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アイスホッケーアジアリーグ東京シリーズ第2戦、東北フリーブレイズvs.王子イーグルス戦を取材。

二十四節季の冬至の日。
未明に起きだしてFIFAクラブワールドカップ決勝を日本テレビで観戦。
ヨーロッパチャンピオンのリバプール(イングランド)vs.南米王者フラメンゴ(ブラジル)の対決になりました。
クラブワールドカップになってからの対戦は初めてだそうですが、38年前に前身の大会であるトヨタカップでは対決しているそうな。まてよ、確かその試合、旧国立競技場で取材しています。3-0でフラメンゴが勝っています。若き日のジーコがリバプールDF頭を越す浮き球のスルーを出し先制点を演出した試合。たしか彼はMVPになりトヨタの新型カローラを手に入れたはず。2002年にジーコにインタビューする機会があり、その話をした時、嬉しそうに「まだブラジルに帰った時は乗っていますよ」と話していました。
38年前の対決以来の両チームの対戦でした。
立ち上がり、2回ほどリバプールがチャンスを逃し、試合は膠着状態に。スコアレスドローのまま延長戦に。フラメンゴは疲れが見え、足をつる選手が続出。最後は力尽きましたが、クラブ世界一を決めるにふさわしい試合でした。1-0でリバプールの勝ち。

明け方睡眠に入り、10時過ぎ起床。
朝のルーティーンを済ませ、お昼過ぎにDyDoドリンコアイスアリーナに向かいました。

今にも雨が降り出しそうなドン曇り。
寒さが戻ってきました。
今日は東北がホームのはずでしたが、ベンチは昨日のまま。メインから見て左が王子イーグルスのベンチです。
東北フリーブレイズのスターティングラインアップは、昨日と同じ。GK古川(東洋大)。DF早田(カナダ)、セイントピア(カナダ)。FW佐藤(駒大苫小牧)、田中豪(早稲田大)、人里(東洋大)。
対する王位イーグルスの先発は、GKマッキンタイア(カナダ)。DF山下(駒大苫小牧)、今(駒大苫小牧)。FW三田村(白樺学園)、レディンバック(カナダ)、百目木(駒大苫小牧)。
午後4時、フェースオフで試合開始。
今季のアジアリーグの対戦では、王子が圧倒しています。が、全日本選手権準決勝の直接対決、そして昨日の対戦も接戦でした。
逆に言えば、お互い相手のストロングポイントは良く知っており、慎重な立ち上がりになります。
⒍分39秒、東北の高橋がスラッシングの反則で2分退場。王子パワープレーのチャンスでしたが、生かせません。
13分42秒、今度は王子の橋本(北海)がクロスチェッキングの反則で2分間退場。ここのところ先制を許し追いかける展開が多い東北は、なんとか先手を打ちたかったのですが、今日も先制はなりません。
第1ピリオッドは、スコアレスで終了します。シュート数は15-8と東北がリードしました。

15分間の整氷インターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
第2ピリオッドに入ると王子の攻撃スイッチが入ります。
5分43分、王子が東北ゴール前に殺到、パックがこぼれたところを橋本がミドルシュート。選手の間隙を縫ってパックは東北ゴールに突き刺さります。ここで審判団が協議。王子選手にインクルーズがあってGK古川の視界を遮ったのではないかとVTR判定。結果、ゴールは認められ王子が先制します。
態勢を立て直したい東北でしたが、10分4秒にメンバーオーバーの反則でベンチマイナーペナルティー2分間退場。竹尾(東洋大)がペナルティーボックスに入ります。
このキルプレーは耐えた東北ですが、この後王子の猛攻が始まります。
15分55秒、王子は髙木のパスを受けた越後(中央大)がシュート。東北GK古川がパックをセーブしますが、頭を越えたパックは背中の後ろに落ちゴールイン、2-0。
17分33秒、越後のパスを受けた大澤がシュート、GK古川がセーブしますがリバウンドをゴール右にいた髙木が押し込んで3-0。
畳み込むように王子は18分34秒、高橋(苫小牧工)、小原(早稲田大)のダブルアシストで小林(白樺学園)がゴール、4-0としてほぼ勝負を決めました。
第2ピリオッドのシュート数は17-9と王子が大きくリードしていました。

15分間の整氷インターバルの後、第3ピリオッド開始。
早い時点で1点を返し反撃の狼煙をあげたい東北。しかし第3ピリオッドは両チームの反則が多い荒れる試合になってしまいました。
2分19秒、王子の中屋敷がラッフィング+ミスコンダクトペナルティーで計12分間退場。ラッフィングのマイナーペナルティーは山田(早稲田大)が代行します。同時に東北の田中遼(明治大)がスラッシングとラッフィングのダブルマイナーペナルティーで4分間退場。
⒍分8秒には王子のレディンバッグがインターフェアランスの反則で2分間退場。お互いにショートハンドになる事が多いのですが、東北はパワープレーのチャンスを生かせません。
そんな展開の中で、東北は攻撃中に不用意な横パスを出し、これを王子の橋本がスチール、カウンターアタックから三田村にパス。三田村が見事に決めきり5-0。勝負ありました。
その後、東北は16分12秒、田中遼のアシストで山田(法政大)がゴール。一矢を報いました。
18分12秒、王子の佐々木と東北のパーナム(カナダ)がクロスチェッキング+ラッフィングのダブルマイナーペナルティーで4分間退場。
19分23秒には東北の田中豪がスラッシングの反則で2分間退場。東北はショートハンドのまま試合を終えることになりました。
総シュート数は35-32で東北がリード。王子GKマッキンタイアのセーブが光った試合でした。

帰宅時は冷たい雨が降っていました。
午後6時ちかく帰宅。
夜はM-1デラックスやフィギュア全日本選手権男子フリーなど見ていました。羽生結弦の失敗、宇野昌磨の逆転劇の見事さは驚きでした。
やべっちもスパーサッカーもEAFF E-1選手権のニュースは一言も触れず。まあ、フジテレビ独占中継だったから仕方ないのかもしれませんが、ちょっと酷いですね。

雨音を聞きながら床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
東北フリーブレイズ 1-5 王子イーグルス(0-0、0-4、1-1)

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