてください、といわれました。長い事スポーツを取材していますが、全日本クラスの大会で記者席が無い大会はアイスホッケーだけです。北海道とかから取材に来ている記者さんは気の毒です。

第1試合は、10時試合開始。
昨年度4位の東北フリーブレイズvs.今年度関東大学リーグ戦1位の明治大学の対決になりました。
アジアリーグ参加チームと大学生では実力差がかなりあり、大差がつくかと思ったら、あにはからんや延長戦にまで縺れ込む試合になりました。
明治大学のスターティングラインアップは、GK磯部(武修館4)。DF青山(釧路江南2)、三浦(駒大苫小牧2)。FW徳田(武修館3)、池田(北海4)、岩﨑(釧路工3)。
対する東北フリーブレイズの先発は、GK古川(東洋大)。DF早田(カナダ)、ニコラス(カナダ)。FW佐藤(駒大苫小牧)、田中豪(早稲田大)、樫野(東洋大)。
10時2分、フェースオフで試合開始。
2分50秒、明治の宮田(白樺学園4)がフッキングノ反則で分間退場。ショートハンドが御法度のはずなのですが、東北のパワープレーは不発です。
今季、アジアリーグでも成績が芳しくない東北。思わぬ苦戦を強いられます。
⒍分26秒、劣勢が予想された明治でしたが、徳田のアシストで池田がゴール。先制します。
しばらく試合の均衡は保たれましたが、13分45秒に東北は樫野、ニコラスのダブルアシストで田中豪がゴール、試合を振り出しに戻しました。
17分25秒、東北らしからぬメンバーオーバーの反則。田中健太郎(東洋大)がペナルティーボックスに2分間入りますが、明治はこのパワープレーを生かせません。
第1ピリオッドは1-1のまま終了。シュート数は7-16と東北が大きくリードしました。
15分間の整氷インターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
明治が2回、東北が2回パワープレーのチャンスがありましたが、双方1度も生かす事が出来ません。シュート数は6-26と変わらず東北が大きくリードしますが、明治はGK磯部を中心に守りを固めて齟齬を出しません。東北が手こずっているという印象です。
最終ピリオッドは、東北がパワープレースタートでしたが、わずかに5秒では何も出来ません。
4分11秒、東北の田中豪が明治ゴールに突っ込み、明治GK磯部が転倒、一時中断。
9分53秒には東北のゴール成ったかに思われたのですが、ハンドオフのゴールという事でレフェリーはノーゴールの判定。なかなか均衡は破れません。
10分25秒、東北の樫野がインターフェアランスの反則で、明治の岩﨑がトリッピングの反則で同時に2分間退場。4 on 4になりますが試合は動きません。
13分37秒、東北はゴール裏からクロス、バイタルからシュートを放ちますが、明治GKがセーブ。OBに逃げます。
15分30秒、明治のゴールが動き試合が中断。ラインズマンが神経質にゴールポストのストッパーを点検します。17分17秒、東北のシュートを磯部が好セーブ。勝ち越しを許しません。
試合は膠着したまま1-1で終了。第3ピリオッドのシュート数は7-23と東北がリード。
大会規定によって、3分間のインターバルを挟んで3 on 3での5分間の延長(サドンデス=どちらかが得点をした時点で試合終了)を行います。
明治のスタメンは青山、池田、徳田。東北の先発は、佐藤、田中豪、ニコラス。
フェースオフから31秒、東北は最初の攻撃でニコラスがドリブルで突進、事もなげにゴールを決めてしまいました。先月、新横浜で見たGWSみたいなものです。あまりにも簡単に決められ天を仰ぐGK磯部。12時12分、試合は1-2で終了しました。総シュート数は20-65。明治が大健闘の開幕戦でした。

続く

[結果]
明治大学 1-2 東北フリーブレイズ(1-1,0-0,0-0,EXT0-1)
王子イーグルス 5-1 中央大学(1-0、3-1、1-0)
DYNAX 1-6 HC栃木日光アイスバックス(1-2、0-3、0-1)
ひがし北海道クレインズ 3-0 関西大学(0-0、2-0、1-0)

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