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アイスホッケー関東大学リーグDiv,Ⅳ慶応医学部vs.埼玉医科戦を取材。

ドン曇りで気温も上がらない1日でした。

毎週月曜日は、特に予定がなければ休日をいただくことが多いのですが、今日はアイスホッケーの関東大学リーグの開催日。
近所の内科クリニックで処方してもらっている薬が切れたので、1か月に1度の定期健診に行く日ですが、疲れていたので午前中は休養。午後3時から通院。
3時に行ったのですが、順番は12番め。昨月の血液検査の結果は、ジャカルタ帰り直後だったため若干血糖値が高めでしたが、数字的には問題なし。少しドクターに注意されました。
今月も看護師・蜂谷さんに採血していただき午後5時に病院を出て薬局に選り、買い物をして帰宅。

7時からバレーボール女子世界選手権3次ラウンド、日本vs.イタリア戦を見ました。イタリアは、ここまで全勝。かなり勝つのは難しい。
第1セットは20-25で先手を打たれますが、第2セットは日本が先行。サイド・アウトを繰り返し日本が25-22で取り返し1-1。
ここまで確認して家を出ました(試合はファイナルセットまで縺れましたが、最終セット13-15で敗退。日本のメダルは無くなりました)。

今宵の関東大学アイスホッケーリーグ戦のカードは、Div.Ⅳ慶応医ア学部vs.埼玉医科の対戦。
かつてはDiv,Ⅱまで昇格した慶応医学部ですが、部員の同時大量退部などあり現在は部員数が激減。今季は、まだ勝ち星なく4戦全敗。心配です。日本オリンピック・アカデミーで知己を得て個人的にもお世話になっているOBの服部光男先生のご紹介で、Div.Ⅱに上がった時には祝勝会まで参加したことのあるチームです。ここは骨を拾うつもりで取材に行きました。
一方の埼玉医科も5年前に関東大学リーグに登場して天才・釜田を擁してあっという間にⅤで全勝優勝。Ⅳの上位まで進出した埼玉医科。釜田が学窓を去ってから苦戦していて今季ここまで4戦全敗。
つまり今日勝ったチームが初白星を拾うわけです。最下位になると自動降格ですから、なんとしても勝ちたい両チームでした。
ランク36位、オールメンバー9人の慶應義塾大学医学部のスターティングラインアップは、GK大橋(慶応3)。DF金子(東京学芸大附2)、楢葉(慶応3)。FW速水(麻布3)、松崎(海城5)、川村(筑波大付3)。
対するランク31位、オールメンバー13人の埼玉医科大学の先発は、GK鈴木(秀明3)。DF吉田(高輪3)、宮田(茗渓学園4)。FW尾澤(中部大春日丘2)、落合(芝浦工大柏6)、藤本(秀明6)。
午後9時40分フェースオフで試合開始。
試合は一進一退の展開で始まります。
慶応医学部は、DFは牛田(筑波大駒場1)を含め3人回し。FWも村津(新潟1)と渡邊(筑波大駒場1)が適時に1人ずつ交代するシステム。控えGK山本(聖光5)は不在でした。つまり、これが全登録部員です。アイスホッケーは22人(GKが2人、4セット)で行うスポーツですから、かなり苦しい。やはりGKは1人でもいいから最低2セット回し、11人は欲しいものです。
対する埼玉医科は、DF登録の選手が多いですが、取り合えず2セット回しが可能。この戦力の差が徐々に試合に反映されていきます。
5分23分、慶應医学部の牛田がクロスチェッキングの反則で2分間退場。埼玉医科はパワープレーのチャンスでしたがゴールは生まれません。
選手個々の技量でやや上回っていた埼玉医科ですが、慶應医学部GK大橋が好守を見せます。今季の慶応医を支えているのは大橋といっても過言ではないでしょう。
しかし、慶應医学部にはペナルティーがかさみます。8分31秒、楢葉がチャージングの反則で2分間退場。畳みこむように9分10秒、金子がインターフェアランスの反則で2分間退場。慶応医は3 on 5の大ピンチ。さすがの慶応医GK大橋も埼玉医科のパワープレーの猛攻には耐えられませんでした。
9分23秒、埼玉医科は落合のアシストで宮田がゴール、待望の先制点をゲットします。埼玉医科側の観客席で取材していましたが、かなりの父兄(お母さんが多かった)、友人が応援に来ていて黄色(?)い悲鳴、歓声があがりました。
慶応も、なお1分47秒のショートハンドを耐え、追加点を許しません。
そのまま第1ピリオッドは終了、シュート数は0-19。雨あられのシュートを防いだ慶応医GK大橋の健闘が目立ちました。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
オールメンバーが少ないチームにとって、たった5分間しかないインターバルの後の15分間は辛い、といいます。多勢に無勢というか、埼玉医科の2セット回しが徐々に慶応医の体力を奪っていきます。
それでも6分49秒までは慶応医は耐えましたが、ついに埼玉医科の攻撃力が上回っていきます。藤本が見事な左からのクロスを通して落合がゴール。0-2。
8分36秒、慶応医の金子が入スティックの反則で2b分間退場。埼玉医科はパワープレーのチャンス。
8分47秒、埼玉医科はフェースオフから落合、藤本と繋ぎ吉田がシュート、見事なゴール。3-0。パワープレーの由緒正しきゴールでした。
10分31秒、埼玉医科は宮田がチャージングの反則で2分間退場。慶応医学部は最初のパワープレーでしたが、これを生かせません。
ピンチの後にはチャンスあり。埼玉医科は藤本がシュート。慶応医GK大橋セーブしますが、リバウンドをゴール前に詰めた落合が叩き4-0。勝負ありました。
第2ピリオッドのシュート数は18-4と埼玉医科がリード。

12分間の整氷インターバルで慶応医の体力は少しは回復したようでした。
しかし、ディフェンスの集中力が上がる前に埼玉医科が速攻。11秒、藤本のスルーを受けた落合がポストプレー、振り向きざまにシュートを打ち、慶応医GK大橋の意表をつきました。0-5。
その後、一矢を報おうと慶応医学部も攻勢に出ますが、なかなかゴールは奪えません。埼玉医科GK鈴木も好守を見せ、簡単には慶応医にゴールを許しません。
12分40秒、埼玉医科の宮田がスラッシングの反則で2分間退場。慶応医学部は、この試合2回目のパワープレーのチャンスでしたが、このチャンスも生かせませんでした。
そのまま試合は午後11時9分にタイムアップを迎えます。総シュート数7-54。埼玉医科は嬉しい今季初勝利。最下位を脱しました。
慶応医学部は、少ないメンバーで良く戦いました。最後まで諦めず身体を寄せる、スティックを絡ませる医科系大学のアイスホッケーを見せてくれましたが、いかんせんオールメンバーが少ない。現在Div,Ⅲにまで復活した学習院の例もあります。まだ若いチーム、復活を刮目して待ちたいと思います。

急いで23時12分、東大和市発の電車で帰宅しました。
遅い夕食を摂り、床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
慶応義塾大学医学部 0-5 .埼玉医科大学(0-1、0-3、0-1)


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