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本番レース前日の名古屋ドーム訪問。

週末の土曜日。名古屋地方は風も止んで良いお天気。
桜の開花は例年よりも早く15日頃と噂されています。

普通の土曜日ですが、東京都はテレビ番組がえらく違う。
「題名のない音楽会」は早朝やっているし、大好きな「食彩の王国」は放送されていません。
関西で作っている東野MCのワイドショーが流れています。

11時30分頃、実家から自動車で30分くらいのところに住んでいる妹がやってきて、1年ぶりに昼食を共に。ブロンコビリーなどに行ってしみました。これまた久しぶりに外食。サラダーバーなどお代わりしてしまった。

その後、入院中の母のお見舞いに。
昨日も見舞いに行ったのですが、薬が効いていて爆睡。会話もできませんでしたが、今日はしっかりしていました。まあ、一安心。今日の女性看護士さんは優しかったし。

一旦帰宅したと、妹の車で名古屋ドームへ。
レース本番は明朝ですが、少し様子を見ておこうと思ったのです。
イオンの中を抜けて名古屋ドームへ。
名古屋ウイメンズマラソンは、レース当日に取材用ADカードを受け取ることができません。それで今日からプレスセンターが開いているのですが、閑散としています。
カメラマンやライターの知り合いの方に何人かとお会いしました。

私は、メールを確認したり記事を少し書いたり。
結局、6時少し前までプレスセンターに居座ってしまいました。

帰路は地下鉄で金山に出て、買い物を済ませてから実家に帰りました。

東京都アイスホッケー連盟のHPに、
「関東大学選手権開幕を2週間延期します」と発表されていました。新型コロナの影響です。
アイスホッケーは、2011年の東日本大震災の際は全ての競技会を半年間キャンセル(日本代表の世界選手権出場まで辞退)しています。そんな潔さ(?)も持ち合わせている競技団体だけに、中止ではなく延期であったのは良かったと思います。各大学も自粛要請以来練習も止めていると聞きました。なんとか2週間遅れで元気な姿を見せて欲しいと思います。

そんなレース前日のスポーツ三昧でした。



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名古屋ウイメンズマラソン2020プレスカンファレンスを取材するため名古屋へ。

早朝2時に目が覚め、二度寝すると起きられないかも、と思って起きました。

旅の支度と行く前にやるべきことを、と思ったのですが、結局5時ジャストには家を出られず、始発電車(東伏見5時17分発)を逃してしまいました。
東伏見5時33分、高田馬場5時53分、品川6時27分と乗り継ぎ、熱海で予定の8時23分発沼津行きに追いつきました。そこから悪名高きJR東海静岡管内のトイレ無し電車に。
沼津8時47分発豊橋行き(珍しくロングラン)にはトイレ付き車両が1両ありましたが、浜松で切り離されてしまいました。
豊橋からは11時50分発大垣行き特別快速で名古屋に。12時42分オンスケで名古屋着。
旅具が多かったのでプレスカンファレンスが行われる名古屋観光ホテルのある納屋橋まで市バス利用。ちょうど毎回お昼ご飯でお世話になる山本山本店(味噌煮込みうどん)の真ん前にバス停がありました。
早速、そこで昼食。名古屋駅の新幹線口地下街では溝煮込みうどんだけで1500円くらいするのに、ここまでくればご飯、お新香付きで1000円でお釣りがきます。

2時、山本山本店近くの名古屋観光ホテルに移動。
名古屋ウイメンズマロソンのプレスカンファレンスの受付が始まります。
ここ5年ほど取材しているので、事前申請してあったこともあり、スムーズにADカードが受領できました。ありがとうございます。
ホテルの方も無線LAN接続につき親切に対応してくださりました。重ねて感謝いたします。

例年に比べ、プレスカンファレンス会場は横幅が倍の広さに。記者が着雪する座席も、前後左右ゆとりを持って置いてありました。
登壇した選手は7人。
海外招待選手のナミビアのヘラリア・ジョハネス、ケニアのビュアリティー・リオノリポ。
国内招待選手は5人。安藤友香、福士加代子、岩出玲亜、一山麻緒、野上恵子。
東海テレビの仕切りなので、代表質問の後はレース当日にテレビ解説する増田明美、高橋尚子、有森裕子さんらが質問。
まあ、レースの焦点は、外国勢の2人は記録が出やすい名古屋で自己ベストを出すこと。
国内選手は、先だっての大阪国際女子マラソンで2時間21分47秒の好記録を出し、目下東京オリンピック第3代表に近いところにいる松田瑞生の記録を破ることが目標です。分かりやすい図式。
福士選手の達観ぶりが印象に残りました。アテネ、シドニー、北京、リオデジャネイロと4回連続でオリンピックに出場しているのです。
「ダメな時はダメだけど、記録が出る時は出るんだよ」といった割り切りが不気味といえば不気味。
あと、安藤が初マラソンで買った時みたいに、思わぬ伏兵が出てくるかもしれません。

本当は、時習館高校、名古屋大学と地元の出身者である鈴木亜由子が名古屋ウイメンズでオリンピック代表を掴めばドラマチックだったのですが、彼女はすでにMGC2位で代表内定しています。
そういった意味では、名古屋で松田の記録が破られれば、盛り上がるのですが、そうなれば地元の大阪を選んだ松田が悲劇のヒロインになってしまうし。
難しいところです。

プレスカンファレンスは、フォトセッションを後に約45分で終了しました。
帰路は坂道の下りなので歩いて名古屋駅へ。

栄生にある名鉄病院に体調を崩して入院している母を見舞いました。
新型コロナの院内感染を恐れ、家族であったも見舞いはご遠慮を、解いうスタンス。
東京からわざわざ来たので、なんとかとお願いしたところ、体温を計られ、問診までされて、
「5分間だけですよ」と釘を刺されました。
母は薬で寝ているらしく、声かけをしても無反応。仕方なく寝顔だけ見て5分間ほどで帰ってきました。
東京オリンピックの開会式の日、89歳の誕生日を迎える高齢の母。
明日また来てみよう。

実家に帰ると、妹が掃除をしておいたらしく、思ったより綺麗でした。
近所のスパーマーケットまで買い物に行き、なんとか生活をつなぎます。

そんな名古屋のスポーツ三昧でした。

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明日からの名古屋取材のため有用不急の活動を。

今日は24節気の「啓蟄(けいちつ)」の日。
冬眠で寝ていた虫たちが春になって起き出す日だそうな。

ここのところ安倍ちゃんの「不要不急の外出は避けてほしい」という要請を真に受けて自宅で冬眠していたスポーツ三昧ですが、明日から名古屋ウイメンズマラソンの取材で帰郷するため、今日はそのための準備で活動しました。

まず、心臓の冠動脈が狭窄する病気で手術・治療を受けている田無の総合病院へ。
毎日、体温、血圧、体重、食べたものなど記録する「心臓リハビリテーション手帳」なるものがあり、毎日記帳しているのですが、その手帳の記入欄が来週月曜日に無くなってしまうので、新しい手帳をもらいに行きました。

ちょっと病院近くにある市役所によってから、JR武蔵境へ。
明日からの名古屋取材は、旅費節約のため「青春18きっぷ」(1万2050円で普通・快速列車に5日間乗り放題)を利用しようと思っていたので、その切符を購入に。
明日、名古屋ウイメンズマラソンのプレスカンファレンスが午後3時から名古屋のホテルで行われるので、それに間に合うためには明朝始発電車で移動しなければなりません。明日、高田馬場で切符を買うのに手こずると、乗り継ぎが予定通り行かなくなり遅延の恐れがあったので今日買っておくことにしたのです。
東京都内から名古屋まで通常の運賃は6380円。それが2410円で乗れるわけです。安いですね。それに新幹線で1時間30分で行けるところを6時間かけていく旅もいいもんですよ。

武蔵境から東伏見に戻り、新青梅街道のユニクロへ。久しぶりの旅のために経済活動(現在、日本は新型コロナで消費が冷え込んでいますからねえ)。ジーパンを新調しました。36/91cmのスリムフィットを購入。3,990円(税別)なり。そのままいじらないで買ってきました。
生協ストアで買い物をし、6時少し前に帰宅。

早めに夕食をいただき、早めに床につき、明日に備えたスポーツ三昧でした。

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春の選抜高校野球が無観客or中止に!

1日置きに春になったり冬に戻ったりの3月です。
今日は、再び雨が降り10度にも満たない冬の日。

体調は不十分。なんとか起きて朝のルーティーンだけは済ませます。
今日も特に予定なし。
不要不急の外出はいたしません。

名古屋ウイメンズマラソン事務局からメールが入り、ついに中止!?かと驚いたのですが、一部新型コロナ対応で取材要項の変更についてのお知らせ。
そして日本陸連からは、東京2020マラソン内定発表記者会見のお知らせが。3月12日に行われるそうですが、なんと場所は1964年の東京オリンピックのマラソンで銅メダルをとった円谷幸吉選手にあやかって、円谷選手の故郷・福島県須賀川市に近い郡山でわざわざやるそうな。どうせなら須賀川でやればいいのに。
須賀川にある円谷幸吉記念館にまだ行ったことがないので、記者会見取材の帰りに寄ってくるか、などと考えています。

夕方6時過ぎ、3月19日から甲子園球場で13日間行われる第92回選抜高校野球大会の開催要項変更が発表されました。
これまた新型コロナの影響で準備が整えば無観客で、整わなければ中止という発表でした。
高校野球史上初めての珍事です。
もし中止なんてことになろうものなら、18日に再開を予定しているJリーグ、そして20日開幕予定のプロ野球にも大きく影響しそうです。
昨日、サッカーJリーグとプロ野球機構は手を組み、再開のタイミングを見計ろうと手を結びましたが、高校野球が19日からなのに無観客とか中止になれば、再開というわけにはいかないでしょう。
高野連は11日に選抜の開催(中止?)を決定するというのですが、この決断が大きく影響しそうです。
そして7月の東京オリンピックにも影響しそうな勢いです。

世の中とともに日本スポーツ界の状況も混沌としてきました。

ますます閉塞感に苛まれるスポーツ三昧でした。

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日本高校サッカー選抜チームの欧州遠征でご一緒したメンバーの現在を探る。

昨日、東京地方に雨を降らせた低気圧は東方海上に去り、再び春らしい良いお天気に。
今日は桃の節句・ひな祭りです。

とは言っても特に取材の予定なし。
今日も不要不急の外出はいたしません。

午前中から、金曜日に購入した「2020 J1 J2 j3選手名鑑」を頭から最後まで熟読(?)。
昔、高校サッカー選抜チームでご一緒にヨーロッパに遠征した選手たちが、現在どのチームに所属して活躍しているのかを探ってみました。

昨日も書いたように、私は「高校サッカー年鑑」などという本の出版に1978年から2014年まで携わっていたので、1983年から2011年までの間に15回日本高校サッカー選抜チームのヨーロッパ遠征に帯同取材しています。もう1回、個人の資格で2013年もデュッセルドルフ国際大会を取材しています。まあ、FC東京の室屋成(青森山田)などがいたのですが、その時の選手は除外することにしました。

まずJ1リーグに所属している現役選手と指導者たちです。
横浜F・マリノスには中林洋次(GK・市立船橋2005年)がいます。昨年マリノスがJ1で優勝した際、スタメンGKが負傷したため交代出場。優勝した瞬間はピッチに立っていたラッキーな選手です。
FC東京は現役選手はいないのですが、長谷川健太監督(清水東1983年)と佐藤由紀彦コーチ(清水市商1995年)がいました。
鹿島アントラーズには、相馬直樹コーチ(清水東1990年)と白﨑凌兵(MF山梨学院大付2011年)がいました。相馬コーチは、キャプテンを務めてベリンツォーナ国際大会でスイスU-20代表に0-1で惜敗、準優勝に輝きました。
川崎フロンターレには、高校選抜でもGKコーチを務めた菊池新吉(GKコーチ、遠野2005年)がいます。選手では登里亨平(DF香川西2009年)と車屋紳太郎(DF大津2011年)の左右両サイドバックが頑張っています。
サンフェレチェ広島も多士歳々。井林章(DF広島皆実2009年)、増田卓也(GK広島皆実2007年)、柴崎晃誠(MF国見2003年)の3人が所属。
ガンバ大阪には、松波正信(強化アカデミー部長、FW帝京1993年)がいました。
大分には、昨年度の最優秀監督に選ばれた片野坂知宏監督(鹿児島実1990年)が今年も健在。
清水にも大榎克己(強化部長、MF清水東1983年)が名前を連ねています。
浦和には、鈴木大輔(DF星稜2007年)がいます。言わずと知れたロンドン・オリンピック4位のメンバー。
湘南には、渋いところで坂本紘司(スポーツダイレクター、MF静岡学園1997年)がいました。
今年14年ぶりにJ1に復帰した横浜FCのキャプテンは南雄太(GK静岡学園1997年)。ベスト8に入ったシドニー・オリンピックのGKでした。

J2でも活躍を期待される選手・指導者がいます。
J1から降格した松本山雅の監督は名将・布啓一郎(市立船橋1995、1997年)。遠征では2回コーチとして参加されました。選手では中美慶哉(MF前橋育英2009年)がいます。
磐田には西野泰正(富山第一2001年)がコーチで健在。
大宮には大塚真司コーチ(習志野1993年)がいました。
山形の櫛引政敏(GK青森山田2011年)はリオデジャネイロ・オリンピック代表。
京都の實好礼忠監督(南宇和1990、1991年)は、2年連続でご一緒しています。佐藤尽コーチ(室蘭大谷1993年)はサブキャプテンを務めました。
岡山の増田繁人(DF流経大柏2011年)はキャプテンで遠征チームをまとめました。
金沢の作田裕次(DF星稜2005年)もクレバーな守りでチームに貢献します。
長崎は手倉森誠監督(五戸1986年)、そして徳永悠平(DF国見2001年)と徳重健太(GK国見2001年)が故郷のチームに帰って活躍します。
東京ヴェルディの監督は永井秀樹(MF国見1988年)、そしてコーチに江尻篤彦(FW清水商1986年)が指導者として頑張ります。亡くなった元清水エスパルスのコーチ真田雅則さん(GK清水商1986年)と江尻、手倉森とアムステルダムの街を散策した思い出は忘れられません。
福岡の長谷部茂利監督(桐蔭学園1990年)も昨年の水戸ホーリーホック躍進の立役者でした。福岡での手腕も見せ所です。
千葉には3人の現役選手がいます。ガンバ大阪から帰ってきた米倉恒貴(DF八千代2007年)、小島秀仁義(MF前橋育英2007年)、増嶋竜也(DF市立船橋2003年)。いずれも実戦経験豊富な選手。しばらくJ2に定着している千葉ですがオリジナル10の伝統の力を発揮してほしい。
草津には渡辺広大(DF市立船橋2005年)がいます。高校選抜では「渡邉」としてキャプテンを務めました。

J3にも懐かしい顔が揃っていました。
藤枝には大迫希(MF鹿児島城西2009年)がいます。「半端ない」大迫勇也(ブレーメン/GER)の同級生で、高校選抜をドタキャンした勇也に代わって活躍した選手。
富山の安達亮監督(市立船橋1988年)も個性の強い選手でした。指導者として色々なチームを渡り歩く一匹狼です。
秋田には田中雄大(DF野洲2007年)がいます。秋田には同姓同名の選手がいます。
八戸の監督には中口雅史(国見1990、1991年)。JFLのMIOびわ湖の監督を退任したとは聞いていましたが、青森県に移住したのですね。彼も2年連続でヨーロッパにご一緒しています。
福島には樋口寛規(FW滝川第二2011年)がいました。遠征時には進路のことをいろいろと相談を受けたことを思い出します。
今年からJ3に昇格した今治には園田卓也(DF国見2003年)がいます。昨年もJFLで大活躍。昇格の原動力になりました。

以上、ざっと挙げました。漏れもあるかもしれませんが42人いました。15回の帯同は、1年おきでしたので私が遠征に行っていない年にもたくさん選手、指導者はいるでしょう。長崎総科大付の小嶺忠敏先生(国見1988、1991年)などは現役監督として現在も頑張っておられます。
だいたい1回の遠征の選手は20人以内ですので、約300人の選手の中から、これだけの人材が日本サッカー界に貢献しています。
その他にもU-18日本代表監督の影山雅永(磐城1986年)や大学で指導している順天堂の堀池巧(清水東1983年)、日体大の楠瀬直木(帝京1983年)、びわ湖成蹊スポーツ大の望月聡(守山1983年)。ジャーナリスムの世界で健筆を振るう忠鉢信一(朝日新聞、帝京1986年)、タレントとして活躍する前園真聖(鹿児島実1991年)、コンサドーレ札幌の社長となった野々村芳和(清水東1990年)、そして高校サッカーの指導者になっている尚志高校の仲村浩二(習志野1991年)、駒大高の大野祥司(武南1990年)、大成の豊島裕介(帝京1999年)、藤倉寛(帝京1999年)ら多士済済のメンバーが揃っています。
変わり種としては、現役引退後JFLのマルヤス岡崎に現役復帰(強化担当兼任)した森山泰行(FW帝京1988年)がいます。

日本高校サッカー選抜チームについては、存続の意義を問題にする旨もありますが、多くの選手・指導者に国際経験を積ませ日本サッカーの発展につなげよう、という意義もあるわけです。
今週末に予定されていた今年の日本高校サッカー選抜チームの御殿場合宿や静岡ヤングサッカーフェスティバルは、新型コロナの影響で中止になってしまいました。1995年に始まって1回も欠かさず続いていた静岡高校選抜との定期戦が途絶えてしまうのは残念です。
1991年の湾岸戦争の時も高校選抜のヨーロッパ遠征は中止されませんでしたが、今年はどうなるのでしょうか。ブンデスリーガを観戦しようとした日本人が観戦を拒否されるなど、ドイツでも日本に対する風当たりは強くなっています。
1973年に始まった高校サッカー選抜の海外遠征(ヨーロッパへの遠征は1978年から)。果たして今年も行われるのでしょうか。

昔、選手団の一員として15回参加しているスポーツ三昧としては気になるところです。
<了>

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全国高校総体の崩壊を憂う。

昨日は気温17度超えだったそうですが、今日は朝から冷たい雨が降っています。

雨がわたしを眠らせる。

今日は特に予定もなく不要不急の外出はしないことに。

なぜかトイレットぺーパー、ティッシュペーパーの買い占めが進んでいるそうです。
2年前からこんなに紙が売れていれば、日本製紙のアイスホッケー部は続いていたんじゃないでしょうか。
今からでも遅くない。ひがし北海道クレインズの大スポンサーになっていただきたいものです。

やることもないので、先週の金曜日に早稲田大の生協で購入した新しい手帳に新年度の取材スケジュールなど調べて記入する作業をしました。
その作業中、2020年度の高校総体が、これまでのインターハイの原則を大幅に壊していることを知りました。

全国高校総体(通称インターハイ)は、全国高校体育連盟(高体連)が主催する総合体育大会です。
高体連は、戦後の昭和23年(1948年)に創設された新制高校のスポーツを統括する組織。昭和37年(1962年)までは各競技毎に全国選手権を開催していましたが、昭和38年(1963年)から国民体育大会のように一つの都道府県で同じ時期に開催する総合体育大会が生まれ変わりました。総合開会式を行いオリンピックのように競技を超えた選手たちが交流できる一大スポーツイベントになりました。参加人数も3万人を超える(選手数としては国体を上回る)、競技数も30を上回る日本最大のスポーツイベントです。
開催地は、東・中・西と回しながら8月初旬に開催され、平成22年(2010年)の沖縄大会で一応全国一回りしています。
大会は競技数も増え(例えばサッカー男子は昭和41年の1966年から、サッカー女子は2012年の平成24年から新たに加わっています)、
「これからは一つの都道府県の開催は不可能」ということで、地域ブロック(数県)での開催に変更されています。
これで、なんとか運営されてきた高校総体ですが、今年度は「北関東ブロックの担当」ということで、群馬県で総合開会式を行い(サッカーも男子は高崎市、女子は前橋市で開催)、栃木、茨城、埼玉を中心に実施されるのですが、なんと北は青森(相撲)から南は大分(フェンシング)まで、メインの陸上競技は静岡県エコパスタジアムでの開催、会期も7月21日からオリンピックをまたいで8月25日まで行われるというのです。
もはや高校総体が誕生した時の理念は、全く崩壊です。
もちろん、今年は東京オリンピックが開催されるから特別だ、という意見はあるでしょうが、高体連みたいな半分お役所みたいな組織は、「前例」というお化けが跋扈するもので、例えば「一つのブロックの4つの都道府県で開催することを原則とする」みたいな物を残しておかないと、ますます高校総体の将来は危ういです。
実際に来年度は北信越ブロック(中)での開催ですが、開催地は福井、新潟、富山、石川、長野、和歌山での広域開催。さ来年度は四国ブロック(西)での開催ですが、徳島、香川、愛媛、高知、和歌山(ヨット競技は和歌山での固定開催)やはりかなりの広域開催です。

スポーツ三昧は、「高校サッカー年鑑」などという本の出版に携わっていたのですが、昭和53年度(1978年)の福島総体(関塚JFA技術委員長が選手で出場していました)から平成26年(2014年)の南関東総体(男子サッカーは山梨県、女子サッカーは東京都)まで34大会を取材しました(1992年の宮崎大会と1996年の山梨大会はオリンピックでバルセロナとアトランタに行ったため取材できませんでした)。
忘れもしないの平成24年(2012年)の北信越ブロック大会。報道員会議で新潟市まで行き、サッカー会場の長野県松本市へ移動するために新潟から上越新幹線で高崎へ移動、長野新幹線で長野に出て特急しなのに乗って松本まで行ったことがありました。広域開催もここまで来たか、と思いました。
高校総体は地方新聞の記者さんたちも活躍されるのですが、
「もう2競技以上の掛け持ちは無理です」と話しておられました。
まあ、スポーツ三昧も、ここのところ数年は高校総体は取材しておらず、そんな苦行も無縁になっています。

そんな具合で、高校総体の将来を憂いているスポーツ三昧でした。
<了>


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東京マラソン2020をテレビ観戦。

3月に入りました。
東京オリンピック2020開会式まで145日(予定通り開催されたとして)です。

朝、いつものようにサンデーライブ(テレビ朝日)を見て、7時30分にフジテレビにチャンネルを変えました。
スタートは9時10分ですが、東京マラソン2020の前番組が始まりました。
3万8000人の市民ランナーの姿はありません。新型コロナというより安倍晋三の影響大か?

今日のレースの焦点は、東京オリンピック2020マラソン(レースは札幌で行われます)の男子第3代表争い。MGCで3位の大迫傑が2018年シカゴマラソンで出した2時間5分50秒を破って日本人1位になれば代表に内定(一応来週のびわ湖毎日マラソンの結果待ちですが)します。
大迫は、自らの記録が破られなければレースに出なくとも横滑りできたのですが、あえてレースに参加しました。
注目は。2時間2分代、3分代の記録を持つエチオピアの3選手に誰か日本選手が挑むのか。ペースメイカーは彼らの前を走りので優勝を狙うなら彼らについていかねばなりません。が、日本記録を狙うなら勝負は諦めて遅めのペースメイカーについていき日本人最速を狙うしかありません。
大迫の立場は簡単でした。日本人のトップについていき、最後に抜いてゴールを通過しさえすればOKです。

レースは予想外の展開で進みます。
2年前のアジア競技大会ジャカルタで優勝した井上大仁が果敢にもハイペースで走る先頭グループについて行ったのです。
大迫は作戦通りトップグループ(というか井上に)について行ったのですが、さすがにハイペースしすぎおて24km付近で脱落。徐々に遅れていきます。
井上は好調でした。というか飛ばしすぎでした。
ペースメイカーがレースを離れた30km地点でも井上は第1グループ6位。
しかし、死んだふり(レース後、大迫本人は諦めかけたと語った)の大迫が復活。32kmで井上に追いつき、32.8kmでは第2グループのトップ5位に立ちます。
脇腹を押さえながら大迫は快走。2時間5分29秒の日本最高記録で日本人トップでゴールイン。大きくオリンピック代表に近づきました。

まあ、感動的な良いレースであったと思いますが、優勝はレゲセ。タイムは2時間4分15秒。2位アブディ、3位レマ。頑張ったものの大迫は4位。
大迫は結果は出すものの、これまで3位が最高。優勝がありません。その辺りが、早稲田の先輩の瀬古利彦とは違うところ。感動的なレースではありましたが、まだまだ世界は遠いことを再認識したレースでした。25位に敗れましたが、井上のようなレース運びをしないとオリンピックでは勝てないと思います。ある意味、井上が大迫の記録をサポートした面もあるわけで、最後はヨレヨレになった井上の勇気も称えたいと思います。

午後は、女子ゴツフのドキュメントをみたり、タラタラ過ごしました。

そんなスポーツ三昧でした。

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