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日本オリンピックアカデミー第203回コロキウムに出席。

前夜来の雨は、一日中降り続きました。久しぶりのまとまった雨でした。

雨がわたしを眠らせる。
こんな日は少し憂鬱になり、ベッドを離れるのが嫌になります。
雨の中買い物に行った以外は、夕方まで自宅で作業。

午後4時50分に家を出て、原宿の岸記念体育館に向かいます。
1964年に建てられた体育協会関係が集まって入っていたビルでしたが、2020年に外苑前に日本スポーツ協会プラザとして移転します。JOAアカデミーのコロキウムも、岸記念体育館での開催は今回が最終回の開催というわけで、大雨を押して出席してみました。

1階のスポーツマンクラブでの開催ですが、ここは懐かしい場所です。学生時代に尊師と仰いだスポーツ評論家の故川本信正先生のカバン持ちのようなことをしていた時期があり、柴田勝治さん、廣堅太郎さん、近藤天さん、田畑政治さん、古橋廣之進さんといった日本スポーツの推進者の方々の知己を得た所です。ここも今月いっぱいで閉鎖されるようです。お名残り惜しい。

さて、オリンピック・パラリンピックの映像を観ながら有識者と意見を交換するJOAコロキウムは、2002年のソルトレイクシティー冬季オリンピックの公式記録映画の前半を鑑賞しました。
監督は、記録映画の世界では有名なバド・グリーンスバン氏。1984年のロサンゼルス・オリンピックの映画は名作で、わたしも痛く感動した記録があります。その大会のスター選手や特筆する選手を取り上げてオムニバス方式で取り扱っていくのですが、その選手の大会前の姿や、個人的なインタビューを数多く使っていきます。おそらく、作品になっている数百倍の取材をして取捨選択をしているのです。無駄にした取材は無尽蔵だと思います。
その厳選された映像を繋げるわけですから感動しないわけにはいきません。目の付け方が違う面も大きいと思います。
作品は、聖火リレー、開会式から始まります。半年前にニューヨークで勃発した多重テロを想起した作り。ゼロポイントで発見された星条旗がフューチャされていました。聖火最終点火者は1980年レイクプラシッド・オリンピックのアイスホッケーで優勝した”ミラクル・オン・アイス”の選手たち。トランプ大統領が見たら大喜びしそうなアメリカン・ナショナリズムのオンパレード。
個人の取り上げは、まずバイアスロンのビョンダーレー(スウェーデン)。これは、あっさり短い。
次は、この大会で復活したスケルトンのラム・シュイ(アメリカ)。この競技は1924年と1948年のサンモリッツ(スイス)大会でのみ実施されており、シュイの父、祖父も出場しているという三代の物語。
3人目は、ヤニツァ・コステリッチ(クロアチア)。アルペン回転、大回転、複合の3種目で金メダルを獲得していますが、練習中の大けがを克服しての優勝。これまたケガの場面からリハビリ、入院時の映像まである物凄さ。彼女が金メダルを取っていなければ、全部お蔵入りになった映像です。
4人目はアイスホッケーのカナダの至宝グレン・グレツキー。彼はすでに現役引退していたわけですが、スタッフとしてカナダチームに参加しており、アイスホッケー王国の優勝を彼の目で追っていました。
今回の鑑賞はここまで。この続きは来月4日に新スポーツプラザでの開催での上映となります。

明日、循環器内科と内科クリニックの検診が重なっているわたしは、アフターファンクションには行かず失礼しました。

午後9時15分には帰宅。
夕食を済ませ、早めに床に就いたスポーツ三昧でした。


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サッカー関東女子リーグ、日テレ・メニーナvs.早稲田ア女戦とJFL東京武蔵野vs.松江戦を取材。

重苦しい梅雨空の1日。なんとか夕方まで天気は持ちましたが、夜に向けて雨がふる梅雨冷の1日で
した。
また、今年も齢を一つ重ねてしまいました。
薬師丸ひろ子さん、大久保嘉人さんなども今日がお誕生日です。
元気な体に産み育ててくれた両親に感謝!
私の父は47歳で亡くなっています。だから、それ以上の歳月は余分なものだと思っています。

さて目が覚めたら9時すぎ。大急ぎで朝のルーティーンを終え、自宅裏の早稲田大学グラウンドへ。
今日は、5月25日にヴェルディグラウンドで行われる予定だった関東女子リーグ第6節、日テレ・メニーナvs.早稲田大学ア式蹴球部女子の試合を早稲田のホーム・東伏見グラウンドで代替え試合として行われました。日程、グラウンドを調整しての末の開催です。
試合前、早稲田ア女作成のマッチデイプログラムが配布されました。それによると、この試合で早稲田ア女が勝てば、関東女子リーグ11連覇を目指している早稲田ア女は、首位で関東女子の前半戦を終えることが出来るようです。
ただ、若返りを図る早稲田ア女。教育実習で4年生の主力を欠く若いチーム。それに昨年の日テレ・メニーナ戦では、相手にボールポゼッションされ、試合の主導権を握られ、数少ないチャンスを決められ1-2の完敗(見ていて惜敗ではなく完敗だった)を喫しています。今年は、なんとかその轍は踏みたくないところでした。
勝点13で暫定2位の早稲田大学ア式蹴球部女子のスターティングラインアップは、GK鈴木(浦和レディース3)。DFブラフ・シャーン(スフィーダ世田谷ユース1)、船木(日テレ・メニーナ1)、黒柳(聖和学園2)、吉野(聖和学園1)。MF村上(十文字3)、高瀬(JEF千葉U-18・4)のダブルボランチ、右翼が並木(藤枝順心2)、左翼が松本(十文字3)、トップ下が高橋(日ノ本学園1)。FW廣澤(ノジマステラ神奈川相模原ユース1)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先、数字は学年。村上と松本が先週発表があった日本女子ユニバーシアード代表、船木と廣澤はU-19日本女子代表です。
対する勝点4、暫定7位(メニーナの場合、代表チームに選手を取られることが多いので参考になりません)の日テレ・メニーナの先発は、GK野田(パディFC)。DF柏村(FC中原)、後藤(ARTEえいあんSS)、坂部(ヴェルディ・ジュニア)、安積(富士見ケ丘少年蹴球団)。MFアンカー大山
ヴェルディ・ジュニア)、中盤右が岩﨑(芝南SC)、中盤左が眞城(パディSC)。FW右翼が松永(大沢FC)、左翼が伊藤(関前サッカークラブ)、トップが土方(新座片山FC少年団)。4:3:3の布陣です。(カッコ内)は前所属チーム。後藤と伊藤はU-19、U-17の日本代表。岩﨑はU-17日本代表。U-17代表の山本、松田、U-19の木下は不在でした。#24の眞城と#21松永は一際小柄で誕生日を調べたら松永は昨日誕生日で13歳、眞城は早生まれの12歳でともに中学1年生でした。若い選手でも積極的に上のカテゴリーで使うメニーナの姿勢には感服です。
審判団の仕切りが悪く、キックオフは予定より1分遅い11時1分(TBSラジオの時報で確認)、日テレ・メニーナが火ぶたを切ります。

開始早々から日テレ・メニーナはボールポゼッションを上げ試合の主導権を握ります。昨年に比べるとDFラインでボールを回すというより、縦にもスルーを入れてくる作戦。早稲田ア女は、そこをDFラインとボランチでパスコースを読みインターセプトを試みます。
早稲田ア女は、「専守速攻」を目指しており、まずは守りを重視、カウンターアタック狙いのリアクションサッカーで挑みました。まずは守りで小さな隙も作らないように慎重に戦います。
それでも、日テレ・メニーナは、眞城と松永にボールが渡ると二人の抜群のキープ力を起点に早稲
田ア女ゴールに迫ります。早稲田ア女は、彼女らがボールを持つと1人では対抗できないので2人で対処しました。そこで何とか潰すという形が続きます。
早稲田ア女のGK鈴木がパスをメニーナ選手に渡してしまうとんでもないミスがありましたが、コーナーキックに逃れて事なきを得ました。
虎視眈々とカウンターアタックを狙っていた早稲田ア女が、ようやく22分にチャンスを掴みます。素早くフロントコートにボールを運び右サイドから崩しました。高橋、並木、廣澤とパスを繋ぎ走りこんだ高橋がクロス、そのボールを受けたのは左サイドから走りこんだ松本、押し込んで先制します。してやったり、と言わんばかりのカウンター攻撃。日テレ・メニーナは、優勢のためか少しセーフティーの意識が足りませんでした。
先制されても日テレ・メニーナは攻めの方針を変えません。むしろ1点のビハインドにますます攻勢を強めます。
34分には自陣ゴールに身体を向けてボールをキープしていた早稲田ア女の松本がノンビリしすぎた隙をつき、ボールをスチールした日テレ・メニーナは素早くアタッキングサードにドリブルで入りクロス、大沢がシュートを放ちますが上にふかします。
35分にも日テレ・メニーナは右サイドにオーバーラップした柏村がクロス、土方がシュートしますが、これも上に外します。
畳み込むように37分、日テレ・メニーナは岩﨑が中央からドリブルシュート。枠に飛びません。
43分には右からのクロスを受けた安積が左中間からシュート。ボールは正確に枠を捉えましたが、早稲田GK鈴木がファインセーブを見せ、事なきを得ました。
こうした大ピンチを凌いだ早稲田ア女。ピンチの後にはチャンスが来ます。44分、メニーナCKのクリアボールからカウンタ―アタック、ボールを拾った松本が中央をドリブルで切り裂きます。日テレ・メニーナDFが必死の追走。なんとか2人のDFが追いつき間に合ったかと思った瞬間、松本は右にフォローした廣澤に一度パスをはたき日テレ・メニーナのゴール前に侵入。廣澤は強烈なシュートを放ちますが、メニーナGK野田がセーブ。そのリバウンドを松本が拾い落ち着いてシュートを決めました。再び狙い通りのリアクションサッカー。メニーナに攻めるだけ攻めさせておいてのリアクションは、まさに理にかなった絵にかいたようなカウンターアタックでした。
アディショナルタイムは1分5秒。ハーフタイムを迎えます。
前半のスタッツは、コーナーキックが7-1、フリーキックが3-0、シュート数は7-6。数字的には日テレ・メニーナが圧倒していますが、スコアは0-2。これがサッカーの面白いところです。

前半は、お互いの持ち味、意図通りの試合運びで選手交代なしで後半に臨みます。後半も日テレ・メニーナは、なかなかピッチに現れません。レフェリーは急がせているようですが、メニーナはマイペースでレフェリーの指示通りに動かず、またしても遅れての後半スタートです。
後半に入っても日テレ・メニーナは、ますますボールポゼッションを上げ早稲田ア女攻撃ゴールに迫ります。
6分、土方がシュート。早稲田ア女GK鈴木ががキャッチ。
11分、大山がバイタルエリアからシュート、GK鈴木がキャッチ。
12分、日テレ・メニーナの古川将大監督が先に動きます。DF安積を木村(日テレ・メニーナセリアス)に交代。木村をFW左翼に入れて、伊藤を左SBに下げました。
20分、FKから大山が直接ゴールを狙いますが、これもGK鈴木がキャッチ。
24分には、ペナルティエリア近くからのFKを大山がシュート、壁に当たったリバウンドを後藤がシュートしますが、わずかに右に外れます。
25分、岩﨑がシュート、GK鈴木がキャッチ。まさに日テレ・メニーナ怒涛の攻めです。
早稲田ア女も良く耐えました。虎視眈々とカウンターアタックの機会を狙うのですが、そのきっかけも作れません。もう1点奪えていれば駄目押しでした。
27分、日テレ・メニーナは早稲田ア女陣深くに逆襲で攻めシュート、GK鈴木がセーブしますが、こぼれ球を競った際に早稲田ア女DFの反則を誘います。レフェリー(関東女子リーグのHP公式記録にはレフェリー名の記載がありません。レフェリーの名前は残したほうが良いと思います)は迷わずフォイッスルを吹き、ペナルティスポットを指さしました。
このPKを柏村がきっちり決め、1点を返した日テレ・メニーナ。反撃の狼煙は上がりました。
ただ、メニーナは急ぐことはなく、「このまま攻めていれば残り15分間で絶対に追いつける」という確信があったのでしょう。真綿で早稲田ア女の首を絞めるように急がず攻め立てます。
29分、早稲田ア女の川上嘉郎監督(横浜緑が丘)も動きます。MF並木を阪本(大商学園3)に交代。
36分、メニーナは12歳ながら頑張ってきた眞城を樋渡(上北沢SC)に交代します。
38分、とうとうその時がやってきます。日テレ・メニーナは左サイドを木村がドリブルで切り裂き
クロス、中に詰めた土方が確実にシュートを早稲田ア女ゴールに押し込みました。2-2と試合は振り出しに戻ります。
ここからが本当の勝負。早稲田ア女も意地を見せます。40分、村上がバイタルエリアからシュート。メニーナGK野田がキャッチ。
43分にはメニーナは中央の岩﨑が右サイドの樋渡にパス、樋渡は早稲田ア女DFの裏に走り込みシュート、ゴール成ったかと思われたのですが、早稲田ア女のブラフ・シャーンが戻ってゴール寸前でクリア。逆転は許しません。
直後に早稲田ア女は、MF高橋に替えて荻原(常盤木学園3)をピッチに送ります。櫓の上から、
「荻原、点取ってこい」と声がかかります。
しかし、メニーナの攻勢は緩みません。アディショナルタイム表示は3分。
45+2分、メニーナは中央の大山が右サイドをオーバーラップした柏村にパス。柏村がドリブル、早稲田ア女ゴール前にラテラルなクロス。ファーサイドに走りこんだ土方が滑り込みますが僅かに間に合わず。早稲田ア女の心肝寒からしめるプレーでした。
アディショナルタイム3分7秒、タイムアップのフォイッスルが鳴りました。
公式記録のスタッツは、シュート数19-9、コーナーキック9-2、フリーキック6-2。スコアは2-2。日テレ・メニーナが圧倒していました。早稲田ア女、良く引き分けました。数字は便利ですが無力。
フランスでは女子ワールドカップが開幕していますが、速さ、高さ、強さでは劣るものの個人のテクニック、戦術などはワールドカップに勝るとも劣らない内容でした。高倉麻子にも見せたいほどのサッカーでした。
このクラスでのクォリティーの高さから、選手層の薄さは気になるものの、将来の日本女子サッカーは明るいと言わざるを得ません。
勝点1ずつを分け合った両チーム。早稲田ア女は勝点を14に伸ばして群馬ホワイトスターに並びましたが、得失点差で2位。ホームでの直接対決が残っている(6月30日、ここまでホワイトスターはア
ウェーに弱い)ので逆転は可能です。現在、2部降格圏内の日テレ・メニーナにとっても貴重な勝点1になったと思います。
後期は6月23日にスタートします。今日の試合の決着をつけるべく早稲田ア女とメニーナの再戦も7月28日に予定されています。刮目して待ちたいと思います。

試合の余韻を楽しむ余裕もなく自転車で武蔵野陸上競技場を目指します。午後1時キックオフでJFL第10節、東京武蔵野シティFC vs.松江シティFC戦が行われました。
競技場に着くころ、キックオフのフォイッスルが鳴りました。
報道受付で、
「すいません、遅れて」と言ってADカードを受け取り、おっとり刀で記者席へ。なんと後藤健生さんがいらっしゃる。
「この試合が終わってから仙台に行くんですか?」と問うと、
「いや、行かない。この試合の方が面白そうだから」と一流のジョークでかえしてくださいました。
JFLは第9節を終えてソニー仙台が勝点20でトップ。2位がHonda FCで東京武蔵野シティが勝点18で3位です。上位2チームは企業クラブのアマチュアでJリーグを目指していません。つまり現在J3レースの先頭を走っているのが東京武蔵野シティです。
開幕2連勝で好スタートを切った東京武蔵野。そのあと上位対決で3連敗しましたが、その後4連勝。特に前節、一時首位に立っていたFCマルヤス岡崎をアウェーで(しかも苦手の土曜日開催)2-1と競り勝ち「奇跡ですよ」(池上寿之監督談)というほど好調です。
一方の松江シティーは、開幕以来勝ち星なしの勝点3で最下位。今年、地域リーグから上がってきた新興です。ホームで絶対に勝たなければならないチームでした。

東京武蔵野シティFCのスターティングラインアップは、GK臼井(流経大柏)。DF大竹(流経大柏)、金守(四日市中央工)、寺島(流経大柏)、金井(鹿島学園)。MF岩田(川崎U-18)、高(尚志)のダブルボランチ、右翼が本田(新潟工)、左翼が水谷(暁)、トップ下が澤野(横浜創英)。FW石原(市立船橋)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。
対する松江シティFCの先発は、GK船川(アミーゴス鹿児島U-18)。DF田中優(四日市中央工)、石津(広島ユース)、筒井(葛飾野)、長谷川(高崎経大付)。MF酒井(草津東)、田中謙(大社)のダブルボランチ、右翼が佐藤(札幌光星)、左翼が礒江(鳥取U-18)、トップ下が宮内(YSCC U-18)。FW中井(東海大五)。4:2:3:1の布陣です。
午後1時、先立圭吾レフェリーの笛で東京武蔵野のキックオフで試合開始。

続く

[結果]
関東女子リーグ第6節
日テレ・メニーナ 2-2 早稲田大学ア式蹴球部女子(前半0-2)

日本フットボールリーグ第10節
東京武蔵野シティFC 1-1 松江シティFC(1-0)

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アイスホッケー関東大学選手権、Cグループ決勝リーグ武蔵vs.千葉戦を取材。

6月に入って2回目の週末ですが、梅雨入り後は初めてのウィークエンド。
朝から高温多湿の1日(昨日ほどではありませんが)。

とりあえず朝のルーティーン(検温・血圧測定、朝食、投薬)を済ませ、二度寝。グダグダしてしまいます。
10時ころ起きてネットサーフィン。
YouTubeを検索したら、昨年カンヌ映画祭でパルム・ドールを獲得した「万引き家族」が無料で視られるソフトを発見。2時間あまり、たっぷり鑑賞。アカデミー賞外国作品賞は受賞できなかったのですが、その理由が良く分かりました。でも、現在の日本社会の問題点を焙り出した秀作でした。

午後3時30分過ぎ、近所のDyDoドリンコアイスアリーナへ。残り2日になった関東大学アイスホッケー選手権Cグループ、決勝リーグ第2戦、武蔵vs.千葉戦を取材します。
すでに先週末に第1戦の順天堂vs.武蔵戦が行われており、1-1の引き分けでPSSを行い武蔵が勝者扱い(記録上は1-2になる)、勝点2を獲得しました(順天堂は勝点1)。今日、武蔵が千葉を破れば、明日の順天堂vs.千葉戦を残して優勝が決まってしまいます。千葉がが優勝するためには、2日間2連勝しなければなりません。興味ある一戦になりました。

ランク33位、オールメンバー15人の武蔵のスタメンは、GK石川皓(墨田川4)。DFシオ井(墨田川4)、細川(与野3)。FW石川和(渋川4)、高倉(石神井1)、泉(駒場東邦3)。
対するランク39位、オールメンバー13人の千葉の先発は、GK谷(仙台育英3)。DF大西(観音寺第一4)、武田(仙台第二3)。FW附田(八戸3)、鈴木(千葉日大第一3)、大橋(栄東3)。

両チーム慎重な立ち上がり。
優勝を意識してか武蔵の動きが硬くて動きがぎこちない
逆に勝たないと優勝がない千葉の動きが素晴らしい。高い位置からフォアチェックに出ます。
4分22秒、千葉の鈴木が勢いあまってボーディングの反則を犯します。ミスコンダクト・ペナルティーで10分間の退場。2分間退場は大橋がペナルティーボックスに入り代行します。
武蔵はパワープレーのチャンスでしたが、これを生かせません。
試合は均衡を保ったまま1ピり終盤に向かい、スコアレスのまま終了かと思われた14分39秒、バイタルエリアから野村(広尾3)がすスラップショット。千葉GK谷がセーブしますが、リバウンドを坂本(小金井北3)が押し込んで武蔵が先制します。
そのまま1ピり終了。シュート数は13-8と武蔵がリード。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピりオッド開始。
開始早々の36秒、千葉の守りの集中力が整う前に武蔵が速攻。石川和のアシストで泉がゴール。2-0として試合の主導権を握ります。
反撃に出たい千葉でしたが、6分51秒に千葉の平松(静岡2)がフッキングで2分間の退場。ショートハンドになってしまいます。が、7分9秒に武蔵の野崎(川越東3)がインターフェアランスの反則で2分間退場。武蔵のパワープレーは18秒で終了。4 on 4になってしまします。
このシチュエーションで8分37秒に武蔵はカウンターアタック、石川和からのパスを受けた高倉が自陣でドリブル、千葉GK谷と1対1となってシュート。3-0とリードを広げます。
そして9分17秒、ペナルティータイムが終わった野崎がボックスから氷上に戻ったところに坂本から絶妙なパスが出ました。野崎はドリブルで千葉ゴールに突進、確実にパックを千葉ゴールに流し込みました。4-0。これでほぼ勝負は決まりました。
11分11秒にも武蔵はパックをスチール、ゴール成ったかに見えましたが、これはインクリーズでのシュートと武蔵ゴールは取り消されました。千葉は、ここで一息つくためタイムアウトを取ります。
13分7秒、武蔵の高倉がチャージングの反則で2分間退場。千葉、パワープレーのチャンスを迎えますが生かせず、第2ピりオッドは終了します。シュート数は17-5と武蔵が大きくリード。

12分間の整氷インターバルの後、第3ピりオッド開始。
なんとか一矢を報いたい千葉ですが、武蔵は大量リードですっかり余裕を持ってしまいました。
2分27秒、石川和のアシストで野村が右45度遠目からシュート。これが決まって5-0。
武蔵は3分28秒と7分9秒に泉が反則を犯しペナルティーボックスに2度入りキルプレーを迎えますが、千葉はこれを生かせません。千葉の選手は体幹が弱いのか、身体接触をするたびに体勢が崩れてプレーできませんでした。秋シーズンにかけて、体幹トレーニングが必要かと思われました。
5分29秒、武蔵はタイムアウトを取る余裕を見せ、悠々と逃げ切りました。
GK石川皓は大事な試合で千葉を完封。優勝に花を添えました。午後5時56分、タイムアウトのブザーが鳴りました。スティック、グラブ、ヘルメットを放り投げ優勝を喜ぶ武蔵。
おめでとうございます。
総シュート数は46-17。妥当な結果であったと思います。明日の千葉vs.順天堂戦は2位決定戦位なってしまいました。

6時16分過ぎに帰宅。夕食を済ませ普通に就寝したスポーツ三昧でした。

<了>

[結果]
武蔵 5-0 千葉(1-0、3-0、1-0)



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梅雨入りの日、サッカー日本ユニバーシアード代表が発表。

午前中から激しく雨が降り始めました。
ずいぶん気を持たせましたが、ようやく関東甲信越地方は梅雨入りの発表です、

昨日同様、ネットサーフィンをしていると、サッカー協会広報からメールが入ります。
昨日の女子に続き、今日は男子のユニバーシアード日本代表の発表がありました。
以下の通りです。

[スタッフ]
監督  松本 直也(桃山学院大)
コーチ 小井土 正亮(筑波大)
    的場 千尋(福山大)
GKコーチ 吉田 明博(高松大)

{選手]
GK 12 阿部 航斗(筑波大4・新潟U-18)
   1 オビ・パウエルオピンナ(流経大4・JFAアカデミー福島)

DF 4 田中 俊汰(大阪体育大4・履正社)
   2 中村 帆高(明治大4・日大藤沢)
   5 山川 晢史(筑波大4・神戸U-18)
  15 木村 武楊(流経大4・流経大柏)
  3 山原 玲音(筑波大2・JFAアカデミー福島)
  17 角田 涼太朗(筑波大2・前橋育英)

MF 8 森下 龍矢(明治大4・磐田U-18)
   7 三苫 薫(筑波大4・川崎U-18)
  14 紺野 和也(筑波大4・武南)
  11 金子 拓郎(日本大4・前橋育英)
  18 山本 悠樹(関西学院大4・草津東)
   6 高嶺 朋樹(筑波大4・札幌U-18)
  16 明本 孝浩(国士舘大4・栃木ユース)
  20 児玉 駿斗(東海学園大3・中央学院)

FW 19 林 大地(大阪体育大4・履正社)
   10 旗手 玲央(順天堂大4・静岡学園)
   13 小泊 剛(明治大3・大宮ユース)
   9 上田 (糸へんに奇)世(法政大3・鹿島学園)

以上20名。(カッコ内)は所属大学と学年・ユース年代の所属先。高体連出身者が11人、クラブ出身者が9人です。
男子は、3チーム4グループに分かれリーグ戦を戦い各グループ上位2チームが準々決勝に進みます。日本はDグループでアルゼンチンとロシアと戦います。

男子を記したので、昨日発表のあった女子も記さないと不公平ですね。女子は下記の通り。

[スタッフ]
監督  望月 聡(びわこ成蹊スポーツ大)
コーチ 藤谷 智則(姫路独協大)
コーチ/テクニカル 田代 久美子(山梨学院大)
コーチ/総務 管野 博子(東北公益文科大)
GKコーチ 田中 龍哉(徳山大)

[選手]
GK  1 福田 まい(日体大3・藤枝順心)
   18 米澤 萌香(帝京平成大2・日ノ本学園)

DF  2 工藤 真子(慶應義塾大4・日テレ メニーナ)
   13 東 菜月(徳山大4・秀岳館)
    5 常田 菜那(東洋大3・大商学園)
    4 石田 菜々海(帝京平成大3・常葉学園橘3)
    3 久保 真理子(東洋大3・浦和ユース)
   12 関口 真衣(日体大2・成立学園)

MF  14 興津 礼菜(日体大4・藤枝順心)
    6 今田 怜那(大阪体育大4・作陽)
   10 今井 絵里奈(日体大4・浦和ユース)
   16 原 優香(姫路独協大4・日ノ本学園)
    7 茨木 美都那(日体大3・JFAアカデミー福島)
   15 鈴木 日奈子(山梨学院大3・常盤木学園)
   20 村上 真帆(早稲田大3・十文字)
   19 松本 菜奈加(早稲田大3・十文字)
    8 千葉 玲海奈(筑波大2・藤枝順心)

FW  17 小山 由梨奈(山梨学院大4・JEF千葉U-18)
    9 大内 梨央(東洋大3・常葉学園橘)
   11 今田 紗良(帝京平成大2・藤枝順心)

以上、選手20名。6月23日から27日まで静岡県・時之栖グラウンドで出発前直前合宿。6月28日にフランクフルト経由でナポリ入り。7月2日にイタリアと7月6日にアメリカと対戦。グループリーグの結果によって順位決定戦を7月8日、10日、12日に試合を行います。

連続出場は男子の三苫と旗手、女子の工藤の3人です。
男女いずれも強硬日程の大会。2プラトンシステムで戦うことになるでしょう。
男子は二連覇を、女子は初の金メダルを目指します。

2015光州、2017台北と2回連続で取材したスポーツ三昧。今回は、残念ながら取材に行けません。初の男女アベック優勝を祈りたいと思っています。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>


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ユニバーシアードのサッカー女子代表が発表。自宅でネットサーフィンの1日。

梅雨前の最後の晴れの日。気温は10日ぶりに30度越え。蒸し暑い。

今日は特に取材の予定なし。
終日、自宅でネットサーフィンを楽しみました。

JFA広報からお知らせが一通。
来る7月3日からイタリアのナポリで開催される第30回夏季ユニバーシアードの日本女子代表のメンバー20人が発表されました。
監督は2011女子ワールドカップで世界一になったときの日本女子代表コーチで今回でユニバー代表3回連続で監督を務める望月聡(守山→大商大→浦和レッズ、現びわこ成蹊スポーツ大)氏。1983年に日本高校選抜のオランダ・西ドイツ遠征でご一緒した(もちろん彼は現役選手、わたしは帯同取材)仲間です。前々回の光州大会は3位、前回台北大会は2位。今回は金メダルを狙います。
選ばれたメンバーについてはJFAのHPを参照してください。早稲田ア女からは、MF村上(十文字3)と松本(十文字3)の2人が選ばれました。前回、台北で取材した慶應義塾ソッカー部の工藤真子(日テレ・メニーナ4)も選ばれました。彼女は望月監督のお気に入り(もちろんプレーヤーとして)ですので連続で選ばれると思っていました。前回は、早稲田ア女から8人の選手が選ばれ、そのうち7人がレギュラーというチームでした。今回は日体大の選手が多く選ばれているようですが、それでも5人です。
まあ、望月監督も3回目の挑戦。今回は「三度目の正直」となるよう、期待しています。

さて昨今、YouTubeとかTVer(民放テレビポータルサイト)のソフトの充実ぶりは目が見張るものがあります。
直近のドラマとか、ほとんどの主要番組は見ることが出来ます。録画のし忘れとかまったく問題ない。

YouTubeでも多くのソフトをカバーしています。
先日無料で視聴した「二百三高地」は、有料の300円で視聴できるソフトの他に無料のものがありました。今日は、一般公開から半年の「コードブルー 劇場版」も視られました。中国語版にですが、字幕が下にはいるだけで、音声は日本語ですので、全く問題なし。これは映画「日本の一番長い日」なども同じように無料で見られます。
テレビの「ワイドなショー」(フジテレビ)なんかはオンタイムで視られます。むしろYouTuberが上げた個人物の編集したソフトが面白い。これは違法ギリギリなソフトですが、放送局も宣伝の一環で目をつぶっているようなところがあるのでしょう。
スポーツのソフトも豊富です。
オリンピック、ユニバーシアード、アジア競技大会などは開閉会式はフルで視られます(アナウンスが英語ですが)し、ダイジェストなら、かなり競技も観戦できます。
もう家庭でVTRを録っておく必要はありません。最近では、アジア競技大会あたりでも開会式の放送は無いので、これは心強いです。
さきほど話題にしたナポリ・ユニバーシアードも日本ではテレビ放送の予定はないのですが、FISU(国際ユニバーシアード委員会)が製作したソフトが、ほぼネットで流されると思います。ライブ同時に日本で見られると思います。

こういったことは、数年前では考えられなかったことですね。
最近は、わたしも閑があればYouTubeで北朝鮮の歌だの、ひろしの芸を総集編で視たりしています。
そんなことをしていると1日が過ぎるのがあっという間です。

そんなスポーツ三昧でした。


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サッカー大学対抗ジュニアリーグ第6節、早稲田vs.明治学院戦を取材。

朝起きてPCを広げてびっくり。南海キャンディーズの山里亮太さんと女優の蒼井優さんが婚姻届けを出したそうです。蒼井優という女優については「フラガール」の演技くらいしか知らないですが、いわゆる”美女と野獣”のカップルですね。人間自らが諦めたらあかんな、という感じです。

梅雨入りは、なかなかやってきません。多分、今週金曜日あたりに一気に東北地方まで入ると予想されています。まあ、いやな季節ですね。

午後、野暮用で田無の市役所へ出向き、いろいろと所用を済ませ自宅裏の早稲田大学東伏見グラウンドへ。
第29回大学対抗ジュニアリーグ戦第6節、早稲田大学ア式蹴球部vs.明治学院大学体育会サッカー部戦を取材します。
ここまでトップ、セカンドチームは不振の早稲田ア蹴。ジュニアだけは好調で、ここまで3勝1分け1敗の勝点10で暫定3位。今日対戦する明治学院は、トップは東京都大学リーグ1部の現在3位。ジュニアは勝点6の4位です。
前節、早稲田ア蹴は1年生だけで最下位の東京経済大に挑みましたが、若さを露呈。1-4で一敗地に塗れました。今日は出場しているメンバーを見るとベストに近い布陣(リーグ規定で直近の公式試合に45分以上出ている選手は出場できない)。やる気を感じさせます。楽しみな一戦になりました。

早稲田大学ア式蹴球部のスターティングラインアップは、GK千田(横浜FMユース3)。DF清水(京都橘3)、工藤(日大藤沢3)、坂本(横浜FMユース3)、大里(鹿島ユース4)。MF千葉(鹿島ユース4)、山﨑(松本山雅ユース3)のダブルボランチ、右翼が倉持(桐蔭学園2)、左翼が中園(早稲田実4)、トップ下が田部井(前橋育英2)。FW宮脇(早稲田実2)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。数字は学年。
対する明治学院大学体育会サッカー部の先発は、GK牛越(AC長野バルセイロU-18・1)。DF森田(前橋育英2)、島津(桐蔭学園4)、谷本(ルーテル学院3)、峯崎(前橋育英1)。MF河崎(流経大柏3)、関(日大藤沢3)のダブルボランチ、右翼が杉澤(東京ヴェルディユース2)、左翼が天本(静岡学園3)。FW山口(幕張総合3)、塩澤(桐蔭学園3)。4:4:2の布陣です。
予定より5分早く午後3時55分(文化放送のラジオで確認)、吉永涼レフェリーがフォイッスルを吹き早稲田のキックオフで試合開始。日本代表戦が試合後にあるため予定より早めたのでしょうか。

キックオフ早々からホームの早稲田が攻め込みます。DFラインからボールポゼッションを高め、簡単に蹴りこんで攻めるというサッカーを封印。理づめに明治学院陣アタッキングサードに入っていきます。
明治学院の選手は、ユース年代の所属先をみても、けっこうサッカーの強豪チーム出身選手が多く、思っていた以上に個々のスキルは高いようです。トップ2人をハーフェラインに残し、MFをフラット気味にして早稲田の攻めるスペースを狭め、早めにプレッシャーをかけていきます。
15分、早稲田の宮脇がシュートしますが上に外します。
18分にも右サイドから倉守がアーリークロス、ファーに詰めた中園がヘディングシュートを放ちますが、上に外します。
直後。明治学院がカウンターアタック。関がドリブルで左からバイタルエリアに持ち込みシュート。正確に枠に飛びましたが、早稲田GK千田がファインセーブを見せ弾き出し事なきを得ます。
44分、早稲田は右から崩しゴール成ったかに見えましたが、惜しくもオフサイドの判定。
45+1分には左からのクロスをドンピシャのタイミングでゴール前に詰めた田部井がヘディングシュートしますが、GK牛越の正面に飛びキャッチされます。
この後、アディショナルタイム1分3秒、ハーフタイムに入ります。

ハーフタイムで早稲田は11人全員を総取っ替え(ジュニアリーグは本来交代枠は7人ですが、レフェリーと相手チームが了解すれば、あらかじめ登録しているリザーブメンバーは何人でも交代できる)。GK山田(浦和ユース3)。DF大西(浦和ユース2)、西前(町田ユース3)、川野(栃木SCユース2)、阿部(ガンバ大阪ユース3)。MF山下(柏U-18・1)、丹羽(ガンバ大阪ユース1)のダブルボランチ、右翼が水野(大津1)、左翼が柴田(湘南ユース1)、トップ下が鈴木俊(早稲田実1)。FW鈴木郁(FC東京U-18・1)。
明治学院は、選手層が薄いのかアウェーという事でリザーブ選手は1人だけ。前半と同じメンバーで後半に臨みます。

早稲田の攻撃がアグレッシブになりました。
7分、明治学院は唯一のリザーブ選手の山岡(藤枝明誠1)をMF杉澤に替えてピッチに送ります。
立ち上がりは、なかなかシュートが枠に飛ばなかった早稲田でしたが、フリーキックで試合が動きます。こうした膠着状態を打ち破るのは、やはりリスタート。12分、ペナルティエリア外のFKを阿部が直接ゴール、均衡を破りました。
畳み込むように14分、左からのクロスを鈴木俊がゴール。2-0とします。
この後、早稲田の気持ちが緩んだのか、2点を追う明治学院が短時間でしたが攻め込む時間が生まれ早稲田DFがペナルティエリア内で反則。このPKを関が決めて明治学院が1点を返し、勝負の興味を終盤まで繋ぎます。
19分ころ、櫓の上で試合を見ていた早稲田の外池大亮監督(早稲田実)から指示が出ます。選手交代ではなくポジション変更の指示でした。
「左SB阿部を中盤右翼に、右翼に居た水野を左翼に回し、柴田をボランチに、丹羽をトップ下に上げ、鈴木俊が左SBに入れ」と大きくテコ入れ。
この変更によって、しばらく早稲田の攻めがぎくしゃくしました。明治学院も必死に守り、1点差のまま終盤に入ります。
ようやく41分、ポジションチェンジが機能しだします。早稲田は右サイドから崩し強烈なシュートをGK牛越がセーブしますが、跳ね返ったボールが中央で待ち受けていた早稲田・鈴木郁の前に。鈴木郁は易々と頭で押し込み決定的な3点目を挙げます。
この1点に気落ちしたのか、明治学院の守りでの集中力が切れてしまったようでした。畳み込むように早稲田は42分、山下がゴール、4-1。駄目押し点でした。
明治学院も最後まで勝負を諦めず攻めます。45分、早稲田陣ペナルティエリア近くのFKを峯崎が直接ゴールを狙いましたが、早稲田GK山田がキャッチ。
ロスタイムは3分表示。45+2分にフワリト上がったループのスルーを追った丹羽がシュート、GK牛越がセーブしますがリバウンドを鈴木郁がシュート、5-1としました。
アディショナルタイムは3分6秒、タイムアップを迎えました。

後半、明治学院の運動量が衰えたこともあり、早稲田の攻撃が炸裂。課題の攻撃力にも目途が立ったような気もします。
これがトップやセカンドチームにも波及すればよいですね。
今週末から、リーグ戦が中断。大学トーナメントに入っていきます。

買い物をして帰宅したら、ちょうど日本代表vs.トリニダード・トバコ戦がが始まりました。
日本代表のスターティングラインアップは、GKシュミット・ダニエル(東北学院)。DF畠中(東京ヴェルディユース)、昌子(米子北)、富安(福岡U-18)。MF守田(金光大阪)、柴崎(青森山田)のダブルボランチ、右翼が酒井宏(柏U-18)、左翼が長友(東福岡)。トップ下右が堂安(ガンバ大阪)、左が中島(東京ヴェルディユース)。FW大迫(鹿児島城西)。3:4:2:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。高体連出身者が6人、クラブ出身者が5人です。
しかし、これまで4:2:3:1の布陣で戦い、2列目の堂安、中島、南野(セレッソ大阪U-18)の三人で確立されていた形を崩して、なんで3バックにしたのか? 不思議です。
結局、試合は25本のシュートを放ったもののスコアレスドローで終わります。そして久保建英(FC東京)を呼んでおいて(放送したフジテレビも相当煽っていました)ベンチにも入れなかった森保監督(日大長崎)の采配も疑問です。
いくら重要な試合を控え本気モードだったとはいえFIFAランク93位のトリニダード・トバコにホームで勝てない(無得点)というのは情けない。
これでは、コパ・アメリカも期待できそうもないですね。ちょっとがっかりしたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]

早稲田大学ア式蹴球部 5-1 明治学院大学体育会サッカー部(前半0-0)


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サッカーU-20ワールドカップ、ラウンド16日韓戦で敗北した日本代表を思う。

天安門事件から30年の今日。
あの事件の翌年、北京アジア競技大会取材のため天安門広場を訪れたことがあるので感慨深い。

週末から月曜日にかけて過度なサイクリングをしました。
すこしお疲れぎみなので、今日は自宅に籠って作業をしておりました。

深夜、ポーランドで行われているサッカーU-20ワールドカップ決勝ラウンドベスト16の試合で、日韓戦があったようです。そして、日本は韓国に0-1で惜敗したようです。
2年前、韓国で開催されたU-20ワールドカップは、取材に行ったスポーツ三昧。その時は、日本人選手は個々人のテクニックもあり、性格的にも従順な選手が多く、チームとしてのクォリティーの高さは感じたものの、リーダーシップを取れる選手がおらず、練習中もほとんど声が出ないチームでした。
今回のチームの試合はみていないので、なんとも言えませんが、結果的には2年前と同じで終わってしまいました。

昔、日本高校選抜でご一緒した影山雅永さんが監督を務めているチームです。頑張ってくれればいいがな、と思っていましたが、またしてもベスト8進出を阻んだのは韓国。
数字だけ見ると、ボールポゼッションは日本が60%(前半は72%だったとか)、総シュート数でも韓国を上回りながら0-1の惜敗。
しかも後半5分に郷家のゴールで先制したと思ったのにVARで取り消され(宮代オフサイドの判定)、後半39分にDF菅原のミスでゴールを奪われ、崔宗がクロス、呉世勲にヘディングシュートを決められての惜敗だそうです。残り6分間では反撃は難しかったでしょう。

今回のU-20日本代表、久保(FC東京)、安部(鹿島)、GK大迫(広島)らをフル代表のために抜かれ、AFC U19選手権で優勝したメンバーのうち橋岡(浦和)、GK谷(ガンバ大阪)らは負傷で離脱。大会中にも負傷者が多数出て、必ずしも完璧な状態ではなかったようですが、それでも「ライバル韓国には絶対に負けない」という気概が足りなかったようです。
2002年くらいから、サッカーを取り巻く環境は、韓国よりも日本の方が遥かに勝っているように思っています。それでも実際に戦ってみると韓国には勝てない。とくにU-20の年代は、大きく負け越している(フル代表も同じですが)。昨年のアジア競技大会も決勝でU-21日本代表は韓国に敗れています。メンタル的に弱いです。サッカーは身体的な接触もあります。気持ちで負けないことが大切ですね。

影山君にはご苦労様でした、と伝えたいですね。

深夜、テニスの全仏オープンで錦織がナダルに完敗を喫しました。クレーコートに強いナダルに全仏で勝つのは至難の業ですね。1-6、1-6、3-6ですからね。
まあ、テニス全仏オープンはテレビ東京が地上波で中継してくれたからよかったけど、サッカーはUEFAチャンピオンズリーグ決勝もU-20ワールドカップも地上波の放送ななし。DZON、J-スポと契約しないと視られませんでした。
なんとかサッカー協会のご指導で、地上波しか見られない普通のファンの人にも視られるようにして欲しいものです。

そんな事を考えているスポーツ三昧でした。

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陸上競技マラソン グランド チャンピオンシップ出場選手発表会見を取材。

南九州まで梅雨入りしている日本列島。
今日も東京地方は晴れたり曇ったり。風があるせいか、意外と過ごしやすい1日でした。

雨が降らなかったので、久しぶりに都心までサイクリング。
御成門のベルサール御成門タワー4階で開催された9月15日に行われるMGC出場選手発表会見に行ってみました。

完成まで半年と迫った新国立競技場の脇を走り、六本木を通過して東京タワーの真下を通って御成門へ。
4階の大会議室には200人を超えるメディア関係者が集いました。
まず、日本陸連を代表して尾縣貢専務理事が挨拶。
VTRで男子31人、女子12人の出場選手が映像で紹介されました。
瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーが男子、女子それぞれにレース展開を予想しました。瀬古氏は、
「男子は半数ぐらい、女子は10人くらい30kmまで一団となって進み、最後の登坂で決着がつくのではないか」と大まかに予想していました。
男子のスタートは8時50分、放送はTBSが担当。解説は高橋尚子さん。女子のスタートは9時10分で放送はNHKが担当。解説は野口みずきさん。二人が登壇し抱負を述べます。
そのあと、出場選手を代表して”元祖やまのかみ”の神野大地選手が登場して挨拶。
瀬古、高橋、野口、神野の4人でトークセッション。質疑応答。
最後に強化委員会 長距離・マラソンディレクターの河野匡委員がマラソンニッポンの強化策を話しました。
最後は、フォトセッション、囲み取材があり、1時館30分の会見は終了しました。

なお、参加選手は下記の通り。
男子
村澤明伸、大迫傑、上門大祐、竹ノ内佳樹、園田隼、設楽悠太、井上大仁、木滑良、宮脇千博、山本憲二、佐藤悠基、中村匠吾、岡本直己、谷川智浩、大塚祥平、中本健太郎、藤本拓、服部勇馬、福田穣、橋本崚、岩田勇治、堀尾謙介、今井正人、藤川拓也、神野大地、山本浩之、河合代二、高久龍、荻野皓平、一色恭志、鈴木健吾
女子
前田穂南、松田瑞生、安藤友香、関根花観、岩出玲亜、野上恵子、鈴木亜由子、小原怜、福士加代子、上原美幸、前田彩里、一山麻緒

なお、ドーハ世界陸上に出場する選手(川内優輝)はMGCには出ません(補欠の河合代二は選択が可能)。

三田、渋谷を経由して帰宅しました。

夜は、テニス全仏オープンを見たり、YouTubeで「二百三高地」を視たり。

そんなスポーツ三昧でした。

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サッカー関東女子リーグ早稲田vs.東洋戦とアイスホッケー関東大学選手権2試合を取材。

6月最初の日曜日。
「ビューティフルサンデー」です。

サッカーJ2の開催日ですが、関東大学アイスホッケー選手権も残すところ3日間。その取材を優先するため東伏見近辺のスポーツを見ることにしました。

まず10時すぎ自宅を出て、裏の早稲田大学グラウンドへ。
不滅の11連覇を目指す早稲田大学ア式蹴球部女子の関東女子リーグ第7節を取材しました。
ここまで早稲田は5試合を消化して3勝1分1敗の勝点10(第6節の日テレ・メニーナ戦は来週に延期)で暫定2位です。トップの群馬FCホワイトスターが好調のため優勝のためには、もう1敗も許されません。対する昨年度2位の東洋大はチームが若返り中で1勝3分2敗とやや不調。早稲田に勝って上位をめざしたいところでした。
早稲田大学ア式蹴球部女子のスターティングラインアップは、GK鈴木(浦和ユース3)。DFブラク・シャーン(スフィーダ世田谷ユース1)、黒柳(聖和学園2)、船木(日テレ・メニーナ1)、吉野(聖和学園1)。MF高瀬(JEF千葉U-18・4)、中條(JFAアカデミー福島4)のダブルボランチ、右翼が高橋(日ノ本学園1)、左翼が松本(十文字3)。FW村上(十文字3)、廣澤(ノジマステラ神奈川相模原ユース1)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。(カッコ内)は前所属チーム。数字は学年。鈴木、村上がユニバーシアード代表候補。中田(日ノ本学園4)はベンチに入っていません。
対する東洋大学体育会サッカー部女子の先発は、GK川西(帝京長岡1)。DF出来村(飛鳥2)、久保(浦和ユース3)、林(大商学園2)、山幡(常盤木学園4)。MF山本(ちふれASエルフェン埼玉マリ1)、鈴木(JFAアカデミー福島1)のダブルボランチ、右翼が北川(常盤木学園1)、左翼が佐々木(花咲徳栄2)。FW高岸(ちふれASエルフェン埼玉マリ2)、牛久保(作陽2)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。ユニバーシアード日本代表候補が3人いますが、常田姉妹はベンチスタート。スタメンはDFの久保だけです。
11時、早稲田ア女のキックオフで試合開始。

早稲田ア女も有望新人を多数迎え若返りの最中。U-19日本代表のGK近藤(JFAアカデミー福島1、試合後のトレーニングマッチには出場)、DF船木、FW廣澤の3人、慶應義塾ソッカー部に双子の姉妹がいるDFブラーフ・シャーン、DF吉野などフレッシュマンを積極的に起用していますが、昨年ま
での大黒柱の点取り屋・河野朱里(藤枝順心→INAC神戸レオネッサ)が抜け、フォーメーションも変えてきており、まだまだチーム力が安定するところまで行っていません。得意としていた4:2:3:1の前方左右のオープンスペースをトップの河野が流れて2列目から選手がオーバーラップする形から典型的な2トップに移行中。DFラインからポゼッションしてゲームを作る基本姿勢は変わりませんがアタッキングサードに入ってから相手陣形を崩す形うが確立されていないようです。
それでも試合を押し気味に進める早稲田ア女、6分に右中間でフリーになったニューカマーの高橋がミドルシュート。惜しくもクロスバーに阻まれます。
東洋は、堅い守りから一度中盤で両翼に開きチャンスメイク、度々アタッキングサードに入ってシュートまでいきますが、シュートに精度がありません。若い早稲田ア女DE陣も最後は身体を張ってシュートをブロックしていきます。
34分には右から崩して高岸がシュートしますが、クロスバーに跳ね返ります。
37分、逆に早稲田ア女は、中盤で東洋ボールをカット、拾った廣澤が長躯ドリブルしてシュートしますが、GK川西の正面に。
45分には東洋が早稲田DFの信じられないようなパスミスをカット、、牛久保が主0-としますが、GK鈴木がキャッチし事なきを得ます。
アディショナルタイムは4秒、ハーフタイムに入ります。

前半を見ての印象ですが、東洋の戸田悠吾監督の行き過ぎたコーチングが気になりました。2シーズン前、秋の関東女子大学リーグで0-4で早稲田に完敗を喫した東洋。年末年始のインカレでの再戦では0-1と善戦したのを見て、戸田監督を激賞したのを憶えています。今日は敢えて苦言を呈すると、試合開始早々から最後までコーチングのし過ぎ。選手への指導は、試合前に選手を送り出すまでで良いと思います。前半も後半もピッチに出てくるのも遅いし(早稲田ア女は整列しているのになかなか円陣を解かずレフェリーに早く出るように即されたり、整列してからも選手の中に指示出しをしたり。もう少し選手を信頼できないものか。試合中も怒鳴りっぱなし。応援に来ていた東洋の選手の家族からも失笑がでるほど。まるで小学生の少年サッカーでたまに見られる情景でした。
あれでは選手の自主性は伸びない。トレセンなどで、たまに問題になりますが過度のコーチングの行き過ぎは選手の判断力を育てないと思います。東洋には、久保、常田姉妹と3人のユニバーシアード代表候補がいますが、戸田監督が居ないとき、果たして指示なしで動けるのかどうか疑問です。
閑話休題。

後半も両チーム、同じイレブンで試合に臨みます。
4分、早稲田ア女は自陣からのフィードを受けた村上がドリブルで前進、ペナルティエリア付近で右にボールを運び右にフォローしてきた廣澤にパス、廣澤がシュートしますが右に外れます。
10分にも東洋DFのクリアミスを拾った廣澤、シュートしますがGK川西がキャッチ。今日の廣澤、チャンスを生かし切る力を発揮できません。
15分、東洋の戸田監督が先に動きます。FW高岸を常田麻友(大商学園3)に交代。1個目の隠し玉
を投入します。
20分、早稲田ア女の川上嘉郎監督(横浜緑が丘)が2枚替え。MF中條を田中(セレッソ大阪堺U-18・4)に、高橋を阪本(大商学園3)に交代します。得点力アップのため前線で起用していた村上を本来のボランチに下げ、田中をトップに。
28分、早稲田ア女は高瀬のパスを受けた田中がシュートしますが、上に外れます。シュートの精度が低く決めきれません。
31分、東洋が久々のチャンス。早稲田ア女のゴール前の混戦からシュートしますが、GK鈴木がセーブ。33分にも常田麻が、早稲田ア女DFとすれ違いドリブルで左サイドを突進、シュートまで行きますが左に外れます。ここで東洋はMF北川に替えてもう一人の切り札・常田菜那をピッチに送ります。
36分、早稲田ア女はコーナーキックのチャンス。こうした膠着した試合ではリスタートで均衡が破れることが多い。それまでコーナーキックを蹴っていたのは村上と中條でしたが、初めて高瀬が蹴りました。ニアに船木が飛び込んできて頭で合わせると、シュートは東洋ゴールに吸い込まれていきました。早稲田、喉から手が出るほど欲しかった先制点をゲットしました。直後に早稲田ア女はMF松本を並木(藤枝順心2)に交代。
残り時間、早稲田はリスクを賭けず悠々と試合を展開。守りも齟齬が出ず時間が過ぎていきます。45+2分、早稲田ア女はMF村上を桝田(ちふれASエルフェン埼玉2)に交代。これは時間稼ぎの交代でした。
アディショナルタイムは2分36秒、タイムアップを迎えました。
早稲田ア女、最少得点でしたが、課題の守備が機能し、今季初の完封勝利。一つの課題はクリアしました。しかし、まだ得点力は低く、シュート数も4-5と東洋がリード。そこがメインテーマになると思います。次週はアウェーの試合ですが、何らかの事情で東伏見で戦えるので、U-19日本代表3人、U-17代表も6人(うち3人はU-19と兼任)を擁する日テレ・メニーナが相手ですが、これからの試金石の試合になると思います。昨シーズンは、日テレ・メニーナが完全にボールポゼッションし、少ないチャンスに2点奪って2-1で勝った見事な試合でした。早稲田ア女、そのチームとどう戦うのか。楽しみです。刮目して待ちたいと思います。
さて東洋、やはり常田姉妹をスタメンから起用し、最初から90分間見たかった。何らかの事情(作戦?)があったのでしょうが、それが少し残念な試合でした。

その後、35分ハーフでトレーニングマッチがあったようですが(1-1の引き分け)も、わたしは坂の上のアイスアリーへ移動。関東大学アイスホッケー選手権を取材します。
すでに第2試合のBグループ第2節第1試合は始まっており、昭和vs.筑波戦の第2ピりオッド3分過ぎでした。すでに筑波が0-2で勝っています。
前節、昭和は駒澤に4-1で快勝、一方の筑波は0-2で上智に惜敗しています。それを考えれば、0-2で筑波がリードしていたのは意外でした。
試合後のスコアシートによると、第1ピりオッドはスコアレス。シュート数は4-1とやや低調。第2ピりオッドに入って1分23秒、昭和の金森(桜丘5)がハイスティックの反則で2分間退場。筑波はこのパワープレーを利して2分1秒に小西(岡山4)、西川(富山4)のダブルアシストで齊藤(磐田南3)が先制ゴールを挙げました。
畳み込むように2分18秒筑波は、新居(大宮4)のパスを受けた内藤(立川4)がゴール、0-2とリードを広げます。
そこから取材するわけですから、少々乱暴な観戦記になります。
6分55秒、筑波の大森(膳所4)がチャージングの反則で2分間退場。昭和としては絶好の反撃のチャンスでしたが、これを生かせず。11分38秒にも大森はディレイド・オブ・ゲームスの反則で2分間退場。ここのパワープレーのチャンスも昭和生かせません。
14分7秒、今度は昭和の渡(東海2)がクロスチェッキングの反則で2分間退場。昭和はショートハンドを3ピりまで積み残してしまいます。第2ピりオッドのシュート数は1-10で筑波が大きくリード。
12分間の整氷インターバルの間、筑波が健闘している理由を考えました。
このグループも決勝リーグに残った4チームの実力は紙一重。その日のコンディション、その他の調子で試合の帰趨はかわっていくのは仕方がありません。おそらく筑波のスカウティング能力が優れているとしか説明の仕様がありません。もちろん、いくらスカウティングして相手のストロングポイント、ウィークポイントを見つけても、それに沿う戦い方が出来なければ意味がありません。
筑波は、そのあたりの戦い方が優秀なのでしょう。
第3ピりオッドが始まります。
1分8秒、筑波はパワープレーの立ち上がりでしたが、リスクは負わず慎重に試合を勧めます。
一進一退の展開になり、試合は膠着しましたが、8分21秒に筑波は昭和ゴール前の混戦から大森がパックを押し込み0-3。ほぼ勝負を決めてしまいました。
この時点で3点差を付けられた昭和は、タイムアウトを取るわけでもなく、GK伊藤悠吾(学習院5)を氷上から挙げて6人攻撃に出る訳でもなく無策でした。
悪いことに10分46秒に谷口(桜丘2)がチャージングで2分間退場。ショートハンドになり反撃のチャンスを逸しました。
そのままタイムアップ。筑波GK小堀(広尾学園4)は昭和を完封しました。
総シュート数は7-16。筑波が優勝に望みを繋いだ一戦でした。

第3試合は、Bグループ決勝リーグ第2節、上智vs.駒澤の一戦。前節は上智が2-0で筑波に辛勝、駒澤は昭和に1-4で完敗を喫していますが、第1試合の結果では勝負の行方は予想できませんでした。駒澤の健闘を祈りました。
ランク16位、オールメンバー14人の上智の先発は、GK近本(錦城3)。DF小池(桐蔭学園3)、和田森(インターナショナル・スクール・オブ・バンコック4)。FW竹河内(多摩2)、平田笙太郎(プログラムに記載なし)、柳川(南山国際2)。
対するランク18位、オールメンバー18人の駒澤の先発は、GK菊池(甲府昭和3)。DF平入(岸根4)、西田朋生(プログラムに記載なし)。FW小笠原(埼玉栄2)、矢口(武相2)、渡邊(関東学院3)。

続く

[結果]
第25回関東女子サッカーリーグ第7節
早稲田大学ア式蹴球部女子 1-0 東洋大学体育会サッカー部女子(前半0-0)

第67回関東大学アイスホッケー選手権大会Bグループ決勝リーグ第2節
昭和 0-3 筑波(0-0、0-2、0-1)
上智 4-3 駒澤(1-2、1-1、0-1、PSS1-0)




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サッカー関東大学リーグ早稲田vs.流経戦とJ1リーグ川崎vs.浦和戦を取材。

6月に入りました。
初日から週末、サッカー三昧です。

サッカーJ1リーグ川崎フロンターレvs.浦和レッズの取材申請は済ませてあったのですが、その試合はナイトゲーム。調べてみれば午後1時キックオフで関東大学サッカーリーグ早稲田大学ア式蹴球部vs.流通経済大学体育局サッカー部の試合が味の素スタジアム西競技場であったので、等々力に行く前に寄ってみることにしました。

11時39分、自宅を自転車で出発。
雲が多くて日差しは弱いが湿度が高くて蒸し暑い気候。まあ、6月の初旬です。

人見街道と東八道路の交差点で信号待ちをしていたら、FC東京の選手バスに出会いました。ああ、今日は味の素スタジアムでFC東京vs.大分トリニータ戦が午後2時キックオフであったんだ、と気が付きました。
私は、西競技場(東京国体の際、陸上競技場のサブグラウンドとして作られた)へ向かいます。

5月3日の早稲田vs.明治戦の日に取材申請を出しておいたので、登録されており、サインするだけでADカードを手渡してくれました。交渉したらプログラムも無料で支給してくれました。ありがとうございます。
特に記者席はなく、一般の方に交じってセンターライン付近の上から2番目の席で取材します。
5月の最終水曜日、東洋大に3-1で勝ち、今季関東大学リーグ初勝利を飾った早稲田。その調子で連勝を狙います。
早稲田大学ア式蹴球部のスターティングラインアップは、GK上川(湘南ユース2)。DF鍬先(東福岡3)、杉山(三菱養和SCユース3)、大桃(帝京長岡4)、牧野(JFAアカデミー福島4)。MF金田拓(神戸U-18・4)、山下(柏U-18・1)のダブルボランチ、右翼が杉田(名古屋U18・2)、左翼が西堂(市立船橋1)、トップ下が蓮川(ガンバ大阪ユース4)。FW加藤(山梨学院大付2)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。数字は学年。
対する流通経済大学体育局サッカー部の先発は、GK鹿野(流経大柏2)。DFアピアタウィア(東邦3)、本村(流経大柏4)、野々村(綾羽3)、伊藤(浦和ユース3)。MF安居(浦和学院2)、宮本(流経大柏2)のダブルボランチ、右翼が菊池(流経大柏2)、左翼が河西(流経大柏3)。FW山口(西部台4)、高田(広島ユース2)。中盤フラットの4:4:2の布陣です。
午後1時、西田裕貴レフェリーのフォイッスルで早稲田がキックオフ、試合が始まります。

開始早々から両チームともアグレッシブにゴールを狙っていきます。

続く

[結果]
早稲田大学ア式蹴球部 2-1 流通経済大学体育局サッカー部(前半2-1)

川崎フロンターレ 1-1 浦和レッズ(前半0-0)


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