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ラグビー日本代表終戦で解散。日本サッカー史研究会に参加。

ラグビーワールドカップ、昨夜の準々決勝で日本代表は南アフリカに一敗地に塗れました。ちょっと喪失感というか「ジャパン・ロス」で寝覚めが悪い。
大会前の熊谷で行われたテストマッチに比べれば、だいぶ良い戦いぶりでしたが、やはり南アフリカは強かった。前半を5-3で折り返したときは、
「もしかして勝てるかも」と思ったのですが、やはりベスト8を目指したチームは、ベスト8で終戦を迎えました。南アフリカは背負っているものが違う、という印象です。優勝を目指すチームは、準々決勝で負けるわけにはいかないのです。

今日、都内のホテルで日本代表の解散記者会見が行われました。
日本ラグビー協会のメディアチャンネルに入ることを門前払いされたスポーツ三昧は、残念ながら、会見がどこで何時から行われるか分からず、取材することが出来ませんでした。
今回のワールドカップで、たくさんの方から注目を浴び、応援された日本代表。「にわかラグビーファン」と呼ばれた人も増えたようですが、この盛り上がりをどう今後に繋げていくのか。それが大きな問題です。
巷間噂されている南半球4か国(ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリア、アルゼンチン)に参加するのか。はたまた2020年を最後に脱退するスーパーラグビー(参加料が払えないから)にサンウルブス(ほとんど日本代表)が残留するのか。そうしたテストマッチに参加する機会を作って強化していかないと、元の木阿弥になりそうです。4年後は地元開催で無いし、参加できるとは思いますが(前大会のベスト12は自動出場)再びベスト8に入るのは難しい。
日本協会の役員も若返り(なにおしろ髭森が会長で日本ハム清宮のお父さんが副会長です)トップのプロ化を考えているようですから、抜本的な改革は必要かと思います。
相も変わらず日本のメディアは、「よく頑張った」「感動をありがとう」的な報道が主体。
ブームを一過性にしてはいけません。
なでしこジャパンが世界一になった時もそうでした。8年たった日本女子サッカーの現状を見れば一目瞭然です。儲けているのは丸山桂里奈だけです。
まあ、今シーズンの国内ラグビーを括目して待ちたいと思います。

夕方から日本サッカー史研究会に参加しました。
今日の講師は瀬田龍彦さん。1970年代から80年代にかけて活躍した名GK。お題は「1970から80年代の日本サッカー」。
例によってサッカー史研究会の内容については、参加者同士のお約束で個人のブログ等に書くことは出来ません。悪しからず。
もともとスピードスケートをやっていた瀬田さん。高校から団体スポーツをしたいという事で盛岡工業でラグビーをやろうと志したが、中学の進路指導の先生から「盛岡工業はお前の成績では無理」といわれ盛岡商業でサッカーを始め、「試合に出るためにはGKになるしかない」といわれたGKで3年間で代表入り、というすごいシンデレラ・ストーリーにはびっくり。
ちょうど、私と同じような世代なので、話は興味深いものでした。
できれば、もう少し1971年のアジアユース(現U-20アジア選手権)の話が聞きたかったです。

蹴球亭こと佐藤さんが持ってきてくれた雑誌、資料も興味深かった。
1971年のアジアユースの大会プログラムも良くできていました。佐藤栄作首相の巻頭の挨拶から大会の歴史、全チームの顔差真入りメンバー表。あのころのサッカー協会は、全員ボランティアだったのでしょうが、仕事が出来る人がいました。
機関紙「サッカー」にも全試合の記録(メンバー表付)も掲載しています、記録を残すという事はこういう事。「高校サッカー100年」の出来と比べるべくもありません。
また、同大会で日本ユースチームのコーチを務められた長池実先生(藤枝東ー浜名高校監督)の文章にも感銘しました。長池先生は高体連から派遣された方なのにも関わらず、
「やはりアジアユースには高校選抜ではなく、きちんと20歳以下の日本代表チームを編成して送るべきだ」と書いておられます(当j日のアジアユースには、日本開催の2回を除きU-18の高校選抜を派遣していた)。そのセクショナリズムにとらわれない先見性は素晴らしい。その数年後から、アジアユースには高卒のJSLや大学生も含むU-20日本代表が派遣されるようになりました。

そんな長池先生の文章を読んでいて畑山正先生ことも思いだしました。
畑山先生は、「高校サッカー年鑑」の編集に携わり始めた私に対して、
「白髭君の好きなように書いて編集してください。我々が口を出すと、これは書けない、書いちゃいけないというのが多くなって、本当の史実、あったことが残せない。嘘はいけないけど、君が思ったこと見たことを正確に記録に残してほしい」と励ましてくださりました。
長池先生、畑山先生も単に一高校教師の枠を超えた大きな器の方でした。そんな先生方に若い時に遭えたのは幸いだったと思います。

そんな事を考えながら帰宅したスポーツ三昧でした。

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サッカー早稲田ア女vs.日本体育女子戦とラグビーワールドカップ準々決勝2試合をTV観戦。

今日は平尾誠二さんの命日だそうです。

平尾さんとは、彼が同志社の現役のころ、故岡仁詩先生(同志社ラグビー部監督、部長)の著書「ラグビーの技術と戦術」(講談社スポーツシリーズ)の企画編集を私がしていた関係で、何度も岩倉のグラウンドに通い、お会いしていました。その本のモデルをしていただいたのも今となっては良い思い出です。
その平尾さんが命日が今日という事は仕方がないとしても、それがたまたま日本代表が史上初めて準々決勝を戦う日と重なったことを、必要以上に浪花節的に取り上げる日本のメディアは感心しません。
今日の記事の最後に、「ちなみに今日は平尾さんの命日でした」くらいに書いてくれた方が照れ屋さんだった故人もよろこんでくれると思うのですが。

今日も東大和にアイスホッケーの取材には行かず、東伏見で取材しました。
まず、自宅裏の早稲田大学東伏見グラウンドで行われた関東女子サッカーリーグ第7節、早稲田大学ア式蹴球部女子vs.日本体育大学学友会サッカー部女子の試合を取材します。
この両チーム、ここ数年、大学女子サッカーの覇権を争っているチーム。ユニバーシアード日本代表も早稲田ア女に2人(松本、村上)、日本体育に5人(福田、茨木、今井、関口、奥津)が含まれています。ただし、日本体育はトップチームがなでしこリーグに参加している関係でトップの選手がすべて当リーグに参加しているわけではありません。
ともかく、大学女子の頂点の2チームが今季公式戦で対決するのは初めてです。注目の一戦でした。

早稲田大学ア式蹴球部女子のスターティングラインアップは、GK川端(十文字3)。DF源関(ちふれASエルフェン埼玉4)、中條(JFAアカデミー福島4)、船木(日テレ・メニーナ1)、中田(日ノ本学園4)。MF高瀬(JEF千葉U-18・4)、村上(十文字3)のダブルボランチ、右翼が蔵田(十文字2)、左翼が松本(十文字3)、トップ下が山田(大商学園4)。FW廣澤(ノジマステラ神奈川相模原1)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先、数字は学年。
対する日本体育大学学友会サッカー部女子の先発は、GK福田(藤枝順心3)。DF松永(日ノ本学園2)、星野(前橋育英3)、金平(日ノ本学園2)、千葉(JFAアカデミー福島2)。MF冨吉(東海大付属福岡3)、沖土居(広島文教女子大付3)のダブルボランチ、右翼が八木(仙台育英3)、左翼が久保田(前橋育英2)。FW李(セレッソ大阪堺ガールズ4)、高橋(前橋育英4)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。
午後1時、早稲田ア女のキックオフで試合開始。

さすがに大学女子サッカーのトップ選手が戦う試合。見ごたえがありました。
早稲田ア女は、MF山田がトップ下ながらU-19日本代表の廣澤と並んで2トップ気味になるなど攻撃的な布陣。ただし、2人とも相変わらずボールを収めるのが下手で、なかなか前線に橋頭保を築くことが出来ません。
それに反して、日本体育は長身の李が抜群にポストプレーが上手く度々ボール収め、スピードある高橋が李の周りを動き回って早稲田DFを混乱に陥れました。また早稲田ア女が右サイドからのクロスに弱いことも研究(前節のスカウティングの成果か)していて、左からのクロスに攻撃を絞ってきます。幸いにも李のシュートが、ポストプレーに比べると精度が低く失点は抑えることが出来ました。
8分、早稲田ア女は左45度から山田がシュート。日本体育のGK福田がキャッチ。
14分、日本体育は左からのクロスを李がシュートしますが、力なく右に外れます。
28分にも日本体育は左から久保田がクロス。李がシュートしますが右サイドネットに外れます。一瞬、ゴール成ったかとヒヤリとしました。
このまま前半終了かと思われた40分、日本体育は右サイドでフリーキックを得ます。沖土居の蹴ったボールは、クロスバーを直撃、跳ね返りが早稲田ゴール前で混戦となりGK川端がパンチングしますが、余裕が無くクリアーが小さくなった所を日本体育の李が押し込みます。シュートに難がある李もさすがに決めきりました。日本体育が先制。
このまま前半はアディショナルタイム30秒、終了します。

両チームとも前半と同じイレブンで後半スタート。
前半押され気味の早稲田ア女でしたが。後半に入るとDFラインからポゼッション率を上げ、日本体育の早いプレッシャーを躱し始めます。日本体育の運動量も時間とともに徐々に落ちていきます。
7分、早稲田ア女は右サイドからボールを前線の廣澤に入れ、ポルトプレー。左に上がった山田にパスを入れ、山田がシュート。同点に追いつきます。
13分にも早稲田ア女は右サイドから蔵田がクロスを入れますが、廣澤の上りが僅かに及ばす。
日本体育も反撃に出ます。17分には右サイドのフリーキックを久保田が狙いましたが、早稲田ア女GK川端がキャッチ。
20分には李がドリブルで左サイドを切り裂きクロスを上げますが、右に上がった八木のシュートは右に外れます。
22分、早稲田ア女は右サイドから源関がアーリークロスを上げ廣澤がヘディングシュート、GK福田がハンブルしますがDFがクリア、事なきを得ます。
26分、日本体育が動きます。運動量の落ちた高橋主将を大坪(修徳4)に交代。キャプテンマークも委譲します。
30分には中條が遠目からシュート、ゴールを狙いますがクロスバーに阻まれます。跳ね返りを村上が押し込みますが、これはオフサイドの判定。
34分、早稲田ア女も動きます。右サイドを動き回った蔵田を高橋(日ノ本学園1)に交代します。
直後、早稲田ア女はフリーキックを得て村上が直接ゴールを狙いますが、GK福田がキャッチ。
試合は進み、日本体育は李を奥田(常盤木学園4)に交代すべく準備をしている時の事でした。早稲田ア女は、山田のパスを受けた村上がバイタルエリアでフリーになりシュート。これがものの見事に決まります。2-1と逆転!
アディショナルタイム表示は「2分」でした。2分13秒、タイムアップを迎えました。

早稲田ア女、押され気味の試合に勝ち切ったのは立派ですが、今のままの実力では、正月のインカレは心持とない。日本体育は日体大FIELDS横浜のメンバーを登録替えして強化してくるでしょう(ユニバ代表で今日の試合に出場していたのはGK福田のみ)。早稲田ア女は、今日のメンバーがベストでこれ以上の隠し球はありません。もう少しボール回しの精度を上げて今以上にポゼッション率を上げなければいけないでしょう。右サイドからの防御も、まだまだ心もとない。課題はいっぱいです。

午後4時から日本テレビでラグビー放送が始まります。さすがの日本テレビさんも日本代表のプールA1位抜けは予想していなかったのでしょう。2位抜けのアイルランドとニュージーランドの放送をしなければなりません。2試合目の日本vs.南アフリカ戦は、NHK BS1の予定でしたが、「いだてん」を吹っ飛ばして総合テレビで放送することになったようです。
2試合とも見られるので私は嬉しいですが。

続く

[結果]
早稲田大学ア式蹴球部 2-1 日本体育大学学友会サッカー部女子(前半0-1)

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ラグビーワールドカップ準々決勝ニュージーランドvs.アイルランド戦をTV観戦。

昨夜半から、かなりの雨が降った東京地方。
水害の被害が増えなければいいのですが。ともかく、心配です。

交差点に止まっている車のフロントガラスを突然割る男や、居酒屋のガラスを石を放り込んで割るやつとか、世の中訳の分からん輩が多すぎます。

週末ですが、DyDoドリンコアイスアリーナではアイスホッケーは行われず、フィギュアスケートの大会が行われているようです。
基本的に、週末には東大和スケートセンターには取材に行かないので、自宅で作業していました。

夜、東京スタジアム(味スタのこと)でラグビーワールドカップの準々決勝が行われ、テレビ放送があったので、取材しました。カードはニュージーランドvs.アイルランド。
通算成績は、ニュージーランドの28勝2敗1分けだそうですが、ここ3試合は1勝2敗でアイルランドが勝ち越しているそうな。つまり、それでこそアイルランドは今大会開始時にワールドランキング1位になっていました。いまや日本に負けたことにより4位にまで落ちていますが。
代わってニュージーランドはワールドランキング1位。
ともかく,三連覇を狙うニュージーランドにとっては、最初の関門です。

選手入場後、台風19号の被害で亡くなった方に黙禱を捧げます。
その後、ニュージーランドの「神よニュージーランドを守りたまえ」とアイルランドの「アイルランズ・コール」の演奏。いやがうえにもインターナショナル・テスト・マッチのムードは盛り上がります。
試合前のウォークライは「カタオ・ハンディ」。大切な試合とニュージーランドも意識してのことでしょう。
午後7時17分、ナイジェル・オウエンス(ウェールズ)主審の笛でニュージーランドがキックオフ、試合が開始されます。

開始早々からニュージーランドの出足が素晴らしい。
攻撃時は、ほとんどゲインラインを突破。そしてディフェンス時はタックルラインの手前で確実にアイルランドの攻撃を潰す。
その激しく強いプレッシャーのため、アイルランドはミスが多い。ハンドリングミスはニュージーランドの倍でした。
5分、SOリッチ―・モウンガのPGで3点を先行したニュージーランド。一方的にアイルランド陣内で試合を進めます。
13分にはラックを連取。SHアーロン・スミスがサイドの僅かなスキを突きゴール右にトライすると、試合の流れは一気にニュージーランドに傾きます。ゴール成功して10-0。
19分には準備したサインプレー。右WTBがブラインドサイドに走り込み左WTBにパス。ラックを作って、そこから再びSHアーロン・スミスが抜け出て左中間にトライ。ゴールもなって17-0。
アイルランドとしては、勝つならば失点はここまででした。
しかし、ニュージーランドは31分にターンオーバー、モウンガの蹴ったゴロパントをFBウォーレンがインゴール右隅に押さえてトライ。22-0。
前半のリードとしては十分でしょう。アイルランドには、ハーフタイム直前にニュージーランド奥深くまで攻め込みましたが、チャンスはこの1回くらい。
ほとんど一方的な前半でした。

後半、先にゴールした方が勝者になるのは、ほぼ確実。アイルランドは7点返しても難しい情勢。
3分、ニュージーランドは難しい位置からドロップゴールを狙いますが、これは外れます。
が、8分にまたもラックを連取して左プロップがトライ。ゴールも成って29-0。勝負ありました。
両チームともリザーブ選手をピッチに入れリフレッシュ、なんとか試合を上手く進めようと必死。
その後、ニュージーランドは3トライ、アイルランドは2トライを返しましたが、点差は開き結局46-14と思わぬ大差でノーサイド。ニュージーランドが準決勝に進みました。
対戦するのはオーストラリアに40-16で勝ったイングランド。これで南半球優位で進んできたワールドカップも歯止めがかかりました。明日はウェールズvs.フランスというカードがあるので、北半球のチームは2チームは残ります。
敗れたアイルランド。プール初戦のスコットランド戦の出来が良すぎたようです。日本に敗れて、すっかり調子を狂わせてしまったようです。強も力攻めばかり。日本戦の後半は、30年前の明治みたいだったし、今日は悪い時の慶應みたいなラグビー。これでは勝てません。

それにしてもニュージーランドは強かった。アイルランドも初のベスト4を目指して強化し、けっこう良いチームを作ってきましたが、やはり背負っているものが違います。
なんとなく、南アフリカvs.日本を彷彿とさせます。NZLとRSAは長い間世界のラグビー界を背負ってきた二強です。オールブラックスとスプリングボクが雌雄を決するのが一番良いのかも。

明日の日本、どこまで戦えるのか。もし、南アフリカに勝てるなら、ニュージーランドにも十分に戦える証左となるでしょう。
本当に楽しみです。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
ニュージーランド 46-14 アイルランド(前半22-0)

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今回の水害被害で2,000年の実家の水害を思い出す。

台風19号の襲来から1週間がたとうとしています。

死者の数は、連日増え続けています。
まだ被害の全容もなかなか見えてきません。

テレビのワイドショウでも連日各地の被害状況をレポートしていますが、それを見ていると2000年9月に名古屋付近を襲った水害を思い出します。
じつは、愛知県の西枇杷島町(現清須市)にある私の実家も水害に遭いました。
実家には母が一人で住んでいましたが、近所の新川が氾濫して2m近くの水に襲われました。
母は2階の窓からボートで救われ川向うの近所の小学校に避難しました。

ちょうどシドニー・オリンピックの直前の事で、取材に行こうと準備していた私も、行くのを中止せざるを得ませんでした。
すぐには援助に駆けつけることも出来ず(なにしろ付近は水没。新幹線も名鉄も走っていませんでした)、数日後に実家に駆けつけた時は水は引いていたものの、泥だらけになった家具を妹、義弟(といっても6歳年上ですが)らと家から運び出して捨てました。
まさに、いま各地の被害者がやっているような作業をしたのです。携帯ラジオでシドニーの開会式を聞きながら。
その時の悔しさは今でも忘れていません。

だからこそ今回の水害で被害に遭った方々の悔しさは、理解できます。
ほんとうにお悔やみ申し上げます。

夕方、電気代、電話代などセブンイレブンに支払いに行きましたが、雑誌のコーナーにラグビーワールドカップを特集した「スポーツグラフィックナンバー」が目に入り思わず買ってしまいました。
前号も買っており、2回連続で同誌を買うの何十年ぶりかと(スポーツ好きな私が何年も2回連続で買わないのですからスポーツ雑誌も売れていないでしょうね)。
まあ、そのぐらい今回のワールドカップには興味を持てたという事でしょうか。
明日からは準々決勝が始まります。

そんなスポーツ三昧でした。

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アイスホッケー関東大学リーグDiv.Ⅳ東京理科vs.独協戦を取材。

昨夜は早目に寝たこともあり、今日は早朝普通に起きることが出来ました。

朝からテレビでワイドショーなど見ていると、今回の台風19号に伴う豪雨の被害が、東日本大震災に匹敵する被害が出ている(幸いにも自民党の幹事長が言ったように死亡された方は少なかった)ことを知りました。
祝賀パレードなどやっている時じゃない(安倍さんが台風が去ってから5日間すぎて被害地の訪問に行っていて、そこで延期を発表)。特定非常災害にも明日の閣議で決めるとか。こういうことは、さっさとやってほしいものです。まあ、予算とかの関係もあるのだろうけど。
マラソン、競歩の札幌開催も決定だと、バッハ会長はいってるけど、オリンピック返上を考えてもいいような広域水害でした。
自衛隊の皆さんにも一層奮励努力をしていただきたいものです。

今宵は久しぶりに東大和市ケートセンターに関東大学アイスホッケーリーグ戦の取材に行ってみました。
カードは、Div.Ⅳの東京理科vs.独協戦です。Div.Ⅳを取材するのは3試合目ですが、どうしたことか独協の試合ばかりです。特に意識しているわけではありません。
Div.Ⅳは7チームで構成されています。1回戦総当たりのラウンドロビン(リーグ戦)で順位を決めますが、現在3試合目に入っていますが、東京学芸はまだ1試合も戦っていません。暫定首位は、2勝1分けの東京都市。勝ち点では2戦全勝の東京理科が2位、2勝1敗の成城が3位です。

ランク30位、オールメンバー20人の東京理科のスタメンは、GK志賀(東京学芸大附4)。DF中村(大濠3)、風間(相模原中等教育3)。FW新沼(東京電機大4)、伊藤(札幌旭丘2)、高橋(国際基督教大高4)。
対するランク34位、オールメンバー11人の独協の先発は、GK工藤(札幌清田3)。DF高橋(開智中高2)、菅沼(城西川越2)。FW中舘(八戸工大二3)、新垣(沖縄尚学3)、小林(Saint Poul Anerican School 4)。
午後9時40分、フェースオフで試合開始。

Div.Ⅳの試合にしては、両チームとも攻撃的でスムースな攻守を見せてくれました。
東京理科は、一時は部員数の不足などで低迷していましたが、現在は3セット回しまで部員を揃え、技術的なレベルも高まり巧みにパックを回して言います。
独協は、今季2連敗と勝ち星に恵まれませんが、南の島から来た新垣の個人技と、GK工藤の硬い守りでチームを支えていました。
しばらく一進一退の攻防が続きました。
8分15秒、独協の小川(川口東2)がトリッピングの反則で2分間退場になりますが、東京理科は最初のパワープレーは生かせません。
13分25秒、東京理科は高橋のパスを受けた伊藤がゴール、先制しました。
第1ピリオッドは、そのまま終了。シュート数は13-5と東京理科がリード。

5分間の整氷無しインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
独協が反撃に出ます。
3分14秒、高橋のパスを受けた坂野(淑徳巣鴨3)が左からクロス、右に詰めた春名(昌平1)がゴール。試合を振り出しに戻します。
しかし、5分49秒に東京理科は高橋のアシストで清水(横浜翠嵐4)がゴール。再び2-1と東京理科がリードします。
8分17秒、独協の高橋がホールディングの反則で2分間退場。東京理科は2度目のパワープレーのチャンスでしたが、これも得点に繋がりません。
11分48秒、今度は東京理科のGK志賀がパックの処理をもたつきディレイド・オブ・ゲームスで2分間退場。木村(秋田4)が代わりにペナルティーボックスに入ります。
このパワープレーのチャンス、独協が前がかりになります。13分1秒、東京理科がカウンターアタック。伊藤が髙橋に繋いでキルプレーでゴールを挙げます。3-1。
このまま第2ピリオッドが終了します。シュート数は12-7と東京理科がリードします。

12分間の整氷インターバルの後、第3ピリオッド開始。
次の1点が勝負の分かれ目。独協が攻勢に出ます。
39秒、中舘のアシストで新垣がゴール。独協は3-2と1点差に追いすがり勝負の興味を繋ぎます。
が、その新垣が3分51秒にクロスチェッキングの反則で2分間退場。ショートハンドになってしまい追い上げムードに水を差してしまいました。
6分32秒、東京理科は山口(桐蔭学園4)、世利(上智福岡Ⅲ)と繋いで町田(日大二4)が独協ゴール前でトリッキーなシュートを決めて4-2。
東京理科は9分2秒にも伊藤のアシストで高橋が決め5-2とし勝利に大きく近づきました。
しかし、独協も試合を捨ててはいませんでした。13分34秒、エース新垣がノーアシストでゴールを決め5-3とします。独協はここでタイムアウトを取り、最後の作戦を練ります。
が、反撃もここまで。東京理科が3勝目を挙げ勝ち点9とし暫定トップに立ちました。
独協は、毎試合良く戦っていますが3連敗。少数精鋭で好試合を展開しますが勝てません。残り3試合を期待しましょう。
総シュート数は42-17。東京理科の勝利は妥当でしょうが、独協の善戦も目立った試合でした。

東大和23時13分の電車で帰宅できました。
遅い夕食を摂り、早目に床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
東京理科 5-3 独協(1-0、2-1、2-2)

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時差ぼけ、大歩危、アルツハイマー?。変な1日でした。

時計を見ると3時45分。
久しぶりに良く寝たな、と実感した目覚めでした。

テレビを点けるとフジテレビが夕方のドラマの再放送をやっている。

「ああ、やってもうた、寝すごした」と思って昼ご飯の準備を始めると、
「待てよ、朝ごはん食べて薬飲んだっけ?」
とよく考えれば、朝のルーティンも済ませていない。

「なんだ、まだ午前3時45分じゃないか」と気が付いたような状態。
ここのところ、世界陸上を見るために完全に時差ぼけになっているようでした。
いやいや、単にわたしの大ボケか。
それともアルツハイマーの始まりか。
もう一度ベッドに入ります。

なんとか朝の8時ころ起きて朝食を摂り、投薬。
すると物凄い睡魔に襲われ再び床に就くような状態。

次に気が付いたのは午後1時30分ころでした。
やっと昼ご飯を食べて、目が覚めたような状態。

夕方、買い物に出かけたくらい。
今日は特に予定もなく、1日が暮れようとした頃、もの凄いニュースが入ってきました。
国際オリンピック委員会のバッハ会長が、東京オリンピック2020のマラソンと競歩を札幌で実施したいと表明したらしい。
今年の夏、いろいろな競技のプレ大会が東京で行われ、東京の高温多湿が選手にとって過酷すぎると判断されたのだろう。ドーハの世界陸上でマラソンや競歩で多くの棄権者を出したのも影響しているかもしれない。
組織委員会や東京都は寝耳に水のような話で当惑しているようだが、そもそも誘致の際、
「7月下旬から8月上旬の東京の気候は温暖で、選手にとっては快適な環境」などと大嘘をついて招致に成功した報いといっても良い会場の変更。
今年の夏も暑くて、
「ここでオリンピックをやれば、鍛えて暑熱対策をしている選手はともかく、ボランティアや観客の多くが熱中症でバタバタたおれるぼでは」と思っていました。

札幌も時には東京よりも気温が高くなることもありますが、平均気温は4度から5度東京よりも低く、湿度は遥かに低い。北海道マラソンの経験もあり、テロ対策など運営上の問題をクリアすれば、はるかに条件的には札幌の方が適地といえます。
IOCが認めれば、マラソン、競歩の開催地変更は問題ないと思う。

10月末の東京での会議で変更が討議されるそうですが、選手出身のバッハ会長がGoサインをだせば札幌開催になるのでしょう。

そんな事を思いながら早目に床に就いたスポーツ三昧でした。

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サッカーFIFAワールドカップ2022アジア2次予選タジキスタンvs.日本戦をTV観戦。

台風19号は去り、温帯低気圧になりましたが、まだまだ影響は大きいようです。
千曲川、阿武隈川が氾濫したことによって大量に流出した水と土砂は、とうぶん解消されないでしょう。
そして川崎フロンターレのホーム等々力スタジアム記者席から見られる武蔵小杉のタワーマンション群、富の象徴みたいに言われていましたが、停電、断水、エレベーターが動かない、自宅トイレが使えないという事で話題になっています。
被害にあった方々には、ほんとうにお見舞い申し上げます。

体育の日の三連休は、台風がらみで慌ただしく過ぎました。
今日は、関東大学アイスホッケーリーグDiv.Ⅳ成城vs.順天堂戦が東大和スケートセンターで行われたのですが、サッカーワールドカップのアジア2次予選第3レグ、タジキスタンvs.日本戦があったので自宅でテレビ観戦をしました。
会場はタジキスタンの首都ドゥシャンベのリパブリカ・セントラル・スタジアム。人工芝のピッチでした。時差は6時間。テレビ朝日の放送は午後9時開始。

完全アウェーの一戦。しかも全勝対決で、難しい試合になりました。
日本代表のスターティングラインアップは、GK権田(FC東京U-18)。DF酒井宏(柏U-18)、植田(大津)、吉田(名古屋U18)、長友(東福岡)。MF橋本(FC東京U-18)、柴崎(青森山田)のダブルボランチ、右翼が堂安(ガンバ大阪ユース)、中島(東京ヴェルディユース)、トップ下が南野(セレッソ大阪U-18)。FW鎌田(東山)。4:2:3:1の布陣です。(カッコ内)はユース年代の所属先。高体連出身者が4人。クラブ出身者が7人。もはや高体連出身者が同数になるのは不可能の情勢です。
タジキスタンは4:1:4:1の布陣。ホームだけあって変にディフェンシブではなく、攻め気十分です。
たしか8年前もワールドカップ予選で日本と対戦した折、タジキスタンは0-8、0-4で敗れていますが、昨年のU-17アジア選手権で日本代表と決勝で戦い1-0と僅差で敗れたタジキスタン。たしかにサッカーのレベルが上がっていました。
日本は何度もチャンスを迎えますが、決めきれません。特に吉田、植田のシュートミスが痛かった。ま、シュートが下手だからDFをやっているのでしょうが……。
タジキスタンは、23分にターンオーバーのカウンターアタックでGK権田と1対1のチャンスを作りましたが、権田が左手一本でセーブ、事無くを得ました。これを入れられていたら大苦戦だったと思います。今日のハイライトのぷれーでした。
前半はホーム・タジキスタンの大健闘。アディショナルタイムは2分18秒、ハーフタイムを迎えます。

後半も同じイレブンで試合に臨む日本代表。
早い時間に先制できたのが日本の勝因になりました。
8分、左サイドから中島がクロス、南野がヘディングシュート、日本が先制します。
畳み込むように11分、今度は右サイドから酒井が低めのアーリークロス、南野がヒールでタジキスタンゴールにボールを流し込み2-0。技ありのシュートでした。
18分、森保監督(長崎日大)が動きます。MF中島を浅野(四日市中央工)に交代。
36分には鎌田を永井(九州国際大付)に交代。
38分、酒井のクロスを浅野が屁dぃンぐシュート、3-0。勝負ありました。
42分、森保監督はMF南野を久保に交代しますが、久保は1回だけ見せ場を作っただけ。5分程度の出場では、なかなか代表初ゴールともいかないでしょう。まあ、森保監督も何の実績もない久保を長い時間起用するわけにはいかないんでしょう。久保は、うまいうまいと言われていますが、結果(ゴール)を残していません。話題先行の選手は使いづらい。下手すると潰れてしまいますから。
ともかく難しいアウェー戦で勝ち点3を残せたのは上出来かと思います。海外組は、日本へ帰国してまた中央アジアへ強行日程で移動しながらの試合。大変だったと思います。多くの選手は、インドから直接ヨーロッパに戻るのでしょう。お疲れさまでした。

試合終了は11時近く。
そんなスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
タジキスタン 0-3 日本(前半0-0)



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体育の日、アイスホッケー関東大学リーグ戦5試合を取材。

ラグビーワールドカップ日本代表の勝利に興奮し、昨夜はなかなか寝られませんでした。
夜中にNHK総合でスコットランド戦の再放送を見ました(NTV版とは解説が異なる)が、相変わらず画面の三分の一ほどが台風情報のテロップで埋まっていました。ちょっとアングリ。台風情報を得たいと思う人はラグビーなんか見ないと思うんですがね。

そんなこんなで未明に寝たのですが、気が付いたら9時15分。
跳び起きて朝のルーティーンだけ済ませてDyDoアイスアリーナに向かいます。
東京地方、お天気が良かったのは昨日だけ。今日は午前中から驟雨が降っています。
水害に見舞われてしまった方、二次被害が心配です。
それに結構寒い。秋も一気に深まった感じです。

関東大学アイスホッケーリーグのトップ、Div.ⅠグループA1次リーグも2回り目に入っています。
ここまでで、すでに全勝チームは無くなりました。上位の明治、早稲田、東洋、中央、法政の5強は、紙一重の接戦。この中から4チームしか決勝リーグに進めません。第2レグの星の潰しあいが熾烈で楽しみです。
今日の第1試合は、1敗のランク1位の明治vs.不振にあえぐランク7位の日本体育の対戦。
ディフェンディングチャンピオンの明治は、春の選手権で3-5で敗れている東洋に第1レグでも1-3と完敗。手痛い敗戦を喫しました。
一方の日本体育、有望な新人を迎えて躍進が期待されたのですが、得点力不足に悩まされています。第1レグでは7試合で8ゴールしか挙げられず深刻な状態。攻撃の立て直しが急務です。
明治のスターティングラインアップは、GK香田(白樺学園3)。DF三浦(駒大苫小牧2)、青山(釧路江南2)。FW佐久間(日光明峰4)、池田(北海4)、吉岡(武相2)。
対する日本体育の先発は、GK伊藤(北海1)。DF其田(武修館1)、清水(埼玉栄2)。FW滝川(武修館3)、金子(駒大苫小牧3)、佐野(武修館2)。
午前10時25分、フェースオフで試合開始。
今季の日本体育、ペナルティーが多い。今日もさっそくショートハンドになってしまい格上・明治にパワープレーのチャンスを与えてしまいます。
3分51秒、金子がスラッシングの反則で2分間退場。この反則で得たパワープレーは生かせなかった明治。
5分51秒、日本体育は佐野(武修館2)がディレイド・オブ・ゲームズの反則で分間退場。明治はこのいパワープレーのチャンスを利し7分42秒に京谷(清水4)、唐津(日光明峰1)のダブルアシストで高木(日光明峰3)がゴール、先制します。2度目のパワープレーをきっちり決める明治、さすがです。
8分5秒、明治の岩﨑(釧路工3)がクロスチェッキングの反則を犯しますが、同時に日本体育も佐野がホールディングの反則で同時に2分間退場。4 on 4でパワープレーになりません。
人が少なくなってスペースが出来たシチュエーションで明治は8分42秒、佐久間、三浦と繋いで青山がゴール。2-0とリードを広げます。スクランブルでは明治の試合巧者ぶりが目立ちます。
18分47秒、明治の池田がラッフィングの反則で2分間退場。日本体育は初のパワープレーのチャンス。しかし1分13秒では生かせず第1ピリオッドが終了します。シュート数は18-10と明治がリード。
12分間の整氷インターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
パワープレースタートの日本体育、このチャンスは生かせませんでしたが、4分52秒に寺嶋(武修館1)のアシストで小向(.釧路工4)がゴール、2-1と追いすがり勝負の興味を繋ぎます。
次の1点が勝負の分かれ目でした。
6分6秒、明治は壬生(八戸工大一3)がフッキングの反則で2分間退場。日本体育は、このパワープレーが勝負の分かれ目でした。日本体育、パワープレーを生かせません。
ピンチの後にはチャンスあり。15分33秒、明治は佐久間のパスを受けた高木がゴール。3-1とリードを広げ、ぐっと勝機を引き寄せました。
18分25秒、日本体育の石井監督が期待するフレッシュマン寺嶋、ハイスティックのメジャーペナルティーを犯します。ゲームミスコンダクトペナルティーも課せられ次戦は出場停止。石井監督の期待を裏切ります。小島(東北1)が5分退場を代行しペナルティーボックスに入ります。
試合巧者の明治、このパワープレーを逃しません。18分44秒、徳田(武修館3)、青山のダブルアシストで佐久間がゴール。4-1としてダメを押します。
第2ピリオッドのシュート数は16-15とほぼ互角でした。
第3ピリオッドも明治のパワープレースタート。GKを香田から磯部(武修館4)に交代する余裕も見せます。
34秒、明治はパワープレーを利して池田、青山のダブルアシストで吉岡(武相2)がゴール。日本体育・寺嶋のペナルティーで2ゴールを挙げます。この日3点目のパワーゴール、由緒正しきアイスホッケーです。
3分16秒、明治の佐久間がトリッピングの反則で2分間退場。再び4 on 4に。
日本体育は、小島が3分25秒にペナルティーボックスを出てパワープレーに入りましたが、これも生かせず。策がありません。
7分52秒、明治は最後まで攻撃の手を緩めず、宮田(白樺学園4)、池田と繋いで高木がゴール。高木はハットトリック達成です。6-1と試合を締めました。
そのまま試合は終了。シュート総数は44-30。明治の試合巧者ぶりが目立った試合でした。

続く

[結果]
Div.ⅠグループA
明治 6-1 日本体育(2-0、2-1、2-0)
早稲田 7-2 日本(2-0、4-0、1-2)
東洋 2-3 法政(0-2、0-0、2-1)
中央 5-1 慶應義塾(2-1、1-0、2-0)
グループB
神奈川 3-4 専修(0-1、1-3、2-0)

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アイスホッケー東洋大vs.慶應義塾大戦とラグビー日本vs.スコットランド戦を取材。

台風一過。
日本晴れになりました。
気温は高いですが、吹き返しの強い北風が吹いています。
雨が降らなくても、上流から水が押し寄せてきて、安心はできないそうです。

関東大学アイスホッケーリーグは、第1試合と第2試合が延期。
関東女子大学サッカーリーグは、全試合中止となりました。
しからば、テレビで釜石で行われるナミビアvs.カナダ戦を日本テレビで見ようと思ったら、東北地方はまだ台風の影響下にあるらしく中止。日本代表の過去3戦のダイジェストになってしまいました。それも画面のほとんどは台風情報のテロップが流れています。CMの時には外れるのに。いつまでつづくんだろう。今日の夜の日本戦は行われるようですが、まだテロップ付きなのかな? ちょっとイライラします。

午後3時から、アイスホッケーの第3試合が始まります。
ようやく日常への第一歩。
ランク3位の東洋は、格下の法政に1-3、中央に4-5(PSS)と2敗。格上の早稲田に6-3、明治に3-1と勝っているだけに、まだ安定した力が出ていません。春の選手権は優勝しているだけに、まだまだ実力発揮とはいきません。
対するランク6位の慶應義塾は、春シーズン8位。秋に入っても7戦全敗。7試合で5得点しか挙げられません。得点力不足が深刻です。そんな両チームの対戦になりました。
東洋の先発は、GK水田(駒大苫小牧4)。DF福田(日光明峰2)、石田(武修館1)。FW所(駒大苫小牧4)、清水(白樺学園3)、宮田(白樺学園Ⅰ)。
対する慶應義塾のスターティングラインアップは、GK木村(苫小牧東2)。DF小嶋(慶應2)、笹山(慶應1)。FW振津(埼玉栄2)、田中(慶應⒋)、運上(埼玉栄3)。
午後3時25分、フェースオフで試合開始。
久しぶりにトップチームのアイスホッケーのゲームを見ると、ラグビーもいいですが、やはりアイスホッケーは面白い。
両チームともショートハンドになるのを恐れ、相手の出方を見るような展開。静かな立ち上がりでした。
東洋のアイスィングが多いのが気になります。トップのチームは1試合で犯してもアイスイングは1試合に数回。東洋は立ち上がりに2回も犯します。
3分48秒、東洋アイスィング直後のフェースオフ。田中のフェースオフのパックを受けた振津が運上に繋ぎ遠目からスラップショット。これがものの見事に決まって慶應が先制します。
6分22秒、その運上がチャージングの反則で2分間退場。そうなると東洋の攻撃のスウイッチが入りスピードアップ、プレッシャーも激しくなります。なんとかショートハンドを耐えた慶應でしたが、10分35秒に石田がカウンターアタック、猪狩(駒大苫小牧3)にスルー、猪狩が左からクロス、右の久米(駒大苫小牧2)がシュート。試合を振り出しに戻します。
15分8秒にも猪狩、久米のダブルアシストで武部虎(苫小牧工3)がゴール。あっという間に逆転に成功しました。
反撃に出たい慶應でしたが、19分10秒に田中がトリッピングの反則で2分間退場。これは第2ピリオッドに積み残されます。そのまま最初の20分間が終了。シュート数は16-16と互角でした。
12分間の整氷インターバルの後、第2ピリオッド開始。
パワープレースタートの東洋でしたが、これを生かす事が出来ません。
3分52秒、東洋の石田がスラッシングの反則。12分53秒に慶應の長谷部(八戸1)がホールディングの反則で、お互いにパワープレーの機会を得ますが、ともに生かせず。
15分33秒、慶應の長谷部がクロスチェッキングの反則で、東洋の宮田がチャージングの反則で同時にペナルティーボックスへ。この4 on 4のシチュエーションで東洋がゴールを挙げます。15分57秒、福田、石田と繋いで清水がゴール、3-1。
5 on 5に戻ってから、19分54秒には宮田のパスを受けた清水が右からクロス、武部太(苫小牧工1)がゴール、4-1として第2ピリオッドを終了します。慶應としては残り6秒での失点。この1点が勝負の明暗を分けました。シュート数は22-9と東洋が大きくリード。
2度目の整氷インターバルの後、第3ピリオッド開始。
先にゴールを挙げ勝負に望みを残したい慶應。2分23秒、笹山が遠目からスラップショット。ゴール前の永田(日光明峰2)がスティックでパックのコースを変えるミラクルシュート。これがゴールインして4-2。慶應が追いすがります。
しかし、この後の東洋は無理攻めをせず時間を経過させる作戦。得点も取れないが取らさないアイスホッケーを見せます。試合巧者ふりを発揮。
慶應は16分5秒、我慢しきれず瀧澤(慶應4)がトリッピングの反則。ショートハンドになり得点機は遠ざかります。キルプレーを耐えて失点は防ぎました。
18分51秒、オフサイドを犯したところで慶應はタイムアウトを取ります。敵陣ブルーライン近くのフェースオフで試合は再開されますが、GK木村を氷上から上げて慶應は乾坤一擲の6人攻撃に出ます。
ところが14秒後の19分5秒、得点を焦った慶應の福盛が東洋GK水田を捲き込んでゴールに突っ込んでしまいインターフェアランスの反則、2分間退場。万事休すです。
慶應はGK木村を戻してキルプレーには耐えましたが、そのままタイムアップを迎えました。総シュート数54-35。慶應が善戦しましたが、東洋が試合巧者ぶりを発揮し第2レグ初戦を飾った試合でした。

すぐ中央vs.法政戦の試合前練習が始まりましたが、後ろ髪をひかれる思いでアイスアリーナを後にします。帰宅してラグビーワールドカップの日本vs.スコットランド戦をTV観戦するためです。

午後7時、日本テレビの放送が始まります。
台風情報のテロップは消えていました。よかった。
すでに各プールのノックアウトステージ(いわゆる決勝トーナメント)進出チームは、7チームが決まっています。ニュージーランド、南アフリカ、イングランド、フランス、ウェールズ、オーストラリア、そしてアイルランド。最後の一つが日本かスコットランド。
日本は勝つか引き分けるかでベスト8入りが決まります。負けてもボーナスポイントの関係で残れることはあるようですが、どれも実際にそのケースになるとは思えません。スコットランドから4トライ奪って7点差で負けるなんてことは、多分ないでしょう。もう、ここは勝しかない。
スコットランド代表は、日本にとって因縁深い相手です。日本代表が「ティア1」と呼ばれる旧IRB所属国に最初に勝ったのがスコットランド。1989年に来日したスコットランドに宿沢ジャパンが勝ったのが嚆矢になった。
そして1991年の第2回ワールドカップでは、敵地のアームズパークで戦い宿沢ジャパンは9-47で一敗地に塗れまし
た。その際、試合後に「勝てると思ったのですが?」という私の質問に宿沢さんは、
「あいつらホームじゃ負けないよ」と答えたのです。今日は日本のホーム。きっと天国の宿沢さんも見ていてくれるでしょう。

日本代表のスターティングラインアップは、FW稲垣(関東学院大)、堀江(帝京大)、具(拓殖大)、トンプソン・ルーク(NZL)、ジェームス・ムーア(AUS)、リーチ・マイケル(東海大)、ピーター・ラプスカ二(RSA)、姫野(帝京大)。HB流(帝京大)、田村(明治大)。TB福岡(筑波大)、中村(帝京大)、ラファエル・ティモシー(SAM)、松島(桐蔭学園高)。FBウイリアム・トゥボウ(NZL)。
日本は前節サモア戦から中7日、スコットランドは前節ロシア戦から中3日ですが、メンバー12人を入れ替えて、ほぼ中12日でのメンバーを揃えました。
台風19号の被災者に対し黙とう、両国の国歌吹奏の後、ベン・オキーフ主審の笛で7時48分キックオフ。

続く

[結果]
東洋 4-2 慶應具塾(2-1、2-0、0-1)

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台風19号来襲。自宅でラグビーアイルランドvs.サモア戦を観戦。

ついに台風19号が東京に来襲。

気象予報士が注意喚起したほど風は吹きませんでしたが、雨が凄かった。
未明から降り始めて台風が通過するまで降りっぱなしでした。
普通、台風の時の雨って断続的なものですが、今回はかなり激しい降りでやみませんでした。
ふだん、川崎フロンターレの取材で等々力スタジアムに行くときに使用している多摩川のサイクリングロードを乗り越えて水が流れていました。二子玉川の高級住宅街も水浸しです。

そんな大雨。うちの裏を流れている石神井川も一杯になったようです。でも、15年ほど前からの護岸工事(そのおかげで早稲田のラグビー部のグラウンドが東伏見から上井草に移ってしまったのですが)で本物の川の下に暗渠を作り、そこに放水するために洪水が起こりにくくなりました。
停電にもならず(神奈川、千葉、東京ではかなり停電になった模様)、なんの影響もなく午後10時ころにはパタリと風雨が静まりました。

夜7時44分からNHK E(台風が来たため総合から移りました)でラグビーワールドカップのアイルランドvs.サモア戦の放送があったので観戦しました。福岡の博多の森は、台風の影響を受けなかったので開催となったのですが、10月6日に芝生を張り替えたそうで、かなりコンディションが悪そうでした。
このプールA、日本が1試合を残しトップの勝ち点14。アイルランドは勝ち点10。今日4トライ以上取って勝てば勝ち点15になって逆転します。もしサモアが3トライ失で負ければ日本の2位以上が決まる試合でした。

しかし、アイルランドは強い。よくこのチームに日本は勝ったものです。
アイルランドが簡単に3T、3Gを奪ったあと、サモアも1T返し、21-5。試合は面白くなります。
しかも28分、アイルランドのCTBアキがハイタックルでレッドカード、1発退場。残り52分、アイルランドは14人で戦うことになってしまいました。
サモアは大チャンスでした。ところが、ノックオン、スローフォワードなどの単純なミスが多い。それに不用意なラフプレーでペナルティーも多い。自滅です。
39分、アイルランドは4個目のトライを奪いボーナスポイントもゲット。26-5と大きくリードしハーフタイムを迎えます。
後半もアイルランドのペースで試合は続き、3T、3Gを加えて47-5で快勝。勝ち点15としてプールAの全日程を終了しました。

これでサモアもワールドカップを去ります。日本vs.スコットランド戦に最後のベスト8進出チームがかかることになりました。
明日の午前中に試合実施は決定されます。

関東大学アイスホッケーは2試合まで順延。関東大学女子サッカーは順延となりました(早稲田ア式蹴球部のHPには「未定」とありましたが、関東大学女子リーグのHPには「1部から3部までの試合は全試合中止」とありました)。
明日の予定は、明日決めましょう。

とりあえず、停電にもあわず無事すぎたのはラッキーでした。

そんなスポーツ三昧でした。

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