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アイスホッケー関東大学リーグ入れ替え戦を気にしつつサッカーEAFF E-1選手権4日目を取材。

人間とはおかしなものです。
昨日、一昨日と睡眠時間十分の時は時差ボケ的な症状が出たのに、昨日寝たのは1時すぎ。
それでも今日は7時には、ばっちり目が覚めました。

今日は日曜日。敬虔なキリスト教徒が多いと言われる韓国では、午前中は教会に行かれる方も多いでしょう。
そうです。日曜日は安息しないと。
でも、わたしはサッカーの取材に行きます。

昨日、日本の試合を2試合取材しましたが、その整理をして午前中は過ごしました。
インターネットで昨日行われた関東大学アイスホッケーリーグ戦の入れ替え戦の結果をチェックしたら、なんとDiv.Ⅱ5位の駒澤が、Div.Ⅲ2位の横浜国立にPSS戦の結果3-4で敗れていました。駒澤は平成27年守ったから守ってきたDiv.Ⅱから陥落です。その他の試合は上位チーム(東京医科、獨協)が下位チーム(成城、都留文科)を下し、現状を維持したようです。
今日の第1試合では立教が上智を9-1大差で破り、Div.Ⅰを守ったようです。おめでとう。
神奈川は、筑波に3-2で辛勝。Div.ⅠBとⅡの差はぐっと縮まったようです(昨年も昭和が立教にPSS。戦で敗れました)。

さて、1時30分の開場時間に合わせてアジアド・スタジアムに行こうと思い0時10分にはホテルを出発。総合運動場駅周辺には屋台みたいな店しかないので釜山駅前のフードカフェでトルソービビンバ6500ウォン(邦貨で600円約600円)を食し、地下鉄1号線を蓮山(ヨンサン)で3号線に乗り換え、総合運動場(英名はSports Complex。韓国の人は、やたらとコンプレックスという言葉を使います)に到着。そこから今日は素直に登り坂を上がってメディアセンターに着いたのは2時ちょうど。すこし遠すぎます、この会場。
今日は、男女とも日本の試合が無く、日本のメディアも少ない。男女とも韓国の登場「韓国デイ」ですが、メディアルームは閑散としては閑散としています。

3時ちょうど1試合目の韓国女子vs.中華台北女子のメンバーが出ます。韓国は、格下・中華台北(日本に0-9で負けですからね)に対し、大幅にメンバーを入れ替えてきました。まあ、2軍みたいなものでしょう。日本との試合(17日)に主力温存という事か(日程の都合で日本は中2日、韓国は中1日ですから)。中華台北も日本戦に出ていないメンバー5人を使ってきました。
午後4時15分、中華台北のキックオフで試合開始。
韓国は4:3:3、中華台北は4:4:2の布陣。
韓国の左サイドバックのチョー・ヒョジョはFW登録の選手でしたが、面白い動きをしていました。守りの時は、いちおうサイドバックの位置に入るのですが、攻めの時は凧の糸が切れたみたいに中盤、前線を左右関係なく上がっていきます。ちょうど早稲田ア女の富田(作陽3)みたいなプレーをし、大好きなタイプなのですが、後半20分に負傷退場してしまったのが残念です。
試合は韓国女子が要所で前半1点、後半2点をゲット。3-0で勝つのですが、中華台北の健闘も目立ちました。
試合後、越後監督(四日市中央工)の話では、
「わたしは、本当にラッキーマンです。今回も本来なら北朝鮮が出場すべき大会なのに、彼女らが辞退したために私たちにチャンスが回ってきました。日本に0-9で負けた時は、選手も私もショックで、今日の試合はあんな形にならないよう頑張ろうと誓い試合に臨みました。実際、そんな試合になった(ゲームを壊さないで済んだ)ので選手の頑張りには本当に感謝している。選手が嬉しがった居るかどうかは分かりません。戦って疲れてぐったりしていましたから。でも、日本や韓国といったワールドカップ出場国と真剣勝負が出来たことは我々にとっては貴重な体験。ラッキーだと思います」と語りました。
中華台北は1980年代まではアジア女子のトップクラスのチームで日本女子は歯が立たなかった時代もありました。現在は越後監督の話では、
「週に1回、仕事の合間に個人でシムに通うことくらいしか練習の機会がありません。全員、アマチュアというか、それ以下ですね。その彼女らが、今日は頑張ってくれた。ほんと感謝です」と語っていましたから、中華台北の女子サッカーにどんな環境の変化があったのか? 詳しく知りたいものです。
ともかく、第2レグが終わって日本が勝点6で首位。2位が韓国で勝点4、3位が中国で勝点。4位中華台北で勝点0という状況。17日の日韓戦で日本が勝つか引き分けるかで優勝が決まるというアドバンテージ。果たしてどうなるか?

メディアルームに戻り東京都アイスホッケー連盟のHPを覗くと、なんと日本体育が大東文化に1-2で敗れていました。一昨年の東海が日本を破った以来の下剋上です。どうした日体。あれだけ良い選手を毎年補強しているのに。
慶應義塾は、さすがに青山学院に4-0で勝っていました。Div.ⅠBの1位が上がれないで2位が上がれるというねじれ現象。それだけ埼玉栄から大量の補強をしている大東文化の力が上がっているのでしょう。

さて、第2試合は韓国vs.中国戦。このカード、なぜか伝統的に韓国の歩が良いカードです。果たして今日はどうか? 風がなかったので、まずまずのコンディション。が、時間と共に冷えてきます。
韓国は初戦の香港戦からメンバーを7人替えてきました。中国は日本戦から3人替えています。
午後7時30分、中国のキックオフで試合開始。韓国は4:1:3:2、中国は4:2:3:1の布陣でした。

開始早々の14分、韓国はリー・ヨンジェの蹴ったコーナーキックをキム・ミンジュガヘディングシュート。これが決まって先制。結局、その後韓国も中国も何度もチャンスはありましたが得点はなし。1-0で韓国が勝ちました。
これで男子も日韓戦(18日)の結果に優勝がかかります。ともに勝点6で得失点差で日本が+6、韓国が+3という状態です。日本は引き分けでも優勝ですが、今回の韓国には勝っておきたいところ。それほど韓国の状態が良くありません。
でも日韓戦の韓国は別物。日本と試合するときは異常に闘志を燃やしてきますから。それにホームでは簡単に負けられませんよね。
18日が楽しみになりました。

9時45分にスタジアムを後にして、今日はノーマルに坂を下って帰ってきました。帰り道はこれが一番早いみたいです。
10時45分、ホテル着。
今日も缶ビールで祝杯(何に?)を挙げたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
韓国女子 3-0 中華台北女子(前半1-0)
韓国男子 1-0 中国男子(前半1-0)


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